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天気のよい休日に、友人達と郊外の森を散策してきました。少し歩くと青紫の可憐な花が一面に咲いていて感動的。この花、ブルーベルは英国の桜よろしく、4月後半から3週間だけ一気に咲く花。北海道の芝桜を思い出しました。おいしい空気とうつくしい風景、素敵な時間にすっかりエネルギーを充電!です。
いくつか日本の医療についての主張を読んでいて気になることがありました。 喫緊の問題である医師不足や偏在、過重労働や医療費の量に関して、救急医療体制の不備・整備や刑事責任追求の是非ときて…、なんだか医療を外側から触っている感じと言うか、かえって医学界と市民(や行政・政府)との隔たりを感じました。なぜかなあというと、ひとつそこには医療内容に踏み込んだ議論が乏しいからかなあ、と思い当たりました。どうでしょうか?先に挙げたそれぞれの問題にも必ず関わっていると思います。
「医療の質…」とくると、いくつかの指標が提示されて、「だから日本の医師の診療の質はよい」と多くの議論なく結論づけていることが多いようです。例えば平均寿命や乳幼児死亡率。残念ながらこれらの指標と医療の’質’との相関は、明らかな結論として提示されていないのかなあ、と思っています(もしくはあっても低い。McKeownやMcGinnis JM, Russo PG, Knickman, JR. Health Affairs, April 2002だと先進国の平均寿命前死亡に対して医療の影響は10%以下のようですし、日本だけ違うとは結論できない…)。また時には、OECDの医療システム比較(時に、避けられる死亡の数に関するデータだったりもする)を例にとって世界一の医療システム!なので、医師の質もよい、という関係の少ないものを結びつける無理のある展開もあり、苦しい。日本の医師は様々な意味で最大限の努力で診療能力を高めその質を維持し、良い医療を提供している、それを示すよすがが非常に乏しいのです、寂しいことに。なんとかしてその質を測定・証明し示して、市民(行政・政府やマスコミほか)にも世界的にも信頼を得たいですよね。
質の議論はとても複雑で難しい。特にこれこそ技術的側面やコンセンサス形成などがあり医師の外側からするのがとても難しい。だからやはり医師自身が医師内部から行うことだと認識しています。医療を語るオピニオンリーダーから医療の質の議論がでてくれば…などど期待しています。できればEBMなんて話しだけに目を奪われずに。
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