murajun
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2009/03 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

トップページ

Doctors Blog

新着コメント

新着トラックバック

< 前のページ
2009.03.28 00:14 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 0

SEX と 宗教の話

【Condomの話】、【お産の話】の次は、【SEX と 宗教の話】と続きます・・・(壊れたのですかね?)

 

【ローマ 3月27日 共同】 ローマ法王ベネディクト16世がエイズウイルス(HIV)感染予防につながる コンドーム使用に反対の立場を明確にしたことに対し、イタリアの市民グループは27日までに、 抗議のため法王庁(バチカン)にコンドームを郵送するようインターネットで呼び掛けた。 同日中に約6万人の賛同者が郵送する見通しだと主張している。ANSA通信が伝えた。
法王は17日、アフリカ歴訪に向かう機中で、不特定多数との性交渉を助長するとの理由から 「コンドームを配ることではエイズ問題は克服できない」と語った。
  

 

昔から猿も人類も生殖行為を繰り返してきたわけで、某宗教が「人は神様が創られた・・」とする話や「聖母様が処女のまま懐妊なされた・・」とする話は僕はあんまり信じてはいないが、明確に否定するとブログ炎上するかもしれず、一応医師としては、「SEX しなくてもいいけど、精子と卵子が巡り合わないと新しい命は誕生しません・・」という程度に発言をとどめておきたい。

 

今の教義は知りません(違っていたらごめんなさい。責めないでください)が、その昔のカトリックの聖なる教えでは、性に関しての数々の禁止事項と云うのがあったようだ。一般的な離婚さえ許されていないので、多くの日本人には驚くような禁止事項が並んでいる・・・

結婚の目的としては、「夫婦の善益と子の出産および教育」が主とされているらしいので、「生殖は善、快楽は悪」という前提があるらしい・・・ 

であるからにして、・・・性的禁忌として、同性愛や獣姦や近親相姦は当然?のことかと思うが、オナニーは禁じられ、フェラチオも アナル・セックスも、各種の避妊法さえ認めようとしていないとか・・・ これは、「子供を作る」という結婚の目的をたっせられないからだとか。

「快楽は悪」ということが、「自分の妻を情熱的に愛するものは、姦通者なのだ」という意識を生み、「快楽無く交わりなさい」という理想論に行きつくらしい。つまり、女性は絶対にイってはならないのである。

 

どうですか? 古い教えで今では違うんでしょうが、カトリックの古い教えを守るのは簡単ではなさそうですね。それで、最初のローマ法王の「コンドーム使用反対」へとつながったのでしょうね。

もちろん、「エイズにかかってもいいからコンドームをするな」ではなく、「処女と童貞とで結婚して、決して浮気をするな、そしたらエイズにはならない」という話なんでしょう。僕も全く同感で、清らかな性生活を送るべきだと(理想論としては)感じています。今の日本の若者の性は極度に乱れています。不特定多数とのセックスがそんなに楽しいですか?

 

『当たり前じゃん、おまえはどうよ?』 という声が聞こえてきそうですが、ノーコメントです。

さて、日本ではどうでしょか? 鎌倉仏教の代表格である浄土真宗の「親ラン」の前までは、妻帯が許されていなかったとか・・・ 法然も結婚はしてませんでした。今では多くの宗教家は妻帯されていますが、カトリックの様な性的禁忌が仏教界にも存在しているのでしょうか? 

仏教や神道の宗教家から水子供養の話は聞いても、コンドームやフェラチオやアナル・セックスやオーガズムやオナニーなどの話を聞いた経験が僕にはありません。あんまり聞きたいとも思いませんが・・・

 

麻原彰晃を含め、多くの似非新興宗教の教祖達は若い女性信者を個人的な性の餌食にしてきたという暗い噂も少なくなく、プロテスタント系の一部も信者間の乱交を是としてきた歴史も否定できないようですが、この点ではローマ法王の爪の垢でも煎じて飲ませたいと思います。 

 

今日こそは真面目に性と宗教の話をしたかったのですが、ただのエロ話になり果てました。毎度毎度申し訳ない。また、一部の信者の方の誤解を招く発言があったかと思いますが、知識が少ないのでお許しください。

 

読んでくれてどうもありがとう

固定リンク | コメント (1)

