Doctor Takechan
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2008/12 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新着コメント

新着トラックバック

< 前のページ






ブログ978htm

国立がんセンターも破壊される...



ロハス・メディカルブログに恐ろしい記事が掲載されていた...

ホンマなら、女性自身を買いにいかねば....。





薬物漬けのヒモを想起

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 20081204 15:31

精神的にグロッキーでブログを更新する余裕がない。

しかし今日は書かねば、と思った。



取材から社に戻ってきてみたら週刊『女性自身』が届いていた。

大野病院事件の時、一度だけO記者の取材に応じて以来

O記者は、自分の関わったものの載っている号は律儀に送ってきてくれる。

感謝しながらパラパラとめくってみて、2カ所に目が釘付けになった。

これから書くことが気になった方は、ぜひ現物をご覧になっていただきたい。



1)p194?195。こんな驚くべき記事が載っている。すごいスクープ!

・国立がんセンターに500〜600億円の借金がある。

この借金をつくったのは厚生労働省である。

・同センターは平成22年に独立行政法人化される

●借金の元利払いは同センターが自分でしなければいけなくなる。

が、年間診療報酬額が200億円ほどしかないのに借金の利払いだけで年20億円以上。

補助金なしでは絶対にやっていけない病院になる。

補助金をもらうには、その省の天下りを受け入れるというのが不文律。

国立大学が行政法人化された際には、文科官僚の天下りポストが多数できた。

そういや、山形大学の学長は文部官僚の天下りだったっけ...



これって

ヤクザな情夫が女性を薬物漬けで離れられなくして貢がせるのに似てません?

国民の大事な大事な、がんセンターや国立大学になんてことをするんだ、と。



2)グラビアページ

・厚生労働省による産科無過失補償制度の広告

厚労省の天下り団体と保険会社がお儲け。余剰金は返してくれない...。まさに、官僚と企業のぼったくり...



既成事実だけが積み上がっていくなあ、と。

ほんま、えげつない官僚はんやこと...



あ、ところで



キャリアブレインで見かけた記事ですが....




救急病院が大幅減収、医療崩壊に拍車

 今年4月の診療報酬改定で、「入院時医学管理加算」の要件が厳しくなったため、地域の救急医療を担ってきた医療機関の多くが同加算を算定できなくなっている。同加算の算定を継続できない場合、中核病院(300床規模)では、減収額が年間3000万〜3500万円に上るとみられている。(以下、略)



のだそうです...。

これで、救急医療をどうやって良くすればいいんでしょうか?

もしかして、『ネットワークの強化』、とか、『ITの活用』とか...?

アホとしか言いようがない...。



固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)






ブログ977htm

混乱続く政府。医療はますます...



 当分は、国民もウンザリの政治ニュースが続きそうだ。どのニュースを見ても、将来不安が減りそうな話はない....。例のあそう君はというと、相変わらず、安全運転...? いや、ハンドルは握っているが、実は、教習所の車だったみたいで,,、助手席で勝手にブレーキ踏むは、後部座席に陣取った古手の教官たちがハンドルに手を伸ばしてあやつってる、ってことだね..。別名、二人羽織総理...。



 わたしゃ、最初はあそうの単独酒気帯び運転か、と思ったけど、実は、横や後ろの教官も酒気帯びかMCIみたいだから、話はますますややこしや。



一般財源化「だから、途中経過です」 4日の首相



    Asahi.Com 2008年12月4日19時26分



 【道路特定財源の一般財源化】

 ——今まで谷垣氏(自民党道路特定財源の一般財源化に関するプロジェクトチーム座長)と自公の政調会長とお話をされていたようだったが、どのような内容だったのか。

 「えっーと、例の道路特定財源関連の1兆円の話について、与党プロジェクトチームの途中経過を聞いた、というところです」

 ——途中経過ですか。自由に使えるお金だとか、いろいろ話があったと思うが、いま現在どういう状況でしょうか。

 「だから、途中経過です」

 ——途中経過。

 「決まんのは月曜日でしょ。来年、来週の与党政調が最終的に決まんのは月曜日だと思います」

 ——それまでは、こちらで話すことは出来ないと。

 「はい」

 【予算編成】

 ——自民党の園田政調会長代理がですね。

 「園田、はい」

 ——来年度予算編成に関して、形骸(けいがい)化した復活折衝を止めるようにと、総理が指示をしたという風に述べているんですが、この発言の真意について教えて下さい。

 「予算の復活折衝っていうのは、わりと、世の中じゃ、大蔵原案がでて、政府原案ができるまで、復活折衝って、いろいろやってますけれども、あの復活折衝を合理化したらどうですか、って話で指示しました」

 ——合理化というのは、あいまいにやっていたことをなくして、ということか。

 「あなたの言う『あいまい』っていう定義が分かんないから、うかつに答えられないんですが」

 ——失礼しました。

 「何回も、交渉をしてた、してたような、ありますけれども、もう少し合理化されたら、どうですか」

 ——合理化について、もう少し詳しく、総理のお考えを。

 「明快にしたらどうですか。分かりやすくしたらどうですか。そのうち段取りきたら分かりますから。12月末になったら分かります」



 【基礎年金の国庫負担】

 ——基礎年金の国庫負担2分の1への引き上げについてですね、今日、舛添厚労相が「4月から2分の1に引き上げて欲しい」と財務大臣に申し入れをしました。総理も以前、同じお考えだったと思います。財源含めて、どうお考えでしょうか。

 「話の内容の、ちょっと、経過を、その報告を聞いてないんで、何とも答えようがありませんけれども、2分の1にしなくちゃいかん、というのは、前から決まっている話ですんで、それをどういった財源を充ててやるか。これ目下検討中なんだと思いますけれども」

 ——4月から引き上げるというお考えは変わらないでしょうか。

 「年度、年度中だ。年度中に対応できればいいわけですから、これは。そうだと思ってますよ」

 ——必ずしも4月からのスタートというのは。

 「別に、財源、財源との関係もありますから、約束としては来年度から、始まるということになっていたと思いますけどね、あの話は」

 ——総理、総理。

(首相、立ち去る)

いっそひとこともしゃべらず立ち去ったらどう? どうせ、何も自分じゃ決められないんだから...



社会保障費の抑制巡り応酬 厚労相と財務相



  NIKKEI.NET 12.4

 来年度予算編成に向けた閣僚協議が4日、始まった。まず、中川昭一財務相は懸案が山積している社会保障予算を巡り、舛添要一厚生労働相と会談。厚労相は基礎年金の国庫負担割合の2分の1への引き上げについて「来年4月からやる必要がある」と強く求めた。財務相は「検討する」と応じたが、「安定財源の確保への道筋がなければ、つなぎ財源の検討も難しい」と指摘。具体的な財源は見えないままだ。

 基礎年金の国庫負担の引き上げに要る財源は2兆3000億円。将来の税制改革による安定財源の確保を担保に、特別会計の「埋蔵金」など当座の財源をひねり出すことが課題となっている。

 厚労相は社会保障費の自然増を2200億円削減する方針を巡っても要求を連発。たばこ税増税による削減幅圧縮を求めたほか、雇用保険への国庫負担の削減にも改めて反対した。財務相は「財政事情は厳しい。調整をお願いしたい」と述べるにとどめた。(04日 23:46)

やっぱ、社会保障より道路、ですか...





自民 予算編成方針に賛否両論



   12月4日 16時22分 NHKニュース

 政府が、来年度の予算編成にあたって、財政再建の方針を事実上棚上げする内容の基本方針を決めたことについて、自民党の各派閥の会合では、支持する意見と批判的な意見の双方が出されました。

 このうち、

●谷垣元国土交通大臣は、古賀派の会合で「今は、日本経済をどうしっかりしたものにすべきかという点に絞って議論を集中する一方で、抑制すべきものは抑制するメリハリも大事だ」と述べ、政府の基本方針を支持しました。

●中馬元行政改革担当大臣は、麻生派の会合で「必要があれば、緊急に総理大臣枠としてでも大きな景気対策を打っていくのが本来の姿だ」と述べました。

●高村前外務大臣は「世界同時不況の今、雇用をはじめ、国民生活を守るために財政出動が必要だ。概算要求基準とは別枠で財政出動を検討するという麻生総理大臣の方針を大いに評価する」と述べました。

●一方、中川元幹事長は、町村派の会合で「歳出削減方針を盛り込んだ骨太の方針の中にも経済情勢がたいへんなときには柔軟に対応すると書いてあり、その枠内で対応するのは当然だ。ただ、その場合は、行政のむだを徹底してなくすなどの制度改革をいっそう進めることとセットでなければ、国民の理解は得られない」と指摘しました。

●伊吹前財務大臣は「最近の『概算要求基準を撤廃しろ』というゴタゴタは目に余るのではないか。選挙に負けるとか、選挙を戦えないといった理由で、景気対策のためなら何をしてもいいというのは、政治家としての責任を果たしていない」と述べました。

●また、山崎前副総裁は、今回の基本方針の決定にいたる自民党内の議論の経過について、「財政規律も重要だが、党内規律もまことに重要だ。今、司令塔なき党運営が行われていると感じる」と述べました。

すごい!、教官がいっぱい! あそうさん、酒気帯びで捕まるのも時間の問題か



   ================



ところで



政府が右往左往している間、医師会の方では

●レセプト・オンライン化をやめろ!

