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2008.07.23 15:52 |  診療  |  仕事 / 職場  |  医療事故  |  Dr.Market  | 推薦数 : 4

リスクは避ければいいの?

最近、文章にトゲがあるかな?

>それがリスクであり、医師のミスだからとすべてを訴訟にする最近の傾向はどうなんでしょうか?

ちょっと、ハラハラするような意味にもとれますね。でも、けんか売ってるわけではないんです。

ミスはミスです、念のため。

左右を間違えて、いい方を手術しちゃったなんて論外です。

ガチガチに癒着している動脈を損傷して大出血を起こし、後遺症が出てしまったなんてのは、どうなんでしょう?

上手い人なら起こらないかもしれない人為的なミス?

ただ、最近の研修医君たちは、そのミスを恐れるが故、話術を磨くことに専念している気がすることがあります。

そして、そのミスを100%犯さない手段を、厚労省から頂いているわけです。

そう、最後は指導医に丸投げです。

それでは、いつになったら、そのリスクと戦う日が来るのでしょう?

内科系は、総合病院では、カンファなどで複数の目で診断することが多く、個人の診断ミスは非常に少なくなっていると思うんですよ。

でも、外科系は執刀医がすべての責任を取るような雰囲気があり、その重さを、研修医君たちは嫌うわけです。

だから、外科系を志望しない。

一か八かではないにしろ、ある程度、経験しなければわからない術がある。

教えてもらってわかることではないんですね。

何十例と手術をしてみて初めてわかることもある。

その間のリスクは非常に大きい。

だからといって、上司頼っていては、自分のスキルは、いつまで経っても上がらない。

メスを握っていたころ、先輩に修羅場をくぐって初めて一人前とよく言われました。

この患者は、死ぬかもしれないって泣きながら、手術をしたこともあります。

今の若い人たちは、こんな経験はできなくなってきているんですよね。

でも、上の人間がメスを置く日が必ずやってくる。

そのとき誰がメスを握るのか?

日本の患者が、海外でしか手術できない未来がやってくるのではと、不安になる今日この頃です。

 

日本の外科は大丈夫なのかと心配に思う人、クリック!

なかのひと  

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