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今日は激しく雨が降っていて成るほど梅雨なのだなと感じるが、昨日は降雨予想60%にもかかわらず非常に過ごしやすい日曜日になった。
午前中は録り貯めたTV番組を早送りでドンドン観て、午後から中学生の娘と過ごすことにした。もう今後そう何度ものんびりした日曜日を一緒には過ごせないかもしれないから。
午前中の勉強を終えた娘と二人、家内は家の内部に文字通り置いて、背脂の浮かんだ辛ねぎラーメンを食べに行った。暑い暑いと言いながら辛いラーメンを食べるのは何ともいえない。娘が残した別の味のラーメンを(もったいないと)平らげながら腹周りにどうしても眼が行く・・・まあいいか、今日で最後にするから・・・???
そして、市内の公園に・・・犬を連れて・・・暑いのに・・・
犬も暑くて日向の道路は歩きにくそう、日陰を選んで散歩させるが、今日は歩きたくないみたい。ボケっとしていたいのであろう、池の傍のベンチに娘と犬と僕は並んで座った。池の向こう側からノンビリした音楽がずっと流れている。延々と単調に流れるが生演奏なのであろうか? 聴きようによってはカリブ海風と言えなくもない、まあいいか、タダだし・・・
そんな生暖かい演奏を聞くうちにボケっとなる。池を渡る風は少し温度が低いのか、また風速も3mほどの微風で汗を乾かしてくれて心地よい。スズメが足の周りでピョンピョンしている。
今日は梅雨の晴れ間、暑いしちょうど午後2時頃でサイクリングをする人もジョギングする人も少ない時間帯、人より鳥の方が眼につく。スズメと鳩・・・人に邪魔されずやはりノンビリ過ごしている。
そう云えば、池にも住み着いた鴨のつがい・・・ 北へは帰らなかったのであろう、既に日本の住民票を持っているのか?
そんな生ぬるそうな池もよく見るとカメが頭を突き出して息継ぎをしたり、並んで甲羅干しをしていたり・・・焦げ付かないのか? 鯉が泳ぐ姿も不思議とノンビリしていて、水面の照り返しの煌めきの奥で姿を見せたり隠したり・・・
水面を滑る世に進むアメンボウがあちこちに見えて、『アメンボウはどうして浮かぶの?』と娘に訊かれても、なんとなくけだるくて本気で答えたくもなくなる午後のひと時・・・
そんな池の生き物と対照的に炎天下でも頑張っていたのが、蟻の皆さん・・・ 足で踏みつぶしたがる人間が少ない時間帯、せっせと忙しそうに・・・
僕も娘も犬も・・・その公園の池の周りのベンチにボケっと座って風と光と音と温もりを楽しんだ。汗も気にならない、他人も気にならない・・・何となく贅沢な梅雨の晴れ間の日曜日。
周りを見渡すと・・・一人でベンチで本を読む人、家族で犬の散歩を楽しんでる人、夫婦で歩く外人さん、子供の一輪車稽古を見守る若いお父さん、自転車を押して池を眺めているオバサン、眼をつぶって座ってイヤホンから音楽を楽しんでそうなお兄さん、恥ずかしそうに手をつないで寄り添って立つカップル、そして疲れたサラリーマン・・・
なんとなく、みんな大きな不幸とは縁がなさそうで・・・ 大きな幸福とも縁がなさそうでもあったのだが・・・ 気持よさそうな日曜日の長閑な風景、僕らもおんなじ、ありふれた父と娘・・・
読んでくれてどうもありがとう
久しぶりに政治・総選挙のお話を一席・・・
『そう遠くない時期に・・私が解散』
『そう遠くない時期っていつ頃と思う? 一か月でも・・二か月でも・・そう遠くないって言うんじゃない?』
そんな風に「生でツラを見たくもない」麻生総理が言ってましたが、声が『一か月でも』の所で変に上ずってましたね。「ヤバっ」と思い、「二か月」を持ちだしましたが、昨日の時点での「本音」は一か月以内の様ですね。つまり、7月2日の天皇外国訪問前には間に合わないし、公明が断固反対なので・・・・、