●後期高齢者医療制度を見直せ!

など、しきりに厚労省に意見しているそうですが、厚労省の官僚は、聞く耳持たんそうです。なにせ、どっちも、天下り先確保(利権確保)と密接に関連してますからな...。

 せっかくこっそり獲得したご利益をとられちゃ困るんでしょ?



 永田町も霞ヶ関も、責任の『たらい回し』にだけはご熱心なようで、何もしないもんだから、全国の臨床研修施設(1000ほどあります)のうち、1割以上の123施設で、『2年連続で研修医が1人も集まらない』のだそうです。今の規則では、『2年連続...』となると、臨床研修施設の指定を取り消され、今後、研修医なしで運営しなきゃならんそうですが...。いよいよ、研修すら出来る場所が減って、指導する医者も逃げていき、きちんと教育を受けた医師も減るのでしょう..。もちろん、地方からどんどん病院が消えていきます。

 早く解散総選挙をしないと、政治空白どころか、医療空白地帯が全国に広がるということ。冗談では済まされません。元に戻すのにいったいどれだけ長い時間と資金が必要か、国民ももっともっと声を大にして訴えてくれないと。



ところで



年金だけど...



年金記録 54万件超が未訂正







     NHKニュース 12月4日 4時50分

 公的年金の加入記録をめぐる問題で、「ねんきん特別便」を受け取った人から記録に誤りがあるとして訂正を求める申し出が集中し、事務処理が追いつかずに訂正されないままとなっている記録が、54万件を超えていることがわかりました。

 公的年金の加入記録をめぐる問題で、社会保険庁は、誰のものかわからない記録の照合作業を進めるため、すべての受給者と加入者に「ねんきん特別便」を送っており、記録に誤りがあった場合には、社会保険事務所の窓口で訂正を求めることになります。「特別便」が届き始めて以降、社会保険事務所には「記録に誤りがある」として訂正を求める申し出が集中し、事務処理が追いつかない状況で、訂正されないままとなっている記録が、ことし8月末の時点でおよそ54万4000件に上っているということです。社会保険庁では、訂正の申し出から実際の記録に戻るまでには半年程度かかるとしていますが、今後は事務処理を行っている社会保険業務センターの職員の数を増やすなどして作業を急ぐことにしています。



お〜〜い!



安倍どこいった!?  でてこい!

選挙公約はどうなった?

1年で調べるっちゅうたん誰や!

辞めたから知らん、で済ませるな!



政権与党の公約は、重いのよ。政権とらなきゃ実現できない野党と違ってね。



固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)






ブログ976htm

政治がオモロイことに?



政治がオモロイことになったらオモロいな〜〜、と思っただけだけど...

ま、オモロ〜なニュースをならべただけですが...





自民・渡辺元行改相、離党や新党結成に含み



 自民党の渡辺喜美・元行政改革相は2日、テレビ朝日の番組で、麻生首相の政権運営に批判的な発言を繰り返していることについて、「
自民党から『出て行け』とか、ずいぶん言われ始めたので、もっと言われるとそうなってしまう可能性がないわけではない」と述べ、将来的な自民党離党や新党結成に含みを残した。



 自らに同調する人数については、「そう簡単に20人、30人もカジを切れるという状況にはない。今は地道に仲間を増やしていくしかない」と述べた。

 これに対し、同党の大島理森国会対策委員長は2日夕、「政治家としての器が小さい。誰も信用しなくなる。テレビに出て自分の組織の批判をすれば、国民は面白いかもしれないが、面白いだけの政治家になってはいけない」と渡辺氏を批判した。

(2008年12月2日18時39分  読売新聞)





小沢代表の「選挙管理内閣」発言、与野党に波紋



 民主党の小沢代表が麻生首相の退陣を前提に、全党参加の選挙管理内閣の実現に言及したことが2日、与野党に波紋を広げた。



 自民党からは、批判や反発が相次いだ。小沢氏が昨年11月、当時の福田首相に対し、「大連立構想」を持ち掛け、党内の反対で頓挫した経緯があるからだ。

 麻生首相は2日昼、首相官邸で記者団に「選挙管理? 意図が分からないから答えようがない」と述べた。

 細田幹事長は記者会見で「昨年、それ(大連立)を実行していれば、いろんな事があったかもしれないが、『またか』という感じだ」と指摘。笹川総務会長も「選挙の前に連立と言うことは、国民の権利を侵害することになる」と批判した。

 民主党からは、戸惑いの声が上がった。

 平田健二参院幹事長は記者会見で「真意は分からない」と述べた。中堅衆院議員は「大連立という言葉を使うと、党内では『まだ色気があるんだ』と思われる。昨年の騒動の反省がない」と小沢氏を批判した。

 今回の発言について、小沢氏に近い党幹部は「本来なら野党に政権を渡すのが筋だが、与党はそうしないだろう。とはいえ、首相だけ代えた政権は国民の支持を得られない。それなら、与野党が参加した選挙管理内閣を作り、衆院解散・総選挙を行えばいい、という意味だ」と解説する。

 ただ、小沢氏は選挙管理内閣の具体像を語っておらず、党内からは「
自民党内の反麻生勢力を巻き込んだ野党主導の選挙管理内閣を作ることを持ち掛け、自民党を揺さぶるつもりなのではないか」との見方も出ている。

(2008年12月2日20時44分  読売新聞)







民主が1月18日に党大会、自民と同日に設定



 民主党は2日、小沢代表や鳩山幹事長ら幹部が党本部で協議し、定期党大会を来年1月18日に東京都内で開くことを決めた。近く常任幹事会で正式決定する。



 自民党も同じ日に定期党大会を都内のホテルで開くことをすでに決めている。

 自民党大会と同日開催とする理由について、民主党幹部は2日、「自民党と同じ日程なら、衆院選の投開票日と重なる恐れがないからだ」と説明したが、自民党関係者からは「衆院解散・総選挙を控え、自民、民主どちらの党大会に出席するか、財界関係者や官僚に踏み絵を踏ませるのが狙いではないか」との見方も出ている。

(2008年12月2日19時47分  読売新聞)



【FNN合同世論調査】内閣支持率急落、27・5% 「首相にふさわしい」も小沢氏に軍配



     2008.12.1 12:01 MSN産経ニュース

 麻生太郎内閣の支持率が、9月末の政権発足当初の44・6%から約17ポイント以上も下落し、27・5%と3割を割り込んだことが1日、産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で分かった。不支持も58・3%と6割に迫って「支持」「不支持」が逆転し、麻生首相に対する厳しい世論が感じられる結果となった。



 麻生首相と民主党の小沢一郎代表のどちらが首相にふさわしいかを聞いたところ、これまでの調査では首相に圧倒されていた
小沢氏(32・5%)が逆転し、首相(31・5%)を1ポイント差ながら上回った。

 麻生政権の評価を項目別に聞いたところ、
「指導力」を評価しないのは71・9%「首相の言動」も78・4%が評価しなかった。首相が政権の看板として掲げる「景気対策」(16・2%)や「外交政策」(28・3%)でも、評価するとの答えは低かった。

 定額給付金を景気対策として適切だと思うはわずか18・3%、適切だと思わないが76・9%を占めた。



 首相と小沢氏の2人を比較した質問では、これまでは麻生人気が強かったが、今回は多くの項目で小沢氏に軍配が上がった。

 「主張に
説得力がある」のは麻生首相が27・9%だったのに対し小沢氏は51・5%。「政策がよい」でも、首相の28・3%に対して、小沢氏は36・4%と上回った。

 日本の首相にふさわしい人物を与野党11人の政治家の中から尋ねた設問では、麻生首相との答えは8・8%にとどまり、11・4%を獲得した小沢氏が、小泉純一郎元首相(11・5%)に次いで2番目なった。

