内科外来の患者さんには不眠を訴える人が結構多い。高齢者が多いとなおさらである。多くは一時的にでも薬の世話になることになる。不眠にもいろいろあるが、睡眠薬だけでなく、抗不安薬(安定剤)、抗うつ薬、抗ヒスタミン薬、鎮静薬(メジャートランキライザー)なども選択肢として治療を考える必要がある。==========患者さんからよく聞かれるのが「飲んだら習慣にならないか?」とか「一生飲まねばならないのでは?」とかいったこと。習慣になるかどうかは薬剤にもよる(特に抗不安薬)し、正解はのんでみなければわからない、ということかも。でも、まず大切なことは、不眠でストレスを溜めたり血圧が上がったりして生活に支障を来すより、薬の力を借りてでもまず気分良く元気に暮らせることを優先しなさい、ということであろう。それで元気が出れば生活に自信が戻り、一生飲まなくて済む可能性も高くなると思う。なお、男性に多いのは、アルコール飲んでも寝られないというタイプ。アルコールを睡眠薬代わりにすればどんどん増量しなければ聞かなくなり、かえって害になる。睡眠薬の方がまだ安全だと説明するのだけれど、睡眠以前にアルコールに惹かれているのか、改善が難しい例が多い。主治医になればじっくり付き合い、徐々に改善することを期待するばかりである。
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血液検査で異常が見つかった場合、薬を投与するかどうか迷うことがしばしばある。私の外来の場合、特に多いのはコレステロール高値。患者さんの反応で多いのは、「私、脂っこいものキライで油物は全然食べないんですよ。へんねえ。」とか、「こんなにやせていて食事も少ないのに高いんですか?」とか。いつも同じ解説をする。−−−−−コレステロールってのは食事で摂取するより自分の肝臓で合成する方が多いんですよ。あなたはきっと合成力が高いんですよ。つまり、そういう遺伝的体質なんですよ。−−−−−ま、患者さんの中には油を摂り過ぎている人も多いが,そうでない人は上の説明である程度納得してくれる。で、数値が300mg/dlとかかなり高い人にはすぐ薬を処方し、薬はずっと飲み続けるの?などと渋る人は、とりあえず食事+運動で数値が下がるか2〜3ヶ月後にみて、改めて服薬を勧めることにしている。============================私は個人的には動脈硬化の危険因子はなるべく早く治療を開始することを勧めている。「動脈硬化(つまり血管の老化)は生まれた時から始まる。」「ヒトは血管とともに老いる。」これらの言葉が重要であり、Total Risk Management が治療の基本だと信じるからである。===================では、食事+運動で改善を試みた人達はどうなるか?。私が脂質に注目して20年ほどたつが、その間、改善に成功したと言えるのは推定で5〜10%前後。惨澹たる結果である。私の説明が悪いのか、食欲という煩悩の強さか、はたまた遺伝的体質の強さなのか?。 そして飽食の時代がつづく日本の必然か?。 ここではコレステロールの話をしたが、中性脂肪、血圧、血糖、タバコ、アルコールetc. 生き抜くには克服困難な壁は幾重にもある。薬を不安視する向きもあるが,私は自分の責任で薬を勧めることが多い。自分の診ている患者さんには倒れてほしくないからだ。
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かつて自民党が変わらなければ自民党をぶっこわす!って言っていた人。ボクも少しは期待した。でも、郵政民営化に反対する奴ぶっこわす!って大ナタを振り回しているうちにいろんなものぶっこわしてしまったのでは?−−−−−−−−−−−−最近の新聞やテレビ見ていると溜息の出るニュースが多すぎる。子供はどんどん殺される。日本社会の安全神話はぶっこわされた。社会保険庁の醜態を見ていると国民年金はいよいよ危ない(会社もいろいろ、国民もいろいろ、で払わないでおくか?)。天下りも税金浪費もなくならないのに。われわれの住居の安全性,信頼性もぶっこわれた。国民の命を守る医療も部分的崩壊現象が全国に出てきた。研修医の労働条件だけが飛躍的に改善されたが指導医不足、指導医疲弊で教育が難しい。研修医は危険な橋は渡らなくなる。医者不足に拍車がかかる。教育も何やらきな臭い。日教組をぶっこわすつもりが、教育制度そのものが危なくなっているのでは?。日本と東アジアの関係もぶっこわされた。日本人の誇り?もぶっこわされた。早い話、愛国心さえぶっこわされたのでは?(ワールドカップが頼みの綱か?)。マスコミの嗅覚も(興味を引くことよりも、事件の本質を語ってほしい)。ホリエモンやらチルドレンの話題よりも大切なものはないんでしょうか。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−もう少し地に足を着けて仕事ができる世の中になりますように。医者が安心して医学の勉強をする世の中になりますように。
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昨年開業してから毎月順調に?患者さんは増えているが,まだまだ経費で飛んでゆく。生活は過去の資産をとりくずして出来ているが,女房への依存度はますます高くなっている。もう、こうなりゃ近所でも評判の愛妻家となるしか生き延びる道はない。苦労をかけてゴメンね。−−−−−−−−−−−−−でも、世間の噂では、随分ゆったり暮らしている開業医も多いとか。確かに、できることならカネの心配などせず、目の前の患者さんに集中し、休日はそれなりに有意義に暮らしたい。家族サービスもしたい。(勤務医時代は休日もよく病院へ出掛けたものだ。)−−−−−−−−−−−−−そういえば、サイドビジネスに手を出している医者もいるんだよな。何かできることあるかな?・・・・・。やっぱり私には向いていないかも。何も思い浮かばんもんな。第一、元手がない! 元手なくしてはサイドビジネスもあったものではない。それでもやっぱり魅力的だな。何とかしてカネのことを考えずに医療をしたいな。見込みのないことを願うのも「夢」の内か。===========================そう言えば、勤務医時代も経営改善の会議がやたら多かったな。良心的な医療は赤字になる可能性が高い。病院を魅力的にするにはまず人材と設備に金をかけなきゃ絶対無理。でも予算がつかなかった。公的病院の場合はどんなに内部で議論しても、予算を決めるのは本庁。私立病院はもっと現実的にどうやって患者からコストを取るかってことに熱心だった。なにしろ、欧米先進国の標準的病院と日本の一流の病院を比較すると,日本の職員数(医師も看護師もその他のパラメディカルも)は1/3くらい。それで良質の医療をするには超人的努力(余裕なく長時間働き続けること)が不可欠ということなんだ。開業医もやはり患者さんが集まらないと経営は厳しい。薄利多売で良心的?。うーん。むつかしい。夢よ来い。
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