解散時期の第一候補は、天皇帰国後・都議選後・サミット終了後の揃う7月後半でしょう。そして8月30日も解散後40日以内に収まる時期ですね、普通に考えれば。
第二候補は、ズルズル先送りして、絶対に「森超え」狙いの9月解散10月選挙の奇手、民主の混乱狙いでもありますが、どちらかと予測しておきます。
http://blog.m3.com/BackToTheStreet/20090529/1
さて、東国原知事や橋下知事が古賀誠議員と連続して会い、中川(暴・女)とも会ってましたが、妙な印象です。特に橋下知事は少々変な動きです。
まず、東国原宮崎県知事の方は、良い戦法ですね。国民人気は上がるでしょうし、将来的に国政に出ても山本一太や石原伸晃レベルにはなるでしょう。『日本を、自民党をどげんかせんといかん』というのは正論ですし、宮崎のために国政で頑張るというのも十分にありです。地方のために、地方分権のために・・・それもいいでしょう。しかし、「道州制」では宮崎県は今より霞みます。九州内での地位は今以上に下がるでしょう。福岡市などの九州の州都に一極集中が更に加速します。だから「道州制」という言葉はあまり彼は使用しませんね。あくまで「地方分権」がキーワードです。
これに対して、橋下大阪府知事は明らかに「道州制」という言葉を多用します。これは、大阪府が関西州の州都として今以上に人口集中し地位向上を期待できるからですね。彼が、滋賀県知事とか和歌山県知事ならここまで強調しないでしょう。また、東国原知事と違って国政進出をあからさまに言わないのは、もし国政に出ると道州制が自分自身の意見が関西州で反映されにくくなるからでしょう。道州制のメリットを享受するには関西州の州都のトップであり続けるべきですね。「そんなに権力志向か?」と問われれば、彼ほど権力志向の知事はいないでしょう・・と答えます。
橋下知事が中田横浜市長に声かけしてますが、中田市長も首都東京の横で現在の恩恵を十分に享受していますから、関西州よりも首都東京温存派でしょう。まあ、南関東州の州都ではあるかもしれませんが、橋下知事とは温度差がありそうです。彼は東国原知事や石原都知事に近いのではないでしょうか?
石原都知事は橋下知事に『支持政党を表明しない方がいいよ』と諭したそうですが、ここで一発当てたい(むりなら知事を投げ出そうかと考えている)橋下知事が素直に聞くことはないかもしれません。まあ、東京都は道州制に大反対ですから、「地方分権・地方に財源と権限移譲を」位のトーンでしょう。
それにしても、地方の首長や幹部や地方実力者の身勝手な振る舞いはひどい場合が多いですね。お山の大将の権力を大きくしたら更に増長して止まらなくなるでしょう。人間の心は権力や金には弱いものです。麻生も平気で鳩山を切って捨てました。
http://blog.m3.com/BackToTheStreet/20080521/3
僕は今の自民党が考える道州制にはかねてより大反対です。東京都を解体しての道州制ならいいですが、東京都を温存しての道州制は地方分権どころか地方衰退促進策に過ぎません。橋下知事は「道州制」の内容で支持政党を決めると発言していますが、彼は変ですね。郵政選挙みたいな「道州制」選挙を考えているのでしょうか?
麻生全国知事会会長である福岡県知事は今のところ音無しの構えです。彼は明らかに自民党ですから、自民党支持を表明しなくても自民党ですが、首長グループ結成や全国知事会の意見をマニフェストに明記させるなら真っ先に動くべき知事なんでしょうが不気味な沈黙ですね。福岡県選出議員に気を使っているのでしょうか?