2009.03.25 00:14 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 0

お産の話

「コンドームの話」の次が「お産の話」とは、ついにmurajunは壊れたか?と思われかねない暴挙かもしれない。

首都東京では3月25日から「スーパー周産期病院」なるものが稼働するらしい。多分、そんな北朝鮮の平壌中央産院みたいな事をしても国民の考え方自体を変えていかないと失敗すると僕は思うのだが、何事も失敗するまで気付かない霞が関官僚には反対してもどうせ聞く耳持たないだろうから勝手にしろ・・・と匙を投げてみておく。

 

さて、今日は「お産の話」・・・・・

 

尊敬する詩人、北原白秋の「帰去来」という詩の冒頭に【山門は我が産土】というフレーズがある。山門は地名の「ヤマト」、産土は生まれ育った地である「ウブスナ」と読むことくらい麻生総理でも知っているだろうから解説は不要であろうが、この「産土:ウブスナ」なる言葉の意味に関して、僕の長年の悩みであったその意味がようやく判明したのでご報告しておきたい。

 

これまた尊敬する民族学者、谷川健一氏の最新刊、【私の履歴書:ははの国への旅】の中で、谷川さんが発見したことを読んで感動したのである。

http://blog.m3.com/BackToTheStreet/20070115/3 

産土とは、出生地の神様「産土神」という概念が一般的のようだが、なぜ「ウブスナ」と発音するのか・・・ これが、今日の大発見である。

 

これは、「産む小屋の地面に敷くクッション代わりの砂」のことらしい。

 

例えば、京都府福知山の産小屋は昭和45年まで使用されていたらしい。

産小屋には床板を張らず、小屋の近くの海辺の砂を運んで一番底に敷き、その上にワラシべをのせ、ワラシベの上にはムシロを、ムシロの上には布団を敷いたという。産婦は垂れ下った力綱を握りしめてしゃがんで分娩した。

そして、衛生のためか、産小屋はお産の度に焼いてまた建て直した・・・

 

現代日本では産小屋や産婆など過去の遺物としてしか語られなくなって久しい。その代り「無過失補償制度」なる新制度や「期待権」なる怪しい司法用語などが定義されないまま玉金みたいにブラブラしているようだ。しかし、お産は大変な大事業なのであって、出産は死の危険を伴う厳粛な生命の神秘の最たるものである。そこを何でも医者のせいにしてるから医療は崩壊してしまったのであるが、聞く耳をもたない人もいるであろうから更に崩壊していくのであろう。

まあ、首都東京の恵まれた環境の中で「スーパー周産期」病院なるものが出来たようだが、その他の病院には逃げ場が提供されて・・・青森や鹿児島からもドクターヘリで東京のスーパー周産期病院に運び込む時代がそこまで来てしまったようです???

谷川先生の本、お薦めです・・・

 

読んでくれてどうもありがとう

固定リンク | コメント (0)

2009.03.24 18:14 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 0

Condom の話

もう桜が満開を通り越して既に昨日今日の雨と風で散り始めている僕の街ですが、こんなに早々と春が来ると・・・僕自身にも春が来て欲しいなあ・・・と思わずにはいられません。(冗談ですよ)

さて、そんなことで興奮して書くわけではありませんが、今回は過激にも Condom の話です。そうです、あのコンドームの話です。 

1671年 イギリス人医師 コンドーム様が 牛の腸から開発したとする説が一般的らしいのでありますが、フランス南西部のピレネー山脈付近にあるコンドン (Condom) で開発された腸筒の被せ物を由来とする説もあるそうです。

実は大阪の学会への往き帰りの新幹線の中で直木賞作家である佐藤賢一氏の【カルチェラタン】なる痛快小説を読んでいて フムフム と思ったからです。これはフランシスコ・ザビエルの若かりし時代の小説ですから、1550年頃の内容でイギリス発祥説よりも100年以上古くなります。

 

かつて、僕自身は 20年くらい前にロンドンの科学博物館の医学歴史コーナーで「世界最古のコンドーム」の実物を見ていたので今でも鮮明に覚えているのですが、佐藤賢一説が正しいとなると医学史が変わる大事件です。(なにもそこまで大袈裟にいう必要はありませんけど・・・)

 

小説 【カルチェラタン】はパリ大好き人間にとっては非常に興味ある作品です。とりわけ僕の様な「ウブな男性」にとってはワクワクする内容がドンドン登場してまいります。この小説はまた「童貞物語」でもあります。

カトリック と プロテスタント の異端争い・・・それにも「コンドーム」が登場します。つまりは、「コンドーム」使用の性交は宗教的に悪とするカトリックと コンドームさえ使用すれば近親相姦でも不幸な子供が生まれる可能性はないので良しとするプロテスタント系の某会派。そこに宗教論争が生まれます。

16世紀半ばのパリ、セーヌ左岸のカルチェラタンで繰り広げられるコンドーム論争・・・当然ながら当時のパリはカトリックが主流でありコンドームを被せての性交は異端でした。

とすると、英国発祥説は間違いなのでありましょうか?

