| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | ||||
| 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
| 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
| 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
| 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
昨日に引き続き、新型インフルエンザ用ワクチンの件です。これに関しての真面目な議論はYosan先生のハイレベルな「新小児科医の独り言」の本日のブログ記事 http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/ などに展開されてますが、その前段階の「最優先対象者」のピックアップに僕は数日アップアップしています。
たった一週間程度で、「かかりつけ患者で慢性の基礎疾患を有する患者で@@の基準に該当し、ワクチンの接種を希望する者の基礎疾患別の人数を@@日の@時までに報告しなさい」ということです。
昨日も悩みを聞いてもらいましたが、「かかりつけ患者」という定義が難しいです。疾患によっては喘息のように現時点で治療していなくても該当しますから半年程度の通院歴チェックでははみ出します。当院へ心臓疾患だけ半年や一年に一度定期的に診察に来られる他の医院の患者さんも少なからずおられます。
慢性心疾患の場合には「NYHA分類のⅡ度以上」のみですから基準がかなり甘く、高齢者の心疾患であれば多くが該当します。当院は循環器科と透析を主体としていますから、本日診察した(透析患者を除く)50人強の患者のうち該当しなかったのは年齢層の若い10人程度でした。想像以上に該当者が多いようです。
次に問題は、「最優先対象者」の他に「優先患者の次に優先になる基準」というのもあり、例えば、糖尿病ではインシュリン注射をするか否かで差が出ますし、ガン患者では抗がん剤治療のほかに免疫抑制剤治療をしているか否かが両者を分けます。
面白い?のは睡眠時無呼吸症候群などを有する「肥満」も対象で、BMIが30以上だと最優先、25以上で次の優先とのことです。そうです、貴方も優先対象かもしれません・・・??
さて、クセものなのが・・・
上記の「最優先」と「次の優先」の調査時期がずれて何時になるか分からないことです。今回は「最優先のみ」知らせよとのことで、いずれ「次の優先患者」の調査がくるかと思うと暗くなります。ボーダーライン上の患者も当然少なくないわけで・・・
もうひとつ問題なのが・・・
最優先基準に該当して、なおかつ「接種を希望する者の人数」を知らせよ、とのことです。つまり、≪ 1週間のあいだに数カ月分のカルテをチェックして最優先患者を漏れなく割り出し、なおかつ対象患者に連絡をして予防接種を希望するか否かを正確に調査し報告せよ ≫と求めてるわけです。もし調査漏れで接種不可能となれば当然文句が医療機関側に飛んできそうです。
それでもなお問題は・・・
かかりつけ患者さんも「心臓は名医murajun先生に、でもリウマチは@@整形外科に、呼吸器は@@呼吸器内科に、糖尿病は@@内科に・・・」なんて言う人が少なからずいます。こんな患者さんにはどの病院が連絡を入れて予防接種の希望を報告するんでしょうか?
『それなら大雑把に報告すれば良いでしょ?』という声が聞こえてきますが・・・
今度の予防接種は返品がきかないらしく、希望しない人数を報告しても余るんですよね。しかも、10ml入りバイアルで一日に18人分をしないと使用不可能で廃棄されるとすれば無茶苦茶です。
余るんなら「当院の赤字」で済むんですが、希望者数を報告して納入が報告数を下回れば・・・またまた「予約したじゃないか」と文句がきます。
じゃあ余った分捨てるのは「もったいない」からと優先対象者以外に好意で接種したら・・・マスコミにたたかれそうですから・・・目をつぶって皆さん堂々と捨ててください?? と言いながら、多分 友達とか愛人とか議員とかジャーナリストなどに横流し接種するんでしょうね、もったいないですから。
