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参加予定のセミナーです。日本の研究者が分析する日本の医療・医療制度・医療政策が、ランセットの査読者との共同作業でどういうプレゼンテーションとなるのか。当日のディスカッションとともに乞うご期待。
以下、引用です。
皆保険制度導入50周年を迎えた今年9月1日、『ランセット』日本特集号「我が国の21世紀における保健医療の検討:新たな皆保険制度に向けて」が刊行されます。 (公財)日本国際交流センターと世界的医学雑誌『ランセット』は、本特集号刊行を記念して以下の通り、シンポジウム「医療構造改革の課題と展望―3月11日の大災害を超えて」を開催いたします。 3月11日に東日本を襲った災害は、もとより医療過疎地と言われる地域が多く見られた東北地方に甚大な被害をもたらしました。その結果、高齢化、医師・病院不足、施設に依存する介護、医療に関わる国と都道府県、市町村の権限のあり方等、現在の保健医療体制が抱える様々な課題が顕在化しました。 本シンポジウムでは、今回の災害によって顕在化した日本の保健医療体制の諸課題を明らかにし、公平と連帯の原則に立った、医療体制の構造改革の方向性について『ランセット』日本特集号の研究成果をふまえご議論いただきます。一方で、社会の様々な変化に対応しつつ健康な社会を実現・維持してきた日本の経験は、より良い医療制度を模索する諸外国に多くの示唆を与えています。国民皆保険達成から50年の日本の実績と優れた点を、欧米とアジアの有識者等と共有し、健康な世界の実現に向けて日本が果たすべき役割を考えます。日時: 2011年9月1日(木)9時30分~17時30分 場所: 国連大学3階ウ・タント国際会議場 [地図]
東京都渋谷区神宮前5-53-70主催: (公財)日本国際交流センター、ランセット 後援(申請中): 外務省、厚生労働省、財務省、世界銀行、読売新聞 使用言語: 日英(同時通訳) 参加: 無料(要事前申込・定員360名、先着順) プログラム(2011年7月25日現在)
9:30-10:05 10:05-10:45 10:45-11:00 休憩 11:00-12:30 12:30-14:00 休憩 14:00-15:30 15:30-15:45 休憩 15:45-17:30
pray for Japanとして、
普段祈らない自分がなにに祈るかと思い、ご近所の神社まで歩いてみる。
鬱蒼とした鎮守の森に囲まれた社に、手と口を清めて対峙すると少し不安になる。
自分が祈っているのが自然だとしたら、なんと自分は無力なのかと。
しかし祈らずにはいられない。
災害医療支援を含めて約2ヶ月間日本に滞在していました。
被災された方と話しをしていて、恥ずかしいくらい涙を流してしまったし(こういうところが医師としてはもうひとつなところだ)、ボストンにいる今でも時々揺れを感じて、側にあるテーブルにつかまってしまったりする。揺れている訳はないのだけれど。
石巻の街でMacbookAirについた泥が拭えずにいる。それを見て、友達になった地元の方々の顔を思い浮かべる。その顔が皆笑顔なのが救いだ。続けて僕は僕ができることをする。大したことができる訳ではないのだけれど。
被災された地域の状況は日々刻々と変化している。通り一遍の理解は難しいのだけど、過去に被災された経験の語りは支援に向かう側にも参考になる。
『災害がほんとうに襲った時〜阪神淡路大震災50日の記録』(みすず書房)
は、自らも被災者として神戸にいた精神科医の中井久夫さんが、そこでなにを見、なにをし、なにを考えたかという記録だ。現在一部が無料公開され読むことができる。この連休には、東北へ向かう方もたくさんいらっしゃると思います。既に「災害医療」のテキストの多くが役に立たなくなっている現状においても、この本から医療支援者としての行動や心構えの指針が得られ、おすすめです。
ボストンはこの冬二度目の大雪警報(snow emergency)が出されて、明日は大学も閉鎖されるようだ。
今週からCommunity Health Centerという60年代のSocial movementをきっかけとして誕生した、無保険者や社会的に恵まれていない人々underserved populationを中心に医療ほかを提供するというmovement(ボストンはその発祥地)とその実際・マネジメントを学ぶセミナーに参加している。それも明日はお休み。折角なので、娘とご近所のAmory playgroundで彼女の大好きなソリ滑りをしよう!こんな雪ではしゃぐのは、こどもと犬と道産子(私)ぐらいでしょうか。。
先のセミナー参加者の方と、日本におけるunderserved populationとは?について話していたとき、すこし前にマイケル・ライシュ先生(Taro Takemi Professor of International Health Policy)と同じような話しになったのを思い出していた。昨年、ライシュ先生が日本に行った時に、同席していたファインバーグ先生(President of the Institute of Medicine 元ハーバード公衆衛生大学院 学部長)が「日本は長らく平等主義的な社会egalitarian societyであるから…」と発言したことに驚いた、と。130年ほど前には士農工商ほかの身分による違いがあり、また明治時代にも形こそ変わっても身分による社会状況の違いがあったでしょうし。たしかに刀を腰にささず、みんな氏名をもっていて、見かけ上は身分の違いがわかりにくくなったけれども、目に見えないだけで、果たして現在も繋がっているのではないだろうか。"egalitarian"に"見えた"としても、その歴史は浅いといえるだろう、と。
確かにアメリカでのunderserved populationといえば、多くはアフリカンアメリカンであり、メキシコほかからの移民などを意味していて、外見上もある一定の集団であることが認識できることが多い。ほんの40年くらい前の、Community Health Centerが活動し始めた頃の彼らの生活に関する映像は、本当に厳しい。
そこで想像してみる。彼らの外見が、アイルランド系であったらどうだったのだろう。