 

面白いことに、イギリス人は英国発祥を主張し、フランス人はフランス発症を主張しています。どっちも変なことで自慢していますが、もしも誰かが「コンドームの特許」を持っていたら・・・凄いことになっていたでしょうね。

 

読んでくれてどうもありがとう

固定リンク | コメント (0)

2009.03.23 22:14 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 2

予約無しは疲れる

せっかく試験を受けて頂いた専門医資格、捨て去るのももったいないので、高い金をかけてまで点数稼ぎに学会に大阪まで赴いた。ただ、研究をしていた大学勤務医時代に比べて圧倒的に開業医は休める余裕がないので、行けるか行けないか・・・直前まで判らない。

まあ開業医と云っても色々で、勤務医より休み易い人も多かろうが、透析患者を診ていると365日24時間気楽には過ごせない。そこで、学会も 「予約無し」で出かける羽目になる。

 

今回も学会は金曜日から始まって日曜日までだったが、土曜日の17時過ぎまで働いて、外来65人と少々忙しくはあったものの何となく透析患者も安定し穏やかだったので、『さ~行くぞ~』と、いそいそ出かけて行きました。

南の島の新幹線の駅から一番安い切符を購入し、帰りは「予約無し」のフリーにて最終列車に飛び乗って旅立ちました。妻や子供らにも内緒の出発で、日曜日の日帰りと思っていたようですが、日曜日の学会は朝7時半にはスタートだったので、泊まりを選択した訳です。別に誰かと密会を企てたわけではありません。

 

さて、新大阪駅に23時過ぎについて今宵の宿探しです。最初から街中はあきらめていましたが、新大阪駅付近のビジネスホテルなら土曜でOKでしょう・・・と安易に考えていたのが大間違い。駅内の案内パネルに載ってるホテルリストに次々と電話をかけてもかけてもかけても「満室です」との返事・・・なんでやねん?

どうやら高校野球と相撲と春休みと循環器学会とが重なって、大阪中が満室のようでした。

『ええい、こうなりゃ駅構内のカプセルホテルだ・・ それとも一人でラブホか?』と思いつつ最後にかけたビジネスホテル・・・最後の一部屋をゲットしました。なぜ最後だとわかったかと云うと、チェックイン時にフロントで他の部屋探しの客が断られていたからです。喫煙ルームでしたが、まあ臭いも少なくてOKレベルでした。ネットも無料でつながりましたしね。

 

で・・・・誰も呼ばずに、悪いことも考えずに 大人しく静かに寝ました。

 

朝は7時に起きて(安いので朝食も付いてなくて)7時半に会場入り、総合受付して10点貰い、教育公演受付して5点貰い、医療安全セッションで2点貰い、目的の大半は終了しましたが、折角貰ったランチョンセミナーの弁当が前のセッションが遅くなったので貰えず、夕方4時まで朝から何にも口に入れず(リーガホテル内のレストラン、高すぎです)に脱水・低血糖状態で、薄暗い会場で居眠りしながら過ごしました。

「医療事故安全のセッション」では、厚労省の役人と 超過激な反対派の堤先生と 自民党・民主党参議院議員 など良く見る顔が揃っていて最後の討論時間を楽しみにしていましたが、プレゼンのみで軽く時間オーバーで「討論時間がゼロ」となり、完璧に消化不良・欲求不満・・・全くアホらしい「勝手に持論を言うだけ」の情けない時間となりました。まるで「中折れインポ」になった気分でした。

終了後に、なぜか大綱案の厚労省役人と、反対派民主党議員が仲良く話しながら一緒にどこかに歩いて行きましたが、まさか僕が後ろを歩いて行きながら秘かに聞き耳を立てていたなんて知らないでしょうが・・・壁に耳あり後ろにm3ブロガーありですよ。

 

