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当ブログも1600記事に到達しようとしているが、【すし】の話題は一度も書いたことが無かった。今宵は何となく、【鮨】の話を書きたくなった。暖簾に【寿司】ではなく、【鮨】と書かれたお店に先日うかがった・・・
正直に言うが、僕は寿司屋はほとんど行かない。海外留学中には良くいったし、一人でフラッと回転寿司には時々行く。たらふく喰っても3000円とはしない。それで一応満足してしまう。
実は、お寿司屋さんの常連らしきお客さん達の中に「成金趣味」とか「893風」とか「お水のビフォー・アフター客」とか「派手な衣装の小金持ち若造」とかがカウンターに座っている姿を垣間見た瞬間に、『今日は仏滅だぁ・・』という気分になって、いかに高級店だろが、老舗だろうが、寿司店から逃げ帰りたくなる。
連中の話じゃ、カウンター越しの板前職人さんたちとの会話も耳を塞ぎたくなってしまうことがしばしばだ。なんか話をしてても僕にはツマンナイ。どうしても話題が合わない、というか・・・。その点、回転寿司だと楽しい家族の会話だし、海外だと言葉がワカンナイから気に障らないので心地好い。だから、開業医だが、高級お寿司屋さんには縁遠い・・・
さて、先日は家内に『久しぶりに連れてって、回らないところに・・・』と強請られ、近々大阪・東京と勝手な振る舞いを許してもらわねばならない負い目もあって、少々値の張る・・・といっても、明朗会計の【鮨】店に行ってきた。
実に久しぶり・・・7年振りくらいだろうか? 娘たちはまだ小学生、名物の「いなり」を覚えていたようだ。座敷がクロークに改装され、こじんまりと小奇麗な設えに変わっていた。以前はお弟子さんたちをカウンター内に見かけたが、その日はご主人一人であった。『なかなか若い人が続かなくて・・』と、最近はお一人でされている様だった。
何となく僕から、「寿司学校」の話を向けたら、『そうですね、私は10年ほど修行しましたけど、学校だと数年で卒業でき、海外にも職人募集が沢山あるようですね。若い人はそれを好むようです・・』と、穏やかな口調で話された。夜も10時近くなり、先客も皆帰り、店には僕らだけになっていたので、ご主人と初めてユックリ話をすることが出来た。
その「寿司学校」の話は僕もテレビで観て知っていた。若者が海外生活を望む時に比較的就職が確実なのが、なんと寿司屋なのだとか。海外志向の若者が寿司の「専門学校」で短期の修行をして羽ばたいていくのだそうだ。それも楽しい人生だろう、と思う。
家内がご主人に、『どうしてお鮨屋さんになろうと思われたんですか?』と聞くと、その礼儀正しく穏やかな表情のご主人は、『実は以前アメリカ西海岸でホームステイをしましてね、お鮨職人になって海外に渡ろうと夢を抱いたんです。そこで修行に入ったんですが、そこの親方が他界され、私がお店を引き継ぐことになりました。長い修行、今でも修行ですが、お陰で海外生活は夢のママです。いつの日か行ってみたいですけど』と、しんみりと、それでいてニコヤカに想い出を話された。
僕らはしばらく、アメリカやヨーロッパの鮨屋の話を楽しんだ。ちょうど、ご主人が海外志向だった頃に僕らは旅行や留学で海外の鮨店にも足を運んでいた頃だったから興味深く聴いて頂いた。
僕も将来は海外で暮らしたいと今でも思うが、鮨店のご主人も「叶わぬ夢」として胸にしまっていたらしい。それが僕らとの間で話題になって、ご主人の笑顔が更に柔和になって嬉しそうだった。そして娘に向かって、『貴女方が海外に自由に羽ばたいていただければ素晴らしいですね・・、日本の心を抱いてね・・』と笑顔でおっしゃっていただいた。
今回は予約も当日に取れて、最近は以前ほどは忙しくない様子だ。都会の高級住宅街にあるが、時代とともに都市の中心も移動し、周辺住民の高齢化や不況の影響もあるのであろう。
おまかせコースで様々な季節の料理を鮨以外にも楽しんだが、鮨店でこんなに会話が楽しかったのは初めてかもしれない。また、家内が強請ってくれないかなぁ・・と願っている。僕の寿司屋キライもここなら別かもしれない・・・と妻もホッとしたようだ。
そのお店のご主人を模した絵柄は「頭を深々と下げた姿」が昔から描かれているが、お店を出てタクシーに乗り込んだ僕らを角を車が曲がって見えなくなるまで見送ってくれていた。もちろん、深々と頭を下げたままで・・・
家内と娘はその姿に驚いていたが、僕は「あんな風に患者さんに接せねば・・・」と感じながらワインの酔いに抱かれていた。
読んでくれてどうもありがとう
先の日曜日、僕らはワンコ達を家に残し昼食をいただくため出かけた。日曜日は僕が家族と過ごせる貴重な時間で、平日に一緒に過ごせるほどのヒマも余裕も残念なことに僕にはない。いつもなら 『何にする?』と聞くと、『うどん・ラーメン・カレー・パスタ・・・』などと言うストレートでイージーな答えが返ってくるのだが、先日はなぜか違った・・・
『ホテルのレストランへ行きたい・・』と、想像だにしなかった答えが下の娘から返ってきた。僕の頭の中で電卓が作動し、ポケットの中の財布の中身へ想いが巡った・・・ でもどうして?