でも、某組織の担当者に問い合わせをしてみたら・・・
「希望者数を正確に報告してもらっても全部納入できるとは限りません・・」という返事が返ってきました。
なんか、こう考えると・・・・バカバカしくて ヤッテランナイ ですね。
しかも、タダでこれだけの作業をやるんですからね・・・
でも 読んでくれてどうもありがとう
先週半ばに新型のワクチンが当院にも届いていましたが、週明けの昨日になって接種させていただきました。お先しました、ありがとうございます。
週末の山行きとかデートとかを秘かに目論んでいましたから、副反応が多そうなワクチン接種を避けていたのが本当の先延ばしの理由ですが、ナント・・・今度のワクチン、全く副反応が出ませんでした。
僕だけじゃなくて他のスタッフも同様ですが、毎年10年以上接種してきた季節性インフルエンザのワクチンは今年も含めて僕の腕を大きく腫らして来てくれましたが、今度のは全然どうもありません。
何が違うのでしょう? 添加物が違うのでしょうか? 製造工程の違いが何かあるのでしょうか? 3種混合と1種単独で違うのでしょうか? 気合の入れ方が違うのでしょうか? とにかく初めて副反応が皆無で、職員からは 『効き目が無いんじゃないでしょうか?』と言われています。
まあ、話は変わりますが・・・
定期受診中の慢性基礎疾患の患者さんの「疾患別の基準該当人数」を今週中に数え上げろ・・というお達しが来ています。今、その「基準」とやらが書かれた冊子を眺め、カルテ内容と照らし合わせていますが、月末のレセプト時期と重なり無茶苦茶悲惨な状況です。
8000人程の患者さんのカルテから「かかりつけ」という基準で最初は「三年以内の通院歴」で探そうとしたら大混乱で、じゃあ「一年以内の通院歴」に緩和しても役に立たず、「定期だから半年以内で良いんじゃない?」としても2000人を越え、「もう定期なんだから 3カ月以内で良いでしょ?」と絞り込んで・・・ようやく「1500人程度」までに減らしました。しかし、ここからが大変です。
心疾患ではNYHAのⅡ度以上、腎疾患ではGFRが15以下(30以下では条件あり)など、肺も肝臓も糖尿も色々と細かい条件があるので実際にカルテに照らして調べないと分かりません。何しろ、『私は優先なんでしょ? ね、でしょ?』と今からしつこく聞いてくる患者さんが多いので間違うと「年金照合問題」のように無茶苦茶叱られそうで、下手すると損害賠償まで・・・?ってなことはないでしょうが、とにかく無料で1000人以上のカルテ照合作業が当院だけでも必要のようです。
多分、厳密な基準で照合すれば・・・いかに慢性疾患患者の多い当院でも300~400人程かと思うのですが、それを数日で洗い出せ・・・と役人に言われても臨時のタダ働きでは疲れます。これで、ワクチン代が「あの価格」じゃ、カルテ照合の人件費も出ませんね・・・・と、久しぶりに文句を言ってみました。
しかし、今回の新型の場合、ワクチンは20歳以下の人を最優先した方がどう考えても良いですね。それも「ワクチン有害論者」の批判にめげずに学校などで集団接種が最も有効でしょう・・・・、いかがですか 長妻大臣様
読んでくれてどうもありがとう
もったいぶりましたが、いよいよ紅葉狩り登山のご紹介です。あまりに美しい・・・と例のワンコも感激していましたが、そのワンコとともに沓掛山の山頂から眺めた朝7時頃の久住です。
左に三俣山・・・ここの山頂付近の大鍋・小鍋の紅葉は素晴らしいとか、天気が良ければ行くつもりでしたが、雨ヶ池への急な下りが雨天で危険らしく諦めました。
左下の紅葉の尾根を右の方へなだらかに下りながら進みます。途中からの紅葉は素晴らしいですね。右上が星生山で、後からご紹介しますが、多分今週が最高の紅葉の時期だったでしょう。この牧ノ戸峠コースは初めてでしたが、楽で紅葉狩りには最高ですね。
さて、その星生山の南側斜面の紅葉です。どうですか? 実際に眺めると鮮やか過ぎて感激でした。大きな写真で紹介したいのですが、ブログでは無理ですね。