で、なんとなく学会も終了時間が迫り、少しだけ早めに会場を出て帰ろうとしましたら、なんと「のぞみ指定席」は2時間ほど待たないと全くとれません。『え~ うっそ~』です。しょうがなく、新大阪始発の非のぞみ系に列を作って並んで自由席で帰ることにしましたが、なんと喫煙車両で、前も横も後もヘビースモーカーに囲まれて臭い空気を吸いながら数時間を耐え抜きました。やっぱり予約無しの旅行はいけません。

 

世間さまには優雅と誤解されている開業医、もう少し時間が自由になる暮らしをしたいものです。ただ、患者からの携帯電話が鳴らなかったのがせめてもの救いでした。

それにしても、昔の研究仲間が教授や准教授として活躍している姿・・・羨ましいですね。もう、別世界の先生方・・・のようでした。

 

読んでくれてどうもありがとう

固定リンク | コメント (1)

2009.03.20 18:06 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 3

確定申告を終えて

今年度も3月中旬に個人所得の確定申告を済ませました。E-tax とやらだと5000円も安くなると聞いて、わざわざ市役所まで住民基本カードを1000円も払って作ってもらいに行きましたが、本人確認が(住所変更さえしていない)免許証だけだったのは予想外で、実に簡単でした。

昨年の印鑑証明を貰う際の本人確認とはなぜこんなにも違うのでしょう? アホらしくなってきますが、病院では本人確認なんて顔写真無しの保険証だけで、時には本人確認も出来ないままに緊急で 身体にメスを入れたり 薬物を入れたり 裸を見たり しますので、本人確認なんてサッパリ実感がわきませんよね、医師のみなさん・・・

http://blog.m3.com/BackToTheStreet/20080323/3 

まあ、そんな大事なことは脇に置いといて、今日は世間では休日らしいのでお墓参りにも出かけずに院内で少々くだらない事を書きますね。

 

毎度のことながら、僕は祝日は病院内でお陽さまも浴びずに働いてます。この11年間、ず~っと祝日は働いてます。ビックリするような高額な税金を納めるため、神様・金融機関や仏様・生命保険会社へお金を払い込むためにガンガン働いています。AIGなる悪徳税金泥棒のためにも少しばかり働いていますし、経団連会長個人は大嫌いでも TOYOTAの自動車や Canonのデジカメのためにも少しばかり働いています。でも、宮内ナントカが辞めるまで オリッ糞のためだけには何が何でも絶対に働きません。

 

そのため?、身体(腰)を壊し、精神を狂わせ、家族旅行も 青春・回春も 不倫願望も 何もかも 犠牲にして睡眠時間も削って働いてきました。全てが納税のためでした。

僕の納めた税金で世の中が少しでも暮らし良くなって、恵まれない人々の生活が少しでも潤うならば、たとえ僕の身体が壊れても構わない・・・と(時々)思いながら、でも本当は「自民党も霞が関も無駄遣いばっかりしやがって、馬鹿野郎めが・・・」と心の底で叫んでいるのでした。

しかし、ほとんど無給で社会保険も何も無く30歳過ぎまで働いて、留学費用で出るのが増えて 35歳まで無給同然の生活をしてきて、今になってやっと少し収入が出てきたと思ったら税金でどんどん盗られる・・・悲しいですね。

でも良いんです。僕の税金が とてつもなく立派な麻生総理とか 神の様な透視能力の漆間官房副長官や キングメーカー気取り森派の面々の素晴らしい政策を通して 正しく清く美しく 社会のために使われているそうですから。こんな素晴らしいことはありません。これこそが我々納税者の唯一の喜びです。そのために苦しい勉強を耐え、日夜働き、節約をしながら納税を少しでも多くしようと最大限の努力をしているのです。

人々の健康管理が一番、高額納税が二番、職員の雇用創出が三番なのです。

 

ただ、最近少しだけ悲しい気分になります。納税以外に喜びが何もない。定額給付金と云うのが12000円かえって来るそうですが、嬉しくないです。高速道路も安くなるらしいですが、どうせ暇もなく嬉しくありません。住宅ローン控除も大きくなるらしいですが、どうせ借金まみれで家なんか買えませんので嬉しくありません。

 

納税で天下り官僚を支えるのも嬉しくありませんし・・・どうにかならんのでしょうか? 

