murajun
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2012/05 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

トップページ

Doctors Blog

新着コメント

新着トラックバック

< NO 税 | メイン | 循環器学会へ???  >

生活保護受給者を患者に仕立てての「貧困ビジネス」の容疑者「山本病院」の事件に僕はこれまで敢えて触れてこなかった。理事長の事は当然悪いと思うが、それと同じくらい生活保護の仕組みが破綻しているのを知りつつ放置して医療に丸投げしている現状にも大いに不満だったからだ。

別に山本理事長の肩を持つ気はサラサラない。しかし、昨日「警察署内で留置中に異常死した塚本医師」には同情を禁じ得ない。警察が死因を「急性心筋梗塞」として始末し、容疑者死亡で不起訴にするとか聞いたが、温情をかけた様な素振りには納得できない。

塚本医師の留置所内での突然死は紛れもない「異常死」であって、「病死」ではなく奈良県警以外の第三者機関が警察組織を調べるべき事案であり、関係者、すなはち桜井署長や県警本部長や取り調べ担当者、留置所職員、嘱託医師などは「業務上過失致死の容疑者」として取り調べ対象であろうと思われる。

 

もちろん、これは皮肉であって、医療を知らない警察官にはとうてい異常死か否かの判断は無理だと思うのだが、実は医師にも同様の限界があることを警察も市民も知るべきである。でなければ、敷地内での突然死の責任は警察にあると言わざるを得ず、これまで業務上過失致死の容疑で無茶な嫌疑をかけ、医師生命を断たれてきた幾多の人たちと同じ苦しみを味わうべきだ、警察官も・・・

それなのに、どうして自分達は病死と戦う医師達の限界を裁けるとどこまで権威を振りかざすのであろうか?

いや、今度もまた、「診察させた医師が入院の必要が無いと言った。警察には問題はない。あるとすれば診察した医師だ」としている時点で責任逃れをしていることになる。またしても「異常死」の責任は医師に・・・ あぁ、哀れだなぁ

 

しかし、急性腎不全だったのが本当なら点滴ではなく入院が相応しいし、ホントに心筋梗塞を疑ってるなら呻き声をあげてイビキをかいているのが不思議だし、心肺停止で発見されたのかイビキをかいていたのかは相容れないし、そもそも「急性心筋梗塞を疑って病死としとこう」などと言う事が今回許される訳がない。それこそ警察に殺されたかもしれない塚本容疑者に山本理事長が投げた言葉そのままじゃないか???

 

 

2月25日14時7分配信 毎日新聞

「山本病院」で肝臓手術を受けた男性患者が死亡した事件で、業務上過失致死容疑で逮捕された医師の塚本容疑者(54)が25日朝、拘置中の県警桜井署で意識不明の重体で倒れているのが見つかった。病院に運ばれたが、午前10時45分に死亡した。
県警によると、塚本容疑者は6日の逮捕以来、食欲不振と不眠を訴え、24日に「急性腎不全」と診断され、点滴を受けた。25日午前7時半ごろ、洗面後に横になっていびきをかいていたといい、署員が異変に気付き、病院に搬送した。死因は「急性心筋梗塞の疑い」とし、阪本義文・県警留置管理室長は「留置管理に問題はなかった」と話している。
塚本容疑者は死亡した男性の主治医。問題の手術では、助手を務めた。奈良地検は塚本容疑者を死亡を理由に不起訴処分にする。
 2月25日14時46分配信 産経新聞
塚本容疑者は県内の病院に搬送されたが意識不明の重体で、約3時間後に死亡したという。県警で死因や経緯を調べる。
県警によると、塚本容疑者は今月6日の逮捕時から食欲不振と睡眠不足を訴え、県内の病院で3回、診察を受けていた。24日には急性腎不全と診断され、点滴などの処置を受けたが、医師は「入院の必要はない」としていたという。
2月25日12時55分配信 読売新聞
県警によると、塚本容疑者は同日午前7時頃に起床し、洗面を済ませて留置場個室に戻った。その後、うめき声が聞こえ、署員が見に行ったところ、倒れて意識がないのを発見。すでに心肺停止状態だった。
塚本容疑者は、ここ数日、睡眠や食事をとれない状態が続いていたといい、6日に逮捕され、26日に起訴される予定だった。
2月9日15時33分配信 産経新聞
 「山本病院」で肝臓の手術を受けた男性患者が死亡した事件で、手術の助手を務めた病院の元勤務医、塚本容疑者(54)=業務上過失致死容疑で逮捕=が逮捕前の県警の事情聴取に、手術中に失血死した患者の死因について、法人理事長の山本文夫容疑者(52)=同=から「心筋梗塞(こうそく)と死亡診断書に書くように指示された」と供述していたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。


 
塚本医師のご冥福をお祈りしたい

固定リンク | コメント (0)

コメント

コメントはまだありません。

コメントを書く

ニックネーム*
メールアドレス*
URL
内容*
※「利用規約」をお読みのうえ、適切な投稿をお願いします。