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弟がこの4月で就職し、毎日張り切って会社にいっていると母親に聞き、本当に嬉しい。あの朝寝坊が朝5時に起きて通勤しているらしい。教えられたり押し付けられたりせず自分で選んだ仕事で、いろんな人に囲まれ学び成長していってくれると信じている。まあ、2浪1留したお陰で求人が多かったのにも助けられたのかな…、3年前だったら就職大変だったものね…。
ところで、日本でも重要対策事項になっている「自殺」ですが、英国の自殺対策の効果についての記事がありました。
Suicides in Britain have fallen to an all time low - but it has little to do with increasing happiness. Killing yourself is getting harder, and the result is a big saving in lives.
A total of 4,331 people committed suicide in 2005, bringing the three-year rolling average to 8.5 deaths per 100,000, the lowest level since the Second World War.
The death rate has fallen by 7.6 per cent since the mid 1990s, largely because it has become more difficult for people to end it all. But the progress report, published by the National Institute for Mental Health yesterday, says the rate is not falling fast enough to meet the government target of a 20 per cent reduction by 2010.
自殺予防・対策というと、うつ病をはじめとする精神疾患対策や経済的状況や労働状況などの社会的状況への対策のイメージがあったが、目標として「自殺者数の20%減」を挙げたときに、根本的にみえない「自殺手段を徹底的に社会的に減らすこと」を行って、効果をあげているところは目からウロコだった。「自殺というものは衝動的な行動で、その衝動的な瞬間に、自殺の手段を遠ざけることで時間を稼ぎ、同時に心理的・社会的な対策で救い上げることができれば」ということだ。例えば排ガス自殺の対策に、車の排気ガスのCO対策を法整備することや、橋や屋上など自殺のおこりやすい場所を侵入できないようにして、ボランティアの監視員を配置することなどである。こういった対策は日本の「自殺に関する提言」では3行程度に小さく扱われているだけである。
しかし、どうしても効果の挙げやすく分かりやすいこの「自殺手段対策」に力が入りすぎて、精神疾患対策や社会的対策など生きる勇気と力を取り戻させるような支援体制や環境づくりには注力できていないと現場は考えているようである。「さて、自殺の危機から生き残った人々は、結局苦痛や苦悩の人生を送っているのかもしれない」なんて悲しすぎる。いや、生きていれば、生きていれさえすれば助けることができる、可能性がある。死んだらそれまでなのだから。
参考:自殺予防対策センター”いきる”
特に「WHOによる自殺予防の手引き」は参考になります。
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愛用のご近所図書館は、GCSEとよばれる16才で受ける統一テストが来月にあるせいか、勉強する若者でごった返しています。図書館ダイスキな私は結構いろいろ行きましたが、ここのChelseaの図書館は、昔の室蘭の小学校風で落ち着く。あっ、ウィリアム王子とフィアンセと目されていたケイトミドルトンの関係、ダメになっちゃったの?英国に限らず、ヨーロッパの王室はこの辺あまりに自由で驚く。プレイボーイの皇太子とか。国の”男と女の関係のあり方”反映してるのかな?あっ、お父さんの背中をみて育ったのか。
ところで、アルツハイマー患者の精神症状に対する非定型抗精神病薬(リスパダールなど)の使用は、予後を短縮することでその使用を控えるよう勧告されていますが(日本でも英国でも保険では認められていない)、その実情が新聞で報告されていました。
· Sedatives blamed for thousands of deaths
· Campaigners point to lack of cash for trained staff
A class of drugs widely prescribed for people suffering from dementia is leading to the premature deaths of thousands of patients every year, according to research published today. Campaigners branded the continued use of the sedatives, called neuroleptics, a national scandal after a five-year study revealed that people with Alzheimer's disease and other forms of dementia are twice as likely to die if they are prescribed them.
この辺り、高齢者の長期療養施設の疾患管理の怠慢・悪診療だが、高齢者・精神疾患患者など”もの言えない”社会的弱者は自己主張が少ないために医療者・介護者中心の医療を受けていることが少なくない。 たいていが人頭払いなので、「ベット埋めときゃ、お金になる」ので入院・入所大歓迎だし、この支払い方式は強力な診療抑制が働くことは分かってることだし。その質を保つのは医療者のモラルだけかと思ってしまう。とすると、人のこころは脆いので、必ず誰かのレビューが必要だ。心を支えるためにも。
在宅で痴ほうをもっていらっしゃる方を見ていると、興奮や幻覚?独語、夜間せん妄はよくあることで、 ご家族・介護者の対応に頭が下がる。対応について話しながら、身体的や薬物の影響等考え、同時に抑肝散などつかったりして。そして在宅継続を決心された場合に、「予後への影響」を話しながら、非定型抗精神病薬の話をすると、ほとんどが断る。なんだか失礼なことを言ってしまったかといつも思う。興奮などはその人のちょっとした一部で、もしかしたら不安や混乱の表現で、数少ない意思表示かもしれないと、家族。私はあなたたちご家族こそが寿命を縮めてしまわないかと心配だったのですが…。
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