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< ”不愉快な真実”に患者は耐えられるか?!... | メイン | もの言わない悪診療は誰が指摘するのか? >

「ロンドン医療関係者親睦会」に参加してきました。看護師、医師のみならず、前世療法、リフレクソロジー、コンプレメンタリーメディシン、アートセラピーなどの施術者等、多彩な顔ぶれ。地域で家庭医としてやっているとホントに、原因不明や現状の医療では解決できない問題を抱えて生きている多くの方と継続的に関わることになりますが、こういう制度に乗らない「もうひとつの医療」との共同でみなさんの支えになるのもいいなあ、とふと考えました。まずは私のオーラから診てもらおっ。

 今回はアメリカ版「医師の上手なかかり方」をTIMEから。
Where Doctors Go Wrong
TIME, Thursday, Mar. 15, 2007 By CHRISTINE GORMAN

The patient was an 8-year-old California girl with severe headaches. Her parents, who were both struggling to adjust to new high-pressure jobs, took her to top neurologists and pediatricians. The child's symptoms, the doctors concluded, were a response to stress at home, along with perhaps a sinus condition. But four or five months later, it became clear that she had a brain tumor and needed surgery. When her doctors looked back at early scans of her brain, they were aghast to see the shadow of a tumor they had previously overlooked.
For Harvard hematologist Jerome Groopman, who is a friend of the child's parents, the missed diagnosis was more than just a cautionary tale. It was the start of an investigative journey. "People talk about technical errors in medicine, but no one talks about thinking errors," he explains in an interview. "I realized I had no framework for understanding these kinds of problems."

これは『How Doctors Think』という上記のGroopman医師の本の紹介記事ですが、医師が陥りやすい”精神的気分的わな”や”認知的わな”を知ることで、患者が”医師がそのワナに陥って、正確な判断をできなくなっている”ことに気づき、それを医師に”効果的に気づかせる”ことで、そのエラーを避けよう、と提唱しています。
そう、医師も感情や日常をもった人間。精神的肉体的コンディションが悪ければ、医師としてのパフォーマンスが落ちるのは、ほかのプロフェッショナルスキルドワーカーの例を考えても、当然です。

またこの記事で印象的だったのは、いくら医療が発達して、治療や意思決定等の情報技術が発達しても、それと患者をつなぐのは延々生身の”医師”でこれは過去から未来へ変えようがない、よって医師を良く理解することがよりよい医療を受ける鍵となるという”ボトルネック”を意識させてくれたこと。
最も蔓延しているバイアスかもしれませんが、患者は医師が製薬会社からごちそうしてもらってたり、資金提供を受けていたりを容易に知ることはできませんね…。

「医師が国政を目指す。」リーディングリストへ

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