まあ、そんな訳で「道州制」と「地方分権」を同じ感覚で使用している知事と分けている知事が居るようで、この辺が「同舟異夢」と言われている所以なのでしょうね。霞が関解体と地方への権限財源移譲は大切ですが、今の道州制ではダメで、まずは今の霞が関解体を進めるべきです。そして自民党が出来ないのなら政権交代をして霞が関解体(無駄排除)をしてみることです。
僕は、無所属で出馬当選した知事は総選挙で支持政党を表明すべきではないと感じます。ここだけは珍しく東京都知事と意見が合いました。明日は大雨になるのでしょう・・・
ついでに石原都知事が猪瀬副知事を「知事の資格がある」とかなんとか言ってましたが、僕は【知事は人間としての品性・品格がないとダメだ】と思います。だから、猪瀬は・・・
まあ、僕も総選挙出たいなあ。古賀誠議員・・・電話待ってますけど。
読んでくれてどうもありがとう
百年に一度の大不況にもかかわらず、容赦なくボーナス支給の時期が巡ってきた(僕は永年もらえないが・・)。今年は介護保険の方での介護報酬の変更が4月に有り、政府自民党(のハゲ)が「介護職員一人当たり、月に三万円給与をあげます」とウソを流していたので、実際の報酬ダウンを知った時は小便をチビッタほどだった。
しかしながら介護職員の一度膨らんだ期待は大きく、自民党のハゲに精神的苦痛を被った損害賠償集団訴訟を起こそうかと、茨城県医師会の様に自民党集団脱退を真似したいほどである。
で、当院の介護部門は三年連続の減収減益に陥りつつ、職員たちの生活を鑑み、今年の夏のボーナスは・・・気前よく上げた。職員リストラや待遇改悪など今年は一切していない。神様・仏様・ご先祖様などに感謝しつつ仕事を淡々と行おう。
中には前年度比80%増になった人もいる位で、全員のボーナスが上がり、当院の利益は相当下がった。まあ、いいさ。介護なんてものは3K仕事もよいとこ、みんな相当に苦労しながらやっていて、彼女らが秘かに安定剤や胃腸薬、更には頭痛薬などを服用していることも、一応処方箋を書くのも僕だから知っている。シップ剤なんてドンドン持って行く。
昨年以降、「職員のメンタルケア」に関しての講演会を何度も何度も聴いた。医療も大変だが、経済的にも肉体的にも介護部門は輪をかけて大変である。だからこそ、介護職員の給与・賞与はたとえ自民党のハゲが上げるとだまして下げても、僕としては不況だからこそ上げるのである。
与謝野と云う嘘つきの収賄疑惑大臣の「社会保障費は今年は削減しない」という言葉も全く信頼性を欠如している今、政府・自民党には期待せず、地域社会を支える経営者の一人として職員とその家族の生活を守る気持ちを新たにしている。
幸い、当院の介護部門の職員離職率は極めて少ない。有りがたいことである。
忙しいのに今年から介護認定審査会委員を再び始めた。そして、地域(市)の包括支援センターの介護推進協議会の委員長もやることになった。介護保険制度も問題点が多く、利用者と云うより クレーマー家族の暴言・身勝手などでウツ状態に陥るスタッフも市内には少なくないと聞く。委員長としてその辺を何とか解決して欲しいと現場の声も少なからず聞こえてくるが、制度設計自体が問題を内包しているゆえ、現在では個別案件を地道に解決していくしかない。これまた、現場任せで困ったものである。
ちなみに委員長の日当は(診療を休んで昼間に出かけても)税引き後は1500円くらいであり、損害の方が20倍は大きい。昼寝しておきたいくらいである。でもまあ、開業医の隠れた奉仕活動だから、中医協や財政何とか委員会所属の経団連の傲慢野郎どもが気づいて反省してくれるまで頑張ろうかと思う。
読んでくれてどうもありがとう