扇ヶ鼻という1698mの山を右に見ながら左方面に回り込み、南千里ヶ浜を左に1762mの星生山を眺めつつ天気を心配して先に進みます。当面の目標は下の写真で右の三角錐、1787mの久住山です。この時は晴れてはいませんがキレイに全体が見えています。時間が許せば、そして天候が許せば帰りに星生山や扇ヶ鼻に登るつもりです。
その南千里ヶ浜からの星生山の久住山寄りの岩場(上の写真の左の稜線)がゴツゴツして心ひかれます。どうも6年程前まで北側の硫黄山の有毒ガスの影響で入山禁止だったとか・・・ 後で紹介しますが素晴らしい山です、天気が良ければですけど。
そして、初めてまじかに見た星生山に惹かれつつ岩場を越えて避難小屋へ到達、久住山を仰ぎます。そして4週間前に靴が壊れて断念した北千里ヶ浜方面を眺めます。その先には三俣山、そして左には噴煙上げる硫黄山がみえます。天気さえ良ければずっと遠方まで見えるでしょう。由布岳の山頂もかろうじて見えますが、急に東北の中岳方向から雲が湧き上がり勢いよく流れていきます。方向から察すると台風の影響で、今後の天候はやはり崩れる一方のようです。あっと言う間に久住山の山頂も雲で覆われました。まだ朝8時ですが、早く出て正解?でした。
霧の中、先を行く人の姿が全然見えません。20人ほどは先を行ってるはずですが、中岳など別の山に向かったのでしょうか? 天候のことがありますから、久住山を目指して目印を見失わないように黙々と先を急ぎます。こうも視界が悪いと時計の「標高表示」だけが頼りです。あと100m、あと70m、あと30m・・・などと見えぬ頂上を想像しながら登ります。果たして正確かどうか・・・気圧が下がれば誤差も生じるでしょう。
と、8時40分、登り始めて130分でついに雲の中の久住山頂上です。標識は1787m・・・時計の標高表示も同じく1787mを指しています。見えますか? 感激するほど実に正確です。ちなみに温度は摂氏6度、さすがに風速計はありませんが恐らく風速15m程だったでしょう。体感温度は予想以上に寒く、山頂でノンビリ朝ごはんを食べる余裕はありませんでした。
そんな雲の合間に時折展望が開けます。他の登山者も「さあ、今だ・・」と雲の合間に証拠写真を撮影していました。僕も山頂から家族に写メールをしました。僕はどうしても星生山の姿が気になります。まだ9時前です、これからどうしましょう? 直ぐに引き返せば10時30分には駐車場に着きます。いくら雨が予想されるにせよ、これだと淋しいですね。雨もまだ持ちそうですからもう少し巡りたいです。
考えられるルートとしては、久住別れまで下りて、久住最高峰である1790mの中岳を空池・御池を巡る様に登るコースが(晴れていれば)一番でしょう。しかし、中岳方面から雲がやってきます。霧が深くなれば少々慣れてないと迷いそうで心配です。さすがに、35年目の記憶を頼りに一人で雨が降りそうな霧の中を歩くのは開業医としては避けるべきでしょう・・・ と考え、一旦歩き始めましたが数百メートル進んで(雨がぱらつきだしたので)泣く泣く引き返しました。
天候が良くて紅葉の時期なら、久住別れから北千里が浜へ下りて、スガモリ越えから三俣山に登り、大鍋・小鍋の紅葉ポイントを堪能し、雨ヶ池方面に下りるコースが「ゴールデンコース」と紹介されていました。時間が許せば法華院温泉で一泊して大船山の山頂の御池周辺の紅葉ポイントを愛で三俣山と対面すると素晴らしかったでしょう。ただ、天候が全てですけど。
朝9時過ぎに予想より相当早く雨が落ちだしました。風も吹いています。「残念だな~」と避難小屋の横を星生山の岩場を眺めつつ歩いていたら、険しい岩場をグングン登る人が見えました。登る標識が見つからず通り過ぎようとしましたが、ある夫婦が少し戻った場所から登り始めました・・・ 時間はあるし、雨も強まらないので僕も付いていくことにしました。そしたら夫婦は直ぐ立ち止まってしまい、僕が前になりました。しかし、その後から5名ほどが続きます。ということで先頭になって知らない道を登っていきました。登るにつれて雨と風が少し強くなり、数名の人が立ち止まって雨具を着け出しています・・・
