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メタボ退治を目的に【特定】検診という何とも不思議な検診制度が完璧な見切り発車にてこの夏スタートした。初の成果は【メタボ副大臣退治】だったのは与党には皮肉であるが、「第二の後期高齢者制度」と子供にもバカにされる始末である。
早くも過半数の自治体担当者から批判が出ているそうだが、高給官僚には「蛙の面にションベン」であり、厚労省の企画者は「馬耳東風」を決め込んで聞く耳なんぞ全く持ってないようである。
しかしながら、この【特定検診】には誰にもまだ言われていない「恐ろしい問題」が潜んでいる。
皆さんは【生命保険】加入時に「医師の審査」があることをご存知だろうと思う。僕も数社の診査を請け負っている。ここで、【過去2年間に健康診査で異常を指摘されたことがあるか否か】を自己申告させることが一般的である。故意でなくても、申告を忘れると後に「保険金不払い」という痛い目にあうことが少なくない。
ここ数年、生命保険会社(特にTVで宣伝を繰り返してセッセと加入を勧めている外資系)等と加入者の間で「支払い」に関するトラブルが急増した報道を覚えておられるだろうか。その最大の理由は「検診での異常を自己申告していなかったので、加入時の契約義務違反を理由に入院時の保険金を支払わない」というものだったと思う。
このことは、映画「シッコ」でもアメリカの悲劇として紹介されていた。徹底的に申告にウソがないか保険会社は調べ上げて・・・後で・・・「払わないよ」と突っぱねる、と「シッコ」では描いていた。
そこへ今回の意味不明・効果疑問な【特定検診】が加わった・・・・ 一体全体、日本の生命保険業界はどうなるのだろうか?
何故かと言うと、【特定検診】の際に使用される「保健指導判定値」、ようするに「異常値の基準」が異常に厳しすぎるのである。このことは良識的な医師ならば認めるであろう。「メタボ専属学者」だけが信じる基準であり、「生命保険加入時審査」しないと喰っていけないような医師には到底承認できない数字がキラ星のごとく並んでいる。
例えば、肝機能のGOT・GPTの「30」も男性には厳しい。LDLの「120」も厳しい。尿酸の「6.9」も血糖の「100」も厳しいし、【HbA1Cの5.1%】なんて到底許せない厳しさである。血圧の「130」だってどんどん引っかかってしまう。もし。腹囲の「85cm」まで異常値として申告義務が生じたら悲惨なことになるであろう。
いずれも過去の生命保険審査では「OK範囲」であっても、今後は『何らかの異常を指摘されたことがある』として恐らくは【申告の義務】が生じる・・・としたら非常に恐ろしい話である。
今のところ、申告基準には「特定検診基準」に関しての記載は一切見当たらないので早急にハッキリさせないと実に後で「やばい」ことになるだろう。申告してないと「保険金不払い」の理由を保険会社が握ってしまうんである。これは実は非常に恐ろしいことで、『言った 言わない』の問答が保険金支払いの修羅場を演出してしまいそうだ。
それを普通の人が回避するには、【特定検診】の基準を常識的なものに改めるか、検診自体を受けないかのどちらかしかない・・・保険会社にとって実に有利なシステムが政府主導で簡単に出来上がったわけである。
こう考えると、【特定】検診の真の狙いは、【特定】の生命保険会社を有利にするため・・ではなかろうが、あのフザケタ「コネズミ改革」での成果だから・・・疑いたくもなる【素敵なシステム】である。
読んでくれてどうもありがとう
コメント
コメント一覧
私も、特定健診の基準についてはHbA1C5.2から指導対象!ってのを知ってから、うさんくさいと思い続けておりました。
先生の御指摘は、かなり的を得ているように感じます。
いや、それくらい疑わなくては、基準が理解できますまい。
厚労省のやることですからね...。十二分にありうる!
@@便乗コメント失礼します by murajun@@
外資系の生保は最近とみに問診表の記載項目が詳細になっています。保険に無傷で入れる人は激減して、きっと掛け金が割り増しになるのでしょう。大変な問題ですが、他に指摘している人を知りません。
@@便乗コメント失礼します by murajun@@
探偵なんて楽しそうですが、自分で書いたことが全部「妄想」に感じられる今日この頃・・です。もしかして、留学体験も「妄想」だったりして・・・
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