この腐敗した旧来型政治、落ちた資本主義経済の暗澹たる世界情勢に明日への生きる希望を失いかけてる人々の叫びが渦巻く中、なんという僥倖、天下無双の我がNHK様もよくぞやってくれます。これでこそ安くない受信料を支払う価値あり・・と諸手を挙げての万歳三唱でございます。
http://www.nhk.or.jp/songs/staffroom/20090622.html
昨年から始まっていた立教大学での佐野元春教授の特別講座を田舎者ゆえ直接足を運んで聴くこと叶わず、それ故に全てが集中する首都東京に田舎中年医師の僻みと妬みとが狂おしく渦巻いておりましたが、流石に公共放送NHK様が高尚なる講座と認定の上、NHK教育番組で元春教授の特別講座を遍く全国各地へと連続放送なさるとか、水爆のごとき感謝感激雨あられ、あられは湿ってポオリポリ・・・ 私の財布は空梅雨だ・・・
でも、立教大学もやりますネエ。
自民党古賀選対委員長が東国原宮崎県知事に下げたくもない頭を下げに下げ苦肉の策で立候補要請したニュースにも負けず劣らず、いや高尚さにおいては比べようもなき天下の立教大学担当者各位の目の付けどころの鋭さ・・・ 百周年記念講座に元春教授を選ぶとは、流石は立教です、よく知りませんが。
でも、直接聴けた学生さんがうらやましいです。授業中に寝てた超失礼野郎が数名いた?とか・・・帰ってよろしい、二度と来なくてよろしい。
で、早速ですが、28日日曜日のNHK総合の番組予約をアナログで行いました。以下に、今後の放送予定がありますので、日本最高の音楽関連講座をお聴き逃しのなきよう全国津々浦々のファンの皆様に謹んでお知らせ申し上げます・・・
元春による立教大学オープン講座 「ザ・ソングライターズ」。国内の著名なソングライターを招き、学生と一緒に創造的なソングライティングの本質に迫るという、元春が数年来アイデアを暖めてきた企画が、いよいよテレビで放送されます。
第一回の講座のゲストは小田和正さん。7月4日と7月11日の2回に渡り、NHK教育テレビにてオンエアされます。
また、本放送に先駆けて、番組内容・見所などを凝縮したプロローグ特番の放送も決定、小田和正さんとのトークの模様がひと足早く放送されます。特に7月3日放送の「とくせんETV」では元春のVTRコメントも流れるので、ぜひお見逃しなく。
■「ザ・ソングライターズ」スペシャル・プロローグ
放送日:2009年6月28日(日) 16:00~16:20 NHK総合
2009年7月 3日(金) 10:05~10:25 NHK総合「とくせんETV」内にて
2009年7月 4日(土) 16:35~16:55 NHK教育
■「ザ・ソングライターズ」第一回 ゲスト:小田和正
放送日:2009年7月4日(土) 23:25~23:54 NHK教育
※再放送:2009年7月11日(土) 12:00~12:29 NHK教育
■「ザ・ソングライターズ」第二回 ゲスト:小田和正
放送日:2009年7月11日(土) 23:25~23:54 NHK教育
※再放送:2009年7月18日(土) 12:00~12:29 NHK教育
読んでくれてどうもありがとう
今年は落語を楽しもうかなぁ?と今年1月に書いた。そして、それなりに楽しんでいる。
http://blog.m3.com/BackToTheStreet/20090124/1
実際に名人と呼ばれる人々の落語を聞くのは味わい深いものである。しかし、落語というものは本来は寄席などで同じ空間の中で落語家の飛び散る唾や滴る汗や湯気の立ち上る様を身近に味わいながら聴くのが楽しいのであろう。
