Dr.Market
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2008/12 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新着コメント

新着トラックバック

< 山本“KID”徳郁負傷欠場 | メイン | リスクは避ければいいの? >
2008.07.22 08:20 |  診療  |  医療制度 / 行政  |  仕事 / 職場  |  Dr.Market  | 推薦数 : 4

治療のリスクって何?

昨日、研修医君たちと焼き肉パーティー。

「コードブルー」をみながら、討論会です。

研修医君たちは、山ピー達、フェローだけで緊急開腹の場面が一番の感動?らしい。

「リスクを恐れて、患者の死を待つより、オレはリスクを取る!」と山ピー。

そして、出血源を突きとめ、患者をお助ける。

確かに格好いいけど、そんなことに研修医君たちが感動しているわけではないんですね。

裏を考えているんですよ、好意的に。

もし、出血源が見つからなければ、開腹することで、さらに出血量は増え、輸血も追いつかず、あっという間に心停止状態になる。そうなれば、訴訟の対象ともなりうる。

救急で頭皮などの出血でも止血がなかなかできないと、冷静でいられなくなり、すぐに上の先生に助けを求めてしまう。

今の自分たちには、そのリスクを取ることは絶対にできないし、自信がない。それをできる彼らは、よく勉強をしているのだろうし、勇気がある。あと、一年でここまで成長できない。医師としての資質が違うのだと。

そして、研修医君の一人は、だから、私は絶対に外科系には進まないと。

外科はリスクを取らなければいけない。

内科は、手の打ちようがないことを説明するか、外科に預けることでリスクを回避できる。(感動的に助けることはできないが・・。)

私も、研修医君に反論できないのが悲しい。

ドラマの中にも出ていましたが、医師の仕事って助けて当たり前、失敗すれば恨まれるってことが、最近、とくに目立ってきましたものね。

今の日本人は、人は必ず死ぬってことを忘れているんじゃないですかね。

医者にかかれば、必ず助かるなんてことはないのです。

手術だって、麻酔だって、内科的治療だってリスクはある。

そして機械だって、プログラムだって、必ずミスは何%かはあるわけで、人間がミスを犯すことは当然0%にすることはできない、どんな名医だって。

それがリスクであり、医師のミスだからとすべてを訴訟にする最近の傾向はどうなんでしょうか?

 

宮城の地震は心配と思う人、クリック!

なかのひと  

固定リンク | コメント (6)

コメント

コメント一覧

先生、大丈夫でしたか〜〜            それにしても先生のまわりはいつも研修医が?(笑) 指導医、上司なら当たり前かもしれませんが・・・ 

いつも楽しそうな光景を想像します!       

色々な医療ドラマを見ると、現場の様子がわかるような気がしますが、現場の医師からすれば、???なことが多いのではと      

こういうドラマっていいんでしょうかね?     勿論、ドラマだからって分かり切っている人もいると思いますけど     


それよりも、義務教育から生とか死について学ぶことのほうがいいと思います。

人間はいつか死ぬんだと、受け入れる心を養う必要があると思います。    

今、医療においては、それが必要な気がします。


久しぶりにマジなコメントでした(^o^;
written by E / 2008.07.22 11:32
お久しぶりです。
お元気そうでなによりです。

内科医もかなりリスクを取ってると思いますよ。
外科のように手技的なリスクは少ないですが、診断などの判断のリスクは内科の方が多いですし、手技より判断についての訴訟の方が多いんじゃないでしょうか。

研修医の先生たちの真摯な気持ちには賛同しますが、臨床の実力を付けた上で、福島大野病院の産婦人科裁判での検事の「いちかばちかでやってもらっては困る。K医師の判断ミス」という発言についても、また考えてほしいものです。
written by rinzaru / 2008.07.22 11:45
お疲れ様です。。
どの分野においてもリスクはつきものだと思っています。病気を診るということは、(先生方にも患者にも)双方にリスクが発生するということだと思うのでぃす。。。片方にリスクがあって、片方には全く無いとは言い切れません。

福祉、介護においても同様です。理解されていないのは当事者より本人の場合が多いように思いましたが・・・。人間いつかは必ず死にます。それまでの時間をどう大切に生きるか、悔いの無い人生を送る事を考え、お互いがフォローして初めて信頼関係が築けるように思っています。

ドラマはあくまでも非現実ですから・・・それが全てだと信じきってしまうと問題が発生して当たり前のような気がします。私的見解ですので~
written by yoshika / 2008.07.22 14:59
あっ!すみません。。。

>>理解されていないのは当事者より本人の場合が多いように思いましたが・・・。

間違い、、、当事者よりも周囲(fa)の場合が多いように・・・でぃす。。m(__)m
written by yoshika / 2008.07.22 15:02
お医者さんは 神様じゃないですからね・・・
出来ないことだってありますよね・・・

復活しました。ご心配いただきありがとうございます。
都会ではなく、 ど田舎に住んでいます。
町村合併により、名前は 市に変わりましたが、田舎ゆえ、広域のわりに、総合病院は2つしかありません。
昨年、地元の医師会の協力により、夜間救急センターが(やっと)設置され、平日23:00まで、軽症患者のみ受診できるようになりましたが、それ以降は・・・総合病院を頼らざるを得ないのが現状です。
以前は、当直医が専門外であれば、隣の市まで行くしかありませんでした。(現在は24時間体制の救急部が新設されたようです。よかった・・)
でも、産科はやはり休診中です。
私が産まれた病院なので、ちょっと寂しいです。
written by りんご / 2008.07.22 21:01
お久しぶりです

>医者にかかれば、必ず助かるなんてことはないのです

病気知らずの人には、医者にかかれば”治る”と思いこんでいる人が多いですよ。
「(病気を)治せない医者なら主治医を替えて完治させろ」
なんて、上司数名に囲まれた経験者ですもの。

治らない病気と言っても「臓器移植で治るはずだ!」の一点張り。こんな人が患者ならまさしくモンスター?

ドクターヘリが近くにあるため、毎日休む間もなく出動しているのを見ています。ドラマなんて絵にかいたモチです。
written by 天邪鬼 / 2008.07.23 00:58

コメントを書く

ニックネーム*
メールアドレス*
URL
内容*
※「利用規約」をお読みのうえ、適切な投稿をお願いします。