 

読んでくれてどうもありがとう

固定リンク | コメント (2)

2009.03.19 20:00 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 4

綾小路きみまろ を 笑う

陣内ナントカさんが ナントカ紀香さんという美女と派手派手に結婚して企画本まで出して さっさと別れるという隠し芸をするとか・・・ 流石にお笑い芸人の鑑の様なショートコント風結婚生活でしたが、でも 僕は正直うらやましい。

ナントカ紀香さんと毎日@@@出来るなんて・・・プライスレス。

しかも、陣内ナントカさんは、そのプライスレスな格差婚の前にはAV業界超スターの奈央ちゃんと凄く親しかったという噂まであって、さぞや@@@テクが凄いのかと想像してしまう。でも、妄想すると過度に興奮しそうで・・・このくらいで止めておく。

 

さて、同じお笑い芸人でも【綾小路きみまろ】の人気は凄い。僕にはこちら「中高年のアイドル」の方が陣内ナントカ氏よりも心地よい。これは実は困ったことなのであろうが、約5年前に彼の最初のDVDが出てスグに購入してしまい、デイサービスの利用者とともに楽しんでいる。

だんだんと過去の経歴が表面化して「美談」ともとれるまでになったことは彼がスターになった証しだろう。噂の中には前妻の息子が灘高から東大医学部に進んで立派な医師になり、留学時に売れ出した きみまろ が援助した・・・という俄かには信じ難いものまであるが、僕は実はその噂を信じている一人である。

 

僕にも悩みは沢山あるのだが、時には心から笑いたい。でも、あんまり最近は笑ってないなぁとも思い悩んでいる今日この頃。せめて、僕と妻の 4人の後期高齢者の親たちに僕達の代わりに心底笑ってもらいたいと【綾小路きみまろ ライブ&ディナー】をプレゼントした。

本当の高齢者には厳しすぎる現実が控えていて、心底笑うだけでなく 心底恐ろしくなる「綾小路きみまろ の笑い」ではあるが、4人とも落ち込まずに笑顔で帰宅したようだ。僕の両親と妻の両親も 病を克服しての久しぶりの再会だったが、孫が高校に進むことを喜び合ったようで、親孝行も出来るうちにしておきたいと改めて思った。

 

ライブショーに関して驚いたのは、40代・50代と思われる観客が非常に多かったということ。確かに中年ではあるが、「俺達はまだまだ大丈夫だぜ」という気持ちで笑うのであろう。そして、僕らの親たちは「そうだよね、そんな風に歳をとってきたよね」と悲しい香りのする笑いを見せるのであろう。「中高年のアイドル」といっても、様々な想いで【綾小路きみまろ】を笑うのであろう。

それにしても彼の人気は凄い。実は僕としては羨ましい。

 

あの吉永小百合様がすすんで寄り添ってくれるなんて・・・ 僕も早百合様にこんな風に寄り添っていただけたら、そのまま死んでも後悔しないかもしれないナ。

 

読んでくれてどうもありがとう 

固定リンク | コメント (2)

2009.03.19 00:14 |  映画 / 音楽 / 読書  |  murajun  | 推薦数 : 0

興奮します 【 深海のYrr 】

久しぶりに大興奮の作品に巡り合いました。本国ドイツでは2004年に刊行され、日本では昨年度の海外ミステリー第5位とランクされていたらしい総1500ページを超える大作です。先週まで存在を知りませんでしたが、この本にいま出会えて嬉しく思います。

  

一言で感想を述べるとすれば、『マイケル クライトンの社会派傑作を2~3冊ほどまとめて、連続TVドラマ「24」風の展開で、アメリカ人以外が地球を憂いて描いた海洋科学近未来小説』という感じでしょうか。ですから、大学でコミュニケーション学を専攻した著者フランク・シェッツィング氏は「ドイツのマイクル・クライトン」と評されているのもうなずけます。

   

とにかく幅広い内容で、ほとんどの方の知的好奇心をグイグイ惹きつけて睡眠不足に陥らせるのではないでしょうか? 少々文系の方には難しそうな内容も書かれてはいますが、社会的に関心の大きいテーマが繰り返し次々に登場しますので是非展開に圧倒されながら読んで欲しいと思います。

 

いつもは内容を書きまくりの僕のブログですが、今回は大作過ぎるのもあって多くは書かずにおこうかと思います。第5位にランクされてますが、1500ページで第5位と云うのは「凄い」証拠でしょう。普通なら読了する人はそれほど多くないでしょうから。

 

