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2006.12.07 07:33 |  医療制度 / 行政  |  その他(一般)  |  tarogo  | 推薦数 : 6

医療機関の資金調達

学校のEssayのために、『NHS plc』という本を読み込んでいたら、英国は既に資金調達に民間企業を導入済みで、しかも企業再生ファンドのように経営陣を送り込んで立て直しをするに加えて、巨額のフィーとと巨額のサラリーをしけこんでいて、結局何の為に民間企業を医療システムに導入したのか分からず、企業への利益提供・新規マーケットの提供に甘んじていることが切々と訴えられている。かなり驚きだ。

1980年のサッチャー政権時代より民間企業の医療経営への導入が始まり、民間企業のマネジメント導入効果や、質や効率の向上を期待したが、26年経って検証してみると、期待はずれで、患者はなんの恩恵も受けていないようである、と。
そういえば、日本でも僕が働いていた医療法人でドイツ証券と共同して

医療特化型不動産投資信託を設立し、将来は1000億円規模の
ファンドを目指す方針でいると報じられていた。
「医療機関」「資金調達」で検索すると、気づかないところで医療への民間企業参入が既に進んでいることが明らかだ。

不動産流動化し証券化、特別目的会社(SPC)を設立し資金調達するものや、病院向け不良債権を金融機関などから簿価より安く買い取り、ノウハウを使って経営改善を促し、受け取る債権弁済額を増やす病院再生ファンド、診療報酬債権証券化。病院債に特別目的会社(SPC)を利用した社債発行。英国で民間企業躍進の原動力となったPFI。

こうやってみると、M&Aを通した医療経営の巨大化が進み、先の資金調達が機能する基盤がさらに進むと、巨大なマーケットが出来上がるのは眼に見えている。
(まあ、いまの個人商店の集合のような医療環境で、薄利多売のまごころ経営がひきつづくなら機能しないのかなあ)

いくつかのマネジメント専門の医師ならではのビジネスが思い浮かぶなあ。

「医師が国政を目指す。」リーディングリストへ

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