しかしながら、いくら昭和の名人の落語の名演といってもCD収録だとなかなかそうもいかない。そこで、せめて映像だけでもと DVDを買い求めることにした。出来れば、デイサービスで高齢者にも楽しんでもらいたいからだ。実際、先に書いた「小津安二郎の映画シリーズDVD」もデイサービス内で高齢者に観てもらっているが、大好評のようだ。
そうなると、DVD・・・なかなか落語のDVDで安くて気合いの入ったシリーズが探してもなかなかないのである。高そうなのはあるのだが、演目が少ないと何となくダメだし、好みの演目をチョイスするだけの眼力もない。やはり誰かのシリーズ物が最初は適切であろう。
そこで僕が選んだのが、【桂枝雀】
今年は生誕70年、没後10年の年で記念発売になったようだ。ただ、演目はほとんどが昭和54年以降の50年代で、60年代が数本あるものの、平成は8年の一本のみの収録である。ほとんどが、大阪ABC放送が長く放映してきた「枝雀寄席」という枝雀の落語だけの人気番組から収録したようだ。これだけでも当時の桂枝雀の人気度がわかる。
実は僕は桂枝雀を中学か高校の時に一度だけ生で観て聴いたことがある。学校主催の全生徒参加落語会だった。しかし、枝雀が真打だったか、落語会のトリを務めたかは覚えていない。だが、枝雀の落語は強烈に思春期の僕の心に取付いたようだ、彼しか覚えていない。
桂枝雀・・・神戸大学中退で落語家になり、学生時代から得意だった英語を駆使して英語落語のパイオニアになった。
天才であり努力家であり、ある意味でパイオニアでもある。その彼が10年前に自殺してしまったことは何とも惜しいことである。
でも、これで永遠に彼を忘れることはないだろう。
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「父の日」の二本目の映画は、大々的に宣伝されている邦画 【 剱岳 点の記 】である。観客の平均年齢はおよそ60歳、僕は「坊や」だったが、ウルサイ婆様方がおしゃべりして映画に集中しにくかった。
これは、新田次郎の原作の映画化だが、史実とは少々異なるようで、明治40年の陸軍測量部による初登頂?の際に主人公の芳太郎氏が登ったのは測量士に遅れること10日ほどたってからだったようだし、民間登山隊の登頂も同時期ではなく2年後だったとか・・・ まあ、映画だから少々変更も仕方なかろうが、映画としては凄くいい出来に仕上がっていたようだ。これはTVではなく、映画館で観るべき映画だ。

史実と異なる原作というと同じ新田氏の八甲田山もあるが、こちらは明治35年の話。あれだけの大量犠牲者を出しながらも陸軍の命令は絶対である・・・という軍事優先の時代背景は共通していて興味深い。
それにしても、どこまでが特撮か? かなりCGなどを排した作品の様だが、美しくも厳しい山岳風景を得るために出演者もスタッフも相当ご苦労があったに違いない。
山上の風景に比べ、平地での情景は何とも質素で現実離れした陸軍参謀本部であったが、もう少し権威を感じる役者陣にすべきだったのではなかろうか? また、仲村トオルの日本山岳会もハイカラ過ぎるようだが、明治40年の東京選民はあんな感じだったのか? ただ、宮崎あおい演じる芳太郎の新妻は色気があって慎ましやかで可愛かった。篤姫はいいとして、その前のNHK連続ドラマでの芋ぶりから成長した姿を感じ、宮崎人気を初めて認識したものである。

立山連峰の象徴、剣岳は修験の関連でも興味深かった。初登頂の際に頂上で発見した錫や剣、さらには焚き火跡などが奈良後期から平安初期のものと考えられている?様だが、これらが野ざらしで1000年を生き延びるとは考えにくく、せいぜい100年しか持たないのではないか? それとも標高3000mの高地では銅が錆びない理由があるのであろうか?
