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2009.03.24 18:14 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 0

Condom の話

もう桜が満開を通り越して既に昨日今日の雨と風で散り始めている僕の街ですが、こんなに早々と春が来ると・・・僕自身にも春が来て欲しいなあ・・・と思わずにはいられません。(冗談ですよ)

さて、そんなことで興奮して書くわけではありませんが、今回は過激にも Condom の話です。そうです、あのコンドームの話です。 

1671年 イギリス人医師 コンドーム様が 牛の腸から開発したとする説が一般的らしいのでありますが、フランス南西部のピレネー山脈付近にあるコンドン (Condom) で開発された腸筒の被せ物を由来とする説もあるそうです。

実は大阪の学会への往き帰りの新幹線の中で直木賞作家である佐藤賢一氏の【カルチェラタン】なる痛快小説を読んでいて フムフム と思ったからです。これはフランシスコ・ザビエルの若かりし時代の小説ですから、1550年頃の内容でイギリス発祥説よりも100年以上古くなります。

 

かつて、僕自身は 20年くらい前にロンドンの科学博物館の医学歴史コーナーで「世界最古のコンドーム」の実物を見ていたので今でも鮮明に覚えているのですが、佐藤賢一説が正しいとなると医学史が変わる大事件です。(なにもそこまで大袈裟にいう必要はありませんけど・・・)

 

小説 【カルチェラタン】はパリ大好き人間にとっては非常に興味ある作品です。とりわけ僕の様な「ウブな男性」にとってはワクワクする内容がドンドン登場してまいります。この小説はまた「童貞物語」でもあります。

カトリック と プロテスタント の異端争い・・・それにも「コンドーム」が登場します。つまりは、「コンドーム」使用の性交は宗教的に悪とするカトリックと コンドームさえ使用すれば近親相姦でも不幸な子供が生まれる可能性はないので良しとするプロテスタント系の某会派。そこに宗教論争が生まれます。

16世紀半ばのパリ、セーヌ左岸のカルチェラタンで繰り広げられるコンドーム論争・・・当然ながら当時のパリはカトリックが主流でありコンドームを被せての性交は異端でした。

とすると、英国発祥説は間違いなのでありましょうか?

 

面白いことに、イギリス人は英国発祥を主張し、フランス人はフランス発症を主張しています。どっちも変なことで自慢していますが、もしも誰かが「コンドームの特許」を持っていたら・・・凄いことになっていたでしょうね。

 

読んでくれてどうもありがとう

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