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『我らが発明品である地域貢献加算への体制整備が奴隷どもによって適切に対応されているのか、そろそろ調査をしてみる時期だな。奴隷開業医ども、首を洗って待ってろよ。今から熱いラブコールをしてあげるぜ。何が何でも5回鳴るまでに出ろよ。留守番電話への応答は3分間なら待ってあげる。例えクソ中でも3分あれば充分だろ。お楽しみ中でも1分で充分だろ、murajunとかなら? うひひひ・・ キャツラの土下座が楽しみじゃ・・ 電話開始・・』
「はぁはぁはぁはぁ あぁあぁ いィいィ 小泉な、ない、内科です。もうすぐ逝きますので・・・ はぁはぁ いィいィ 後3分ほどたってからおかけ直しください。」
『チッ お楽しみ中か・・ 許さないぞ 監査に入ってやる・・』
「うぅん ブリブリブリ うぅん 安倍小児科です。いまトイレで格闘中です。後3分ほどたってからおかけ直しください。それまでに出ます。いや出します・・・」
『チッ 臭ってくるぜ 医者のクセして嘔吐下痢症か? 関わりたくないが監査に入ってやる・・』
「はい、福田精神科です。えっ? なんです? あなたとは違うんです・・・ 今運転中です・・ 私は運命が見えるんです・・・ あ、危ない きーっ ガシャーン ツーツーツー」
『チッ 死んだかも また医療崩壊進めちゃったかな? 安らかに・・ もう電話しませんから・・ 運命見えたのかな?』
「はい、麻生セメント、じゃなかった、麻生病院附属診療所です。只今から麻生病院地域医療連携室へ転送します。 はい、麻生病院当直看護師の花子です。 えっ? 誰? どうしたの? こっちにはカルテが無いのでわかんないわ。明日の朝、太郎先生がホテルのバーから帰って来てから電話頂戴ね。先生は医者だから常識が無いの。分かった? もう二度と午前3時とかに電話してこないでよ・・」
『チッ ひでえ看護師だなぁ。全く麻生元総理が言ってた通り常識のない医者がいるもんだね・・ どうせ一年持たないだろうから監査は不要、ほっとけ・・』
「はい、鳩山ミユキの夫、宇宙人こと、ゴッドマザーの息子です。私はお金には困らないので地域貢献加算は算定していません。なお、何を聞かれても同じことを繰り返し説明するだけですからアシカラズ」
『チッ 確かに宇宙人には何言っても無理だね。監査より国税の調査が必要だな』
「はい、小沢診療所です。電話相談一回に付き500万円からとなっています。30円ではいたしません。もちろん、違法な診療は一切行っていませんし、門前の小僧もやましい金は一切受け取っていません。診療ご希望の方は前金でお願いします。現金のみです。領収書は発行しません」
『チッ こいつはヤバそうな診療所だなぁ。都内の一等地にあるのに・・・ 診療一回500万円から? ここも国税に入ってもらえ。 もう、どいつもこいつも・・ まともに時間外診察に応じる開業医なんていないんじゃないのか? そのくせ算定しやがって・・ 早々に加算は廃止しようぜ・・』
地域貢献加算は誰のため?