ただ、日本人はあまり良くは書かれていませんね。メタンハイドレート開発が地球を危機に陥れたことは なんとなく理解できます。特に、南海トラフ付近が主要な埋蔵地域だというのが不気味ですね。メタンが放出され大陸棚辺縁の地底が変化し、東南海地震と相まって巨大津波を誘発して日本や太平洋沿岸諸国を壊滅させる・・・なんてシナリオはご遠慮願いたいものですね。

   

それと、アメリカ・・・どうもブッシュ前大統領やライス国務長官、そしてCIAを念頭に置いて、国連を見下して世界の唯一の覇者であり続けたいアメリカを「地球を破壊しそうな陰謀国家」として超悪役として描いています。また、生物兵器としての「イルカの日」を彷彿させる場面もあります。「アメリカならやりかねん・・・」と思わせるのが怖いですね。

   

ただ、そんなアメリカのハリウッドが映画化しているとか・・・すごい皮肉ですが、内容が豊富すぎるので恐らく映画では深い所や宗教的背景などを伝えきれないような心配をしています。是非、「24」の様な連続TVドラマとしてきちんと全体像を描ききってほしいものです。

   

特に重要な位置づけのカナダのイヌイットを短い映画の中でどのように扱うのかも心配です。かれらもまた、政府から現在の居留区に強制移住させられていたんですね。狩猟に不適当な場所への封じ込めは文化の破壊と同義でもありますよね。

  

メタンハイドレート問題から地球温暖化問題、そしてそのためにメキシコ湾流や海流の大循環が止まって温暖化どころか氷河期到来・・・というシナリオは近年よく耳にしてきましたが、地球規模の生態系に関する理解と対応方法に科学者と政治家(やアメリカ軍人)がかくも違った態度をとるのか・・・これがやはり一番面白い点でした。

この点は、現在の世界的大不況におけるアメリカ政治の矛盾とも似ていて、いかにもアメリカ風で・・・大丈夫かいな?という気持ちになります。

 

Neural Networks に関しての内容やフェロモンをコミュニケーション・ツールにした点などは無条件に受け入れにくい気もしますが、未知なる深海では確かに何が起こるか人類の知識では判りかねるのでしょうから著者の想像力には敬服します。 

 

とにかく、非常に面白い大傑作だと思います。医学系の皆さんには特におすすめです。

 

読んでくれてどうもありがとう

固定リンク | コメント (2)

2009.03.16 23:59 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 4

患者の同情を買う始末・・・

暇な日も心配、多忙な日も心配・・・ そして、得てして多忙な時に困難は舞い込むもの

 

先日のこと、久しぶりにロビー内で白昼騒動が起こった。

外来看護師と患者がもめている。他の患者を診察しながら耳を傾けると聞きなれない声、何やら 『まだ待たせるのか? 今おまえ何と言った? @*+&%$』などなど、看護師2人に対して大声を出しながら色々と文句を言っている様子である。どうやら新患のようで、当院の待ち時間や対応などに文句があるらしい。看護師の『公平に皆さんを順番通り診察しています』という言葉が火をつけたようだ。公平では我慢できない患者も少なからずおられる。

待合室には10人程度の患者さんがいて怖がらせてしまっていないかと恐縮してしまう。ウルサくて診察も出来ないので僕も出て行って、『順番で診察しますから もう少しお待ちいただけますか?』と言っても当然ながら無駄だった。お酒の匂いがそこらじゅうに・・・たしか自動車で着た様子だが。

 

新患だと素性が分からずイキナリ切れてしまうので、少々看護師も怖かった様子だ。僕自身も怖いが、女性の職場、彼女らの安全第一で、こんなことで退職されても困るから、「客として丁寧に下手にでるか、不審者として警戒心で構えるか、患者として手を拡げて迎え入れるか・・・」非常に迷う場面である。

こんな時に毎回瞬時に頭をよぎるのは・・・・

  1)看護師や事務などへの人的危害を避ける

  2)病院への物的損傷や風評被害を避ける

  3)ストーカー化を防ぐ

  4)経営や運営への影響を最小限に食い止める

  5)患者の診察を正しく行い、来院の希望をかなえる

などなどである。

この手の強面が病院に来る時は案外重篤な疾患を隠し持っている場合が多い。ナイフやピストルを心配するあまり、身体の奥に隠れた疾患を見逃してはいけない。

 

