20年以上前には、媒体として1.44MBのフロッピーが重宝した。
薄くて大きい5インチのディスクもあったけど、折れて直ぐダメになり。
一般には3.5インチが使われて、それじゃ納まりきれないデータをどうしようと。
128MBも収納できるMOに感動していたら、640MBのMOが出て涙と鼻水が止まらず。
これで行けば次は1GBか?と思っていたら、CD・DVD・USBメモリ色とりどりに。
お手軽さで小さなメモリが優勢となり、ちょっと大きめリーダーが必要なMOは廃れた。
お店でのMOの位置は、売れ残りワゴンセールの裏辺りが適当になり。
「MOは何処?」に、店員さんから返ってくるのは「今時、MOですか?」だ。
「石器時代でも、USBメモリでしょッ!MOと言えば、ナウマン象印の?」みたいな。
「ワシのMOなんか、スカジーボードに刺してんだかんね」と言おうモノなら。
「珍しいですねー、スカのジジイがスノボ?」の目で見られ。
「あ、USBのMOも2つもってんだかんね」に、「年齢相応のMS-DOSマシンで?」言われそう。
それでも、このMOが日の目を見る時が来たのはワケがあり。
腱鞘炎になったペン習字修行を終え、象形文字と区別が付くようになったのは良いけど。
緊張しまくりだからやたら時間がかかるのが災いし、我が社も近代化が見えてきた。
「センセの字は、アクシデントを生む」に対抗して、ペン習字修行したのに。
やっと霞がかかってるけど、電子カルテの時代の波がそよそよ押し寄せる気配。
抵抗勢力を押しのけて入院処方は、医局を巻き込んでPCを導入し監査でも文句なく。
「んじゃ、あとは外来だけじゃん。楽勝やで、カッカッ」
取りあえず、今までの処方箋風のテンプレートを作成した。
試しに60人分の処方箋を書き上げて、「今度の外来から、プリンターが書くかんね」。
「えー、サンプルは?あ、これはですねー」
イエローカード4,5枚出されたけど、軽くクリアして。
「データをUSBメモリ入れるんでしょうけど、大丈夫ですか?個人情報」
「大丈夫イ、MOじゃから」
「MOって、今時イ。ぶ厚いフロッピーでしょ?今時、MOって売ってるんですウ」
「MOのリーダーを持ってるヤツは居らんやろ、んで安全。そう言う危機管理」
バックアップをとって次の外来に備える、午後。
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