さて日本において、外見上はほとんど同じ日本人では、外見からはわからないunderserved populationをわかりやすい形で認識し、現在の社会で共有することができるのだろうか、と。
Winter sessionという1月末までの期間、このCommunity Health Centerに関するセミナーは続く。その間に、もう少し、しつこくこのことを考えてみたい。
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日本で来年度の武見フェローの公募が始まりました。博士課程を終えた若手研究者であればこの機会を最大限にいかせると思います。以下、ご案内です。
ハーバード大学公衆衛生大学院(HSPH)
武見国際保健プログラムのフェロー募集のお知らせ
1. 派遣期間: 2011年9月~2012年6月(10ヶ月)
2. 募集定員: 2名
3. 派遣費用: 往復旅費、滞在費の一部を支給
4. 応募資格: 原則として40歳未満の医師または保健医療分野の研究者。但し現在滞米中の方、他の団体等から奨学金を受けている方は、応募対象となりません。
5. 応募書類:
(1) 研究計画書(和文、英文別々に作成すること)
A4判に次の項目を5枚以内で記述
①テーマ、②目的、③計画、④社会的意義、⑤ハーバード大学で研究を行う必要性、⑥その他(特記事項等があれば)
(2) 英文推薦状3通(推薦者3名から)
(3) 履歴書(和文、英文別々に作成すること)
(4) 英文著書、論文リスト(主要論文を1、2編添付)
(5) TOEFLスコア等、英語能力を客観的に証明するもの
(6) 日本における連絡先(自宅および勤務先)(和文)
6. 応募期限: 2011年1月17日(月)(消印有効)
7. 選考: 第1次審査---書類選考(2011年2月)、第2次審査---面接(第1次審査の合格者について、2011年3月頃に東京で実施予定)
8. 選考委員会: 武見フェロー選考委員会
9. 募集実施機関: (財)国際協力医学研究振興財団
10.問合せ・応募先: 〒113-8621 東京都文京区本駒込2-28-16 日本医師会 国際課
Tel:03-3942-6489、Fax:03-3946-6295、Email:jmaintl@po.med.or.jp
詳細・募集要項は日医ホームページをご覧ください。
http://www.med.or.jp/
*「お知らせ」に、ハーバード大学公衆衛生大学院武見国際保健プログラムのフェロー募集のお知らせ【NEW】があります。
武見Briefing Book(英・和)がこちらよりダウンロード可能です。
http://www.med.or.jp/english/activities/act_chu.html
武見プログラムのホームページ(英文のみ)
http://www.hsph.harvard.edu/research/takemi/
米倉塾の仲間(というにはおこがましいですが…)が偉業を成し遂げつつあります。この事業の牽引役の方は、はじめにお会いした時は「ざっくばらんなおもろいおっちゃん」でしたが(今もでしょうが)、塾での出会いなどで刺激を受け化学反応がおこり、飄々とビジネスを通じた世界の問題解決にむけて成果をだされています。正直なところ、”ソーシャル”ビジネスには懐疑的でしたが、「日本を元気にする」を掲げた元気塾の活動・議論を通じて、その可能性についてすこし認識を変えつつあります。
以下、引用です。
時事通信 10月9日(土)15時0分配信
「医師が国政を目指す。」リーディングリストへ
9月より、武見フェローとしてハーバード公衆衛生大学院に来ています。ミッドキャリアの研究者・臨床家が大学に所属して研究を行う10ヶ月間のポジションで、ハーバードのリソースを使いながら研究を進めるとともに、大学院のコースをゲストとして履修したり、大学に所属する研究者・教授たちからアドバイスを受けながら研究者の専門的能力を高めていくことを目的としています。また、大学内外で行なわれる著名な研究者や実務家などのセミナー等に参加し知見を広げ、同時に直接コミュニケーションできる機会もあり魅力的です。
自分としては、ヨーロッパの医療制度・医療政策に日本への理論的・実証的示唆が多く含まれると感じていましたが、同時にアメリカの医療政策研究のことがずっと気になっていました。医療保険制度の面で、日本と大き違いがあることでついついアメリカの医療(保険)制度を批判的にみてしまいますが(根本的な課題ですが)、医療政策研究の先端を行く国であることは疑いがありません。では、そのbrightestな頭脳たちがどのように現状の制度を捉えているか、そしてどのような今後のシナリオを描いているのか。
また、自分にとってアメリカの医療・医療制度がどうなっているのかつかみどころがないと感じていました。
日本語になっているアメリカの医療・医療制度に関連する2次資料を読んでみても、自分の中でどう咀嚼し説明することができるのかわからない。連邦と州がどのように違った機能をしているのか・どのような関係なのか、といった基本的なことすらしっくりこない。そういう思いをしばらく抱えていて、いつかアメリカで医療政策を学ぶ機会があれば、と思っていました。自分の耳と目でアメリカの医療政策研究と医療制度を感じてみたい、と。
今回はフェローということで、体系的に学ぶということではありませんが、自分の興味に従って考え学んだことを機会をみつけて書いていきたいと思います。
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方々で話題になっていますが、
母校の東京都立国立高等学校同窓会が「大人の国高祭」と題して国立高校創立70周年記念同窓会を行なうようです。高校の同窓会として新聞一面広告やテレビCMも行なうチカラの入れようで、元同級生の間でも、「大人の…、いっとく?」をささやき/つぶやきあっています(関連ツイッター)。…と、同窓会なのに「定員を越えましたので、参加は抽選で選ばれた方のみ」だそうです…。少々寂しいですね。
今は、同窓会長が國高が誇る先輩の元杉並区長の山田宏さんで、お話をしてみたいなあと思っております。国立高校創立70周年記念式典では、素敵なスピーチをしていらっしゃいます→YouTubeで観れます。
なんと、参加申し込みの締め切りが9月21日月曜!あと2日です。申し込みはがきを出し忘れている同窓生の方!今すぐ申し込みください!