この患者、とうとう待てずに文句を言いながら出ていったが、その大騒ぎを見届けた待合室の患者さん達が口々に『あれがテレビで聞く例のクレーマーですか? 最近は病院も大変ですね~ ムチャクチャ酒臭かったですよ もう少し行儀よく待たなきゃね 患者の暴言、始めて見ましたよ』などなど診察室で言って行かれる。どの顔を見ても同情の表情・・・病院は患者に同情を買うようではダメなのであるが。

 

と、思うと夕方5時過ぎに他の病院には行かずに戻ってこられた。少し遠い住所だが、なぜ当院を選んできたのであろう? 確かに、酒の匂いを我慢しつつ診察すると複数の重篤な疾患が隠れていたようで「早めに入院が必要なレベル」とも言えた。しかし、午前中の大騒ぎの直後なのでなかなか僕らも冷静ではいられず、相変わらず自分本位な患者から既往歴や入院歴を十分に聞き出すことは容易ではなかった。どうも、なんども複数の病院に入院を繰り返しているらしいので同情すべき病状だったようである。

 

でも、シャツを捲って背中に描かれた極彩色の文様を見ると・・・ 「あ~あ」と複雑な気持ちになるが、この絵入りの背中と云うのは、『あ~ これが原因で感染したのかもね』と、原因究明には少しだけ役に立つかもしれない。

            

あんまり丁寧に良い診療をすればするほど気に入って貰ってしまうのでプロとして複雑な心境である。まあ、開業医をやってると極彩色の文様は毎週のように見るのだが、そんな人が初めて訪れて大騒ぎを起こすと、見慣れた開業医も流石に冷汗が出てくる。

それより、ロビー内での騒動は、院長の管理能力が無いようで他の患者に対して恥ずかしくなるので、どうかご遠慮いただきたいものだ。

 

読んでくれてどうもありがとう

固定リンク | コメント (2)

2009.03.12 23:00 |  開業 / 病院経営  |  新型インフルエンザ  |  murajun  | 推薦数 : 3

新型崩壊の足音

驚くような新型インフルエンザ対策が行政主導で盛んに行われ、それをマスコミが煽っているが、不思議なことに医療現場の声が上に届かず、現場の声(悲鳴)は無視・・・という印象が否めない。

パンデミック期に最前線で戦うのは一体誰だと想定しているのか? もちろん、医師であり看護師などの医療スタッフであろう。ただ、管理職を除く若い現場スタッフの戦意を喪失させるような方針しか糞マスコミも糞役人も考えないから、いざ「その時」が近づくにつれて、生存本能に従った最前線での「新型崩壊」が予定通り始まったようだ。

こんなに医療現場、特に若い医師たちをマスコミと霞が関とで虐めてどうする気なのであろうか? もっと大事にしないと、モラルに頼った素晴らしい計画と立派な建物はあっても、肝心要の戦う医師達が不在・・・という悲惨な状況になりますよ。

わかってますか? 感じてますか? 現場の悲鳴を?

 

医師11人が一斉に退職へ  千葉・成田赤十字病院

成田空港に最も近い総合病院で、年間3万人超の救急患者を診療する成田赤十字病院の常勤内科医34人のうち11人が、3月末での退職を申し出ていることが12日、分かった。同日までに5人しか補充のめどがたっていない。同病院は「過酷な勤務状況が主な理由」としている。
救命救急センターがある同病院は遠方から多くの患者が訪れ、新型インフルエンザ発生時には感染が疑われる人を受け入れる「特定感染症指定医療機関」にも指定されている。脇田久副院長は「県内の他の医療機関の閉鎖や規模縮小の影響で、本来の想定以上に患者が増え、医師の負担が大きくなっている。この状況で新型インフルエンザが発生したら、対応は極めて難しい」と話している。

成田では先ごろ、麻薬密輸に失敗した患者が「新型インフルエンザ」に間違われて、空港も病院もパニックになったことが報道されたばかりです。きっと、あのパニックが若い医師たちを気付かせたのでしょう・・・ 死んではいかん、と。 

 

もう一つ、『病院全体で戦うぞ』・・と市役所が決めた福岡市民病院もどうなるか? 全部の医師は退職していなくなりはしないか? あるいは、残って最後まで戦うのか? また、新しく勤務を希望する医師が出てくるのであろうか? まさに命がけの就職戦線・・・【新型崩壊】の気配はないのか?