 調査は11月28日の党首討論の直後の29、30の両日に実施。全国の成年男女1000人から回答を得た。



【FNN合同世論調査】頼みの「党首力」でも小沢氏逆転



     2008.12.1 21:31 MSN産経ニュース

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で、麻生太郎首相と民主党の小沢一郎代表の「党首力」で、どちらが首相にふさわしいか聞いたところ、麻生首相の31・5%に対し小沢氏が32・5%と、わずかな差とはいえ麻生首相を上回った。麻生政権発足直後の今年9月の調査では、麻生首相と小沢氏はそれぞれ、51・3%、26・9%とダブルスコアだっただけに、麻生首相の“急落ぶり”が浮き立っている。

 両者の「討論の力量」を聞いた設問でも、小沢氏(53・7%)が麻生首相(26・7%)のほぼ倍近い評価を得た。「主張の説得力」でも小沢氏(51・5%)が麻生首相(27・9%)を引き離した。11月28日に行われた党首討論で、景気対策の重要性を唱えながら補正予算案の提出を先送りした麻生首相に対し、その矛盾を徹底追及した小沢氏の政治姿勢が、調査結果に反映したとみられる。

 ただ、「選挙の顔」としてどちらが魅力的かを聞いたところ、麻生首相が42・1%と小沢氏の30・0%を上回ったほか、信頼感でも麻生首相の31・4%に対し、小沢氏は29・7%と及ばなかった。(
やっぱり産経さん、世論誘導をしているのでは? 麻生の信頼感が31.4%なんて、自民党支持者でも絶対出ない数字だよ! いったいどんな質問をしてどんな集計をしてるのか、実にあやしい...。

 定額給付金などで麻生首相の政権運営が迷走したことや、放言、失言が相次いだことで、麻生首相の「党首力」に疑問符が付いた調査に、自民党内からは「最後の砦が崩れたのではないか」(幹部)との声が出ている。



麻生内閣支持率27.5% 麻生首相「国民の批判は謙虚に受け止める」



 麻生内閣の支持率が急落し、27.5%と「危険水域」とされる3割を割り込んだことがFNNの世論調査で明らかになった。「首相にふさわしい人」でも、麻生首相は民主党の小沢代表を下回る結果となった。

 就任後初の党首討論を受け、11月30日までの2日間行った全国の有権者1,000人を対象にした世論調査によると、「首相にふさわしい」で小沢代表が32.5%と、前回ほぼダブルスコアをつけられた麻生首相を逆転した。

 さらに今回は、「党首討論に強い」、「主張に説得力がある」で、逆に小沢代表が麻生首相にほぼダブルスコアをつけた。

 民主党の小沢代表は「そういう国民の皆さんが、期待していただけるちゅうことは、大変ありがたいことで、感謝しております」と述べた。

 小沢代表は、来るべき総選挙に向け、1日も選挙事務所の抜き打ち検査を行った。一方、「信頼できる」、「選挙の顔として魅力的」でリードした麻生首相は、東京・渋谷の大手雑貨店を視察した。(
いったい何を比較してるのか? 無意味な報道では?

 相次いだ麻生首相の失言問題では、「首相の言動」を「評価しない」人は8割に迫った。また、看板の「景気対策」も、「評価しない」が7割を超えた。

 麻生首相は10月30日、「国民の経済対策。ポイントはスピード、『迅速に』という意味です」と述べていた。

 2009年に先送りとなった「第2次補正予算案は年内に提出すべきだ」と思う人、「定額給付金」については、「ばらまき政策で好ましくない」と思う人が8割に迫った。

その一方、「給付が決まれば受け取ろう」と思う人が、9割に迫った。

受け取っちゃいかんのかよ〜.. いったい何が言いたいの?

 街の人からは「65(歳)なんで、2万円もらえれば、それはありがたいですけど。今、そんなことやってる場合じゃないんじゃないかなと」、「小沢さんと麻生さん、両方とも似たり寄ったりだからね。政権は変えるべきだと思いますよ」といった声が聞かれた。

 民主党の山岡国対委員長は「麻生神話というのがですね、完全に崩れたのかなと。危険水域と」と話した。

 「危険水域」の3割を割り込んだのは、「内閣支持率」。

 麻生首相を「支持する」人は27.5%と、発足時より17.1ポイントの大幅減となり、「支持しない」の58.3%の半分以下となった。これは、9月に辞任した福田前首相の辞任1カ月前の支持率29.3%を下回る。

 自民党の渡辺喜美元担当相は「総理の求心力が、急速に失われてるってことの証でしょうね」と話した。

 自民党の山本一太議員は「非常に深刻に受け止める必要があると思います。3割を切ってくると、党内にいろんな動きが出てくると思います」と話した。

 「危険水域」を脱することはできるのか。

 麻生首相は「それは国民の批判というのは、謙虚に受け止めなければいかんものだと思っています」と述べた。

(12/02 00:09)FNNニュース



歳出削減3年間停止  自民、政府に要求へ



 自民党は2日、景気回復を優先することを目的に、公共事業費や社会保障費の大幅カットなど政府の「骨太の方針2006」で定めた歳出削減方針を、09年度予算から3年間に限って停止するよう政府に要求することを決めた。基礎的財政収支(プライマリーバランス)の11年度黒字化、公共事業関係費の前年度比3%減、社会保障費の自然増の毎年2200億円抑制方針などが見直しの対象。近く細田博之幹事長ら党4役が麻生太郎首相に申し入れる。

 笹川尭総務会長が2日の総務会後の記者会見で明らかにした。総務会では笹川氏が「景気回復以外に国民が幸せになる方法はない」と切り出し、細田氏が「骨太の方針や財政健全路線を3年程度停止してでも景気刺激策にかじを切らなければならない」と強調した。これに同調する意見が相次ぎ総務会決定とした。ただ党内の「財政再建派」の反発も予想される。

 同日の役員連絡会でも、細田氏が基礎的財政収支を11年度までに黒字化する政府方針に関し「例外的対策をとらなければならない」と指摘。保利耕輔政調会長も賛同した。

2008/12/02 14:17   【共同通信】

いったい誰が政治をリードしているのか、全く見えませんね...



首相、歳出抑制の維持表明  重点枠や補正で対応



 麻生太郎首相は2日、自民党の保利耕輔政調会長と官邸で会い、2009年度予算編成について、公共事業関係費の前年度比3%減や、社会保障費の自然増を2200億円抑制する政府方針を維持する考えを表明した。



  (
最悪です....また、病院は潰れ、道路は作られる...

 与党幹部によると、景気対策には3300億円の重点枠や08年度の補正予算で対応する方向だ。

 自民党は2日午前の総務会で、公共事業費や社会保障費の歳出削減方針について、2009年度予算から3年間凍結するよう政府に要求する方針をいったん決めた。しかし自民党の笹川尭総務会長は同日夕、首相との会談後、記者団に「
総務会は決定機関ではない」と前言を翻した。党則では「審議決定する」と定められている。(どういうことやら...?

 関係者によると、保利氏とともに首相に会った園田博之政調会長代理が財政規律を維持すべきだと進言、首相も了承したという。

2008/12/02 19:24   【共同通信】



「あんた、ひっかけようと思ってるわけ?」 2日の首相



     2008年12月2日19時15分 Asahi.com(首相ぶら下がり)



 【シーリング】

 ——自民党の総務会は「社会保障費2200億円の抑制」と「公共事業費の3%削減」を3年間凍結させるべきということで一致した。小泉、安倍、福田内閣の閣議了解を破棄することになると思うが、総理はどう考えるか?

 「ああ、シーリングは維持しますよ」

 ——総理は、この破棄されても………

 「それだけだと答えに困る? シーリングは維持します。ただし、いまの、現下の経済情勢っていうのは、非常に急転直下みたいなところがありますんで、それに対して、どのような形がもっとも機動的に対応できるかと言うことに関しては、どういう方法があるか、党としても検討するように政調会長には、そういう話をしました」

 ——夏の概算要求の段階では3300億円の重点化枠というのがあったと思うんですが、それを増やすとか、他の手当を考えるということですか。

 「あのー、そういう細かいところまで、今は全部考えているわけじゃありませんが、あれができたときの7月と、いまの9月、10月以降、全く状況が違いますから」

 【道路特定財源の一般財源化】

 ——さきほど与党道路PTの谷垣座長が官邸にいらっしゃって「だいたい我々、PTの方向と言いますか、そういうのを総理は了解して頂いた」とおっしゃっていましたが、これは総理は既存の7000億円の交付金を止めて、公共事業に使途を限定した新しい交付金を了承したということでよろしんでしょうか?

