カテーテルカルボナーラ
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新臨床研修制度

カテーテルカルボナーラ / 2010.03.28 22:12 / 推薦数 : 1
 当院にも4月からの研修医の配属スケジュール表が基幹病院から回ってきた。

 m3内でさんざん蒸し返されている内容だが、新研修医制度の見直しと評価、それに伴う処分・処罰はいつ行うのだろうか。
 
指導医は教える相手が短期間で毎回変わり、成長した姿も見ることが出来ない。
 これでは指導医も疲労してしまう。


 私が指導した研修医の話を書こう。

 朝 8:35頃にボサボサの髪で出勤してくる。
 コーヒーを2杯ほど飲んで病棟に上がってくる。
 数人割り当てた患者さんのところに行って、立ち話をして、ナースステーションに帰ってくる。
 カルテに一言。「著変なし」
 それが1週間ぐらいたつと「np」になった。
 検査のときは後ろについて、腕組みしている。そのまま3時間ほど過ごす。

 私は基幹病院に勤めているわけではないので、たくさんの研修医を指導している訳じゃない。
 しかし、この研修医はひどいと思った。

 それで、ある日聞いてみることにした。
 「精神科希望ってことだけど、その中で、どんなものに興味があるの?」
 「気分障害とか、うつ病ですね。特に若い人のうつ病に興味があります。統失(統合失調症)には興味は向いてません」
 「へえ」
 これまでで一番長い会話のリレーだと思った。
 「内科はうつ病を発見するプライマリーの役割もあるって言われているけど、それについてどう思う?」
 
 彼女は脂が付いた黒縁めがねをかけ直した。
 「内科の先生方って、精神科の医者を近寄りがたいと思っている部分があるじゃないですか。それが患者さんの治療にも差し障りが出てきていて、私はもっと内科のドクターともコミュニケーションをとって、治療に当たりたいです」
 「へえ」

 その後、彼女は私がカルテのヘッドに書いたプロブレムリストをとっかかりにして、患者の診察を行うようになり、1ヶ月もすると、一番丁寧な研修医になった。
 研修医は成長し、私は疲労しなかった。



 現場の意見に耳を傾けない民主党にNO!
三橋貴明後援会

 

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