口にこそ出さなかったが、数日前に娘が誕生日を迎えたのに僕が仕事で祝えなかったための「おねだり」なのかもしれないと感じ、まあいいか・・・と川沿いの大きな高級ホテルへと向かった。
そこで「サンデーブランチ・バイキング」をいただくことになった。お一人様、2300円 だったかな? 家族連れなどでほぼ満員だった。わっ、ラーメンの4倍じゃん・・・と悲しい顔をする訳にもいかず、他のご家族達のマネをしてニコニコと席へ向かった。お昼に1万円か・・・ まあ、そう度々あることでも無いし、誕生日もすっぽかしたし、プレゼントはもう何年もあげてないし・・・まあタマにはいいか、と思いながらサンデーブランチを楽しむことにした。
でも、なんだか気持良い・・・妙に不思議な感覚だった。ちょうど家族旅行で宿泊している様な気分、プチ贅沢な心地好い日曜日の昼時に妻と娘たちとホテルのレストランで過ごすことがこんなに気持ち良いとは初めて知った。
思えば、開業して14年近く。年に一度有るか無いかの家族での宿泊を伴う旅行、もういつの事か忘れそうだ。
広いレストランの多くの家族連れ、ほとんどがホテルの宿泊客に見える。お金も心も余裕がありそうで、子供と手をつなぎとっても幸せそうだ。お父さんにはお父さんの、お母さんにはお母さんの「子供達を旅行に連れてきている」という自信と誇りみたいな表情が顔に見てとれる気がした。
『なんかいいね』 『なにかいいわね』 『ここ好き、お泊りしてるみたい』 『また旅行に行きたいね』
こんな会話をしてるとは他のテーブルの家族連れは決して想像できないであろうが、僕らの顔は多分ニコニコ明るかったハズだ。2300円にしては美味しい料理と高級ホテルレストランの雰囲気、また来たくなった。黒服のスタッフに丁寧にサーブされ、ホントに宿泊してる様な気分になれた。家から僅か10分の距離、ワンコ達と過ごしてリラックスしていたことでブランチがブランチらしく楽しめたのかもしれない。実際に家族旅行に行けない僕らだけに、近所のホテル・ブランチでこんなに楽しめるとは新たな発見だった。
年々忙しくなり責任も重くなり明らかに自由時間が減っている。厳密に言えば自由時間・完全フリーな時間は皆無であるため、身近な異次元空間のサンデーブランチを妻や娘たちが喜んでくれることにホッとして、最近やや重くなっていた気持ちが随分と軽くなった・・・
読んでくれてどうもありがとう
最近は家族も放り出してフラフラと山歩きばかりしている様だが、実はそうでもない。僕は凄く家族思いでもあるのであるだろうと信じているがどうだろうか・・・?
