呼吸器は専門外だが、一言だけアスベスト(石綿)について。----------------30年ほど前の自分の教科書とノート(講義録)を見た。アスベストを吸っていると石綿肺になって肺組織が破壊されていずれ呼吸困難に陥ること、発ガン性があることが書いてあった。TVで70年以上前に厚生省が調査して論文まで書いてあったという報道があったが,たとえそれが目立たないものであったとしても,30年前にはすでに医学部で学生に講義するほど常識的な話であったということを証言しておきたい。実際,門外漢の私でも「石綿は危険だ。」ということは、講義以来、現在に至るまで頭の隅っこにインプットされていた。昔は一般的に知られていなかった、などという言い訳を誰もしてはならぬ。それが言いたかった。-----------------------------でも、石綿がつい最近まで建材として使われていたのは不覚にも知らなかった。とっくに禁止されていると思っていた。もしかして我が家にも???。
固定リンク
|
コメント (0)
|
トラックバック (0)
この一週間ほど毎晩ブログの記事を書いている。それも深夜に。幸い診療に支障はないが、それでも疲労は蓄積。診療が終わって家へ帰るとぐったり。「もうやめたら?。それより家の中片付けてよね!」容赦ない妻の声。確かに我が家は、両親、われわれ夫婦、そしてわが子に至るまで収集癖が身についている(というより捨てられない、整理できない人達?)。多少捨てたところで、急速にゴミ屋敷化が進行する我が家の惨状は隠しようも無い。-----------------------------------------------------------------それでもボクは不安なのだ。新聞に医師のブログが紹介されてアクセスが10倍になったといって、果してこれから何ヶ月もハイアベレージのアクセスがあるだろうか?。医師のホンネを世間に伝えるなら今しかないのではないか??。とまあ、熱しやすく醒めやすく、みんな揃ってすぐ別の方向を向く国民性を心配する毎日なのだ。------------------------------------------------------------------TVのニュース見ても、もう医療制度改革(改悪!)関連法案などほとんど出てない。このまま、ひっそりと成立するのか??。誰だって病院、医院へ行かねばならない時があるんじゃないのか? 安心して入院出来る体制であってほしいんじゃないのか?(医者だってもっと安心して患者さんのための治療に専念したいぞ)。患者が障害を抱えたまま退院して来て在宅で看られますか?(介護力のある家族構成は今の時代、非常に少ない。)慢性期の患者を安心して任せられる病院がはたして存在してますか?---------------不安を書き立てて申し訳ないが、国民が現場の状況を知って改善の声を上げてくれないとどうにも改善は難しいのだ。(先日、よくTVに出てる仙石さんって代議士の発言がネットで紹介されていた。自分が胃ガンで、家族にも病人が出て、医療現場の大変さを非常によく理解されたようだった。でも、かなりまともな発言をされているこの先生ですら、「でも、それならなぜ医者はもっと声を大にして訴えて来なかったのか?」みたいなことを仰っていた。****それは違うでしょう。忙しくてヘトヘトで、社会的な発言をするより、まず自分の患者さんを守り医療過誤を起さないよう、余計なこと考えずに医療に専念するので精一杯だったんです。第一、医者の発言をまともにどこが取り上げてますか?、つい最近でも、フジTV系列でひどい医者叩き番組があった、って話題になってるんですよ。)---------------------------------------------------------------私の地元でも、かつて勤務医してた病院は警察にとられました。え?うそじゃないよ。病院は消滅して、もうすぐその跡地に立派な警察が建つらしいよ。10年以上前から、奥まったところにある警察署が、何とか本通りに出たいって、その病院の敷地をねらっているという噂は何度も出回ったんだよね。昔はまさか、と思ってた。でも、ボクがやめる頃はかなり経営が厳しくていずれ潰される、と覚悟はしていたし、実際昨年廃院になった。でも、ホントにそこに警察が新しいビルを建てる予定とは。とにかくショックであり、寂しい。ま、一般病棟で(療養型じゃなくて)平均在院日数35〜60日くらいだったしね。内科とリハビリだけの病院で、外来も少なくて,赤字は当然だったかも。でも、老人,脳卒中患者に優しい病院だったしリハビリは京都で最高だったし救急も受け入れたし、患者さんにとっても周囲の大きな救急病院にとっても非常に有難い病院だったはずだけど。廃院になっていまだに親切な医療機関を求めてさまよっている患者さんが多いよ。ボクのクリニックにも何人か来てますよ。遠いところからも。今の制度じゃあ病院に受け入れてもらえない人って結構多い。-------------------------開業して限界は感じる。病院だったらもっとしてあげられることがあるのにって。でも、慢性期の患者に優しい病院というのは、、、、なかなか無い。それが今の医療制度。もっと悪くなるなんて。悲惨だ。
固定リンク
|
コメント (2)
|
トラックバック (0)
あなたが診てもらっている医者がどうやらヤブだ、という噂がたったとします。で、実際に診察の時にいろいろ質問してみても、どうも納得出来る返答が無いとしたら。あなたは医者を替えますか? それとも、ずっと診てもらっているし,お父ちゃんも世話になったし、そのままついていきますか?
-------------------では、もうひとつ。もし、あなたが手術を進められて、その病院の評判がもうひとつだったら。別の病院にセカンドオピニオンを求めますか? それとも運を天に任せてその病院へ行きますか?-------------------------では、翻って、わが国の国民の命を守る制度を作っている厚生労働省や政治家は? あなたにとってヤブですか? 評判はどうだと思いますか? あなたは医者の場合と同じように替えるかどうか考えますか?-----------------------------------------------------------------ちなみに、私は支持政党はありません。ですが、政権交代は絶対必要と昔から信じています。権力は同じ者が持ち続ければ必ず腐敗し、不正が起こります。(病院だって会社だって同じじゃない?)そして、利益は特定の集団に流れるようになり、集票組織が育ち、中身ではなく策略で票を稼ぐようになります。これが人間の性(さが)というものでしょうか。
固定リンク
|
コメント (3)
|
トラックバック (0)