「どうかね、医政局長、地域貢献加算の算定具合は? チミ、せいぜい3割くらいしか算定出来ないとほくそ笑んでたね? いま、何%くらいかな?」
『あ、政務官ですか? いま、大分はいかがですか? 議員を離れて少し骨休め出来てますか? えっ、町立病院に御勤務? 流石ですね、僻地医療にまい進とは・・』
「そ、そんなことはどうでもいい。僕も大学病院の助教授の時が懐かしいよ。ここだと、シイタケかな、ふぐも美味いよ。一村一品だし、医政局長も遊びに来てよ。 まぁ、来ないよね、田舎だしね。官僚にとっちゃ外国以下だもんね。 で、どうなの? 地域医療貢献加算の算定率? 30%届いた?」
『そうですね。私の読み以上に多いですね。診療所ベースだと予想どうり30%なんですが、患者ベースだと50%に届く勢いです。』
「そうか、やったね。僕のお陰で日本の時間外診療も凄く充実・・・ 僕の考えは間違って無かった。医療崩壊を食い止めたかもな。あんだけm3の掲示板とかmurajunの糞ブログでボロクソに叩かれたのに。muraun、どうだ? 俺は神になったぞ・・」
『あのォ、元政務官。それが・・・ 更に内訳を精査しますと少々違うんです。救急病院を受診する小児科や循環器科や精神科の患者が以前より大幅に増えています。病院の勤務医達が過労死してしまうと悲鳴を上げています。ますます崩壊速度が増しています・・』
「なこたぁ無いだろう? えっ? もっと良く分析したまえ、チミ。頭悪いんじゃないか? 学校どこ?」
『東京大学です。 申し上げにくいんですが、実は加算を算定したのは元々急患が少なく再診患者数が多い眼科や整形外科や耳鼻科や皮膚科などばかりで、逆に小児科や循環器科や精神科など元々時間外にボランティア対応で頑張ってたところが「たった30円で義務化は嫌だ」と時間外診療をこの機会に完全に止めてしまったようなんです。 それで、救急病院が汲汲言ってます・・』
「ばかもん、冗談言ってる場合か? でも、その理屈は良く判るな。俺でも365日24時間は嫌だしな・・・ でも、30%で予測どうりっ・・てマスコミには流せよ。間違っても小児科の撤退がばれない様にしろよ。落選しても俺は神だからな・・でないと、次の選挙も勝てん・・」
『分かりました。肝に銘じます。私も天下り先に影響しますから・・・ ただ、政務官、内科も算定してるとこも少なくないですよ。』
「そうか、それを早く言えば良いのに・・・」
『それがぁ・・・ 詳細に分析しますと、完全予約制の診療所とか、検診専門クリニックとか、企業内クリニックとか、ヨボヨボの後期高齢開業医の所ばかりなんですよ。これも救急病院の負担軽減には残念ながら全く関係ない様です・・・』
「なにやってんだ? 加算が多くて医療費が増えて医療崩壊を促進しちゃ駄目だろう? 肝心の小児科がやんなくちゃ失敗だ? 誰だ、これ考えたのは? 俺は知らないぞ・・」
地域貢献加算は誰のため?
「君んとこどうした? 算定した? 地域貢献加算? 小児科だから大変じゃないの?」
『厚労省の奴らのお陰でトンデモナイ収入減で自殺するのもシャクだからさ、女房とも相談してエイって死ぬ気で算定したんだよ。小児科は大変だしね、親がね、モンペがさ・・』
「だよねェ。凄いよね・・ で、どうなの? 電話? 寝れる? 無理でしょ? 奥さんとも楽しくやれないだろ?」
『それがさぁ、すごく不思議なんだよね。時間外は僕の携帯電話に転送するように、この前ヤケ酒かっくらいながら電話機セットしたんだけど、全然電話がならないんだ・・・ 院内にも張り紙したし、玄関前にも張り出したさ。来院患者全員に携帯電話番号書いた紙を渡して深夜も日曜もここに電話して・・って積極的に教えたのになぁ。女房とも不思議だね・・って毎晩話をしてるんだよ。全然電話がかかってこない。以前よりヨッポドヒマで、おかげで毎晩女房ともラブラブさ・・ 嬉しい誤算かな? それも疲れるけど・・」
『そんなはずないだろ? それ何か変だぜ。うちなんか精神科だろ。もう毎晩スゴイ電話だぜ、患者も寝れない・医者も寝れない・死んだ亭主がさっき現れた・・って毎晩30分も続けて寝れやしない。 小児科なのに電話がぜんぜんこないなんて、それ絶対変だよ。電話機が故障しちゃいないのか調べた方が良いんじゃない?』
「もしもし、谷垣小児科医院さんでしょうか? わたくし先の参議院選挙で落選した元厚労省政務官ですが、もしかして先生は私の携帯電話番号を地域貢献加算の時間外転送先に間違って登録してませんか? もう、ここ数カ月ぜんぜん眠れてないんです。苦しいんです。落選して落ち込んでるのに追い打ちかけて、先生の復讐ですか? もう勘弁して下さい・・・ でも、開業医の皆さんのご苦労だけはよく理解できました。わたくし、民主党を離党して再起をかけますので、どうかよろしく・・・」
地域貢献加算は誰のため?
