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2008.07.31 20:14 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 8

840万円の減収で倒産か?

あうあうあう~ M診療所は、夏枯れではなくて実際に・・・あうあうあう~相当ヤバイです。もう原課長(今は部長)の不正流用データによる誤糞ルールに完璧にしてやられました。

もう「新型インフルエンザの大流行」による完全なる医療崩壊を待つまでも無く当院は先の見えぬ崩壊、倒産の危機であります。

明日から突然の「ブログ閉鎖」もあるかもしれません。その時は・・・M院長どうしてる? 元気? 生きてる? って読者に心配されちゃうかもしれません。

 

昨年4月~7月、今年4月~7月の各4ヶ月間の【外来収入】を比較検討してみました。言うまでもなく、今年4月に診療報酬削減の連続9年目に突入しています。

 

開業後10年目ともなりますと、患者数は完全に頭打ちです。来院患者数に相当します【レセプト枚数】は 1%以下の差しかありません。

再診料・外来管理加算・検査など診療内容が関係する【一回診療単価】も 1%以下の差しかありません。

ところがです・・・・

肝心の【月間売上(収入)総額】が、なんとなんと・・月平均70万円の大幅な減少であることが判明しました。%を書くと総収入がばれるので書きませんが、なんと年間では840万円の減収ということになります。

 

一体 どうしてでしょう・・・・

これは、例の「誤糞ルール」に対応するため、一時間当りの患者数を制限したのが確かに一因です。具体的には、外来の混雑を避けるために「長期処方の割合」を増やしました。そうでもしないと一人誤糞もかけますと全部の患者さんを時間内に診察できませんでしたから・・・

もう一つは、【不況の影響】かと思われます。というのは、こちらから長期処方を薦める以上の割合で患者さんからの長期処方希望が増えたからです。その多くは不思議と老人でした。

恐らく後期高齢者にとってみれば、受診回数を減らすことが想像以上に必要な事態に家計が深刻になっているものとおもわれます。同居家族からの薦めもあるかと思いますが、『体調が悪くなってもいいから長く薬を出してくれ・・』と老人達に手を合わせられますと・・・OKせざるを得ません。

これには、最近のガソリン代高騰やタクシー代値上げの影響もありそうです。郊外のファミレスが苦戦している理由と同じでしょう。実際に「通院費用が受診代より高い」のですから、『受診を控えるというより 通院回数を控えたい』というのが老人達の本音のようです。

世の中の不況、老人の家計逼迫は相当なレベルのようですが、無策・愚策の先延ばし貧乏神首相は、めくらましの内閣改造するより総辞職を選択して欲しいのです・・・

 

しかしながら、年間840万円と言うのは、M院長の精神状態を激しくかき乱しかねないレベルの減収です。現在の「妄想ブログ」が段々と「錯乱ブログ」や「狂乱ブログ」へと変貌を遂げるかもしれません。

何しろ、年間840万円というと外来看護師2名の給与分に相当します。つまり、M院長は看護師無しで外来しなさい・・・と言われたようなものです。

最初は計算間違いかと再計算しましたが、間違ってませんし、各4ヶ月間の平均ですから信頼性抜群です。

 

父さんは倒産するかもしれない・・・ 「発狂ブログ」ならいいですが、「失踪ブログ」が出来上がったら恐いですね・・・

でも失踪したら、恐らく ブログなんて書かないでしょう・・・

 

読んでくれてどうもありがとう

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2008.07.31 14:14 |  映画 / 音楽 / 読書  |  murajun  | 推薦数 : 1

我が師の【読書日記】

「我が師」が(僕も愛読している)日本経済新聞の水曜夕刊に【読書日記】を連載していた。顔写真入りだったので僕も直ぐに発見できたが、7月2日から 昨日7月30日までの計5回・・・新しいコラム企画【読書日記】の最初の執筆者としてである。

彼は確かに優れた音楽家・アーチストではあるけれど、僕が彼を永らく「人生の師」と仰ぐのは歌が好きという単純な理由ではない。皆には判らないかもしれないが、とにかく彼は凄いのだ・・・ コラムを読んでも感性鋭い文章が僕を虜にする。

 

「我が師」・・・と言っても医学部教授だとか、学校の先生とかではない。ただ、昨年秋に立教大学で講座を担当したそうなので今では「教育者」だと言えなくも無いが・・・

 

   

 

我が師、佐野元春が今回選んだ本は以下の通り・・・

  第一回  『ロックを創った男』

  第二回  『クール・ルールズ』

  第三回  『百年の愚行』

  第四回  『シェイクスピアのソネット』

  第五回  『何用あって月世界へ』

 

    

実にバラエティ-に富んだ選択だと思うし、佐野元春の「音楽プロデュース感」や 「クールな反抗心」や 「地球規模の懸念」や 「ユーモアセンス」などが上手く表現された名著を次々と我々に示してくれた。

 

    

実は全部読んだことはないが、『何用あって・・』の山本夏彦という人には沢山の著作があるらしく、さっそく4冊を購入して楽しんでいる。『ロックを創った・・』だけは在庫が無く、分厚そうなので遠慮しとこうと思う。

    

 

『百年の愚行』は、【人間はあまりにもうぬぼれてしまった】と謳う「Think the Earth」プロジェクト写真集だという・・・

    

僕はまた佐野元春に弟子入り志願したくなった・・・

 

読んでくれてどうもありがとう

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2008.07.31 01:01 |  開業 / 病院経営  |  新型インフルエンザ  |  murajun  | 推薦数 : 4

誰を守る?誰が守る?

