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2008.07.31 20:14 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 8

840万円の減収で倒産か?

あうあうあう~ M診療所は、夏枯れではなくて実際に・・・あうあうあう~相当ヤバイです。もう原課長(今は部長)の不正流用データによる誤糞ルールに完璧にしてやられました。

もう「新型インフルエンザの大流行」による完全なる医療崩壊を待つまでも無く当院は先の見えぬ崩壊、倒産の危機であります。

明日から突然の「ブログ閉鎖」もあるかもしれません。その時は・・・M院長どうしてる? 元気? 生きてる? って読者に心配されちゃうかもしれません。

 

昨年4月~7月、今年4月~7月の各4ヶ月間の【外来収入】を比較検討してみました。言うまでもなく、今年4月に診療報酬削減の連続9年目に突入しています。

 

開業後10年目ともなりますと、患者数は完全に頭打ちです。来院患者数に相当します【レセプト枚数】は 1%以下の差しかありません。

再診料・外来管理加算・検査など診療内容が関係する【一回診療単価】も 1%以下の差しかありません。

ところがです・・・・

肝心の【月間売上(収入)総額】が、なんとなんと・・月平均70万円の大幅な減少であることが判明しました。%を書くと総収入がばれるので書きませんが、なんと年間では840万円の減収ということになります。

 

一体 どうしてでしょう・・・・

これは、例の「誤糞ルール」に対応するため、一時間当りの患者数を制限したのが確かに一因です。具体的には、外来の混雑を避けるために「長期処方の割合」を増やしました。そうでもしないと一人誤糞もかけますと全部の患者さんを時間内に診察できませんでしたから・・・

もう一つは、【不況の影響】かと思われます。というのは、こちらから長期処方を薦める以上の割合で患者さんからの長期処方希望が増えたからです。その多くは不思議と老人でした。

恐らく後期高齢者にとってみれば、受診回数を減らすことが想像以上に必要な事態に家計が深刻になっているものとおもわれます。同居家族からの薦めもあるかと思いますが、『体調が悪くなってもいいから長く薬を出してくれ・・』と老人達に手を合わせられますと・・・OKせざるを得ません。

これには、最近のガソリン代高騰やタクシー代値上げの影響もありそうです。郊外のファミレスが苦戦している理由と同じでしょう。実際に「通院費用が受診代より高い」のですから、『受診を控えるというより 通院回数を控えたい』というのが老人達の本音のようです。

世の中の不況、老人の家計逼迫は相当なレベルのようですが、無策・愚策の先延ばし貧乏神首相は、めくらましの内閣改造するより総辞職を選択して欲しいのです・・・

 

しかしながら、年間840万円と言うのは、M院長の精神状態を激しくかき乱しかねないレベルの減収です。現在の「妄想ブログ」が段々と「錯乱ブログ」や「狂乱ブログ」へと変貌を遂げるかもしれません。

何しろ、年間840万円というと外来看護師2名の給与分に相当します。つまり、M院長は看護師無しで外来しなさい・・・と言われたようなものです。

最初は計算間違いかと再計算しましたが、間違ってませんし、各4ヶ月間の平均ですから信頼性抜群です。

 

父さんは倒産するかもしれない・・・ 「発狂ブログ」ならいいですが、「失踪ブログ」が出来上がったら恐いですね・・・

でも失踪したら、恐らく ブログなんて書かないでしょう・・・

 

読んでくれてどうもありがとう

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2008.07.31 14:14 |  映画 / 音楽 / 読書  |  murajun  | 推薦数 : 1

我が師の【読書日記】

「我が師」が(僕も愛読している)日本経済新聞の水曜夕刊に【読書日記】を連載していた。顔写真入りだったので僕も直ぐに発見できたが、7月2日から 昨日7月30日までの計5回・・・新しいコラム企画【読書日記】の最初の執筆者としてである。

彼は確かに優れた音楽家・アーチストではあるけれど、僕が彼を永らく「人生の師」と仰ぐのは歌が好きという単純な理由ではない。皆には判らないかもしれないが、とにかく彼は凄いのだ・・・ コラムを読んでも感性鋭い文章が僕を虜にする。

 