で、昨日は壊れそうな足を引きずってイタリアン・リストランテに出かけた。秋の爽やかな夜、テラスの窓は開け放たれて吹き入る風も心地好く、日焼けした肌に気持ちよかった。ホントは寝ていたかったが、予約していた白トリュフを逃すと妻に叱られそうで・・・
で、昨日は愛する妻のために年に一度?の白トリュフ予約の日、行きつけのレストランから「近く入荷します」の連絡を頂いていた。
まあ、こんなときでもいつ患者の呼び出しがあるか分からないので僕はワインを自粛中であるのだが、妻のほろ酔い加減のしっとりした頬は若々しくて魅惑的だった。
登山は高速代の往復2000円でタダ同然だったから、時にはこんな贅沢も許してもらおう。
写真でお伝えできないが癖があって何とも美味しかったなあ。少々高そうだったけど値段を聞くと野暮なのでお任せで削って振りかけて頂いた。なかなか妻が「そこまでで・・」と止めないのでハラハラしながら眺めていたが、トリュフの香りが食欲をそそった・・・
読んでくれてどうもありがとう
「父の日」、ホッとかれて自由をプレゼントされた僕は、映画と映画の合間に・・・オイスターバーにて牡蠣をいただきました。牡蠣はもともと大好きですが、近ごろ専門店が入って、年中安心して?食べれるようになりました。心配なのは財布の中身だけです・・・
牡蠣と言っても、この時期の旬は岩牡蠣です。牡蠣は冬のイメージがあるようですが、デッカイ岩牡蠣・・・プリプリと口当たり、舌ざわりがなんとも言えず、豊穣な香りも鼻をくすぐります。
ちょっと、グロテスクな外見ですが、@@@と一緒でその対比が素晴らしいと思います。ちなみに、僕は貝類が超大好きです。
まあ、昨日は中年一人でブラリと入って、ただただ今が旬の岩牡蠣6種盛り合わせ・・・というのをいただきました。産地と特徴を書いたメニューを読みながら、お酒も注文せず黙々と味わって二本目の映画に向かいました。
でも、食べ比べしますと確かに産地ごとに微妙に味が異なっていて、優劣はつけがたいですが、なんとなく好みがあるようですね。
一日たった今日でも、あの岩牡蠣のなんとも言えぬ風味が口の中と頭の中を回っています。僕は国内でも海外でも牡蠣はよく食べてますが、幸いに一度も当たったことはなく、牡蠣だけで他に何も口に入れなくて大丈夫です。
もう少し安いと更に嬉しいのですが・・・
読んでくれてどうもありがとう
女性という生き物は幾つになっても「クリスマス イブ」にはお洒落して素敵なレストランに行きたいようである。今夜は僕も仕事で無理なので、昨夜のイブイブに美しい妻と可愛い二人の娘を近所の馴染みのレストランに連れて行った。ほぼカップルで占領される聖なる夜の高級レストラン、ほどよく込み合っていて僕らは(二回転目の)9時を過ぎてから12時近くまでそこで過ごした。
隠れ家的な戸建の高級イタリアンレストラン・・床暖房で静かで客よりもスタッフが多いほどで・・一人だけ赤いスタイルのシェフが黙々と調理を指揮するのを眺めながらの特別コースメニューだった。美しいアメリカ女性をエスコートする男性客に少しばかり嫉妬しているのを妻に気付かれないように気をつけて、感じのいいスタッフ達との会話も楽しみながら家族で楽しく過ごした。子供は居ない時間帯だったが、初めてじゃないので少々無理をきいてもらった。でも随分と眠たかったようで・・・
僕は患者さんからの緊急電話に対応できるようにシャンパンを最初に戴いただけで、職業的な呪縛をなかなか振りほどけないのであるが、スタッフ達もイチャツク恋人達のサーバントに徹するのも無理してるんじゃあるまいか? でもそこは態度の良い客ばかりなのでまだマシかもしれない・・・
そんな素敵な食事が次々に運ばれてくる中、デザートのスフレ(Souffle)がテーブルに運ばれてきた(写真は別の・・)。横に座る妻が僕の方に顔を向けながら「ねぇ 想い出さない?」って聞いてきた。僕は自分でスフレを頼む事はあまり無かったので、ちょうど「同じ事」を想い出していたようだ。