「ねえ、医療コンサルタントさん、最近うちの患者さんが減って収入激減なんだけど、何か妙案はないかな?」
『そうですね、恐らく近所の医院が地域貢献加算を算定して何時でも診るって宣伝したので患者が流れて行ったのだと思いますけど。でも、あの加算は大変ですしね。どこも取らなきゃ良かったんですけど、医師会の幹部の先生とか算定するんですよね、いっつも。でも、ホントは夜中は診れるはずないですよ、もう70歳ですよ』
「そうだよな。50歳の俺でも365日24時間なんて想像しただけでも寿命が縮まるのに、70歳で深夜の電話にはなかなかデンワ・・・」
『せんせ、ピンチやのに冗談言ってる場合でっか? そ、そや。ここはひとつ妙案がありまっせ。せっせが本気ならきっといけます・・・ やりまっか?』
「なんや、関西弁だとヤバそうな案に聴こえるデ・・ でも、背に腹は代えられん、なんや?」
『毎晩、そして週末ごとに電話攻撃をしますのや。夜中に5回も電話してみなはれ、無言電話を100回も一晩にかけたら警察の世話にならなんけど、地域貢献加算の電話なら「腹が痛い」 「寝れない」 「胸がくるしい」 「鼻血が出た」 「事に及んで勃ちまへん、なんとかしておくれやす」 とか電話して相談して起こしたら、あのセンセ、半年後には死んでくれはるやろ。しなへんでも地域貢献加算はすぐに止めまっせ・・・ どうでっか? やりまっか? なに、つかまりゃしまへん。長妻はんが決めた合法的な電話相談でっから・・』
「そりゃあんた・・・ エゲツナイけど ゴッツ効き目ありそうだな。いっちょ、いったるか? で、電話は誰がすんのや? 俺が一晩中電話しまくったら、こっちが先に逝てまうわ・・・」
『問題は、そこでっしゃ・・・ フリーターでも雇いますか? これも地域貢献でっせ、雇用の・・』
地域貢献加算は誰のため?
「もしもし、センセ、今から診てもらうのは難しいでしょ? 土曜の夜ですからね。ご在宅ですか?」
『あの、大変申し訳ないんですが、いま家族で草津温泉に来てまして、日曜の夜まで東京には帰らないんですよ。急な症状変化なら夜間診療センターにお願いできませんでしょうか? 地域貢献加算とってて恐縮ですが・・』
「ですよね~ センセも人間ですから温泉くらい行きたいですよね。分かりました。他を受診します。センセ、どうぞゴユックリ家族旅行を楽しんでください」
『ホント申し訳ない。ありがとうございます。次回は必ず・・・』
「しめしめ、センセは今夜は不在だとよ。明日まで草津で、帰ってきたら驚くぞ。 さ、ゆっくりと家の隅々まで物色するか・・・ おっ、通帳だぜ。ちぇ、ショボイなあ。残高85万しかないぜ。 おっ、現金見つけたぜ。なんだ、たったの5万じゃねえか。近頃の開業医は苦労してるんだなぁ。 あちゃ、何じゃこれ? センセもアダルトビデオをコレクションしてて・・・ 大人の玩具まで・・・ けっ、真面目な面して恥かしい開業医だなぁ・・」
『あ~、久々の草津温泉は良かったなぁ。地域貢献加算の電話でひやっとしたけど、他を受診してくれたし・・・ でも、家が一番いいな。 ぎゃぁぁぁ、やられたぁぁぁ でも、よりによって不在の時に・・・ 誰が旅行の予定を知ってたのかなぁ? あっ、もしや・・?』
地域貢献加算は誰のため?
