| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | ||||
| 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
| 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
| 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
もう遠い昔の様な気がしているが、この4月に導入が決まった「地域医療貢献加算制度」・・・
皆さん、もう忘れましたか? 最近は話題にものぼりませんね・・・
4月14日が受け付け締め切り日で相当悩まれた医療機関もあったハズ。当院は開院以来12年間、365日24時間僕の携帯へ転送される秘密番号を来院歴のある患者に配っていますし、透析患者全員には毎月毎月番号を知らせていますが、今回の加算は悩まず見送りました。どう考えても支払い対価として義務化の様に扱われれば対応は無理ですもんね。
一体、どの位の割合で加算を申請した医療機関があるのでしょう? 特に小児科とか循環器科とか・・・どれくらい申請したんでしょう? 産科は有床診が多いので申請割合は多いと思いますが・・・ 厚労省は早く診療科別申請率をマスコミ報道して欲しいですね。
GWが始まったようですが、申請された医療機関の皆さんはGWはどこへもも行けず飛行機も乗れず携帯電話を肌身離さず大変ですね。ご愁傷様です。まあ、僕も肌身離しませんけど・・・S@@の時も枕元に置き、入浴時もドアの向こうにおいていますけど。
しかし、GWの最中、どこが加算を算定してるか公表公開してくれると患者さんも助かるでしょうね? 救急病院も助かるでしょうし・・・ 公表されれば素晴らしい制度です。
公表されなければ宝の持ち腐れ・・・正直者がバカを見る愚策ともいえますが。もっとも、公表公開されれば算定する医療機関は1%以下になるんでしょうけどね。
そんなGW初日、僕の携帯が鳴りました・・・
いつもは可能なら喜んで診療しますけど、今日は透析業務後にヤンゴトナキ用事で出かけていましたので、申し訳ないものの丁重にお断りしました。
もし例のトンデモナイ加算を申請してたら基本的に断れないし、外出先から紹介病院を探して紹介状を書くなんて出来もしないし、対価を頂きつつ義務を遂行できない悩みで折角のGWの夜も悩まされるところでした。
でも、ラッキーにも加算を算定していなかったお陰で堂々と悩まずお断りすることが出来ました。応召義務の撤廃に等しいスッキリ出来る素晴らしい制度ですね。さすがは足立政務官・・・お陰さまでスッキリとGWや祝祭日や深夜のひと時をリフレッシュ出来る制度を作ってくれてどうもありがとうございます。
スッキリした気分で今日は近所の低い山を森林浴して楽しんできました。夕方5時過ぎに登りだしたので、下りてきたときには真っ暗でしたが・・・
読んでくれてどうもありがとう
ここ最近は近所の開業医さんとこから体調が良くないから診てほしい・・・という高齢者の患者が急増している。恐らくは連休が始まる前に不安感で他の医者に診せたくなるのであろう、判らぬでもない。
しかし、黙って来院されると非常に困る。患者の家から当院の方が近いなら転医も選択肢に入ろうが、通院中の医院が近い場合にはなかなか困る。特に医療内容が「トンデモナイ」と思われる症例も少なくないゆえに哀れさで患者を見つめる羽目になることもしばしばだ。
問診票に記載された段階で今後のコースはなんとなく想像できる場合が多いが、そんな患者が「なにかとウルサイ開業医」から流れてきた場合には悩ましい。当地区は基幹病院が近隣に沢山ある医療豊満地区なので「病院」へ診せに行って欲しいのだが、不思議と?開業医を好む患者も少なくない。なにかと便利で気楽なのであろう・・・
開業医も旬の時期があるだろう・・・ 多分、40歳から55歳くらいではなかろうか?