「覚えてるよ、二回も連れてったよ・・」 「そう あの頃は良かったわね」 って、まだ生まれていなかった子供たちを眺めて二人で同じ事を考えた。
「NYのFour Seasons Restaurant だったわよね。一番最初にスフレを頼むかどうかを聞いてくる・・・。頼まないわけにはいかないし、実際に素晴らしかった。だって15年たっても二人ともこうして想い出すんだもの・・」 「凄いレストランだったよね。俺は君を二回も連れてった、あの頃は良かったねぇ。幸せだっただろ?」 「そう、私がZagatでチェックして・・ いろいろ行ったわよね」 「そうだった。ミシュランと違ってザガットの方が発掘する楽しみがあるし、自分で点数付けたくなるし、安い掘り出し物も沢山載ってて・・ 今、ザガット夫妻が来日中らしいけど・・」 「NYもDCもフィラも・・ザガット頼み、でも楽しかったわぁ。でもあそこって、フォーシーズンズホテルとヤッパリ関係あるのかしら?」
NYのFour Seasons Restrant はPark av. とLexington av.の間、52nd st.にある1959年生まれの超高級レストランだった。多分今でもステイタスは相当高いのではなかろうか? 僕らが行けたから大した事無い・・という批判は失礼だろう。きっと僕らが日本の「高貴な」夫妻に見えたので追い返されなかったに違いない・・と思っている。

最初は恥じらいを保っていた新妻と・・・二度目はアメリカの最高を見せようと留学先に訪問してくれた両親を連れて・・ ちなみに両親を誘ったもう他のNYの最高(に高い)場所は、今は無きワールドトレードセンター最上階のレストラン「ウインドウ オブ ザワールド」だった。あとは、ブルックリンブリッジを渡ったところの「リバーカフェ」だったかな。あとの二つは日本人も沢山行く(行った)ところだ。どこも素敵な場所、時間が自由にならない開業医には絶対に無理だ。あの頃は良かった~~
そんな訳で、昨夜は幸せなイブイブのレストラン。夜も深まり、子供が寝静まって・・僕らは二人だけで想い出を再び暖めだし聖なる夜を過ごしたのでありますが、ここから先は・・・書けません。
読んでくれてどうもありがとう。
僕は【トウモロコシ】が大好きなのだが、お店で良く売られている「甘くて軟らかいの」はアメリカ人の@@みたいで全然好きではない。スイートコーンとかいうのか?ハニーコーンとかいうのか?焼きトウモロコシとして出店などでも売られているやつは嫌いだ。
でも最近はお店とかではあれしか売ってなくて・・・日本人の味覚はどうしちゃったのだろうか?と心配になるくらいだ。
僕は普段親父が自家農園で栽培している「とうきび」しか食べない。少々固くてコリコリして甘くないが大変美味い。ベトベトしないが粒の皮がやや厚く、歯にこびりつくほどに美味い。小振りだが日本人の@@みたいで共感も持てる。
サイズが小振りな理由はもう一つある。憎きカラスが狙うので早めに取り入れる必要があって大きくなるまで待てないのだ。カラスは美味いのを実に良く知っている。
正式名称は知らないが、この昔風の「とうきび」を塩ゆでしてホクホクしながら食べると美味いのなんの・・・ ビールを一緒に飲むともっと美味いのであろうが、患者さんがいつ来るか分からないので僕は酒は飲まないようにしている・・・残念。
僕は「とうきび」の髭を見ると味が分かる。色と長さと艶と弾力性・・・髭はバロメーターである。この「皮むき」と「髭むしり」が僕は子供の頃から大好きだった。
昼過ぎに親父と畑でとうきびをその日食べる分だけ千切って夕方に僕がシコシコと「皮むき」して・・・お袋が塩茹でにして扇風機で風を当てながら夕食に並ぶ。これは冷めても美味しい。虫が食ってても美味しい。
でもカラスが最近狙うので困る。カラスはスイカも狙うのでもっと困る。丹念に育てたとうきびとスイカを掠め取られる・・・庶民が税金を政府にフンダクラレル感覚と似ていると思う。