立山連峰を生で観たことは実はまだない。でもこの海岸から海越しに仰ぎ見る有名な姿は実に美しいと感じる。確かに何か有り難きものが宿る神秘的な山容と思う・・・
出演者や制作者にとっては記念すべき良き作品となったと思う。中高年だけでなく、若い人々に沢山観て欲しい作品である。でも、日本人の役者の層は実に薄いなあ・・・
読んでくれてどうもありがとう
「父の日」、ホッとかれて自由をプレゼントされた僕は、映画と映画の合間に・・・オイスターバーにて牡蠣をいただきました。牡蠣はもともと大好きですが、近ごろ専門店が入って、年中安心して?食べれるようになりました。心配なのは財布の中身だけです・・・
牡蠣と言っても、この時期の旬は岩牡蠣です。牡蠣は冬のイメージがあるようですが、デッカイ岩牡蠣・・・プリプリと口当たり、舌ざわりがなんとも言えず、豊穣な香りも鼻をくすぐります。
ちょっと、グロテスクな外見ですが、@@@と一緒でその対比が素晴らしいと思います。ちなみに、僕は貝類が超大好きです。
まあ、昨日は中年一人でブラリと入って、ただただ今が旬の岩牡蠣6種盛り合わせ・・・というのをいただきました。産地と特徴を書いたメニューを読みながら、お酒も注文せず黙々と味わって二本目の映画に向かいました。
でも、食べ比べしますと確かに産地ごとに微妙に味が異なっていて、優劣はつけがたいですが、なんとなく好みがあるようですね。
一日たった今日でも、あの岩牡蠣のなんとも言えぬ風味が口の中と頭の中を回っています。僕は国内でも海外でも牡蠣はよく食べてますが、幸いに一度も当たったことはなく、牡蠣だけで他に何も口に入れなくて大丈夫です。
もう少し安いと更に嬉しいのですが・・・
読んでくれてどうもありがとう
「父の日」の映画の一本目は、気になっていた【愛を読むひと】、原題は【The Reader】で、邦題は「朗読者」となっています。(注意:ネタばれが沢山あります)
主人公の女性(ケイト・ウインスレット)は今年のアカデミー賞(主演女優賞)を受賞しています。老いた手や足は別の人のものでしょうが、確かに素晴らしい演技でした。
PG-12 になってましたが、PG-15 でも危ないくらいの迫真の体当たり演技で、若さだけではない熟れた、それでいて永遠に純真な女性の姿がなんとも心に沁み入りました。なんと、アンダーヘアは付け毛までしての熱演だそうです。
狂った猿の様に セックスしてから本を読む「坊や」に対し、まず私に色んな本を読んでから抱いて頂戴・・・とルール変更をするシーン、「愛を読むひと」というのは彼女のことを指しているともとれます。実際には、収監された彼女へのカセットテープへの朗読の意味なんでしょうが、主人公は彼女の方・・・少なくとも彼女の存在感が圧倒していました。
あんな形で出会い、あんな素敵な女性と初めての性の喜びを共有できたら男としてどんなに幸せなことでしょう。生涯、心を離れることはないでしょうね。もう帰らぬ思春期の妄想ですね。いわゆる「年上の女性症候群」ってやつですね。
キリリと筋が通った美しい女性ですね、独身の37歳との設定でしたが、ちょうど女盛り・・・15歳の主人公の男性が初めての女性として溺れていく理由がよく理解できます。映画を観ながら僕も溺れて狂って死んでもいいかな?って思ったくらいです。友人より大切な愛するひと・・・本を抱えてひた走る。
まあ、冗談はそのくらいにして、素晴らしい映画でしたが、このタイトル・・・「朗読者」というと主人公は男性の方でしょうか? 主演女優賞ですから、女性も主人公なのでしょうけど。
でも、文盲のこの女性もやはり「本を読む」ようになるんですね。ずっと聴く方の女性が最後には読むことを覚えて・・・でも、ナチの罪を一身に被って殺人罪に問われてまで「文盲」と云う事を恥じたんでしょうか? この男性が面会に向かう場面では予想されたとはいえ、Go Go Go と声をかけたくらいです。僕にはわかりませんね、量刑を軽くしてあげたくなります、僕としては。
それにしても彼女に問われた裁判官、答えられぬのに人を裁かないでほしいものだ。