しかし、僕は雨具なんか持ってません。登りきったところで逆方向から来た人たちとすれ違いましたが、その人たちも雨具を着けています。そこから見た星生山の岩場は少々険しく感じられましたし、進むのを躊躇しましたが、やってくる人が岩場に見えたので進んでみることにしました。硫黄山側の展望も良くみえる岩場の尾根・・・雨で滑りやすくて困りましたが、前回の「由布岳お鉢廻り」より気分的にはかなり楽でした。距離も高低差も難易度も3倍程違います。でも雨で岩場が滑りやすく、出来るだけ楽な岩場の「う回路」を探しましたけど。
降り続く雨を恨めしく思いつつ岩場を越えなだらかな尾根を進んで1762mの頂上に至り、10時26分に証拠写真を撮りました。せっかくの頂上からの眺めでしたが、雨のためか皆さん長居はせずに直ぐに移動され、僕もそそくさに下りることにしました。しかし、まだまだ帰るには早すぎるし・・・ どうしましょう? 沢山今から入山してきている人々がいますし・・・
一応帰るしか手はなさそうだし、星生山を下りて行ったのですが、浮石がゴロゴロあって、雨にぬれたメガネの影響で足元が怪しげで、一度転んでメガネを落としてしまいました。幸い簡単に見つかり割れてもいませんでしたが、岩に当って割れてたら運転して帰れなくなり困るところでした。しかし、雨の時はコンタクトに限りますね。
そして、牧ノ戸に向かいながら前方の「扇が鼻」の山頂に向かう登山者の姿が目に入り、「そういえば山頂往復40分程度」と聞いていたので急に行きたくなりましたが、足元の土の具合がグチャグチャになりだしていたので、少しのぼったところで早めに引き返しました。
そして、最初の写真の場所にも雲がかかり、紅葉にワビサビの要素が加わり美しさも更に際立っていました。晴れても降っても美しい紅葉の景色でした・・・まるで「水も滴る良い男」である僕の様に美しい姿のようでした。
しかし、雨中の登山はいくら楽なコースとはいえ足元が汚らしくなりますね。次回は足元を(お金をかけずに)どうするか? 次回のテーマです・・・
そして、12時ちょうど・・・登山開始から5時間30分で「雨中の紅葉狩りサンデーハイキング」も無事終了しました。雨にぬれて汗もかいてシャツもパンツもビショビショでしたから温泉に入って下着もズボンンも全て着替えました。13時30分、温泉を出て帰宅開始です。しかし、予定より相当早く下山しちゃいましたから時間をもてあまし、かなり長い映画で居眠りが心配でしたが、観たかった「沈まぬ太陽」を観に行きました・・・ 幸い居眠りはしませんでした。
さて、三度目の山歩きの記事にお付き合いしていただきありがとうございました。次はもっと課題に対して工夫をせねばと感じました・・・ 「また近く山に行くのか?」と言う非難めいた声がどこからか聞こえてきます。
読んでくれてどうもありがとう
前編の次は後編のつもりでしたが、昨日山を早く下りてきて観た映画(沈まぬ太陽)に途中休憩がありましたのでマネして中編をはさみます・・・
さて、山行きも三度目、服や道具や宿泊費などにかけられるお金の余裕は借金まみれの開業医にはありませんが、安価(無料)の工夫を少しずつしながら安全な登山を心がけるようにしました。個人的な忘備録として書いておきます。
①携帯に慣れる(1)・・・ これは夏に携帯を替え、初めてカメラ付き携帯を使用しだしたのが実に大きい変化でした。メール使用して出発や登頂の時刻が記録されますし、写真をメールで送れば家族も安心でしょうし記録もデジカメより感想文付きでいいです。もっとも、浮気中に山の写真をアリバイとして送る・・・とか考えたこともありません。
②携帯に慣れる(2)・・・ 携帯にはGPS機能があり、電波の届く範囲なら遭難して意識が無くても捜索は簡単なようです。もちろん、浮気現場の捜索も一応可能ですが。
③携帯に慣れる(3)・・・ カメラ機能でバーコードリーダーが使用でき、天気サイトや気象庁や天文台サイトや時にはアダルトサイトを利用できるようになりました。日の出・日没時刻が分かるだけでも便利です。遭難しても星の名前が分かるようです。山から下りてどこの温泉が立ち寄り湯をやってるか探すのにも重宝します。
④MRさんからもらった手回し発電機・・・ ラジオ・警報機・電灯などがついてるやつですが、登山道から転落したりクマに遭遇してもアラームがけたたましく通報してくれますし、暗闇も安心です。