 「あのー、いま、まだ、そこのところは、最後の詰めができていないと思いますね。途中経過を聞いたというだけで、途中経過をすべて答えるというわけにはいかない。はっきりしてるんじゃないですか? そんな深刻になるような話じゃない。はっはっ(笑)」

 ——総理がかねておっしゃっていた自由に使えるお金とは………

 「それは全然別の話です」

 ——別というのは地方交付税を念頭に置いていると。

 「基本的には……。何回も言わせないで、お願いだから。何か、あんた、ひっかけようと思って聞いてるわけ? あのね、もう1回言いますから、これ、最後にしようね。ずーっと同じ質問してるんだから。ぼくは、ずーっと、同じことしか言ってない。地方に使いやすいカネというものを1兆円というものを申し上げているんであって、いろいろ、みなさんが、例えば、公共工事って言ったって、地元、しさん、負担分のお金を払うことがありませんから、ね? だから、(記者に向かい)蔵前さんって言ったっけ? あの、蔵本さんだったっけ? あの、ところでも、そういうような問題あるはずだから、そういったときに、公共工事は、とても負担ができないからできません、というところってのは、地方を歩いてみたら、分かりますよ、ね? 東京ばっかりいないで、地方を歩くと分かるから、その、歩いてみれば、そのお金が出てくるから、だから、そういう風に自由にできるようお金をしてくださいと。だから、地方には、なるべく自由に使えるお金、というお話をしているんであって、それが、あれとは違いますか、と言ったって、僕の言っていることは、ずーーっと、同じことしか言っていません」

ずーっと意味不明なことをおっしゃっている..? それも、珍しく額に大汗かいてね? かなり焦ってるみたいね。作り笑顔でしゃべってたけど...)

 【米新政権】

 ——総理、総理。

 「もう、いい加減にしろ」

 ——オバマ新大統領がヒラリー・クリントン氏を……

 「オバマ、アメリカ大統領、大統領、次期大統領って言わないと、間違えるよ」

 ——ヒラリー・クリントン氏を国務長官に起用するなどの外交防衛の新たなメンバーを発表しましたけれども、顔ぶれを……

 「防衛は、防衛は誰? ロバート・ゲイツだな」

 ——ゲイツ

 「うん、うん」

 ——顔ぶれを見まして、総理としまして、日米関係、あるいは対米外交について、どのような影響があるとみるか。

 「ヒラリー・クリントンっていう人は、今年に入って、日米同盟はアメリカのアジア戦、アジア戦略における基礎という発言をしていたと、記憶しますね。これは、確か、そういうのを言っておられたと記憶しますんで、そういった意味では、日米関係というものを考えた場合に、そこが一番基本ですから、日米関係を、今後とも協力関係をさらに、絆? というものを、深くしていきたいと思っておりますんで、そういった意味では、基本認識としては正しい方がなられたと思って歓迎しております」

 ——総理。(首相立ち去る)



わたしゃ、あんたが総理の椅子からさっさと立ち去るのが最高の経済対策だと思うけど



固定リンク | コメント (2) | トラックバック (1)






ブログ975htm

やっぱり破たん、PFI..



だから言わんこっちゃないのよね..。

参入企業が儲けるだけで、市民は税金で穴埋めするだけ..。

PFIが
妙案だなんて、思う方がおかしいのでは? 妙な案に過ぎないでしょ?

     (><)(><)(><)(><)(><)(><)



民間資本活用の病院、市営転換へ  全国初、滋賀・近江八幡市

 滋賀県近江八幡市の冨士谷英正市長は1日、民間資本を活用して建設、運営するPFI方式を導入した市立総合医療センターについて、PFI契約を解除し、市が一括で買い取る方向で、運営主体の特定目的会社(SPC)「PFI近江八幡」と合意したと明らかにした。病院の経営難や重い金利負担が理由で、市の直営に転換する方針。

 内閣府によると、PFIを導入したり予定したりしている公立病院は全国で12施設あるが、解除は初。自治体の財政負担を減らす妙案とされるPFIが失敗した形で、ほかの病院にも影響を与えそうだ。

 冨士谷市長は1日の市議会で「今の病院の収支状況を続けると経営破たんに向かう」と述べた。

 医療センターは、病院としては全国に先駆けてPFI方式を導入、2006年10月に開院した。ゼネコン大手の大林組を代表とするSPCが約145億円で建設、運営。医療センターが建設費を分割払いし、30年後に所有権を市に移す契約だった。


2008/12/01 13:19   【共同通信】

     ===============

 まあ、近江八幡の場合は、早く気付いて決断してよかったかも..。もし、遅くなればそれだけ余分にカネかかるからね..。



<参考記事>

やっぱりPFI方式の病院が経営難

都立病院、無惨・・・

オリックスの病院経営手腕?

こんなに多い!、PFI

三年目の赤字(高知編)

高知新聞を読め!

コンサルティング会社が見る医療産業



固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)






ブログ974htm

日本三大トンデモ判決?



日本の医療者を恐怖と混乱の渦に巻き込み、医療崩壊を推進した迷判決も数々あれど、ネットで語られるトンデモ判決の最高峰は次の三つあたりかもしれない...。



●加古川心筋梗塞訴訟

●奈良心タンポナーデ訴訟

●亀田テオフィリン訴訟



加古川心筋梗塞訴訟 については

Dr.I先生の『加古川心筋梗塞事件、判決文

 や

yosyan先生の『加古川心筋梗塞訴訟・法廷の実相』などに詳しく書かれています。

私も遅ればせながら『大野だけじゃない。加古川を忘れるな!』を書きました。



奈良心タンポナーデ訴訟については

yosyan先生の『救急の黄昏』や

Dr.I先生の『救急医療も崩壊1』に詳しく書かれています。



そして、亀田テオフィリン訴訟については、

yosyan先生の『千葉亀田事件控訴審判決文』や

春野ことり先生の『救急医療も崩壊1』に詳しく書かれています。

しかし、何と言っても興味深いのはロハスメディカルブログに掲載された、この訴訟事例についてのオープンカンファレンス傍聴記『亀田訴訟、国民は怒るべきだ』ではないでしょうか? 改めて読んでみて、なるほど、原因の究明とはかくあるべき、と感じました。(これだけ専門家が集まってもなお、わからないところがあるのが現実の医療なのだということも実感致します。)

このような、詳細な検討会によって初めて難しい事例の真実が少しずつ明らかになるのでしょう。ただ、はっきり申し上げたいのは、仮に、このカンファレンスに警察、検察、弁護士が何人集まろうと、遺族がどれだけ集まろうと、真実に近づく議論は全く深まらない、ということです。医学の様々な分野の専門家が現場にいた医師と十分な討論をして、初めて真実に近づくという事実です。

この事実にほおかむりをして、死因究明委員会(事故調)の議論をすることは医療の圧殺に他ならないということです。

裁判は、有罪か無罪を医学的真実とは別に、医学を知らないものが類推によって定めるだけのものである、と言えましょう。もし、医療事故などの被害に遭われた患者さんやご家族、ご遺族が、真実を求めることを目的に裁判を行うとしたら、それは全く筋違いの話だと言わねばなりません。医師を有罪に祭り上げたら救われる、というのは、真実とは何の関係もない情緒的な話であることは明白です。

むしろ、こういう判例を積み重ねることにより、いかに多くの国民が甚大な被害を受けるに至ったかを真剣に考えなければなりません。



この話の延長線上に、先日ご紹介した

厚労省の検討会で医師のホンネ炸裂!

  や

山形の嘉山先生、日医木下をぶっ飛ばした!

などの激論・正論・オブジェクション! があるのだと理解したいと思っております。まあ、これらのトンデモ判決を出した裁判官のおかげで、医師が真実に目覚めたのかもしれませんがw..

今後も、現場の先生方のますます熱い発言が出ることを心より願っておりますが、相変わらず厚労省は、発言させるだけさせて、知らん顔で事故調設立に猛進するつもりでしょうか? ホンキで医療を潰すつもりなら、主権者たる国民にはっきり説明してからにしなさいよね。



固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)






ブログ973htm

緊急替え歌:新聞少年

臨時ニュースをお伝えします。あの不朽の名作、山田太郎の『新聞少年』が、党首討論を記念してリニューアルされました..

題名は『醜聞老年』 歌うは読みまつがいと失言・放言の大家、あほう太郎 さんです。

新聞少年 - 山田太郎のオリジナル(YouTube)は下記へどうぞ

1)おじさんになった山田太郎

http://jp.youtube.com/watch?v=kEkJtLidvYg

2)昔の山田太郎

http://jp.youtube.com/watch?v=oFDDyWzd-Ws&feature=related

元詩:八反ふじお  元曲:島津伸男  改変:DrTakechan

では、あほう太郎の歌う『醜聞中年』、どうぞっ!

(後ろに愛の手...あ、いや、間(あい)の手が入ってるよ〜)

   ==================

(1)

僕のアダナを 知ってるかい?(知るか!)

