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< 残念、おのざき耕平さん。 | メイン | 「お医者さんになろう!」 >
2007.08.03 11:23 |  開業 / 病院経営  |  医療制度 / 行政  |  海外留学  |  tarogo  | 推薦数 : 0

医師不足解消:中国の場合

先日はシンガポールへ家庭医療の学会発表のためにいってきました。京都での学会以来、久しぶりに会った現地の友人と家族で連れ立ってシンガポール・チャイニーズレストランへ。そこは港湾地域と島の先にある小島(Sentosa)を一望できるタワーレストランなのですが、面白いのはタワーの先にあるレストランが回転して、360°の絶景を楽しめるところ。でも、なんだかチープな作りは、昔行った室蘭・中央町の丸井さんの屋上レストランのような…。料理は今まで食べたことがないようなメニューで、おいしい感動の連続。まあ、彼のおごりだったので、余計に美味しかったのかもしれませんが…。

さて、今回シンガポールへの機上で読んでいたthe Wall Street Journal: Asiaで中国での医師養成についての興味深い記事を見つけました。
Videos Teach China's Rural Doctors
Tuesday July 10, 3:34 pm ET
By Nicholas Zamiska

Physicians in China's remote villages are being trained by Beijing-based Haoyisheng.com, a company that uses video classes to address the essentials of diagnosis and basic care, the Wall Street Journal reports.

この記事は地方の医師の教育にビデオやインターネットを使った教育を行う事業が自治体のサポートを受け、多くの受講者を獲得しているというもの(その事業へ、ソフトバンクの関連会社が出資しているようですね)でしたが、その中で、中国の地方では、おおよそ100万人の医師が、公式な医学教育を受けず、医療を提供している現実があることを報告している。1960年代の文化革命時代に医師不足で悲惨だった地域医療の状況を打開するために、地域のさまざまな人に医師免許(?)を乱発し教育も受けていない質も保障されない医師を大量生産したとありました。住民の基本的な医療へのアクセスを保つにはやむを得なかったと。

これにはかなりの衝撃を受けた。中央政府の場当たり的かつ質に関する価値観にもびっくりだけど、一方でプロフェッショナルライセンスには、質と倫理が保障されているという前提?があっても、利用する人たちはその質の低さに気づいてその信頼性を疑い始めて、もう医師免許の価値がどん底までいってしまってたりしないのだろうか?と訝る。それとも、”医師免許!”なんてあると、その質を思い計るのは、ここまで極端な場合でも簡単ではないのか?

いずれにしても、超急激な経済発展の陰にある大きな闇をみた気がしました。実際の中国での医療の状況について、どなたか、地方都市で生活や医療を経験した方にお話を聞いてみたいものです。
「医師が国政を目指す。」リーディングリストへ夢×挑戦ブログ参加中

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