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2007.07.13 18:28 |  診療  |  仕事 / 職場  |  生活 / くらし  |  Dr.Market  | 推薦数 : 1

仕事の悩み

時々思うんです。

私の人生ってなんなんだろうって。

昨日は、夕方と夜中に2人の方を看取りました。

入院したばかりとはいっても、ターミナルで入院してきたので仕方がないわけですが・・。

もともと私の患者だったわけではなく、在宅で頑張ってこられた方なので、家族との面識もなく、僅か数日で信頼関係など築けるわけはなく、それなのに、最後の場面に私がいる。

患者さんや家族の皆さんは、私をどんなふうに思っているのか?

聞きたくても聞くことはできない。

医者になって、何人の方の臨終を宣言してきたであろう?

私のしていることは意味があるのだろうか?

意味があるとしても、人の最後を看取る私の人生は、なんなのだろうか?

悪魔と変わらないではないか?

そう思うと産科医になりたくなる時がある。

  


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ちなみに、私はターミナルの人の蘇生はしません。

入院時に家族に説明して蘇生を行うかどうか尋ねるわけですが、実際は蘇生をしない方向へ誘導しているようなものです。

儀式的に心臓マッサージをされる先生方もいますが・・。

 

少し、面白いお話を。

確か、オーストラリアの救急医でカッター先生という方が、自分の胸に「DO NOT RESUSCITATE」とタトゥーを入れております。

救急で蘇生を仕事としてきた先生が、自分の意思で蘇生を拒否されているんですね。

それも、遺書ではなく、ご自分の胸で、意思表明をしているのです。

どんな名医でも、蘇生時には胸を露出するでしょうから、その時点で意識が無くても、家族がそばにいなくても、蘇生拒否の意思表示ができるというわけです。

凄いものです。

私も蘇生は要りません。

 

あっ、恋愛の蘇生は必要です。

 


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