ふうせん太郎と 云うんだぜ (どうりで軽いな!)

失言くばって  もう三月  (すぐ辞めるんとちゃうんかい!)

批判の嵐にゃ 慣れたけど  (慣れる前に謝らんかい!)

やっぱり世間は 冷たいなア (当たり前じゃ!)

  <セリフ>

一郎ちゃん、早く病気になっておくれよ

おいら、やっと総理大臣になれたんだ

でもぉ、やっぱり未曾有は『みぞゆう』だなぁ

よおし、おれ、人払いしてくらぁ

ふりがな書いてくれたら また解散ちらつかせてやっかんなぁ〜

(2)

今朝も出がけに 党幹部が (若手もじゃ!)

配慮に欠けると 泣いたっけ(怒っとんじゃ!)

支持率でやつれた 横顔を (やつれさせたん誰や!)

思い出すたび このツラの (どついたろか!)

社会常識を 減らすんだ (無いもんが減るか!)

(3)

たとえ解散  しなくても (早よせんかい!)

自滅はしないさ 負けないさ(政権終わっとるやんけ!)

漢字の読み書き つらいけど(反省せんかい!)

きっといつかは この口で (へらず口たたくな! あ..への字口?)

つかんでみせるよ でかい票(やらんわい!)

−−−−−−−−−−−−−−−

おあとがよろしいようで..(ちゃかちゃんりんちゃんりん、てんてけてん (・・;)

それにしても、解散権っちゅ〜のはえげつないもんでんなぁ

民意もへったくれもあったもんやおまへん..

政権しがみつきやなんて、どこぞの超独裁政権とおんなじやおまへんか?

社会的常識っちゅうもんからいうたらなぁ...

こんなむちゃくちゃあらしまへん。

支持率がていまい(低迷)するのも当然やおまへんか?

あんさん、大かいが(怪我)しまっせ...



固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)






ブログ972htm

山形の嘉山先生、日医木下をぶっ飛ばした!



いや〜すごい...。

死因究明検討会(正しくは、
『診療行為に関連した死亡に係る原因究明等の在り方に関する検討会』)も第16回。15回の堤先生(埼玉医大)の爆弾発言もスゴかったけど、山形の嘉山先生も相当にスゴい! 日医理事の木下を罵倒し倒したからな...。

それにしても、往生際の悪い日医...。厚労省の手先ならそうだと言えば言いじゃないか! ウソやゴマカシは麻生と一緒だぜい!



 また、ロハス・メディカルブログから引用させて頂きます...。



死因究明検討会16

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 20081110 19:19

(順を追って読むなら、11/14の記事から入る方が良さそうだ...

 
http://lohasmedical.jp/blog/2008/11/post_1491.php#more

普通でない、としか言いようのない会議だった。

・全日本病院協会の徳田禎久常任理事

全国医学部長病院長会議の嘉山孝正・大学病院の医療事故対策に関する委員会委員長(山形大学医学部長)

・医療過誤原告の会、宮脇正和会長

の3人からのヒアリングして質疑応答という流れだったのだが

長引いて、皆さんたくさん喋ったので

時系列に順々ではなく、普通でなかったところを先にご報告してしまおう。



皆さん薄々想像はついているだろう。

主役は、この人しかいない。
嘉山先生である。

まず陳述から(
この陳述がまた激しい!

「検討会の意義については徳田先生からもお話があった通り。このような検討会があって様々な議論が行われたことは、医療に対する不信感を拭う一つの場になったのでないか、とありがたく思っている。大学病院というのは最もハイリスクの医療を行っており、その勤務医と共に日本の医療レベルを支えている。その我々も、国民の目線、患者の目線から見て事故調がどういう意味を持つか検討を進めてきた。

99年の横浜市立大学での患者さん取り違え事件以来、全国の国立大学医学部附属病院が真っ先にこの問題に取り組み種々の制度整備も進めてきた。事故調査も、かなり厳密にやっている。その立場からすると、前田座長に申し上げたいのは、このような法案ができたら、かえって迷惑である。かえって事故調査できなくなる。なぜならば徳田先生も仰っていたが、この法案には患者さんの救済と事故調査の異なるジャンルのものが一緒くたにされている。これは分けるべきだ。サイエンティフィックな根拠については資料2からずっと見ていただきたい。この場では、今、大学病院で何をしているか説明する。

まず資料の2ー4から。これは残念ながら朝日新聞しか報道してくれなかったのだが、あるレベル以上の事故は公表することになったというもの。情報は、たとえば手術中のことなら、看護部からも上がってくるし、麻酔科からも上がってくるし、当該診療科からも上がってくるという風になっていて、山形大では24時間以内に病院長まで報告しないと隠蔽と見なすということになっている。某大新聞の論説委員が大学病院は悪いことばっかりやっていると言っているが、このように患者さんご遺族が一番知りたいと言っている事故調査の真実はもう出ている。

2ー2ー1は航空機の条約で、2ー2ー2が日本学術会議の提言、2ー2ー3はWHOのドラフト。要するに何が言いたいかというと、事故調査は、現場の当事者が調査する者を信用して真実を言ってくれるかどうかにかかっている。この法案の事故調が通ると、全容が出てこなくなる。ブレームフリーでなくなるからだ。先ほど患者さんの目線、国民の目線と言った。患者さん国民が注目することは二つあると思う。一つは情報がきちんと開示されているか、もう一つはそれに則って再発防止策をきちんとやっているのか。今日は高本委員が欠席で残念だ。前々回か高本委員がWHOのドラフトについて色々と述べられたが、あれは引用した趣旨が全然違う。刑事処分の話が、WHOのドラフトに入ってこなかったのは、その部分が採用されなかったからに過ぎない。高本先生が言っていたことは科学的にも根拠がない。それか佐原さんは、まだドラフトで決定でないとよく仰るが、ドラフトがなければ決定もないのであって、WHOが出している以上尊重すべきだろう。そうでなければハンムラビ法典と同じような後出しじゃんけんによって、医療が大きく損なわれていくことは間違いない。

根本的に法案の構成が全く間違っている。前々回(ママ)か座長がいみじくも患者さんの応報感情に言及したけれど、座長は刑法の権威だが本当に刑法はそういうものなのかということで、資料の2ー5ー1で、私ことし神戸であった日本法社会学会に行ってきたので、その時に愛媛大の小佐井先生という方が発表した資料をつけた。たしかに私も自分の身内に何かあったら感情が動いて悲しみや怨みが出ることは間違いない。ただし、それと事故調査とは切り離さなければならない。最近のわが国の風、空気は被害者の感情に配慮することが主流のようだが、小佐井先生には、今日の場でこのように提出することをご了解いただいている。私が書き込んじゃったのであれだが、これは何かというと、交通事故の賠償で、東名で後ろからトラックに突っ込まれてお子さん2人を亡くした方の訴えに対して、東京地裁は平成15年に、被害者のことを忘れないよう15年間毎年の命日に分割して賠償金を払えという命令を出している。マスメディアは名判決だと報じた。では、これがずっと踏襲されているのかというと、実はそのような判決が出たのは同じ請求をした13件のうち3件だけで、あとの10件では否定されて一括払いが命令されている。これは何かというと、近代法では復讐はやっちゃいかんということ。当たり前だ。患者さんの気持ちは分かる。しかし事故調査とは切り離さないで厳しく処罰するというのをやると、かえってきちんと患者さんのためになる事故調査ができない。応報の感情を含んでいる法文であることは座長も自ら明らかにされている通りだ。一時の風や空気に流されて、ハンムラビ法典のようなものを作ってしまったら、近代文明社会でない社会が生じてしまう。

国家的なことを決める時に、民主党の足立議員と鈴木先生の案も出ているのに、大綱案と民主党案でm3の橋本編集長がどちらがよいか統計を取ったら大綱案より民主党案の方が賛成が多かった。座長にお願いしたいのは、ガス抜きの参考人では困る。今日わたしは手術を休んできたんだから、まじめに取り上げてほしい。徳田先生も北海道から出てきている。臨床研修制度が始まる時に、当時の中島医事課長にパンドラの箱を開けるようなもんだから絶対に地域医療が崩壊すると言って、それでもやるというから責任は誰が取るんだと言ったけど、誰も取ってない。前回の検討会でも現場の参考人がまじめに意見を述べているはずで、そういうものを論破できるならいいが、単に聴き置くだけなら国民が納得しない。資料2ー1ー2は国民年金法の条文で、たった1条で1兆円のグリーンピアとかが作られちゃったということを示している。民主主義国家なのだから民主党案についても議論すべきでないか。私は自民党でも民主党でも共産党でも公明党でもないけれど、たしかに与党は自民党だけれど、この委員会は国民のために議論しているはずで、これだけの賛成を得ているものを議論しないというのはおかしくないか。あとで不作為の罪にこの委員会がならないようにしてほしい。卒後研修もあれだけの反対があったのに一気にやって医療を崩壊させた。もちろん以前から医師不足はあったのだけれど、あれがなければ少なくとも科の偏在はなかっただろう。私は神奈川県の出身で、中学生のころに京浜工業地帯の煙突の群れを見て、これで日本はいいのだろうかと思った。思ったけれど、大人や国家がちゃんとしてくれているんだろうと考えていた。ところが、その後に川崎喘息が起き光化学スモッグが起きた。何のことはない、ちゃんとしてなかった。熊本県の公害もそう。いろいろな思惑の人間たちがチッソの廃液が原因と認めるのを5年遅らせた。その5年の間に患者さんが増えてしまって、住民はアンハッピーになったし、チッソも大きなダメージを負った。