⑤手袋・・・ 前夜にコンビニで189円なりの滑り止め付き軍手を買いました。今までは素手でしたが、結構岩場で岩や木々にしがみつくことがあり必要のようです。今回は頂上は摂氏6度位で寒くて助かりました。ちなみに862円の手袋は高くて買えませんでした。
⑥地図・・・ 五万分の一縮尺の地図、他の人の登山サイトからダウンロードして印刷して持ち込みました。昔から地図を読むのは得意でしたから今回は楽しく登山が出来ました。ちなみに候補のルートの体験ブログにも写真や説明文が豊富で印刷して持ち込みました。
⑦ナップサック・・・ 初回は普通の手提げ、二度目は25年前のナップサック、今度は3年前のナップサックでした。自転車に乗る時様に購入しましたが、背中にパッドが入り快適でした。前のと違って防水加工でしたから背中が痛まず助かりました。
⑧時計・・・ しばらく使用していなかった時計を出してきました。これは大成功でした。気圧計・標高測定・方位コンパス・温度計が付いています。後編で説明しますが、雲の中の登山において山頂までの雰囲気が分かる標高測定は最高の安心感でした。バロメーターの変化も天候予測に役立ちました。
これは7年ほど前に妻が(この日のためにと?)プレゼントしてくれた時計ですが、遭難しても生き残れそうです・・・? 1337mは牧ノ戸峠のそばの標高です。
では、次こそは いよいよ後編、紅葉狩り登山の記事です。
読んでくれてどうもありがとう
台湾方面に向かったと思ってた台風が沖縄方面へ・・・ でも、24日午後に「ヤフー天気」で調べると25日(日)の阿蘇地方の昼間の天気は「終日曇り」、九重地方の天候は「日中はほぼ晴れ」・・・とのことで、「何となく天気図や雲の配置とは違うなあ~」と思いつつ、色々調べると久住の紅葉は今を置いて他にない・・・と判断され、家族を放り出して久住へ繰り出すことになりました。
http://blog.m3.com/BackToTheStreet/20091012/2
最近の僕はどう考えても変です。 「クレヨンしんちゃん」の作家に影響されたのか、この20年以上も登山とは縁が無かったくせに、4週間前に久住へ突然スニーカーで出かけてボロボロになりながら帰ってきて以来、二週ごとに今回で三度目の山行きです。まるで、「性の喜び」に初めて目覚めた若者(サル)の様な心境です・・・???
さて、今回は色々と攻略本や雑誌「山と渓谷」などを買って勉強してから出かけました。でも、ルートがなかなか決まらず、天気次第と思いとにかく早朝に出発です。
土曜の診療を16時に終え、残務整理を18時までして天気予報をチェックして、19時に妻に「明日山に行きたいけどいいか?」と聞いて、コンビニに食糧などを仕入れに出かけ、23時まで予定を考えて、珍しく24時前に寝ました・・・ そして、25日は4時起床です。
4時半には出発しましたが、5時と6時の車内ラジオで聞いた天気予報が昨日とは全然違って、台風の進路や速度が変わったのか、「朝から晴れとはならず曇って昼過ぎから雨が降り出すだろう・・・」とのことです。
これは困りました、初心者に雨は大敵です。何しろ他の中高年登山客とは違って靴こそ買いましたが服装は買ってません。一応風を通さない生地の上着はもってますが、ズボンは普通の奴です。ちなみに、多分僕が一番貧相な出で立ちです。
となると、13時位までには帰還する必要がありますので、当初考えていた「長者原=雨ヶ池=坊がつる=大船山」の往復ルートでは速くても7時間かかるので14時過ぎる可能性もあり、紅葉の美しい大船山と三俣山を諦め、「牧ノ戸峠ルート」で星生山の紅葉を見に行くことにしました。ここは久住山頂まで往復4時間と最短距離でもあり、初心者でも楽勝のコースと言われてますから昼過ぎには帰還できると考えました。しかし、実はこの「牧ノ戸峠ルート」は初めての体験です。
当初の予定の長者原駐車場を6時過ぎに通過しましたが、4週間前の半分くらいしか車が停まっていません。紅葉の時期なのにやはり天候の関係でしょう。空は晴れ間もある程度見えます。でも、天気予報を信じて通り過ごし牧ノ戸峠駐車場に向かいました。途中で多くの登山客が路上駐車して準備体操をしていたので駐車場が満車か?と心配しましたが、数台分だけ開いていました。そして、6時30分・・・遭難に供え、2日分の水と食料を背負って出発しました。