それを越えると、やはり最新の話題は知っていても使いこなせないし、60歳ともなれば後継者の目処も付く頃でもあるし、保守的にもなる。
開業後10年も経過すると地域の医療地図はスッカリ塗り替えられ、専門性にこだわり続けるのも無理を感じ出すだろう。だからといって一般開業医、家庭医にドップリ浸かれるかと言うとそれもまた容易ではない。まだまだ「専門医」の看板を下ろしたくないのだ。
ただ、最近は多くの領域でかつては専門医しか使用しなかった様な処方内容を一般開業医が行うようになったし、そう誘導されている様にも見える。しかし、広範囲のカバーを充分な許容レベルで習得し維持向上させ続けるのは絶対に容易なことではないと感じている。
僕自身はいまだに専門性にこだわって診療をしているが、こだわればこだわるだけ代診医には任せられず休診も出来ず、また患者の多様なニーズに応えられない場面も多くなり、「なんでもいいからとにかく診て薬くれ」と希望する患者との摩擦も時に心を傷つける事になる。
だいぶ話がズレテしまったようだ・・・
65歳以上の、かつては脳外科とか外科とか消化器内科とかで専門医であった開業医さん達が様々に薬を選択し処方されて目の前の患者に対応されている姿は僕の将来の姿を映し出したものに違いないと思うのだが、どうみても理解できない処方内容も少なくなく、家族や患者への対応や説明も十分とは言え無い場合も多く、僕とは比較できないくらい上手に診療費を上げるコツを駆使しておられる先生もシバシバ遭遇して・・・ドギマギしてしまう今日この頃、GWが世間では始まったようですね・・・
走行している間に開業して12年が経過し、今も旬の時期なのか旬を過ぎたのか自己判断できないままに今年のGWも院内で休まず働き続けている。
読んでくれてどうもありがとう
4月28日は祝日前で忙しかったですね。天皇誕生日・・・じゃなかった、何の日だっけ? みどりの日だっけ?
何か開業してから祝日の名前がよく判らんので困る。認知症かもしれない。というのも、この12年間、祝日に仕事しなかった事が全く無い・・・透析してるから、仕事で。
だから毎年毎年GWの季節は一時的に重症のうつ病になって、ブログが愚痴で溢れかえる・・・まあ、納税のため、「子供手当」を外人に配るため僕は今年もGW期間は精一杯頑張るぞ・・・
さて、今日の診察で軽症糖尿病の患者さんが2か月振りに来院された。ヨーロッパを2か月間ほど贅沢旅行してきたから血糖値が心配だという。その患者は僕の父親と同じ仕事をしてて連休なんて無関係なハズなのに・・・なぜ??と疑問が湧いた。
非常に忙しかったが、「どうして長期の休みが取れたんですか?」と尋ねると、「仕事を閉めたんです・・ それで、家族4人、ヨーロッパを回ってきました。朝からワインを飲んで楽しかったですよ」という。彼の妻も航空会社勤務の娘も英国へ留学中の息子も以前に診察した事があった。
僕はドキリとした・・・カルテに書くペンが止まった。
三年ほど前に僕の両親も4代続いた家業を閉じた。もう100年になる家業だったが、中国の影響で継続が難しく、断腸の思いで会社を閉じていた。患者さんも同業で3代目だったという。僕のところは息子である僕が医業へ転換して軌道に乗った後の会社整理だったので比較的スムーズに家業を止めれたが、患者の会社は在庫整理で実は大変だという。
しかし、子供が育つまで60数年、自営業で休みなく旅行どころではなく働いてきた最後に、「家族4人での2ヶ月間のヨーロッパ旅行を贅沢に満喫した」のだという。笑顔ではあったが、やはりどこか寂しそうであった。
考えてみると、僕と妹が両親と4人揃って家族旅行したのは12歳までであった。もう40年近く家族旅行をしたこともないし、今後もないかもしれない。
僕が妻と子供たちと最後に泊りがけで家族旅行したのは3年以上前になる。こちらも今後もないかもしれない。
一応順調に仕事をして地域では高額納税者として経済的には困っていないが、GWにも休めず家族旅行が出来ないなんて・・・本当に幸せな人生なのであろうか?
確かに多額の納税が出来る体力と責任感が失われていないことには感謝しているが、それを喜びといえるほどには素直に慣れていない。煩悩が日々心に忍び込む・・・
そんな気持ちで患者さんの「家族旅行」の話を聞いた・・・
少し涙でカルテの文字がぼやけてしまった・・・
読んでくれてどうもありがとう