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産婦人科や小児科の医師不足(本当はほとんど全科で不足!)への対策として重点配置、つまり主要な病院に医師を多く配置して救急、重症に対応しようとする動きが全国で強まろうとしている。確かにそうしなければ救えない患者がいる。だが、重点配置を進めれば何が起こるか?==========================話を分かりやすくするため小児科だけの話と仮定して進める。重点配置された病院はたとえば小児科医2名体制から6名体制になったとして、4名増員した人件費は稼げるのか?...これはフタを開けてみないと分からない。増員に見合うだけの患者が押し寄せるかもしれない。でも、重点化すれば当然、重症患者が押し寄せるので、軽い患者を診る余裕はかえってなくなるかもしれない。重症が増えれば入院期間が長くなる。すると平均在院日数が増えて看護基準を落として収益が下がる。さもなくば途中まで治療して、あとは重点化のため一層医師力の低下した病院へ強制的に送らねばならない。それで不安は無いか?==========================一方,重点配置の病院へ人手を取られた病院では小児科を廃止するか、軽い病気だけに対応することになる。診療科が減ることは、外来減少、病院の活力低下を招き、当直要員減少で他の先生の負担が一層増える。また、「あの病院、小児科なくなったんやて。」というウワサは確実にボディブローとなって評判にひびく(私もかつて自分が勤めていた病院の自分が働いていた病棟が、転勤後間もなく閉鎖されたという経験がある。久しぶりに訪問してかつて自分のいた病棟がひっそりと人の気配なくたたずんでいるのを見て、肩を落とすしかなかった。もうアカンと思った。そして予想通り廃院となった。)..診療科が2つも3つも減ればそれこそ病院の危機だ。病院は小さくなるほど厳しくなるのが医療界の常識だ。==========================診療科がひとつでもなくなることは地域住民にとっても大きな不安を招く。子供が熱出したら隣町まで行かなアカン、そう思うだけでも社会不安、生活不安は大きい。.....つまり、医者不足を放置し、あくまでも医者あまりと宣伝しつづけた結果、どんなにつくろってもつくろいきれない穴ができているのだ。明るい未来は根本から直さなきゃやってこない。社会の治療を急げ。

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コメント一覧

Dr.Takechan の意見はごもっともです。
日常診療していて救急指定を取って救急医療24時間30年以上
継続して参りましたが、この上記ご意見を打開して行く
社会的な医療の仕組みを打開して行くには
一人一人医師の専門セイを打破して医師ひとりひとりが ないかも小児科も見れると言うような総合性を見につける事
そして医療経済的には差額診療をすすめて 必要なお金は受益者が支払うと言うことで 経済的にも必要であれば差額診療で穴埋めして それが高い物であれば社会から淘汰されて行くと言うような社会保険制度一本でまかなうと言うような事をしないで
柔構造に切り替えて行くしか方法では如何でしょうか。
これを実行してだれが困ると言うのでしょうか。
written by Dr.Occhan / 2006.05.31 05:20
厚労省は実際に医療に携わっている医師がどれだけ居るのか?把握されているのでしょうか?医師免許の数だけで、人手が不足している、していないと数字だけで見ているのでは?と思えて仕方ないです。専門性もいいですが、ひとつに集中するようであれば、リスクの高い科は減って当然だと思います。
全体を把握する必要があるのでは?
written by チャヌ / 2006.05.31 23:12
コメントありがとうございました。今の状況では医学教育すら不完全で、たとえば私がいろんな科を診られる総合医になりたくても相当な生活のリスクを背負わない限りまともな教育を受けられるはずもありません。過去の遺産だけで勝負するのがいやでも学会へ参加するだけでも負担は大きいものがあります。(インターネットで知識はつくが生きた勉強はできないし)研修医たちもかわいそうです。十分指導できる体制のある病院などほとんどないと思われるからです。世間の人にまず実態を知っていただくことからコツコツはじめていくのがやっとです。間に合うか非常に心配ではありますが。
また、厚労省は、独自の資料に基づいて方針を決定しているのでしょうが、現実より資料を大切になさっているのでしょう。地域ごとの病床数規制にしても地域の実情より人口あたりの病床数を全国画一に決めているから矛盾が出るのではないかと思います。決めた張本人が実名で責任を取る、ということが公務員にはないから平気でおかしなことを進めるのではないかとも思います。ボクは自分の患者が死んだら、すべて自分の責任という覚悟で見送っていましたよ。それと、厚労省はどうも医師を支配下に置いておくという意識が強いのではないかと思います。よほど医師が気に入らないのかな?
written by Doctor Takechan / 2006.06.01 01:03
医師が集約され、欠員になった病院の診療科は閉鎖。集約された分、患者は拠点病院に行くしかない。近くなら良いですが・・・遠いとなると患者も大変ですが、搬送にも時間がかかると思います。不便な地域だと片道2時間は当たり前です。

これがKY省が出した最善の秘策?医師が増員したと報道されてましたが、試験に受かっただけでしょう?経験も知識も少ないのに、一人前だと頭数に入れられている?医師免だけで増員したと喜んでいるKY省・・・おめで鯛、頭ですねぇ。
鯛の骨にはもうひとつの小鯛の骨が~見つけると嬉しいです。a・・・さんの事は大丈夫??おせっかいですが。
written by チャヌ / 2008.03.31 22:52
チャヌさま、ありがとうございます。
これまた、古い記事を...。
でも、読んでみたら、結構当たってますね(えっへん...)
悪い予感は的中しやすい?
厚労省は...要するに予算あわせだけだってこと..ですね。

a・・・・さんですか? あの、改名した...?
 そ〜ですね、苦しんでるかも...
でも、周囲にしっかり支える人もいるようなので、私は大丈夫だと信じているんですが....。
written by Doctor Takechan / 2008.04.01 01:20

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