 

新型インフル福岡で発生時 市民病院を専門病棟に 感染防止、全医師で診断

福岡市は5日、新型インフルエンザが発生し、福岡県内で感染患者が確認された場合、患者の急増を想定し、総合病院である市立市民病院(200床)を新型インフル専門の病院に転用する方針を明らかにした。新型インフルの院内感染を防ぐため、国は病棟あるいは病棟内のフロアの単位で専門利用することを推奨しているが、同市のような「自治体病院を丸ごと充てる例は珍しい」(福岡市)という。

計画によると、市は同市内で感染患者が確認されたら、ウイルスを外部に漏らさない陰圧式の病床を備える市立こども病院・感染症センターと九州大病院で治療し、インフルエンザウイルスを封じ込める。

ただ、陰圧式の病床は両病院で計62床にとどまるため、新型インフルの感染力が強ければ、患者が短期間であふれると想定。市民病院の10診療科をすべて休診し、同院の医師全員で新型インフルの患者を診ることにした。県内で感染患者が確認された時点で専門病院にする準備を進め、それまでの入院患者は転院してもらう方針。

市は新型インフルにより最大約17万5000人が市内の病院で受診し、死者は最大約1600人に達すると推計している。

=2009/03/06付 西日本新聞朝刊= 

 

そう云えば一年前に麻酔科医が全員辞めちゃった関西空港近くの泉佐野病院も成田赤十字と同じ日本に3か所しかない「特殊感染症指定病院」だったと記憶しているが、漆間氏並みの記憶障害だったらごめんなさい。

 

でも、補償も援助も労働環境整備も何にもなくて「とにかく闘え・・・」では、パンデミック期には確実に【新型崩壊】が起こるであろうと前々から予測して警鐘を鳴らしているつもりだが、糞マスコミは一切取り上げようとしない・・・

 

読んでくれてどうもありがとう

固定リンク | コメント (1)

2009.03.10 20:39 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 1

整理の日

先週から今週にかけては程良い暇さで診察室周辺の整理整頓に励んでいます。でも、本日今年最初のB型インフルエンザ患者が来院されたので又忙しくなるかもしれません。

子供の卒業式にも少々刺激されたようで、色んな柵や埃などから卒業して美しく品のある診察室にしないといけません。何しろ院長が下品ですから、建物だけでも上品に・・・

 

さて、医師の皆さんには共感頂けるでしょうが、MRと称する医薬品セールス・バースンが毎日毎日沢山の説明用のパンフレットを置いて行かれます。僕はこの一年間、故あって女性MR以外には面会を断っていますが、それでもパンフレットの厚みは全く減じた気がしません。販売促進用ノベルティーは低価格化こそすれ容量は決して減じていないようです。勝手に置いて行かれるので貰っておきますが、西松建設からの献金に比べれば可愛いものです。それに絶対に賄賂には負けないヒネクレ者でもあります。

で、そんな医薬品メーカーからのパンフレット、ノベルティーグッズ、医師会からの届け物、他の医師関連の郵送物、医療機器パンフレット、各種店舗案内パンフレット、医学部予備校案内、愛人秘密クラブ勧誘郵便物、新薬試供品、選挙用パンフレット、保健所や県庁からの怖い郵便物、更に怖い税務署や労基署からの郵便物、無修正画像サイト入会案内パンフレット、電話会社変更勧誘郵便物・・・などなど

そして最近は近隣の病院からのパンフレットが急速に増えてきています・・・

もちろん、学会雑誌も凄くかさばります。最近では「要らない人は不要届を・・・」と言ってくれる学会も出てきましたが、どうせ読まない英文雑誌ですから省資源化に貢献してほしいと思います。

 

これらを放置しますと、ひと月に25センチ程にもなりますので、4か月毎に約壱メートルにも積み上がった紙の束を倒さないように汗水たらして整理します。紙のリサイクル会社に持ち込みますが、なかなか紙質の条件もあって大変です。

 

でも、壱メートル程の紙タワーが崩壊せず消失した後は実に爽やかで、診察した後よりよっぽど仕事をした充実感に浸れます。そこまでため込まなくてさっさと片付けなさい・・という声が聞こえてきますが、それより僕の所に毎日毎日そんなに紙の束を持ちこまないでほしいと思います。どうせ壱割も読んではいませんから・・・

 

読んでくれてどうもありがとう

固定リンク | コメント (2)