4週間前は6時45分発、2週間前は7時15分発、段々と早くなってきています・・・ハマった兆候でしょう。いきなりヘーヘーゼーゼー喘ぎながら100m少々登ると2週間前に登った由布岳が「美しい乳房」を雲の上に突き出していました・・・

あの頂上の「お鉢廻り」を2週間前にしていたとは・・・また、樹氷の頃に行ってしまいそうです。凍死しなければいいのですが・・・
そう思いつつ最初のピーク「沓掛山」の頂上で・・・ 2週間前に会った「わんこ」と再会しました。ビックリですが、僕の思考回路や趣味や行動パターンや登山能力が「わんこ」と同程度だという事実を冷静に受け止めることにしました。
紅葉は思いのほか良さそうでしたが、続き(紅葉狩り登山)はまた後編で書きます。
読んでくれてどうもありがとう
オリオン座流星群は「一時間に50個」という評判でしたが、僕は30分に5個程度しか観ることが出来ず、以前観たナントカ流星群との違いに少々がっかりしました。
違いは数だけではなく、流星の軌跡の長さ(時間的距離感)の短さにも印象付けられた気がします。上の図程は続かず、ほんの瞬間的な流れで、もし眼が他へ向いてたら追えない感じでした・・・
でも、70年振りのオリオン座流星群は3000年前のハレーすい星と関係があるとか・・・時には星空を眺めることも良いものです。
さて、4年目を迎えたこの高尚な?ブログ・・・なんのテーマで始めましょうか? ということで、3000年にはかないませんが、「長い時間」をテーマに書いてみます。
http://blog.m3.com/BackToTheStreet/20090815/1
まず、「推薦マーク」がゼロだった記事をしつこく再掲しますが、マルコポーロは24年間の旅をしました。人生50年の時代に凄いですね。
そこにも取り上げましたが、今日のお題目「オデュッセイア」はホメロス作と一応されているギリシャの物語です。このトロイア戦争の英雄の物語は、イタカ島の領主である彼のトロイからの帰還の波乱万丈な物語ですが、なんと20年程かかって妻の元へ戻ります。
途中で、「死んだ英雄として名を残す」ことの無念さを死んだ英雄自身に諭され、「女神カリプソに与えられる永遠の命」より人間の有限の生命を選ぶことに価値を見出し、「人喰い巨人を倒すことの戦士としての満足感」が虚しいことに気づき、「競技種目の王者として奉られる名誉」よりも家族というものの大切さを思い出し、あらゆる苦難を乗り越え驚くような歓待を振り切り、ついに愛する妻の元へ20年振りに戻る物語なんですね・・・(スペクタクルというより、いい教訓話なんですね・・)
さて、別に中年男が一人寂しくオリオン座を眺めながらギリシャ神話を思い出していたわけではありません。そこまでロマンチストではありません。ちょうど、流れ星を観た晩に両親がギリシャを旅していたからなんです。
この時期にギリシャにいる両親は4カ月前にはトロイアにいました。6月にトルコを旅した両親はかの英雄とは違って、たった一日で日本に帰ってきて、そして10月に再び一日でギリシャに飛んで行きました。実に速くて味気ないですが、時代の違いを感じます。そして、日本で毎度お留守番の僕はGoogle Earth の画面でリアルタイムの気温や天候や雲の状況を観察できます。まるで、「ゼウス神」のごとき感覚です。
そんなギリシャに僕も25年くらい前に行きましたが、島々の感じはそれほど変わってはいないでしょうね。考えてみると、医者として働いた25年間は実に長かったですね。帰還に20年、マルコは24年・・・何となく時の流れを実感します。あの頃の僕は「キムタク」みたいな感じでした?@?
オデッセイ・Odessey・オデュッセイア・・・人の名前ですけど、「長い長い旅」という感じの言葉でもありますよね。
良く読むと凄く面白い物語ですね。この本を読むきっかけは「ある映画」でした・・・(21年6月22日の記事:愛を読むひと)
50歳の節目に読んで良かったな~と感じます。英雄が故郷イタカ島の妻の元に戻って新しい生活を再び始めたのが50歳だったようです・・・ さて、僕のこれからにはどんな人生の旅が待っているのでしょう?
