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2008.12.19 22:41 |  開業 / 病院経営  |  新型インフルエンザ  |  murajun  | 推薦数 : 8

人体実験か?

これは一体全体 何なんでしょうか? まさしく医療関係者に対する厚生省のイジメの究極の姿なんでしょうか? まるで医師に対しての人体実験の印象です。本当に信頼できる記事なんですよね、読売さん?

http://blog.m3.com/BackToTheStreet/20080804/1 

小心者の僕は過去に書いた上の記事が思い出されて怖いです・・・ 政府の「新型インフルエンザ対策」を追いかけて毎度毎度 僕は悲嘆してますが、本当に日本の厚労省は大丈夫ですか? 医師の皆さん、怒りを覚えませんか? 脳血栓とか心室細動らしいですよ・・・ 

もっと実情を知る被害者となられた医師の皆さん、声をあげて行かないと、医療関係者はバカにされてますよ。

 

新型インフル用の備蓄ワクチン、安全性を追加調査へ

新型インフルエンザに備えて厚生労働省が備蓄する大流行前(プレパンデミック)ワクチンについて、同省研究班(代表研究者=庵原(いはら)俊昭・国立病院機構三重病院院長)は18日、年度末までに安全性確認の追加調査を行う方針を決めた。
Click here to find out more! 臨床研究で接種した約6000人中8人が脳血栓などで入院したため。接種対象者と同じ病院などに勤務して、ワクチンを接種しなかった人と、入院頻度を比較し、8人の入院とワクチン接種との間に因果関係があるかどうか調べる。
 研究班は今年8月から有効性と安全性を調べるために、医療関係者など約6000人にワクチンを2回接種した。これまでに、2回目の接種終了から約1か月後までに8人が入院し、うち心臓などに合併症がある2人に心室細動などの症状が出たほか、脳血栓で入院した例もあった
 臨床研究の対象となるワクチンは、新型インフルエンザに変異する可能性が高いとされる強毒性鳥インフルエンザ「H5N1型」を基に作製したワクチン。流行に備えて国が2000万人分を備蓄、医療従事者や警察官など以外に接種対象をどこまで広げるかが議論となっている。
2008年12月18日21時40分  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20081218-OYT1T00735.htm 

 

昨夜、読売新聞のサイトに上のような記事が載ったようです。テレビでは既に大きく報道されたのでしょうか? 年寄りが転んで骨折しても、こんにゃくゼリーが子供の窒息を招いても右往左往の大騒ぎで悪者は医師・・・って風潮なのに、被害者が医師や看護師だと マスコミ様も全く問題視せずに可笑しな国だと思いませんか? よくもこんなアカラサマナ「人体実験」をして厚生省は医者に『新型インフルエンザ対策の最前線に向え』・・・と言えるものですね。

全部が脳血栓ではなさそうですが、心室細動や他の「入院を必要とする」接種後一月以内の副作用?出現率が6000例中 8例なんて・・・・驚きです。

 

やっぱり、まずは麻生総理や国会議員、霞ヶ関の大切な官僚の皆様から予防注射をして差し上げなきゃね・・・ 小泉元総理は議員を辞めても無料でどうぞ・・・

 

読んでくれてどうもありがとう

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2008.12.19 21:45 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 2

届いた 「一枚の写真」

当ブログを書き連ねるうちにネット上で知り合った女性から 昨日 「一枚の写真」が送られてきた。旅先で撮った写真だ・・・とのこと。せっかくなら 彼女自身の顔が写る写真を送ってほしかったのだが、助平?中年医師には怖くて送れない・・・らしい。だから、その女性の顔も知らない不思議な「ブログ友達」である。

 

さて、上がその届いた「機内からのアルプス」写真である。きっと感激して写したのだろう。彼女は11月に スウェーデン(ストックホルム)と スペイン(バルセロナ)を一人旅していた。添付された情報は「両国の移動中に機内から撮影したアルプスの風景です」・・・だけしかなかったが、僕の心には「一体どこの山なのだろうか?」という探究心が芽生えてしまった。

 

まずは、上の地図を見て欲しい。彼女はスペインの「バルセロナ」から先日帰国したそうだが、便宜上、地球をひっくり返して写真の上方が南西方向である。白い線は、ストックホルム(下)とバルセロナ(上)を結ぶ最短距離の直線である。赤い印の場所が写真の場所 スイス(アルプス)である。

 

上は一枚目の写真と同じものだが、地形には幾つか特徴があった。

1)大きな氷河(緑色)が向って右に柔らかくカーブして流れる。

2)11月なのに一面の銀世界、比較的高い山系だと思われるが紹介の機内アナウンスは無く、撮影者は山の名前を知らない。

3)ここの最高峰は赤い印のピーク、水色の稜線が集まるので、比較的目立つ独立峰ともいえる名峰であろう。

4)最高峰の向こう側(ピンク)は厚い雲に覆われているが、連山というより比較的平坦な印象。恐らくは国境の山系であろう。

5)太陽の影が右側、ただし撮影時刻が朝か夕か不明なので正確な方位は不明。もし正午なら右方向が北かな。

6)写真の構図角度特性から勝手に推測すると飛行機の進行方向は右方向、すなわち左側の窓からの撮影と考えられる。

 