「我が師」・・・と言っても医学部教授だとか、学校の先生とかではない。ただ、昨年秋に立教大学で講座を担当したそうなので今では「教育者」だと言えなくも無いが・・・

 

   

 

我が師、佐野元春が今回選んだ本は以下の通り・・・

  第一回  『ロックを創った男』

  第二回  『クール・ルールズ』

  第三回  『百年の愚行』

  第四回  『シェイクスピアのソネット』

  第五回  『何用あって月世界へ』

 

    

実にバラエティ-に富んだ選択だと思うし、佐野元春の「音楽プロデュース感」や 「クールな反抗心」や 「地球規模の懸念」や 「ユーモアセンス」などが上手く表現された名著を次々と我々に示してくれた。

 

    

実は全部読んだことはないが、『何用あって・・』の山本夏彦という人には沢山の著作があるらしく、さっそく4冊を購入して楽しんでいる。『ロックを創った・・』だけは在庫が無く、分厚そうなので遠慮しとこうと思う。

    

 

『百年の愚行』は、【人間はあまりにもうぬぼれてしまった】と謳う「Think the Earth」プロジェクト写真集だという・・・

    

僕はまた佐野元春に弟子入り志願したくなった・・・

 

読んでくれてどうもありがとう

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2008.07.31 01:01 |  開業 / 病院経営  |  新型インフルエンザ  |  murajun  | 推薦数 : 4

誰を守る?誰が守る?

昨夜は久しぶりに【新型インフルエンザ】の話題がTVで報道されていた。厚労省が企業におけるBCP(事業継続計画)作成ガイドラインを発表したからだろう。厚労省は、『BCPを作成しない企業は存続できなくなるだろう・・』と言っているが、当の厚労省のBCPはまだ出来ていないらしい噂がある。

確度の高い情報に基づいてマスコミが啓蒙活動してくれることは良いことだと思っているが、相変わらず「大事な視点」が欠落しているようだ。

 

それは・・・パンデミック時には 【誰を守る? 誰が守る?】という点である。 

 

厚労省は、パンデミック時には40%の欠勤率、そして休業期間を10日間と推定。感染拡大の過程で、輸入停止などで企業の在庫品・備蓄品が不足し、資金調達や決済業務、通信にも混乱が出る。取るべき行動として、発生初期の段階から業務を複数の班に分けて行う「スプリットチーム制」を提案。来訪者にはマスクの着用を指示し、フロアごとの立ち入りを制限すべきとしている。

また、大流行期でも社会機能を維持するために事業継続が求められる事業者として医療▽治安維持(消防、警察など)▽ライフライン(電気、ガス、金融、情報処理、生活必需品製造販売など)▽情報提供(報道機関など)▽行政--を例示した。

一方、専門家会議で厚労省の示す想定被害が低く見積もられているとする意見が出され、厚労省は再検討することになった。

 

どうやら、当初の国内64万人死亡予測から大幅に上方修正が行われるようだ。こうなると尚のこと【パニック対策】が不可欠となるハズである。そしてパニック対策こそ本来マスコミや厚労省が行うべきものである。【パニック対策】が取られていない状況での医療活動は絶対に不可能だと今のうちに世間には警告しておく。マスコミの方でもし当ブログを読んでくれている人がいれば、『またM院長が妄想している』などと放置せずに真剣に考えて欲しい・・・

 

まず、【誰を守る?】であるが・・・

今回のBCPは、【企業の存続のために 企業の職員を守る】というのが目標である。そのため、在宅勤務対策・防護装備備蓄・タミフル備蓄・スプリットチーム制・業務代行順位策定・重点業務特化・通勤対策などなど一応の計画を立てるべし・・・との意見には賛成する。40%欠勤でも業務が廻るように事前の計画策定するのは当然だと思う。

となると、病院も開業医も同じく借金を抱える民間企業であり、従業員の生命も雇用も職場も守る役割を放棄できるはずはない。手厚く保護される公務員とは違って、なんら保護を受けない職場である。看護師などが40%欠勤でも業務が「医療事故」も無く上手く廻るように事前に医療機関は計画を策定できるのであろうか?

