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医師の診療資格・登録を管理するthe General Medical Councilによると、年間5000件以上の医師・診療に関する調査が行われ、うち303件が診療停止にまで発展し、54人のドクターが除名されているが、その中に外国人医師が占める割合が、英国人医師の3倍にも及ぶという。 先のロンドン・グラスゴーでの車爆弾テロ実行犯が外国人医師であったことから、外国人医師に対する警戒・注目が集まっていることに加え、EU域内からの医師に対して医師としての資質のチェックが欠けているという管理の杜撰さ(英会話能力のチェックもなし:例:英語片言のフランス人医師が救急車に同乗したが話が通じず、搬送・治療が遅れたという報道も最近ありました)も露呈し、その資質チェックの必要性ありとなったようだ。
これはかなり興味深い。医師の資質の調査方法は、その国の考える”医師の資質Competence”を反映していると考えるからだ。医師たちの持つ知識や技術・姿勢態度を英国医師会が示す"Good Medical Practice"に照らして、どう明らかにしていくのか。同時に、調査するからには比較対象が必要で、英国人医師の資質も調査されるのではないかなあ、と期待している。この辺りで英国医師の実力も白日の下にさらされることにはならないか(実際英国の各専門医学会は、診療資格となる専門医の資格更新を定期的に課しているのでいるのでそれを使う可能性もありますが…)…。
また、仮説として、調査結果で英国人と外国人医師とで臨床能力にも差がないとなったときに、くっきりと”差別”の問題が浮き上がってくるのではないか?とも考える。言葉がインドなまり、東欧なまりだったとき、肌の色が有色だった時によりクレームが多くなっているのではないかと訝る(JMMのライターも医師の「訛りの強い英語はつらい」ともらしている)。
さて、日本人医師の公式な質評価は全医師統一の知識試験:医師国家試験のみですが、 さあ皆で質の調査をしますよ!となると横やり必死。誰がするか、どんな内容か、調査法が気に食わない、聞いてないなどなど…。最後の聖域かもしれませんね…。人のことも言わないから、自分のこともほっといて…。
追伸:一方で日本の”質を問わない状況”は、医師への大きな”信頼” のあらわれであることを肝に銘じないといけません。医師はできる限りの最新の質の高い医療を提供してくれるのだ、という信頼です。もし、これができないというのであれば、医師”外”からの規制を甘んじて受けなければならないかもしれません。
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