「去年に成城駅のそばに出来た皮膚科の女医さん、凄い美人らしいな。てめえ、見たことあるか?」
「あるある、いい女だぜ、あれは。バツ一らしくて、熟れごろの30半ばかな。テレビに出てる精神科の香山先生なんて全然相手になんねえぜ。やりてえなぁ・・」
「そうだろ? やりてえだろ? いっちょ呼び出そうぜ。地域貢献加算で携帯電話番号知ってるからさ。夜でも診てくれるらしいぜ。まあ、診てもらわなくてもいいけどよ。 もしもし、西川先生ですか? 夜分遅くすみません。さっき火傷して痛くてかなわんのです。診てもらえませんか? えっ? お風呂から上がったばかりでスッピン? 良いですよ、スッピン大歓迎です。」
『火傷ですか? 明日まで待てませんか? そうです、確かに地域貢献加算を算定してます。分かりました、じゃあ行きます。玄関前でお待ち下さい。 お母さん、いまから火傷の患者さんを診てくるわ。お母さん、もう遅いから寝てて。子供を寝かしつけててね。じゃあね』
『史子、気をつけてね。あなた、もう地域貢献加算とか辞めた方がいいわよ。女が夜に診療に行くのは危ないわよ。どんな人が待ってるかわかりゃしない・・』
『そうね、来月から止めるわ。心配しないで・・』
『お母さん、ゴメン。お母さんの忠告をもっと聞いとけばよかった・・・ 診療所に着いたらマスクをした男が二人待ってて・・・ お母さん、ゴメン。警察には知らせたくない。患者さん達に噂になるのが怖いから・・ お母さん』
地域貢献加算は誰のため?
「おい、今度はあのポルシェに乗ってる金持ちそうな医者を虐めてやろうぜ。へへ、面白くなるぞ・・ ご丁寧に携帯電話番号が張り出してあったしな。ったく、地域貢献加算ってのは便利だぜ、おれたちにゃ。何時でも呼び出し出来るってさ。長妻のお陰で仕事がしやすくなった・・ もしもし、あっ麻生先生ですか? 私、去年の秋に動悸で受診した鳩山雪男です。またさっきからドキドキして苦しくって。先生のとこ地域貢献診療所だそうで夜分遅く申し訳ないですが診て下さい。何時でも診てくれるって毎日に書いてましたから・・」
『鳩山雪男さんですか? 鳩山さん? ちょっと覚えてませんが、どの鳩山さんですか?』
「センセ、まさか認知症ですか? 評判たっちゃいますよ、医者が認知症じゃ・・ 一郎の息子の雪男ですよ。じゃ、麻生医院の玄関前で待ってますから・・」
『あっ、あのっ・・ ちぇ、切れちゃった。誰だろう? 全然思い出さないなぁ・・ まあ、いいか。 お前もイキそうだったのに、ごめんよ、また続きは後でたっぷり可愛がってあげるよ。ちょっと行ってくる。すぐ帰ってくるから待ってろよ・・』
「もしもし、神戸署捜査一課の小沢ですが、麻生先生の奥さまでしょうか? 実は先程、先生が診療所内で待ち伏せ強盗に胸を刺されました。残念ですが意識不明の重体です。犯人はカードを奪って先生のポルシェで逃走中です。今夜誰からか不審な電話がありませんでしたか?」
『えっっ? そういえば鳩山雪男という患者さんがスグ診てほしいと電話を・・ きゃぁぁっっ うっ』
地域貢献加算は誰のため?