親父が趣味で作るスイカ・・・こっちは【とうきび】みたいにあんまり上手には出来ないが、カラスの被害にあうと悔しいのなんの・・・ 『カラスのバカ野郎』と叫んでしまう。
ちなみに僕はスイカを「打診」して味を当てるのが得意である。人間の患者さんの「打診」はスイカで練習すると上手くなる・・・と思う。
読んでくれてどうもありがとう。
麻生外務大臣の【アルツハイマーでもこれくらいは分かる】という発言は正しく報道されていない・・・と僕は思う。
麻生氏は、『たとえアルツハイマー型認知症の人でもこの程度は簡単だから分かるよ』と言ったのではなく、『私のようなアルツハイマー型認知症の大臣にもこの程度は官僚が教えてくれたので分かるよ・・・・』と言いたかったのではなかろうか?いわば自虐的カミングアウト・・・だったら「失言」と攻め立てるのは可哀想である。
農業者をさんざん虐めてきたので農村票が激減した自民党。『がんばりゃドンドン儲かるぜ・・とでも選挙前に言っておけば農民の票なんて簡単さ』とでも思ったのなら大臣として確かに失格だろう。赤城・松岡・久間・厚労大臣などの不適切発言に学習した?麻生大臣はアッサリ撤回・謝罪してしまった。
しかし、医師の僕には・・・【麻生大臣の発言は全然理解出来ない】のである。
麻生大臣は、「日本ではコメ一俵1万6000円くらいで販売している。中国ではキロ1300円で売られているから、一俵で7万8000円だ。7万8000円と1万6000円はどっちが高いか。アルツハイマーでもこれくらいは分かる」と述べた。
外相の発言は、国際化に対応した農業の構造改革の必要性を指摘するため、例え話としてコメ輸出の意義を強調したものだそうだが、【この計算】・・そのまま理解しても良いのであろうか? 【アルツハイマー】云々ではなくて、【発言内容】が大臣として適切か? ココをマスコミや国民にも良く考えて頂きたいし、一国の外務大臣には「誤魔化し発言」は謹んで頂きたいものだ・・・
一俵は60kg、米一俵16000円ならばキロ267円である。中国ではキロ1300円で販売出来るので、【どうせなら輸出して267円より5倍近く高い1300円で売ろうよ・・頑張れば日本の農業も展望が開けるよ・・・民主党を応援せずに自民党を応援しようよ、地方の農家の皆さん】という事が選挙前に言いたかった趣旨のようだ。
なるほどフムフム・・・だが、待てよ! 誤魔化してはいませんか? 【安倍誤魔化し内閣の重要閣僚】ですから・・・立ち止まって考えてみましょう。
まず、中国で1300円で売られている米は、「新潟産コシヒカリ」や「宮城県産ひとめぼれ」などの【超優良米】である。その日本国内の販売価格は普通キロ350円以上で、キロ500円以上のブランド米や、「魚沼産コシヒカリ」にいたってはキロ740円くらいする。国内でも麻生大臣のいうキロ267円の二倍はするのが普通であり、ココがまず【誤魔化し①】である。中間マージンや輸送コストなども大臣は計算してないのかもしれない。
次に、現在のキロ1300円は現在の様に輸入量が少ない場合の初年度の「ご祝儀価格」である事を忘れてはいけない。中国人への売れ筋はキロ30~80円、日本原産の「あきたこまち」も既に中国東北地方で生産され、キロ100~130円で手に入る。恐らく、数年のうちに中国東北部での「コシヒカリ」や「ヒトメボレ」の生産が開始され、高くても500円以内で市場に登場してくるだろう。そして競争が年々進み生産技術に熟練が見られれば早晩300円以内にまで下がるのは確実だ。そうなると価格面で再び日本国内米は破れ中国への輸出は不可能になる・・・という事は、医師の僕にも分かる。これが【誤魔化し②】である。
これまでも「同じ失敗」が日本の農業分野では繰り返し起こってきた。その一例が「イ草」の生産である。平安時代から「御座:茣蓙:ゴザ」と云われ伝統を育んできた【畳の文化】は中国にはなく、西日本での「イ草生産」は日本の専売特許であった。細々と生産されていた中国のイ草は「安かろう悪かろう」で日本人は全く相手にしなかったが、農協や農水省の協力をえながら日本の「イ草栽培技術」が生産コストを意識するあまり中国に積極的に移転していった。
