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2008.07.22 08:20 |  診療  |  医療制度 / 行政  |  仕事 / 職場  |  Dr.Market  | 推薦数 : 4

治療のリスクって何?

昨日、研修医君たちと焼き肉パーティー。

「コードブルー」をみながら、討論会です。

研修医君たちは、山ピー達、フェローだけで緊急開腹の場面が一番の感動?らしい。

「リスクを恐れて、患者の死を待つより、オレはリスクを取る!」と山ピー。

そして、出血源を突きとめ、患者をお助ける。

確かに格好いいけど、そんなことに研修医君たちが感動しているわけではないんですね。

裏を考えているんですよ、好意的に。

もし、出血源が見つからなければ、開腹することで、さらに出血量は増え、輸血も追いつかず、あっという間に心停止状態になる。そうなれば、訴訟の対象ともなりうる。

救急で頭皮などの出血でも止血がなかなかできないと、冷静でいられなくなり、すぐに上の先生に助けを求めてしまう。

今の自分たちには、そのリスクを取ることは絶対にできないし、自信がない。それをできる彼らは、よく勉強をしているのだろうし、勇気がある。あと、一年でここまで成長できない。医師としての資質が違うのだと。

そして、研修医君の一人は、だから、私は絶対に外科系には進まないと。

外科はリスクを取らなければいけない。

内科は、手の打ちようがないことを説明するか、外科に預けることでリスクを回避できる。(感動的に助けることはできないが・・。)

私も、研修医君に反論できないのが悲しい。

ドラマの中にも出ていましたが、医師の仕事って助けて当たり前、失敗すれば恨まれるってことが、最近、とくに目立ってきましたものね。

今の日本人は、人は必ず死ぬってことを忘れているんじゃないですかね。

医者にかかれば、必ず助かるなんてことはないのです。

手術だって、麻酔だって、内科的治療だってリスクはある。

そして機械だって、プログラムだって、必ずミスは何%かはあるわけで、人間がミスを犯すことは当然0%にすることはできない、どんな名医だって。

それがリスクであり、医師のミスだからとすべてを訴訟にする最近の傾向はどうなんでしょうか?

 

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なかのひと  

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