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今回も素朴疑問の備忘メモです。
医師の偏在…って、おかしな表現だと以前から思っていたのですが、未だにしっくりきません。
対になるのは、まあ、まさか、いつも国民皆保険の話しの枕にでてくる「平等」な配置、ではないですよね。適正”配置”あたりが、妥当な線でしょうか。 いや、医師の自律的な職場選択を意識して、「適正分布」の方がしっくりきますね。
偏在か不足か、というdichotomyも間違った問いのように感じています。 偏在は常にある、でしょうし。私が診療していました、北海道の地方では医師の不足に悩まされなかった時期はない、と思いますし、離島はいつでもその危機に晒されているでしょう。診療する人口自体が偏在していますし、その地域によって疾患の分布も異なる可能性があります。そうするとそこで必要とされる家庭医・専門医数や施設数とその設備も異なるでしょうし。
一方で、どの診療科を専門とするか、という医師のキャリア選択は、多分に地域で必要とされる’適正’な分布と一致しない可能性が高く、そのふたつが現在のところ全く関係がないことは、日本では明らかでしょうし。何がoptimalなのかが今、医師数とその分布に関して議論されている内容ですが、この定義のはっきりしない「偏在」という言葉をつかう時には、もどかしさがあります。
ちょっと英国のworkforce planningをみていて感じた、覚え書きでした。
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