昨夜は久しぶりに【新型インフルエンザ】の話題がTVで報道されていた。厚労省が企業におけるBCP(事業継続計画)作成ガイドラインを発表したからだろう。厚労省は、『BCPを作成しない企業は存続できなくなるだろう・・』と言っているが、当の厚労省のBCPはまだ出来ていないらしい噂がある。

確度の高い情報に基づいてマスコミが啓蒙活動してくれることは良いことだと思っているが、相変わらず「大事な視点」が欠落しているようだ。

 

それは・・・パンデミック時には 【誰を守る? 誰が守る?】という点である。 

 

厚労省は、パンデミック時には40%の欠勤率、そして休業期間を10日間と推定。感染拡大の過程で、輸入停止などで企業の在庫品・備蓄品が不足し、資金調達や決済業務、通信にも混乱が出る。取るべき行動として、発生初期の段階から業務を複数の班に分けて行う「スプリットチーム制」を提案。来訪者にはマスクの着用を指示し、フロアごとの立ち入りを制限すべきとしている。

また、大流行期でも社会機能を維持するために事業継続が求められる事業者として医療▽治安維持(消防、警察など)▽ライフライン(電気、ガス、金融、情報処理、生活必需品製造販売など)▽情報提供(報道機関など)▽行政--を例示した。

一方、専門家会議で厚労省の示す想定被害が低く見積もられているとする意見が出され、厚労省は再検討することになった。

 

どうやら、当初の国内64万人死亡予測から大幅に上方修正が行われるようだ。こうなると尚のこと【パニック対策】が不可欠となるハズである。そしてパニック対策こそ本来マスコミや厚労省が行うべきものである。【パニック対策】が取られていない状況での医療活動は絶対に不可能だと今のうちに世間には警告しておく。マスコミの方でもし当ブログを読んでくれている人がいれば、『またM院長が妄想している』などと放置せずに真剣に考えて欲しい・・・

 

まず、【誰を守る?】であるが・・・

今回のBCPは、【企業の存続のために 企業の職員を守る】というのが目標である。そのため、在宅勤務対策・防護装備備蓄・タミフル備蓄・スプリットチーム制・業務代行順位策定・重点業務特化・通勤対策などなど一応の計画を立てるべし・・・との意見には賛成する。40%欠勤でも業務が廻るように事前の計画策定するのは当然だと思う。

となると、病院も開業医も同じく借金を抱える民間企業であり、従業員の生命も雇用も職場も守る役割を放棄できるはずはない。手厚く保護される公務員とは違って、なんら保護を受けない職場である。看護師などが40%欠勤でも業務が「医療事故」も無く上手く廻るように事前に医療機関は計画を策定できるのであろうか?

 

そして、肝心の【誰が守る?】に関しては、発病前は企業の努力でいいとして、発病後は「医療機関」が守るしかないと恐らく全ての人びとが考えているだろう。診断のみの保健所よりも治療も可能な医療機関である。

一人院長の施設では、たとえストリップしながら股裂きをしても「スプリットチーム制」などという芸当は出来っこないのである。当然の疑問として、40%欠勤して発病者を守るとしたら、インフルエンザ様症状ではない患者を診るような余裕も安全性も全く今の医療機関にも無いのが現状である。安易な受診を控えるようにマスコミが「パニック対策」を取らなければ、どんな医療機関にも命惜しさに慌てふためく患者や家族が押し寄せるのは「人間の性」というものだろう。

 

多忙ゆえに疲弊し、経済的にも最悪の事態に追い詰められてきた医療機関が更なる余力を秘めているなどと幻想・妄想・願望などするのは止して欲しい。マスコミが壊し、厚労省が壊し、モンスター患者が壊した日本の医療機関の現状を是非とも再確認して 【新型インフル流行時に診察を受けられなくなる恐れを自業自得と認識する覚悟】を直ちにして欲しいものである。虐められると反発したくなるのも同じく「人間の性」というものだろう。

 

それが嫌なら、この平和なうちに「医療機関イジメ」をとにかく無くすべきである。診療報酬を大きくあげて経済的にも余力を付けさせ、訴訟を原則禁止して萎縮医療を根絶し、積極的かつ建設的な医療啓蒙によって無駄な医療費を圧縮し、そのことをもって【新型インフル対策】とすべきである。

もう一度 【誰が患者を治すのか?】という視点からマスコミは報道姿勢を正していくべきであろう。

 

医者や医療機関はマスコミや厚労省から「都合良く扱われ」ているようだ。これでは有事には絶対ダメである。医者も看護師も事務も給食も普通の人間であって、自分の命を犠牲にしてまで働くことを公務員じゃない人に求めてはいけないのである。それでは奴隷や「生贄」と同じになってしまう。

パンデミック時に医者や看護師に頑張ってもらいたいなら、今のうちに「医療機関に愛情を注いでおくこと」である。

 

読んでくれてどうもありがとう

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