脳卒中を専門にしていた私にとって、診療の中心は中高齢者の脳卒中予防です。これは、動脈硬化の進展予防、血栓症の予防、血管の老化の予防、血管病の予防といったこととほとんど同義と考えて頂いてよいでしょう。
要は、1)動脈硬化(血管の老化)を起す原因を減らすこと(高血圧、高脂血症、糖尿病などの予防、喫煙,飲酒の制限など)、そして2)血栓の出来やすい状態を改善する(抗血小板薬などで血を固まりにくくサラサラにする、血栓の出来やすい不整脈-心房細動など-の治療をする)の2点が重要であり,これを実践することを私は人生のリスクマネジメントと考えています。
患者さんに対しては,まず、飲酒喫煙を極力控えること、そして高血圧や高脂血症、糖尿病などの治療を積極的に行うことを勧めています。生活習慣病という言葉がありますが,生活習慣だけでなく遺伝的体質がかなり関係しているため,生活習慣だけでは治せないことが多いということを知ってほしいと思います。薬に対する不安を持つ人も多いですが,薬を飲まずに放置する危険をよく理解してほしいものです。そして、検査で正常と言われても十分安全な値か、多少危険のある境界領域かに注意する必要があります。
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高血圧の治療を受けていたのですが、平成7年の脳事故のとき、薬が28日×3回分たまっていました…仰天!。
何日もICU入りでしたが、回復して普通の生活を送っています。
医療の素晴らしさに感謝です。
一言、患者が服薬をきちんとしていない例を沢山知っています。
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