理念からやる法案というのは、たいてい一面は正しい。でも法案によって社会そのものが動いちゃうということを考慮しないといけない。大店法も東京、大阪、愛知ぐらいでは良かったのかもしれないが、あれを入れた結果、ほとんどの県庁所在地が壊滅した。経済だけを考えればあの法律は正しかったのだろう。しかし、それで社会が壊れている。社会のために経済があるはずなのに、おかしな話だ。今回の法案も医療の萎縮を招くのは明らか。性善説とか性悪説とか言っているけれど、どちらであってもきちんと機能する法文にしてほしい。

厚生労働省がやっていることは、薬害にしても年金の問題にしても問題が止まらない。農政の問題についても触れると、昔で言う所の浪花一番の米問屋が役人と手を組んで毒を売った。そんな日本ではなかったはずだ。法案をつくった時に社会がどう動くかまで考えてくれないと、国民は右往左往するだけだ」

 (
気がつくと、思わずうなづいている自分がいる...。すげえ迫力だ...

徳田常任理事、宮脇会長のプレゼンは(2)で、ご報告することにして

質疑応答のところから。



前田

「反対の意見を聴くのが遅かったのはたしかに仰る通りで不満はあるだろうが、しかし自らそれを踏まえて伺おうということなんでガス抜き云々ということではない。きちんと議論していきたい」



嘉山

「宮脇さんのお話はごもっとも。だが、医療者とノンメディカルとの間の理解が足りないなあとも思う。宮脇さんが受けたことは犯罪だ。カルテ偽造や隠蔽は公文書偽造であり、それと結果が悪いこととは全く別。そこで先ほどは説明しなかったが、実は対案として2ー6を出させていただいている。

現状で医師数が絶対に足りない。それから、この機関に対しての予算も外口医政局長から言ってもらってない。民間なら、プロジェクトを立ち上げる時にはあらかじめ予算規模が示されて、それに見合った計画がつくられる。それがなかったら、計画倒れになる危険性がある。そういった現状で、実現性を加味した提案だ。犯罪であれば、刑事訴訟法に則って警察へ行くのが当然。しかし医療事故の原因、システムエラーを知りたいと思った時には、全員コンセプトの違う問題(?)、東京、愛知、博多、大阪は一医大じゃないが、その他の県は一医大だし、北海道はまとまれるだろう。大学の事故調査委員会を作って機能させれば、宮脇さんの言うようなことに関してはトップに対して厳重にペナルティを設けて、改竄なら犯罪ということで院長、学長までペナルティを食らうようにすれば、ちゃんとなる。

我々自身の体験で言うと、たしかに10年ぐらい前まではカルテ改竄があったかもしれないが最近は聴いたことがない。最近あったという証拠を見せていただきたい。朝日の大熊記者がいつも大学病院は隠蔽体質だと言うけれど、単なる風聞で大学病院を批判するのはやめていただきたい。悪の巣窟のように言われているが、特に私の知る限り、国立大学ではかなり努力もしている。宮脇さんが遭ったのは犯罪、医療事故とは別。分けて話をしないと混乱のもとだ。思考停止するのをやめて、恨みつらみだけでない議論をお願いしたい」



前田

「恨みつらみでも、思考停止になるような話でもない。それぞれの立場として当然のことを言っているだけでないか」



嘉山

「医療の質とか過誤とか言う場合に、私は患者さん側で指していることが本当にそうなのかとは思っている。患者さんが過誤だと思っている中のどれが本当に過誤なのか。医療の質について、本当に皆さんよく分かっているのか。患者さん自身、自分の体や疾患がどの程度困難なものなのか分からないし、難しい手術やったって分からない。もちろんインフォームドコンセントはするんだけれど、それがどの程度難しいのかなんて分からない。非常に簡単な手術でも、ものすごく感謝されることもある。マスコミでも、医療の質なんか分からない。

唯一分かるのがホテルの接遇の部分。看護師が何回巡回に来たとか、主治医がどれぐらい説明してくれたとか、待ち時間が短かったとか、それで患者さんが評価している。もちろん全然関係ないわけではないが、あくまでもシステムでやっているんであって、欧米のように医師をたくさん集めるのでないのに、集めたらアクセスがめちゃくちゃ悪くなるから、フリーアクセスを維持したままで、そんな部分を質という風に勘違いしていないか」



豊田

「嘉山先生は以前から様々な検討会で発表されたり、たくさん資料を出されていて、すごく色々な取組をされている方だと思う。宮脇さんと同じように、こういう先生がいらっしゃるならと心強く思っている。嘉山先生たちが医療安全への取り組みや事故調査をやってないと言うのではなくて、日本の病院は大学病院だけではない、むしろ取り組みたくても取り組めない所がほとんどだと思うので、そういった病院をどういう風に支援されるのか。それが難しいと思うから第三者機関をつくった方がよいのでないかという議論をしている」



嘉山

「それでもって、この対案を示した。大学には医師がたくさんいる。お金が明示されてない中で別に医師を集めるのは無理なので。犯罪行為を見逃すんでないかという懸念については、それに対するペナルティを重くすればいい。ただでさえ現場に医師がいなくて困っているのに、新しい組織をつくったら崩壊ですよ。誰もやらなくなる。その点、大学はいつでも立ち上げられる。本学の場合、他の大学からのメンバーに、中立的弁護士も入れてやっている。外口局長に言いたい。大学病院のこういった取り組みは厚労省が主導でやってきたことなんだから、その延長線上に設計すれば、ほとんどお金かからないのに、なぜこんなものを作ろうとするのか。この法案だけだったら、むしろ健全に医療を受ける方々の権利を奪うことになる。それとも大学でやってきたことが、何か間違っているのか」



豊田

「そういう意識の人ばかりではないのでないか。医療安全の文化が根付いてないと思う。モデル事業のあり様を見ても」



嘉山

「モデル事業は全くの失敗だから参考にならない」



豊田

「協力医がいないと聞いている」



嘉山

「大学病院は医療安全部、主なメンバーは看護師だけれど、それが抜き打ち的に各科を回っている。きちんとやっている。そのやっていることは、医療機能評価機構に全部報告している。厚労省からは1円も出てなくて、年に5千万円や6千万円はかかる話だけれど、責任としてやっている。で、その報告を全部機構に上げているのに、それを厚労省が出してくれないから、こんな誤解を受けることになる。その努力が報道されないから宮脇さんや豊田さんから誤解を受けることになる。繰り返しになるが、豊田さんや宮脇さんがつらい目に遭われたことは理解している。しかし、その怒りと事故調査は分けないとダメだ。事故調査なら大学でやっても十分できる。ビジョン会議のとりまとめに、トップが襟を正せと書きこんだ。トップがちゃんとしてないと隠す。だからトップのペナルティをこの委員会で決めて、それで大学にやらせたらいい。外口局長、いったいいくら付けてくれるんだと聞いてもいつも答えてくれないけれど、これとんでもないお金かかるよ本気でやったら。大学を使えばほとんどかからない。どちらが国民のためか」





「前おきを2つ言って、それから質問したい。第一に医療事故が発生した時に医療機関が行わなければならないことは、最大限の誠意とスピードをもって、患者さん家族そして院内に、どういうことが起きたか知らせることだろう。こういうことができるのは大学病院に頼むというだけでなくて、その医療機関内部の人でないと分からないことも多々あると思う。院内の事故調査への支援を改めて行政に検討お願いしたい。二点目に医療安全の推進こそが我々の願っている骨子であり、第三次試案では医療安全調査中央委員会が対策までつくるということになっているのだが、個人的な感触としては、これを変えることができないものとは思ってない。医療機能評価機構で、この中央委員会の役割を担うような変更はあり得るのでないか。個人的な感触だが。