読んでくれてどうもありがとう
ブログ4年目突入の記念日に大ショック・・・
当ブログは最近では「新型インフル」ブログ、あるいは「中年の恋愛妄想」ブログと感じてる読者もおられるようだが、実はドッコイ・・・「アイ・ラブ・元春」がコンセプトの高尚なブログである。
その「佐野元春」をこよなく愛し敬い奉るこのmurajun様が大失敗をしでかしてしまった。その理由は例の申請書・・・
実は昨日嫌な予感がしていた。某所でいきなり某氏から「こんばんわ」と声をかけられてドキリとした。開業医として決して見られてはいけないような場面で恥ずかしい瞬間を目撃されてしまったのである。その某氏というのが・・・・申請書の有力ライバルと目されているスーツ姿のその男性であった。それで、凄く嫌な気分で昨日来過ごしてきたが、ここ一カ月申請書作成で超忙しくて、趣味というか仕事というか義務というか、要するに佐野元春のDJ番組を録音している機器の点検を怠っていたのである・・・で、大失敗。
なんと10月放送分の4回分が全く録音されていなかったのである。せっかく第一回放送分から全部録音をパソコンに移して保存して楽しんでいたのに途切れてしまった。
普段は放送翌日の水曜日にPCに移していたのだが、今度は忙しさのあまり今日ようやくトラブルに気付いてしまった。
なんと、タイマー設定が初期化されていて、全く何にも録音されていなかったのだ・・・
一応、素晴らしかった昨夜の放送分だけは来週の再放送でリカバー予定だが、三回分を逃した悔しさは半端ではない。三日間の絶食に耐えても良いくらいだ・・・
そんなわけで、今日は全く良い日ではなかった。明日からまた気合を入れなおして、オリオン座流星群に願いをかけなおして、今後の挽回大逆転を狙いたい・・・
読んでくれてどうもありがとう
新型インフルエンザの影響が当院でもジワジワ・・・
今日、2名の職員の子供が相次いで新型(A型)インフルエンザ感染で発症したことが判明しました。職員たちは無症状です。
小さな子どもの方は非常勤の介護職員で、希望もあり1週間程度の自宅待機となりました。おりしも、介護職員の三名を同時に研修に出していましたので、週休二日を返上してスタッフが全員出勤していました。それでも三名同時の研修に伴い人員規定に違反しないように病院側から看護師を毎日応援に出してカバーしている時期でしたから非常に困っています。
介護現場では「人員規定」が凄く厳しく設定されていて、何があろうと決められた職種の職員が出勤していないと毎日30%程度の減収(これでは大赤字)となるだけでなく、介護事故の危険度も増します。かといって、新型インフルエンザで職員の家族が感染しても臨時休業やサービスお断りなどは簡単に出来ない相談です。介護職員も家族がありますから、そして彼女らはほとんどが子供を持つ主婦ですから今後もピンチが続くでしょう。でも、『残った職員で頑張ります・・・』という言葉が自然に出て来たので経営者としては有り難く感じます。
さて、そんな介護現場に応援を繰り出していた診療所側の看護職員にも家族の感染が判明しました。透析室のベテランスタッフですが、彼女も無症状です。
もし彼女も休ませると貧相な開業医の職員の5名が同時に休むことになり、当然ながら廻りません。廻らなきゃ業務縮小すればいいではないか?という声も聞こえてきそうですが、透析現場はスタッフが盆も正月も台風も地震も停電も苦にせず働く必要がある現場ですからモーレツに困ります。未経験の看護師など「ピンチヒッター」としては全く役に立ちません。
で、苦肉の策として・・・
無症状の間は、タミフルを予防投与しつつ、サージカルマスクを二重に装着して短時間の接触で済む「外来」担当にしばらく固定することになり、さっそく今夜の勤務体制から変更を指示しました。透析室には「立ち入り禁止」命令が下りました。
急遽「透析の夜勤」が廻って来た職員には気の毒ですが、彼女が休むと恐らく人手不足で、命にかかわる透析事故が起こりかねません。かといって透析室へのウイルス侵入は絶対に阻止しなければならず、もちろん他の医療機関からベテラン透析看護師を急遽臨時で派遣してもらうなども出来ず、透析患者に「今日は無理です。帰ってください」と言うわけにもいかず、他に適当な方法が思い浮かびませんでした。
じゃあ、「研修」で休んでる3名を戻せばいいじゃないか?という声も聞こえてきますが、半年に一度の(抽選で選ばれる)業務に必須の研修で、1時間でも休むと修了証が授与されないという厳しい研修で、これも「急な人手不足で戻ってこい」とは口が裂けても云えません。
と云う訳で、只今4名が休んで、1名が配置転換となっています。
早くも 少々 ピンチです・・・ 代わりの職員が簡単に見つかるはずも無く、人員規定は守らねばならず、来る冬場の大混乱が容易に思い浮かびます。外来はなんとかなるにしても、きっと「透析室」は修羅場でしょう・・・
読んでくれてどうもありがとう
秋の空に流星群が・・・
誠に「星に願いをかける」に相応しい季節です。一時間に50回も願いをかけれることなんて滅多にはありません。
ということで、これから実際に「星に願いを・・・」かけてみようかと思います。
さて、先日から(ほのめかしていましたが)準備をしていた市への申請書類を提出してきました、暦で「大安」吉日を選んで・・・
大きな補助金(5000万円以上)を伴う申請書類を約一か月かけて完成しました。申請締め切りの一週間前に一番乗りで市の担当者に提出、胸のつかえが取れました。ご丁寧に「大安」の日に担当者が不在かどうかまで事前に訊いての提出となり、担当者も苦笑しながら当方の縁起を担いだ熱意?に圧倒されたそうです(笑)。
対抗馬も当然準備をしてきて申請書を提出予定とのことですが、まあ誰がどういう基準で選考するのか、結果はなる様になるでしょう。色々な項目があって、考えてみれば僕自身の50年間の生活と経験・経歴、そして我が家の100年余の歴史が申請する土地を介して関係している話でもあり、申請書を準備しながら我が家の100年間に思いを巡らしたものです。
今度の計画には4世代前からの土地が関与していて、申請前夜に自然な気持ちから僕は申請書の分厚いファイルを仏壇の前に供え、「明日これを市へ提出いたします」と心の中でご先祖様の写真に語りかけ良い結果を願いました。
さて、一体どうなるんでしょうか?