ついつい新型インフルエンザと対比してしまいますが(感染症との比較の愚を承知しながら)、予防可能という点でこの熱中症の公衆衛生上・医療システムへのインパクトの大きさを考えると、めまいがします。
参考に新型インフルエンザによる死者は今年3月末までで198人、入院患者は1万8千人弱でした。熱中症のデータが2ヶ月強の短期間であることを考えるとそのインパクトの大きさを感じて頂けると思います。本データの出典は総務省消防庁なのですね。熱中症は所轄が消防、と捉えられている恐れもありますね。。。
2010/08/10 12:34 【共同通信】
熱中症で病院に運ばれ、直後に死亡した人が、5月末から8月8日までに全国で100人を突破したことが10日、総務省消防庁の速報値で分かった。8月2日からの1週間に18人が亡くなり、計118人となった。病院に搬送された人は2万8020人。
搬送者や死者の数は追加報告でさらに増える可能性がある。7月は2008年の集計開始以来、搬送者、死者のいずれも過去最悪を記録。8月も依然として高水準で推移しており、消防庁は警戒を呼び掛けている。
集計によると、搬送された時点の症状は重症が1060人(3・8%)、中等症が1万1人(35・7%)、軽症が1万5872人(56・6%)など。年齢別にみると、65歳以上の高齢者が47・6%を占めた。
都道府県別の死者は埼玉が15人で最多。続いて愛知10人、三重7人、茨城と千葉が6人、岩手、新潟、大阪、兵庫が各5人となっている。
(追加)
昨年の厚生労働省労働基準局長通知で「職場における熱中症の予防について」がでていました。
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活躍中の同年代の2人に誘っていただき、若手医師向けの研究トレーニング・キャリア指南書を書きました。
私のパートはまだ駆け出し研究者でもありあっさりした記述ですが、佐藤雅昭先生・草場鉄周先生の手を抜くところのない解説は、医系研究者という、なかなか全体像がつかめず見通しのつかないものに漕ぎだすための海図(チャート)を提供してくれます。正直、私も熟読しました。。ぜひ手に取っていただけたらと思います。(以下、メディカルレビュー社からの引用です)
今,日本の大学病院では臨床の人手が足らず,しかも大学病院にも一定の採算性が求められるようになり,研究は手薄になる一方。若手医師が研究に身を投じる機会,あるいは研究に感心を向ける機会そのものが減っていると言わざるを得ません。一方,北米では,優秀な臨床医を育てると同時に,研究のできる意思を育てることに力を入れています。それは「研究がわかっている医師」こそが,基礎研究者にも純粋な臨床医にもできない多くの仕事をなしうるからで,それが医学の進歩につながり,国益にもつながるからでしょう。
拙著『流れがわかる学会発表・論文作成HowTo』の続編執筆依頼を受けてまず頭に浮かんだのは,このような医学研究の現状を受け,日本の若い先生方に臨床医にとっての医学研究の大切さとすばらしさ,そしていつ,どこで,何を研究したらよいのかという研究の「流れ」―昔は先輩医師から伝え聞いていたような―を発信することでした。
もし今,日本の若い先生方が,臨床医にとって貴重な研究の世界に触れる機会すら奪われようとしているならば代わってその「流れ」を指南することが本書の意図するところです。実は,最終的には自分自身の道は自分で切り開いていくほかないという当たり前のことが本書の1つの大きなメッセージでもあります。一方,多様な選択をするにもその選択をするだけの情報が前提であり,本書が若い先生方に海外での研究を含めた情報を提供し,研究を通して臨床医としての新たな道を切り開く一助となれば嬉しい限りです。
(『流れがわかる研究トレーニングHow To—医系大学院・研究留学、いつどこで何をする?』 佐藤雅昭「はじめに」より)
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