さて嘉山先生に質問。刑事捜査や刑事裁判にかかわるところに各方面からたくさんの意見が出された。資料2?4?4では山形大での取り組みで事故発生時にどのように警察署へ届け出るか決められている。これが現時点での山形大の方針なのだろう。一方で嘉山試案では医師法21条に関して、医療関連死を異状死に含めないとなっている。若干の違いがあるようだが、この点の説明をお願いしたい」



嘉山

「山形大のマニュアルは拡大解釈された医師法21条、法医学会のガイドラインに則っている。ただし、これがいいと思っているわけではない。ただ法を破るわけにいかないから、こうなっている。でもあれは法医学会が勝手に拡大解釈しただけだと思っている。法医学会にも聴いたが、こんなことになるとは思っていなかったということだった。実は昭和23年に外口局長のすごい先輩の医政局長通達で、医療については異状死の対象から外すというのが出ている。その後、あまりにも目に余る一部の医師がいたために警察が入ってくるようになって、という流れがあるんだと思う。だから昭和23年の局長通達のようにやっていただければということで、この試案になっている。ただし勘違いしてもらったら困るが、犯罪はダメ。カルテ改ざんや事故の隠ぺいは犯罪だから。

事故が起きた時に医療機関がやらなきゃいけないのは、3つある。現場の保存、全力で救命すること、3番目に患者や家族の精神的なケア。この3つがリスクマネージャーの3原則だ。大学病院ではリスクマネジメントの教授ポストができているくらい、啓蒙普及に努めている」





「ほかの参考人もご意見あれば」



徳田

「刑事の問題については、全日病としては医療安全とは別建てでとお願いしているので、特に申し上げることはない。現状、私どもの感じているところとしては、責任追及が入っているので別建てでお願いしたい」



宮脇

「被害者からすると、カルテ改竄が裁判などではかなり明らかになっているが、それでも警察には現実的には相手にされない。よほど社会的に問題となったような事例でないと動かない。だから改竄は犯罪なんだからと言われても、実質として機能していない以上、改竄の防止策にはならないと思う。各地の訴訟の実例を見ても、医療機関のそういった振る舞いに歯止めがかかっているとは思っていない。そういったことができないよう三次試案明確にしていただきたい」



永池

「徳田参考人に質問。P5の1の『患者・家族に診療の内容を十分に説明し納得を得る』ということに異論はないのだが、しかし医療者が一生懸命説明をしたとしても患者さんご家族の納得を得られるかは別だと思う。事故直後の、その時点で分かることを最大限説明したとしても、患者さん側の知りたいと思うところが伝えられるとは限らないのでは」



徳田

「ここに書いてあるのは診療前のことであって、死亡事故が発生した後の対応ではない」



永池

「では発生した時のこととして伺う。現代の医学をもっても解剖しなければ十分に分からないような時に納得しない遺族は当然いる。協会の中の看護倫理委員会にも、一生懸命説明をしたけれど納得してもらえなかったというような報告がいくつか来ているので。嘉山参考人にも伺いたい。大学病院が調査委員会として機能した時に、解剖したとしても分からないことは出てくるのでないか。そういう時に遺族が納得するか。宮脇参考人には、大学病院が調査委員会の機能を果たして納得いかない内容の報告が出てきた時に納得はいくか(ママ)、大学病院が調査委員会の機能を果たすことについてどう思うか」



徳田

「看護協会の結果に関しては原本を見ていないので、どういう説明をしたのか分からない限り、それに関しての見解は述べられない。私どもの5つの項目のキーポイントは診療記録の電子化であって、これを行えば途中段階での改竄は起こらない前提となることがお分かりいただけるはずだ。そういったものを示しながら説明して、そういうことをしてもなお分からないということに関しては考えないといけないが、看護協会の結果はそういうものでないと思う」



嘉山

「失礼ながら永池委員の意見は自然科学をやっている人のものとは思えない。分からないことがあるなんて当たり前のことなんで、分からないことがあるから我々も日々研究しているんだし、たとえ人類としては分かっていることであっても宇宙船の仕組みなんかどんなに説明されても分かるはずない。だから患者さんご家族がどれだけ説明しても理解できないということは起こり得る。もっと身近な例で言えば、我々が判決文を読んでも、きちんとは分からない。要するに、100%分かれと言う方がおかしい。どうやったら分かることができるかと言うけれど、説明する方と受ける側との間に信頼関係がある場合は、理解度が上がる。上がるというより、分かったような気になる度合いが上がる。医療に関して言えば、6年間医学部で勉強して医師になっている人間とそうでない人とで理解度が違うのは当たり前。今不幸なのは、不信感があるために理解度が下がってしまうこと。早稲田の和田先生がやっているような間を取り持って理解度を上げていく取り組みがとても大事だ。我々が一つひとつ順番に情報を丁寧に説明していくことによって、理解したような感じがする、そこをめざすしかない。信頼を築くことこそが一番大事だ」



宮脇

「10月2日に日弁連から発表された院内調査委員会についてのアンケート調査によれば、これは300床以上の病院の25%から回答を得たそうで全部で1900件の委員会が設置されていたが。大学病院の関係者で委員会を設置してのが6割で、しかし4割は患者からの聞き取りもやっていない。現在のこの状況で納得しろと言われても納得できない」



嘉山

「今のお話、患者さん家族の気持ちをsatisfyすることに焦点が当たっているということがよく分かる。しかし、それは医療事故を調査するのとは別の方策で行うべきだ」



そして、ここで木下委員と嘉山参考人の
罵り合いになった。

文字面からは順々に喋ったように見えるかもしれないが

実際には3段落目以降は、2人がほぼ同時に発言し罵りあっている。

誰も割って入れず30秒ほど唖然呆然という感じだった。

   ==
いよいよ、はじまります...ゴクリ==



木下

「医学部長や大学病院長の中で先生の考えが全てだとすると問題だ。先ほど、座長に対して迷惑だと言ったが、それは言葉として私たちにも向けられたものだと理解した。私も大学にいた。状況は知っている。大学病院で取り組んできたことはあるにしても、過失があるなら責任を問われる。刑法の枠内で我々は仕事をしている。どんなに我々が、何のために医療安全調査委員会というものを設けるのか、刑法、刑事訴訟法は帰られない中で何とか刑事事件で扱われるものを減らそうという明確な目標はそこなんで、その途中で医療の質を上げながら、医療安全の取り組みもするということだ。過失があった時、刑事かどう判断されるのか、大学病院でやるにしても、それが院内事故調査だとすると、報告書をきちっと作ったからそれでよろしいという話にはならない。そうではなくて、我々医療界が一体となって真剣に見て、どうしようもないと見たら通知するということにしてくれたら、それで構わないという風になったんで、それ以外は刑事で扱われないことになるのは、医療界にとって実に意味の大きい話だ。それを迷惑とは、極めて不穏当な発言だ」



嘉山

「ものの見事に仰った。先生、我々の所に説明に来た時に何といったか。刑法とは関係ないと言わなかったか。原因究明する機関なんだ、と。ところが今仰ったのは、完全に責任追及の話になっているではないか」



木下

「そんなこと言ってない」



嘉山

「私がしゃべっているんだ。罰するかどうか...」



木下

「そんなこと一言も言ってない」



嘉山

「静かにしなさい。私たちは現場で事故調査をやってきたんだ。現実に、警察と結び付いたら情報が出てこなくなっちゃう。クレームフリーでやっているからこそ情報が出てくる。だから迷惑だと言った。ちゃんとした調査ができなくなるから。先生は医師会の説明で。。。矛盾しないか。過去に何を言ったか、議事録を読めば出てくるんだぞ」



木下

「法律家に聴いてみればいい。わが国には刑法があるんだ。先生がいくらこれは犯罪でないと言ったところで、刑法がある限り警察は入ってくる」



嘉山

「日本で刑事訴訟になるのがおかしいんで、医療事故の調査と患者さんの応報とを連結してはいけないというのは世界の常識だ」



木下

「常識であろうが...」



嘉山

「日本の医療安全をどういう風にするつもりだ。国民から健全な医療を受ける権利を奪うつもりか」



木下

「院内事故調査でこれは犯罪でないと言ったところで、警察がそれは違うと思えば、院内の判断に何の意味もない。法律の方が上なんだ」



嘉山

「?応報感情で法文をつくったらいかん」



木下

「?いけない」



嘉山

「?」



木下

「全然分かってない」



嘉山

「あたり前のことを言っている。それをやって医療がどうなるのか、お金の予算も決まってないのに」



木下

「この第三者機関を作らないということは、医師法21条が変わらなくても構わないということだな」



嘉山

「この法律が変わると、どこに書いてある」



木下

「書いてある」



嘉山

「どこにある」



木下

「よく読め」



嘉山

「素人が何の説明もなしでも分かるように明文化してくれ」

  ==こりゃ、ほんまにスゴい...