 

それらから僕が最初に思い浮かべた山系はこの写真、上の「ゴルナグラード展望台手前から名峰モンテローザ方面を望む」風景だった。右端には名峰マッターホルン、左端には高峰モンテローザ、下端にはツェルマットがあり、登山列車の終点ゴルナグラード展望台からは氷河越しに美しいパノラマが堪能できる。山の向こうはイタリアだ。多くの点で合致する。ただ、太陽の影の方向が気になる・・・ それに・・・

上の写真をご覧いただこう。スイス付近の最短飛行コースが白い線、黄色い線がスイスを囲む国境で、右がフランス、中がスイス、左上がイタリアである。ピンクの印付近がモンテローザ、最初に思い浮かべた山系だが、スイス全体の位置がオレンジ色の印のような推定飛行経路からは遠すぎる。ということは、恐らく飛行経路自体が間違っていることになる。きっと、飛行機は観光サービスの気持で「スイスアルプス上空」をワザと飛んだのであろう・・・

後で知ったが、実は大きな間違い、勘違いを僕はしていた。確かに実際の飛行経路はスイス上空へ回り込んでいたのだが、彼女の話では、「バルセロナ から ストックホルム へ向かう途中の左側窓から撮影した」という。なんと、飛行方向が間違っていて、オレンジではなく 赤い矢印が正しかった。バルセロナからストックホルムへ「往復」して帰国したらしく、飛行方向は僕の先入観だったのだ。

そうなると、赤い矢印は実線でも点線でもどこでも良くなるのがだ、「モンテローザ山系 案」は完全に消滅してしまう。そこで、僕がピンときたのが、もう一つの「赤い印」・・・・

 

ためしに、予想した地域を「グーグルアース」で照らし合わせてみた・・・ それが、上の写真、目的地点の真上からの映像だ。方向は元の写真と合うように調整してみた。

まず、季節は違えども 氷河(ピンク)の大きさや流れがそっくりだった。国境(黄色)の山系で、稜線の集合が類似している。

そう、ここに間違いはない・・・ アルプス最高峰の「モン ブラン山系」だった。正確に言うと、上がフランス、下がイタリアで、スイスとは関係が無い。

日本人になじみの街 シャモニー(右上オレンジ)から ロープウエイ(オレンジ線)で エギュ・デ・ミディ(赤矢印)に登って眺めるモンブランとは裏側の風景となる。だから、ほとんどの日本人はこの角度からのモンブランを見たことはないと思う。

 

結局、上のようなオレンジ色の飛行経路で、左側窓から赤い点のモンブランを彼女は撮影していたのである。それが、下の風景と見事に合致する・・・「Google Earth」は素晴らしい、人を神に近づけてくれる。空を飛ぶ鳥にもしれくれる・・・

 

この「写真の山の正体」を解き明かして教えてあげたら彼女は感激してくれた・・・かな?

では、なぜ彼女は機内アナウンスもないのに、偶然にも「アルプス最高峰、名峰モンブラン」を撮影して、しかも感動して僕に記念写真として送ってくれたのであろうか? それには訳がある・・・と僕は思う。

 

彼女は、11月に温かいバルセロナから凍てつくストックホルムに飛んだ。離陸して一息ついた頃、突然飛び込んできた美しい白銀のアルプス山脈に感激しないはずはない、何しろモンブラン(まっ白い山)なのだから・・・

 

最後にもう一枚・・・・ これはモンブラン山系を方向を変えて、スイス側からスペイン方面(北から南)を眺めたものだ。左がイタリア、右がフランス(水色の点がシャモニー)。赤い点がモンブラン、ピンクの線が氷河。

どうでしょう? スペインから北へ向かうとき、「最初に出会うアルプス」こそが モンブラン だったのです。11月と云えば冬への季節の変わり目、誰だって感動する風景の変貌だったことでしょう。

僕自身も、初めてのヨーロッパで 5月に温かなイタリアから冬化粧のアルプス山脈を越えて春のオランダに飛んだ時の変化するアルプスの白銀の輝きは25年たっても鮮明に覚えていますから・・・

 

では最後に、なぜ僕が裏側からのモンブランの風景にピンときたか? これにも実は秘密がありました・・・

http://blog.m3.com/BackToTheStreet/20070620/3 

以前、新婚旅行の記事を書きました。そこで書いたと思いますが、僕らはモンブランを裏側(イタリア側)から眺めています。最後の写真でオレンジ色の線は、イタリア側の(日本人があまり利用しない)ロープウエイの位置を描いています。あの地点から僕らはモンブランを堪能しました。

 

顔も知らない女性から届いた一枚の風景写真、今ではパスポートさえ持たなくなった開業医にとって、こんなに沢山のドキドキ感を持つものだったとは、彼女はきっと想像もしていなかったことだろう・・・

でも、実際に診療所を抜け出して・・・旅に出たいものだ。

 

読んでくれてどうもありがとう 

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