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正確には「ACLS」ではなくて日本麻酔科学会の主催する「ICLS」という救命処置の講習会に参加した。で、何となく「楽しかった」ので忘れないうちに書き留めておきたい。
標準的なACLSコースは土日の二日間、4万円近いお金を取るみたいし、チャンとしたコースは更に日数も費用もかかってしまうが、それでも人気で予約がすぐ埋まるらしい。こっちは日曜日だけで参加費1万円、弁当と定価2100円のポケットマスク付き。真面目な開業医なので日曜以外は休めないが、世に流行りのACLSなるもの、次のチャンスも1年後みたいだし、興味本位で受講してみた。
最近の循環器専門医の受験資格にはACLS受講が必須要件らしいが、僕が受験した20年近く前にはACLSという言葉を聞いたことはなかった。当然ながら循環器科に10年以上も勤務すると実践経験は多いのだが・・・指針も少しずつ変わる様だし。
コンパクト版のICLSの講習内容は看護師さんも参加し、元循環器科医にとっては当然過ぎて少々物足りないが、色々と感じることが多く、意義深い日曜日だった。
① 繰り返す実技実習は中年の運動不足に丁度いい。大きな声を出して演じるのは少々恥ずかしく、胸骨圧迫で汗が・・・ でも、大切な腰が・・・痛い。妻に怒られそう。
② 参加者24名にインストラクターなどのスタッフ24名。結構濃厚なスタッフ配置で、参加費用はリーズナブル・・・参加前は高過ぎと思っていたが。
③ インストラクターは若いスタッフ、それも女性の看護師さんも多く、日常とは攻守逆転の感じでマゾ感覚が新鮮だった。結構グイグイ明るく責める看護師さんに感心した。もっと虐めて・・・もっとエグイ要求を指示して・・・と思わず言いそうだった。
④ 除細動器使用経験の無い(乏しい)医師が多く参加していたのが驚きだった。循環器科だと毎月の様に使用していたが、科によっては無縁なのだと改めて知ったのが新鮮な驚き。
⑤ 教えることが嬉しい・・・という表情のスタッフばかりで、笑顔を絶やさず活き活きとやっていて、おだてる様に拍手までしてくれて、まるで「地中海クラブ」のレク行事に参加してるような感じ。スタッフも衣装が揃ってないけどOB、OGの様な・・・
⑥ 同級生も一人来ていて、そいつも高次救急救命センター勤務歴があって絶対に物足りなかっただろうけど、僕同様に不満じゃなかった様で、やはりスタッフの「雰囲気」が良いのだと思う。内容は・・・やや物足りないが、開業医だし しょうがないか。
⑦ 20数年前に救命センターでお世話になった指導医の先生が今も研修のあった病院の救急部長をされていて、ACLSの世話役をされていて懐かしかった。いまも変わらぬ笑顔、時の流れは速いものだ。
読んでくれてどうもありがとう
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