 だが、木下は、21条を変える話ができてるような話をず〜っとしてたのは事実。でも、明文化されていないし、カラ約束の可能性も十分にある。このののしり合いを読めば、木下発言がいかにデタラメか、わかろうというもの...。

前田

「ちょっとすれ違いがある。犯罪かどうかという話をしているけれど、過失犯も犯罪だから。医療過誤は犯罪だから」



嘉山

「犯罪なのだとしたら、規定が明確にされていなければならない。しかし自然現象の上に基準を持ってくるのはなじまない。先生、これは現場の声だ」



前田

「犯罪であるもの、不透明なもの、もう少し医療側の基準で切り分けてくれるならば、処罰されるのは非常にごく一部に限られることになる。応報という言葉が反発を招いているのだとしたら不徳の致すところだが、ひどい事件があったら処罰しないわけにいかない。なので免責はできない。どんなにひどい過失でも処罰できないことになってしまう」



嘉山

「基準があると本気で思っているのか。質の問題に法を科す、そんなこと。私なんか、外来で頭を開いて助けたことがある。そんなの教科書に載ってない。助かったから感謝されたけど、死んでたら処罰されるのか。きちんと運用するから大丈夫だと言っている人がいるけれど、実際に運用されている頃には法を作った人たちは死んでいないんだ。法文が独り歩きするのは目に見えている。我々はもうすぐ現場を去るから、別に今のまま法になったって困らない。でも、こんなものができてしまったら、これからを支える使命感を持った若い人たちが何もチャレンジできなくなってしまう。そんなの社会にとってはかりしれない損失だ。もっと教養を持って、ものごとを進めてほしい」



徳田

「確認だが、この委員会は、責任追及を行わないことでよろしいか。木下先生に伺いたいが、21条のことも含めて、この問題はあまりにも我々にとって理不尽だ」



木下

「医療界として了承した身として申し上げるのは、この第三者機関は責任追及はしない、と。ただ、その時にこれは明らかにヒドイという例は通知してほしい、それを警察・検察は尊重する、そういう仕組みになっている。通知しないとするならば、今まで通り警察の方が判断する。そこから見れば非常に狭められたことだけ通知すればよいのだから、対象が非常に狭くなって、我々医療側も動きやすくなる」



徳田

「大変申し訳ないが、それでは責任について判断していて、責任追及の一端を担っていると言わざるを得ない。何度も同じことを繰り返すが、医療安全のためには、当事者が包み隠さず話すということが大切で、そのことをどう担保するのか。一般的に責任を追及されると分かっていると本当のことを言わなくなってしまう。医療安全という観点から、事故死をどのように位置づけるのか、その結論をいただいたうえで改めて意見を述べる機会をいただきたい。1人1人の委員から、ご意見を伺えればと思う。そのために、もう一度時間を割いていただきたい」



豊田

「嘉山先生に伺いたい。私も、そんなにたくさんの数じゃないけれど、自分の病院の事故調や他の病院の院内事故調の外部委員をやったりしている。それから自分が関わってなくても、委員をやったような方のお話を伺うことがある。医療側が誠実に対応した事例では、ちゃんとやってくれたんだから刑事には問わないでほしいという声が患者側から出てくる。嘉山先生もそういう経験をされているのではないか。なぜ全部警察へ行っちゃうと思うのか。きちんと対応すれば、自然と警察へ流れる方向へは行かなくなると思うのに、どうしてそんなことを言うのか」



嘉山

「最近でもウチの科で過誤があった。亡くなったわけじゃないんだが、明らかな計算間違いだったので謝罪した。ただね、いくら患者家族が言わなくても、犯罪だと思えば警察は自律的に捜査に入る。そうなっている。なぜそうなっているか、法律がそうなっているから。私ハッキリ言っておく。これが通ったら、私は事故調査をやめる。なぜならば真実を聴けなくなるから。人間そういうものだ。たぶん手術もできなくなっちゃう。何が犯罪になるか分からない以上怖くてできない。これが現場の声だ」



前田

「大学病院の院内事故調でこれは犯罪じゃないかというのが出てきたらどうするのか」



嘉山

「何が間違ってて何が正当な医療か我々でも判断をくだすのは難しい。この委員会とは別の話になってしまうが、医療界が自律してこなかったのは確か。木下委員にも申し上げたいが、日医にはガバナンスがない。自律的な組織をつくって自分たちで処罰していくのが専門家としての義務だと思っている。でも、それを刑法でやるのは萎縮医療を招くだけだ」



前田

「医療界がやるから口を出すなというのでは、治外法権だ」



嘉山

「自然科学だから規定するのは無理なんだ。無理だから明文化もできない。法でやるんだというなら明文化したものを出してくれ。責任追及じゃないと言いながら、普通の人が文章を読んだらペナルティを問う仕組みにしか見えない。だいたい民主党案にこれだけ賛成が集まっているのに、どうして議論の俎上にも上がらないのか。それが民主主義的なのか」



前田

「もちろん最後には国会で議論されるわけだから、その際には民主党案との比較もされるだろう」



嘉山

「ここでも検討したらよいではないか」



加藤

「私が今まで院内事故調にかかわった経験から言うと、たとえ刑事罰があっても、包み隠さず執刀医やナースが話されたという経験をしてきている。02年に名古屋大病院であったカテーテルで腹部大動脈を突き破った件では、院内事故調で執刀医は弁護人をつけ黙秘権の告示も受けたうえで、二度とこういうことを起こさないようにという気持ちで全部話してくれた。そういう気持ちの医療者が少なくないのでないか。刑事免責がなければしゃべらないという人が本当に大半か。私はそうは認識していない。

資料1のP4、『原因究明・再発防止と責任追及とは明確に分離し、それぞれ独立した組織』という表現は、読み方によっては責任追及は刑事が独立で動いちゃえというようにも読める。が、それは本意ではないのだろう。今回の第三次試案はごくごく悪質なものに限って通知するわけで、部分的・例外的なものだけが対象になる。それを全面的に否定して、警察が動いた方がいいということか」



徳田

「医療安全という立場では、きちんと方向がされることが大事であり、そのためには報告の免責が大前提と申し上げている。それによって全ての情報があからさまになることの方が大事だ。それをどう裁くかは別建てで別の枠組みを考えたらいがかと申し上げている。最後に提案をしたい。どのように事故調査をしても患者遺族が納得しなければ当然訴訟になる。それでも医療安全全体のためには情報が出てくる方がいいと考えている。現状の枠組みでも、医療機能評価機構を強化していけば、かなりの調査はできるはず。ところが、そういう安全の仕組みの構築がすごく遅れている。この検討会でも、死亡事故だけでなくて全部を扱ったらどうかという意見が出ていたはずだ。ヒヤリハットをどうするのか、そういうことをもっとちっとやってくれるシステムこそ医療現場は必要としている。そこのところをきちんとこの検討会で議論してきたか、してこなかったと承知している。少し時間はかかるかもしれないが、医療安全のために本当に必要なシステムをつくってほしい」



嘉山

「加藤先生、普段は医療者性悪説で見ていて、今度は性善説でものを言っている。先生が事故調でどんな言い方をしているかも聞いているけれど、正直に言ったら警察には言ってあげるから、私の言うことなら警察はきいてくれるからという言い方をしているだろう。それは加藤先生だけの特殊な話だ。ここまで揉めている話をこのまま通さないというのは、患者さんのため、国民のためだ」



児玉

「嘉山参考人の資料の2?4?5は、私どもの趣旨で言うところの調査報告書が民事や刑事に使われることを想定しているならば、現行法上はこの程度のことしかできないという例示か」



嘉山

「こういうことを我々の事故調はやってますとという趣旨。厚労省主導で機構に届けるやり方に則っている。それが法律上どういう意味を持つのかは知らない。現状でも調査をしっかりやっているという趣旨だ」



児玉

「p51のようなものの言い方は責任追及とは違うのか」



嘉山

「大学での懲戒処分はある。それを念頭においている」



児玉

「調査報告書が民事にも刑事にも使われるということでよろしいか」



嘉山

「何に使われるという意識はない」



鮎澤

「嘉山先生に伺いたいのは、大学に預けてくれれば調査できるという趣旨だったと思うが、そのことについて全国の大学は了解しているのか。徳田先生は、日本全国の病院は、その一部である大学病院が調査委員会を主宰することに同意するかお答えいただきたい」



嘉山

「この委員会の大綱だって別に了解したわけじゃないし、予算だって分かってない。海のものとも山のものともつかない。それと同じレベルの話で、大学病院全部がこれを受けるかといったら、まだ話