最初は僕自身の精神的・物理的・経済的・時間的負担が大きくなるので気が進まぬ計画でしたが、考えを巡らして計画を練れば練るほど「やる気」が湧いてきました。不思議なもので、出すからには競合相手に負けたくないという気持ちになります。
福祉的な事業には競争心は不適切で不要なものかと思いますが、認可が市内一か所限定だとコンペ的要素が加わりますので久しぶりに熱心に事業計画を練りました。
選に漏れて落ち込んだ時が怖いくらいです。
さて、外は晴れでしょうか? オリオン座の方向へ目を向けてみましょう・・・
読んでくれてどうもありがとう
マスコミ報道によりますと、本日10月19日に医療従事者への予防接種が全国一斉に開始されるそうですが、当県では予定数を数万本オーバーする申し込みで19日の納入や開始は難しく、再調整が必要とか・・・
何度か書きましたが、「医療従事者」の捉え方が故意か否かマチマチで、かつ大甘で、事務職や検査技師、皮膚科や眼科や精神科も含んで申請したり・・・当初の「内科・小児科・救急担当・(家庭医)などの医師と看護師」という基準がウヤムヤに(想像通り)開始前からなっています。一体どうするのでしょうか? 一律に減らしたら、ホントに最前線の医療機関が困ります・・・
18日の日曜日にも厚労省の専門委員会の会議があって、「医療従事者2万人を対象に副作用に関して詳細に速やかな報告を医療機関に求める。重篤例には専門家を派遣して調査する・・」という内容の副作用情報収集の対策が立てられました。お休み中ご苦労様です・・・ って言ってて良いんでしょうか?
要するに、『医療従事者のみなさん、有料ですが最初に希望者には予防接種してあげますよ。でも、人体実験ですから副作用が出たら直ちに報告しなきゃ許しませんよ・・』という話ですね。
この副作用の情報がまとまり報告されるのが11月中旬とか・・・もう医療従事者100万人には副作用情報が無いままに接種が完了しています。
かと言ってるかと思うと、『200人を対象とした試験接種では国産ワクチンは50%に接種部位の腫れを認め、1%に発疹が出ただけで輸入ワクチンと同等(だから安心して頂戴)』という情報も流れれいます。安心してください・・・あら、そうですか?ですけどね。
また、ワクチンが大幅に不足してると批判されると、『13歳以上は一回でOKよ』と言い出しました。ホントにOKかどうか・・・まだ少ししか試験接種してないクセにどうしてわかるの?って思っていたら、『有効率は70数%ですけど・・』だそうです。要するに、20数%は一回じゃ不十分です・・・と不十分な試験結果で結論付けてワクチン不足の批判から逃れようと画策してるのが読めます。
でも、その苦しい胸の内・・・よく分かります。官僚様も人間です、神様じゃありません。どうせ、弱毒性ですから気楽に考えてください。強毒性でこんなテイタラクじゃあきまへんですけど。
でもって、現場で悩ましいのは・・・『基礎疾患のある人には2回接種をすすめますが、誰に2回打つかは医師の判断になります』だそうです。誰に2回打つんでしょうか? ばしばし文句が出そうです・・・「俺様には2回だぞ・・」とか、「あんなのに2回うつなら子供に早く打て・・」とか、「俺は一回だったから死にかかったぞ・・・」とか色々文句が現場の医者に向かってきそうです。
さて、医療従事者の中でも最初の2万人の人体実験の被験者に立候補された皆さん、どうか重篤な副作用が皆さんの身に起こりませんように・・・
幸か不幸か、当院にはまだまだ廻ってきそうもないので、皆さんの副作用情報に注目しておきます。
ホントなら、医者対象の人体実験じゃあるまいし、身近な霞が関や永田町で副作用情報集めた方が早くて正確で良いんじゃないんでしょうか?
読んでくれてどうもありがとう