案の定、10年もせずに「中国イ草」の品質は劇的に上がり「日本イ草」と品質に遜色がなくなった。しかも価格は圧倒的に安い。当然、「日本イ草」は価格競争に負けて、国内業者や生産農家は次々に廃業していった。今では、その中国でのイ草栽培自体が「更に儲かるものが現れたので」急速に熱意を失いだし品質低下が続いているが、今となっては敗れ去った日本国内に「良質の日本イ草を再興する余力」は残っていない。全てを「安い生産拠点の中国」に移転して、悲しいほどに衰退して後継者も失った。日本伝統の【畳の文化】も今や不幸な運命を辿っている。
同じ運命が「米つくり」を待ち受けることは、医師の僕にも容易に推測できる。特許とか知的財産権とかに無頓着な中国国民。ましてや米の場合には沢山の「種もみ」を収穫出来る。バイオ作物と違って種無し作物は作れないのである。日本の美味しい「コシヒカリ」は、中国東北部で数年のうちに安価に生産が可能になる。「あきたこまち」が作れるなら工夫次第で「コシヒカリ」は作れるはずだ。【輸入解禁のご祝儀相場】に浮かれてる場合ではないのである。ココが【誤魔化し③】である。
購入層は中国の富裕層を当て込んでいるようだが、これも間違いだ。実際に輸入を待ち望んでいるのは日本人長期滞在者のほうである。上海と北京に長期滞在する日本人は6万人と言われる。裕福な企業派遣社員であり、日本の米を高いとは感じないだろう。増加の一途をたどる中国在住の日本人は確かに日本産米の重要な購買者となりそうだ。
米の年間消費量は約1億8000万トンで、日本の約20倍。13億の人口を抱える中国は世界最大の米消費国だが、上海に400~500軒あるとされる日本料理店の多くはキロ30円の中国産米を使っており、日本米を使うのは日本人が集まる超高級店に限られそうだ。
結局は、中国当局に関税をピンはねされて、日本人に高い日本米を食べさせるだけになるのではないか?企業が好調であれば経費で購買意欲を支えるであろうが、中国バブルがあと数年で弾けた後まで【超高級米】の需要の伸びが続くとは甘い予想であろう。中国人富裕層がいつまでも高い「新潟産コシヒカリ」を食べ続けるはずはない。彼らは「中国産美味しいコシヒカリ」を安く求めるようになる。ここが【誤魔化し④】である。
「中国は魅力的な市場」との幻想を抱いて輸出業務を取り仕切る全国農業協同組合連合会は、6月24日に第1便の精米23トンを送り出した。輸送コストがかかるため、価格はキロで1250~1500円と日本の2倍以上だ。しかし、早くも暗雲は立ち込めている。
お膝もとの農水省の担当官まで、『現地生産の「あきたこまち」や「ササニシキ」も食味が向上していて、輸出に不安がないわけではない・・・』と今から心配して話しているほどだ。
麻生大臣は外務大臣なら先の見通しが暗い事は当然知っているはずだ。誤魔化してまで「自民党離れ」を起こしている農村票を欲しいのだろうか?
それとも、そんな予想も立てられないほど・・・麻生大臣は理解力低下があるんだろうか?
そう考えると、今日の麻生氏の【アルツハイマー】失言の本当の姿が見えてこないだろうか?
いま日本の農業政策で大切な事は「目先の利益」にすがるのではなく、「食料自給率の大幅な向上」なのである・・・と医師の僕は感じる。
読んでくれてどうもありがとう。
昨日、「TVチャンピオン」で有名なラーメン王【Kさん】のお店に行ったら、【極:きわみ新味】という一杯1300円のラーメンが新しく出ていたのでさっそく食べた。その店の普通のラーメンの約2倍の値段。『一日限定50杯・・・』 これで即注文と相成った。
東京でも銀座店など2軒のみ、Kさんの地元でも4軒のみの先行販売らしく、まだ妻も食べていない。ちなみに妻はKさんの奥さんと親しいので、Kさんの「特別製」とやらを亭主に隠れて食したらしい・・・バカチン!!