 

そして、肝心の【誰が守る?】に関しては、発病前は企業の努力でいいとして、発病後は「医療機関」が守るしかないと恐らく全ての人びとが考えているだろう。診断のみの保健所よりも治療も可能な医療機関である。

一人院長の施設では、たとえストリップしながら股裂きをしても「スプリットチーム制」などという芸当は出来っこないのである。当然の疑問として、40%欠勤して発病者を守るとしたら、インフルエンザ様症状ではない患者を診るような余裕も安全性も全く今の医療機関にも無いのが現状である。安易な受診を控えるようにマスコミが「パニック対策」を取らなければ、どんな医療機関にも命惜しさに慌てふためく患者や家族が押し寄せるのは「人間の性」というものだろう。

 

多忙ゆえに疲弊し、経済的にも最悪の事態に追い詰められてきた医療機関が更なる余力を秘めているなどと幻想・妄想・願望などするのは止して欲しい。マスコミが壊し、厚労省が壊し、モンスター患者が壊した日本の医療機関の現状を是非とも再確認して 【新型インフル流行時に診察を受けられなくなる恐れを自業自得と認識する覚悟】を直ちにして欲しいものである。虐められると反発したくなるのも同じく「人間の性」というものだろう。

 

それが嫌なら、この平和なうちに「医療機関イジメ」をとにかく無くすべきである。診療報酬を大きくあげて経済的にも余力を付けさせ、訴訟を原則禁止して萎縮医療を根絶し、積極的かつ建設的な医療啓蒙によって無駄な医療費を圧縮し、そのことをもって【新型インフル対策】とすべきである。

もう一度 【誰が患者を治すのか?】という視点からマスコミは報道姿勢を正していくべきであろう。

 

医者や医療機関はマスコミや厚労省から「都合良く扱われ」ているようだ。これでは有事には絶対ダメである。医者も看護師も事務も給食も普通の人間であって、自分の命を犠牲にしてまで働くことを公務員じゃない人に求めてはいけないのである。それでは奴隷や「生贄」と同じになってしまう。

パンデミック時に医者や看護師に頑張ってもらいたいなら、今のうちに「医療機関に愛情を注いでおくこと」である。

 

読んでくれてどうもありがとう

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2008.07.30 02:39 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 2

格差と温度差

M先生は自他共に認める田舎の医師です。しかも田舎育ちを誇りと感じています。世界中をグルグル廻ってはみたものの、故郷より素敵な場所はない・・・と言うのが持論です。

 

ですが、そんなM先生も花の都である東京都心に行きますと色々考えることがあります。

東京都心に暮す・働く人間は、東京以外あるいは都心以外の人間を同じ日本人だと認識しているのであろうか? 都心を見上げながら散策すると、そんな卑屈に怯えた感情がふと湧き上がってくる時があります。

m3ブロガーにもakagama先生の様に「花の東京」で診療中の医師が沢山おられますが、新臨床研修制度のもとで若者が続々と各地方都市から東京都心の有名病院を目指すということは、生活の便利さや華やかさの他にも本当に噂されるほど医療面での格差まであるのだろうか、と暗~く思い悩むこともあります。

また、本当に東京の医療と地方都市の医療は質が違うんでしょうか? 生活格差と同じく医学格差が有るのでしょうか? そりゃ「医療供給格差」は厳然とあると思いますよ。でも「医学・医療品質格差」まであるのでしょうか? M院長は都会での診療経験が無いのでわかりません。M院長が都心で開業したら、現在の様に凄い盛況を同じく得られるんでしょうか? いくらM院長がハンサムで名医でも何となく無理な気がしています。

 

成田エキスプレスで居眠りしてる間に東京駅の地下深く運ばれて、人込みの流れに乗っかって地表に這い上がってきますと、今回の出張先の四角い丸ビルが正面に並んで見えます。右より左が上品だと思いますが、どっちが丸でどっちが新丸なのか、お登りの田舎者なのでハッキリしません。確か元の低い丸ビルは右だったから、やっぱり右が丸ビルで左が新丸ビルなのか?と下らない悩みは尽きないのでありました。

 

でもですね、東京の有名どころは少々贅沢し過ぎではないかと思います。田舎から昇りますと、NYよりも LONDONよりも PARISよりも 東京は無駄にお金がかかり過ぎている印象を受けます。「素晴らしい都心」という感覚ともまた違って、異様に「金がかかりすぎの都心」・・・という感覚を覚えてしまいます。地方都市から見ると都心は完璧に違う国です。

