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今年は落語を楽しもうかなぁ?と今年1月に書いた。そして、それなりに楽しんでいる。
http://blog.m3.com/BackToTheStreet/20090124/1
実際に名人と呼ばれる人々の落語を聞くのは味わい深いものである。しかし、落語というものは本来は寄席などで同じ空間の中で落語家の飛び散る唾や滴る汗や湯気の立ち上る様を身近に味わいながら聴くのが楽しいのであろう。
しかしながら、いくら昭和の名人の落語の名演といってもCD収録だとなかなかそうもいかない。そこで、せめて映像だけでもと DVDを買い求めることにした。出来れば、デイサービスで高齢者にも楽しんでもらいたいからだ。実際、先に書いた「小津安二郎の映画シリーズDVD」もデイサービス内で高齢者に観てもらっているが、大好評のようだ。
そうなると、DVD・・・なかなか落語のDVDで安くて気合いの入ったシリーズが探してもなかなかないのである。高そうなのはあるのだが、演目が少ないと何となくダメだし、好みの演目をチョイスするだけの眼力もない。やはり誰かのシリーズ物が最初は適切であろう。
そこで僕が選んだのが、【桂枝雀】
今年は生誕70年、没後10年の年で記念発売になったようだ。ただ、演目はほとんどが昭和54年以降の50年代で、60年代が数本あるものの、平成は8年の一本のみの収録である。ほとんどが、大阪ABC放送が長く放映してきた「枝雀寄席」という枝雀の落語だけの人気番組から収録したようだ。これだけでも当時の桂枝雀の人気度がわかる。
実は僕は桂枝雀を中学か高校の時に一度だけ生で観て聴いたことがある。学校主催の全生徒参加落語会だった。しかし、枝雀が真打だったか、落語会のトリを務めたかは覚えていない。だが、枝雀の落語は強烈に思春期の僕の心に取付いたようだ、彼しか覚えていない。
桂枝雀・・・神戸大学中退で落語家になり、学生時代から得意だった英語を駆使して英語落語のパイオニアになった。
天才であり努力家であり、ある意味でパイオニアでもある。その彼が10年前に自殺してしまったことは何とも惜しいことである。
でも、これで永遠に彼を忘れることはないだろう。
読んでくれてどうもありがとう
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