でも、サイクリングのシーン、原節子の湘南海岸のサイクリングに劣らない素晴らしい場面でした。このシーンが最後のシーンに繋がっていて・・・感動しました。
可愛らしい女性、愛すべき女性、救いたい女性、純真な女性、マグダラのマリアの様な女性・・・
白状しますと、今日早速、ホメロスの「オデッセイア」と チェーホフの「犬を連れた奥さん」を注文しました。ちょっと、ミーハーな僕です。
読んでくれてどうもありがとう
昨日は「父の日」、家族から自由時間をプレゼントされ(つまりホットカレ)、映画館で2本の映画を観てきました。感想は別に書きますが、なかなか素晴らしかったです。でも、その前に・・・
昨日は雨の影響もあって朝から映画館は混んでました。シネコンの窓口には50m程の列が出来てましたが、ギリギリ上映には間に合いました。でも、異様な光景でした・・・
マスクの件です。このシネコンの存在する都市では数十名の【Aメキシコ型インフルエンザ】の患者が発生していて、その対応を批判された行政が逆切れしたような厳格指示が今もでているのでしょうか、映画館の職員は全員マスク着用でした。まあ、これは良いんでしょう、観客のマスク姿は皆無でしたが・・・
でも、異様というのは、切符売り場の光景です。
シネコンですから窓口は6か所ほど並んでます。スタッフと客との間にはガラス面があって、お金や切符を受け渡す小窓があるだけで、飛沫感染など有り得無さそうな構造です。少なくとも医者と患者関係など病院に比べたら、10点と90点くらいの差がありそうな安全地帯です。もちろん、不特定多数の不潔かもしれない素手を介しての切符販売ですから清潔と断定はできませんが、まあ年中たとえ下痢してもトイレに行っても手を洗わない有り難い観客も多いでしょうから今だけマスクしても、???と感じます。でも、マニュアル徹底の実に映画館らしい光景で、記念写真を撮ろうかと思いましたが、さすがに遠慮しました・・・
ただですね、昨日は中高年の割合が非常に多い映画を観たのですが、団塊世代のおばさん達がペチャクチャグチャグチャ後ろの席でおしゃべりしながら観てたので、後半は気が散って困りました。
『 おいコラ、ババア様 あんたらこそ マスクして 口を閉じて黙ってろ 』 と なんともお上品な言葉を胸の中で発しました。
読んでくれてどうもありがとう
今宵は通夜に参列した。僕より一つ若い近所の男性、まだ40代だった。直前に時間外診療依頼の電話が入ったが、全くの初診患者で看護師も全部帰した後だったのでお断りした(フルネームを名乗らず携帯からだったのもあるが・・)。どうしても通夜に出たかったのである。
やはり、子に先立たれたご両親の姿を拝見するのは居た堪れない。母親も入院中の身体をいたわりつつ息子との最後の別れに気力を注いでおられたようだ。
幼馴染みの彼は彼の家族にとっても、僕らの近所にとっても期待の星だった。田舎の小さな集落に生まれ育った僕らにとって、東大10位以内の常連校に入学することは、それなりに期待をされる存在と云うことになり、彼の思春期はもしかすると大きなプレッシャーの影響を受けていたかもしれない。僕自身、一学年下の彼が僕が諦めた進学校に合格した時は少し嫉妬心を覚えたのも確かだ。
最後に会ったのは、僕が開業して数年後に彼が近所の高齢者を「身寄りがないので連れてきた。体調が悪そうだから良く診てやってほしい」と屈託のない態度で来院した時だった。腰の曲がった老女の腕を支える態度も かける声も その視線も 優しい彼だった。
しかし、その頃既に彼自身が病に侵され始めていたのであろう、その後は「病気がちである」との話を聞いてはいたが、まさかこれほど早く死んでしまうなんて・・・
人生というものは儚いものだ。学業優秀で家族にも地域にも大きな期待をされて、本人も将来に限りない夢を抱いていたに違いない。でも、やはり生きてこそ、喜びと果実を 周囲も家族も そして自分自身でも得られるのであるから、もっと長く生きて欲しかった。
祭壇の写真の彼は、やはり屈託のない優しい笑顔だったが、昨年も近所の幼馴染みを亡くした僕にとっては、冥福を祈りつつも、自分自身の今後の人生を考えずにはいられない気持ちとなった。
読んでくれてどうもありがとう