 

世界を巡った田舎医師がこんな感じですから、日本に来て都心でこれを最初に見た外国人が「ODA・戦後賠償・経済援助」などを繰り返し要求してしまう感覚も理解できます。そんでもって日本は借金塗れと吹聴する政府の意図は何でしょうか? そんなに金が無ければ贅沢な造りなんて出来ないほど法人税を掛けてあげれば結構かと思います。ちょっと日本は無理をし過ぎです・・・

 

また、東京在住者が5年後に「大地震」が来ようが来年に「新型インフル」が来ようが今夏に「ヒートアイランド現象」が来ようが絶対に東京を離れたくない、という気持ちになるのも判らないでもありません。確かに、新型インフルエンザが流行すれば東京は映画「ハプニング」の世界へと変身しそうです。何と言っても、ホームレス様も フリーター様も ニート様も 皆さん東京が大好きで離れたがらない魅力があるのでしょうね。【首都移転構想】どうなっちゃったのでしょうか?

 

さて、出張の合間に時間が空いて喉が渇いて田舎にもある某有名コーヒーチェーン店に行きました。一人ですから気楽ですが、隣に20代後半のカップルが大きめの声で会話を楽しんでいました。アノ時と勘違いしたように声が大きすぎたので聞きたくなくても聴こえてしまうます。

二人とも無名大学を出て無名会社勤めのようですが、小金をかけた小奇麗な服装を身につけながらも、理性とか知性とかに完璧に無縁の会話内容でした。最初から最後までアホっぽい男性の「初体験自慢、スゴテク自慢、経験数自慢」などなど、眼の前の不細工な相手とは多分まだ@@@をやったことがないけど今すぐやりたいという、完全に9800円ラブホ突撃の「山本モナ二岡」状態で、公衆の面前で直ぐにナニを始めてしまいそうな危ない雰囲気でした。

東京にもバカなのがいるもんだと思いましたが、下らない話をよく飽きもせず聞いているM先生だ、とも感心しました。

 

 

用事が済んで夕食時に腹が減りましたが、何しろ一人なのでシャレたレストランには入りにくく、結局は一人で入りやすそうな寿司屋に入りました。田舎より安いのが東京には沢山あるんだなあ~と痛く感心したものです。そこでもウルサイ連中に紛れるように大きな暗い話し声が聴こえてきました。

カウンター左隣の女性がちょっと天然の新人看護師、横が地方出身の研修医だということが話の内容から判明しました。病院名はわかりませんでしたが、挿管・麻薬・手術・癌管理などなど沢山やってそうな大きな病院のようでした。

先ほどの「山本モナ二岡」状態のバカップルとは相当異なり、寿司屋の隣人医療関係者達は、最近の困った患者の体験談を述べ合い、致命傷となるかもしれない傷を舐めあい、将来の医療崩壊完成への深い悲しみをボソボソはなしていました。

 

特に、口の悪いモンスター患者に看護師が虐められた話や肺癌の鎮痛治療への苦悩、モルヒネ使用の苦労や家族との関係などなど、かつて若かりし頃のM先生の悩みより時代は複雑怪奇になっているようです。

研修医の『今ではもう病院の皆が防衛医療・萎縮医療で患者家族の顔色ばかり伺って医者か召使か判らなくなっている・・ひどい時代だね』と看護師相手に嘆く言葉が印象的で、何とか「僕も医者仲間、頑張ろうよ・・」と声をかけてあげたい気持ちになりました。彼らもm3ブログを読んでいるのでしょうか?