さて、美味いかどうか? そりゃ、普通のに比べれば美味いに決まっている。が、余計なものが色々ついているので、ただのラーメンではなくて、「お料理」の感覚である。そう見ると、1300円は高くは無いが、普通のラーメンとしては・・・・高い。店中見渡しても僕しか食べていなかった。
ま、1300円くらいなら僕でも常時持っているのでどっちでもいいのであるが、普通は普通ので充分であり、いつも1300円のラーメンを食べたいとも思わない。
ちなみに僕は、近所のラーメン屋さんのラーメンが「世界で一番美味しい」と子供の頃から思っている。かつて、そこの娘さんが事務嬢として当院で働いてくれたが、無茶苦茶「美人」だった・・・ 関係ない話をまたしてしまったが、1300円のラーメン、【Kさんのお店】じゃない店が出しても、あんまり評判にはならないと思う・・・ でも、大変に美味しい。
読んでくれてどうもありがとう。
プーチンの野郎、ロシアの横暴が眼に余る。なんてことするんでい?タラバガニの禁輸ってか?ふざけんじゃねえ~ こちとら、蟹がないと生きちゃいけねえんだ・・・と江戸っ子でも無いのに江戸っ子の真似で怒りを少し表現してみました。
しかし、こんなの急に決めちゃってロシアも意地悪ですね。でも、僕は思うんです。早く日本人、特に江戸っ子および新東京人は気付かなくちゃいけない。食料を諸外国からの輸入に頼る事は危険すぎです。日本人はいつからこんなに平和ボケになっちゃったんでしょうか?
経済財政諮問会議なる近視眼集団に占拠されたプアな日本は、中国・台湾やロシア、はたまた北朝鮮からの海産物に頼りすぎです。これだけ豊かな海と海洋資源に囲まれ、漁業文化を古くから育ててきた日本が、地方の漁業者をほったらかしにして安い価格に誤魔化されて簡単に輸入に走る。政府の無策と長期戦略欠如によって破壊される日本の漁業が簡単に立ち直るのは残念ながらもはや出来ないであろう。
中国・インドを中心に【人口爆発】が最大の問題であるとかねてより僕は警告し続けている。難民流入の問題ではなく、もっと直接的な【食料不足】の問題を考えなければならない。今後、温暖化の影響で地上での食料生産力に急激な陰りが出る恐れが充分にある。海洋資源にも変化が出るかもしれない。アジア諸国の人口増加は温暖化が進もうとしばらくは緩む事がないと思われる。新型インフルエンザでの大量死があれば別ではあるが・・・
そんな将来において、憐れな人間達は生きるために必ず食料を巡る摩擦を起こす。簡単な方法は禁輸や価格高騰政策である。しかし今の飽食に慣れきった日本人が極端な粗食で耐え切れるとは思えない。
これは海産物だけでなく、様々な食料品でも同様である。日本では『完熟マンゴー』など付加価値をつけることしか頭にないようであるが、本当に大切な事は、【平和な今のうちに可能な限り食料自給率を上げること】である。
昨今の農業政策、もっと言えば地方の一次産業政策は全然なっていない。中国へ技術移転して安く作らせて、幾ばくかの管理料や指導料を一握りの経営陣が掠め取り、それを日本で売りさばけば自分だけは生き残れる・・・などという浅ましい日本人が中国を助け日本を滅ぼす。既に幾つもの日本の伝統的な農業や農業関連産業が国内では壊滅した。もはや復活は期待できない。
中国は現在非常に危機的な状況にある・・らしい。国家体制崩壊の際には中国国内の食糧問題も噴出する。そうなった際には、中国からの食糧輸入など期待できない。自分達も生存の為に食料確保に必死なのである。
東京一極集中だとかコンパクトシティー構想だとかはダメである。地方が衰退し農地も漁場も荒れ果てて国の長期的な存続はない。古代文明国の衰退と消滅の歴史は食料確保が出来なくなった際に繰り返されてきた。
今回我々は、【輸入の約束が簡単に反故にされる実例】をロシア産の蟹に見たわけである。中国の体制崩壊や食糧不足は遠い先の話ではない。10年とか20年とかで想像できる時間なのである。我々日本人は、いずれ必ず訪れる食糧危機に備えて、地方の農業水産業の整備・育成に本気になって取り組まないと間に合わない。
自分が良けりゃ良いという都知事の【都市再生】などという馬鹿げた話で国を滅ぼしてはいけないと思う。【地方再生と自立出来る国家作り】が今最も必要な政策のハズである。もっと政治家もマスコミも日本の将来を考えてヴィジョンを描いて欲しい。
教育再生や年金問題も大事であろうが、食料自給率を上げるために地方政策を推進すべきである。
日本は石油や鉱物資源が極端に少ない国である。しかし、贅沢品を望まなければ食料自給が可能だったハズである。日本の貿易産業の発展は、本来ならば安定した食料政策を守ってのはずである。しかし、危険な海外食料調達の道にか思い浮かばないようでは、日本人はもうダメかもしれない・・・
読んでくれてどうもありがとう。
朱欒は、「しゅらん」と読むのだそうだ。酒乱ではないですよ。
今日は、その『朱欒』というお店のご紹介をしたい。しかし、「ザボン」という店名なのでご注意下さい。
調べてみたら、「ブンタン」というのが正式だそうだ。混乱ついでに、ポルトガル語ではZAMBOAで、原産は東南アジア。江戸時代に清国から渡来した際に 船長の名前が謝 文旦(ジァ ぶんたん)だったとかで、ザボンはブンタンとは語源が異なる・・・と考えるのはまだ早い。戦前には「ジャボン」と呼ばれたが、当然ながら Japan とは無関係だ。これは謝文旦(ジャブンタン)が訛ってジャボンとなったとか、Zamboaからだとか・・・ 混乱したでしょ?そうなんです、書いてる本人が一番混乱してます。
当初、朱欒 (しゅらん)と 白欒(はくらん)の2種類の柑橘類が薩摩に植えられ広まったようだ。約80年頃前までは我が家の庭にもザボンの樹が3本植わっていたそうだが、物々交換で座敷の掛け軸に変身したそうだ。
ブンタンそのものも品種が多いが、自然交雑により色々な品種を生み出しており、グレープフルーツ・ナツミカン・ハッサクなどはブンタンの血を引いている。果実は生食の他、加工食品の原料としても用いられ、厚い皮や果肉を用いたザボン漬け、マーマレード、ボンタン飴などは有名?ですね。
話を戻します。今日はレストラン『朱欒 ザボン』のご紹介です。僕が当ブログでレストランを実名で紹介するのは実は初めてです。匿名がバレバレですが、応援したい気持ちです。
場所は、福岡市中央区高砂、日赤通りの「逆さラーメン」の角を西に折れ一つ目の角付近です。12席のこじんまりとしたカウンターのみのレストラン。4月19日に開店したてです。オーナーシェフの「久美子さん」は僕の初恋の人・・・・・・・・・・と同じ名前。ソックリな笑顔の建築士である美人の娘さんが内装を担当してくれたそうで、白を基調にしてシンプルに爽やかで良い感じです。
今夜、家族で行ってきました。8時からは予約で満席ということで、6時過ぎに行きましたが、僕らを入れて九人。結果的に、二回転という繁盛ぶりで・・・安心しました。もとは、『ON & OFF』という人気のお店をまかされておられましたが、オーナーの都合で閉店し、約1年間の準備をして初めて「自分のレストラン」をオープンされました。
料理自体は「恐らく和風」なんでしょうね、子供達も昔から大好きです。家庭料理よりお洒落ですし、「ヨーロッパ風ヘルシー和食」といった感じでしょうか。でも、一番は久美子さんのお人柄ですね。長いコンビのMさんが手伝っておられますが、「ON&OFF」のもう一つ前の店「S」からのコンビらしいです。今夜初めて知って驚いたのですが、僕ら家族もその頃よく「S」に通っていました。すれ違いだったのか記憶にありませんが、僕らの好みに合うんでしょうね。大げさですが、何か不思議な縁を感じます。今夜は1年ぶりでしたが、家族みんな「おまかせ」でお願いしました。黙って座ればピタリと当る・・・って感じですね。
久美子さんは元々「美人で素敵」なんですが、やっと自分のお店をもてたことで嬉しそうでした。身の程をわきまえて、10坪でリーズナブルな家賃で堅実に経営していこうとされてますし、「華やかな通り」の入れ替わりの激しい外食産業の荒波を上手く避けてもらって、末永く繁盛してもらいたいです。
ちなみに、「ザボン」と付けた理由は、心温まるものでした。直接聞いてみてください。親子の想いは娘さんにも伝わりましたね。
診療所の開業も一緒ですし、難しい時代には堅実が一番です。口コミで常連さんを確実に増やしていけば絶対成功間違いなしです。味良し、店良し、シェフ良し・・・で、お近くの皆さんもどうぞ一度行ってみてください。12席なので予約が望ましいですね。行ったら、「僕の紹介で・・」と言ってください。といっても僕が誰かばれてませんよね・・・・・
それと久美子さん、このブログは家族には内緒なんです。
読んでくれてどうもありがとう。