 

そうそう、その安くて上手い寿司屋の職員さん、胸に下げた名札に「@@県出身です」と全員書いてありました。東京の人は全然いませんでした。これも会話の切っ掛け程度には役立つのでしょうか? 東京では「出身地表示」が流行ってますか? さっそく当院の職員にも付けさせましょうか? でも、大学院ロンダリングの様な「産地偽装」してしまう危険性もありますよね。 

 

都心で感じた【東京・地方格差問題】と 【若者達の二極化・社会貢献への温度差】などなど、閉塞感に苛まれる日本の若者達の将来に不安がよぎりました。セックルしか頭にないバカップルとは違い、意味不明の医療訴訟に犯された医者は暗~~くなる職業の先頭ランナーのようです。

あの四角い丸ビル内で開業している医師はどんな素敵なクリニックを開いているのでしょうか? 一度、都心の有名クリニックを見学させて頂きたいものだ・・・ 

 

読んでくれてどうもありがとう

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2008.07.29 16:51 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 2

やばい【特定検診】

メタボ退治を目的に【特定】検診という何とも不思議な検診制度が完璧な見切り発車にてこの夏スタートした。初の成果は【メタボ副大臣退治】だったのは与党には皮肉であるが、「第二の後期高齢者制度」と子供にもバカにされる始末である。

早くも過半数の自治体担当者から批判が出ているそうだが、高給官僚には「蛙の面にションベン」であり、厚労省の企画者は「馬耳東風」を決め込んで聞く耳なんぞ全く持ってないようである。

 

しかしながら、この【特定検診】には誰にもまだ言われていない「恐ろしい問題」が潜んでいる。

 

皆さんは【生命保険】加入時に「医師の審査」があることをご存知だろうと思う。僕も数社の診査を請け負っている。ここで、【過去2年間に健康診査で異常を指摘されたことがあるか否か】を自己申告させることが一般的である。故意でなくても、申告を忘れると後に「保険金不払い」という痛い目にあうことが少なくない。

ここ数年、生命保険会社(特にTVで宣伝を繰り返してセッセと加入を勧めている外資系)等と加入者の間で「支払い」に関するトラブルが急増した報道を覚えておられるだろうか。その最大の理由は「検診での異常を自己申告していなかったので、加入時の契約義務違反を理由に入院時の保険金を支払わない」というものだったと思う。

このことは、映画「シッコ」でもアメリカの悲劇として紹介されていた。徹底的に申告にウソがないか保険会社は調べ上げて・・・後で・・・「払わないよ」と突っぱねる、と「シッコ」では描いていた。

 

そこへ今回の意味不明・効果疑問な【特定検診】が加わった・・・・ 一体全体、日本の生命保険業界はどうなるのだろうか?

 

何故かと言うと、【特定検診】の際に使用される「保健指導判定値」、ようするに「異常値の基準」が異常に厳しすぎるのである。このことは良識的な医師ならば認めるであろう。「メタボ専属学者」だけが信じる基準であり、「生命保険加入時審査」しないと喰っていけないような医師には到底承認できない数字がキラ星のごとく並んでいる。

 

例えば、肝機能のGOT・GPTの「30」も男性には厳しい。LDLの「120」も厳しい。尿酸の「6.9」も血糖の「100」も厳しいし、【HbA1Cの5.1%】なんて到底許せない厳しさである。血圧の「130」だってどんどん引っかかってしまう。もし。腹囲の「85cm」まで異常値として申告義務が生じたら悲惨なことになるであろう。

いずれも過去の生命保険審査では「OK範囲」であっても、今後は『何らかの異常を指摘されたことがある』として恐らくは【申告の義務】が生じる・・・としたら非常に恐ろしい話である。

今のところ、申告基準には「特定検診基準」に関しての記載は一切見当たらないので早急にハッキリさせないと実に後で「やばい」ことになるだろう。申告してないと「保険金不払い」の理由を保険会社が握ってしまうんである。これは実は非常に恐ろしいことで、『言った 言わない』の問答が保険金支払いの修羅場を演出してしまいそうだ。

 

それを普通の人が回避するには、【特定検診】の基準を常識的なものに改めるか、検診自体を受けないかのどちらかしかない・・・保険会社にとって実に有利なシステムが政府主導で簡単に出来上がったわけである。

 

こう考えると、【特定】検診の真の狙いは、【特定】の生命保険会社を有利にするため・・ではなかろうが、あのフザケタ「コネズミ改革」での成果だから・・・疑いたくもなる【素敵なシステム】である。

 

読んでくれてどうもありがとう

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最近の日本の医療行政・公衆行政は全てがバラバラな感じがしてならない。平和ボケの暮らしを享受しつつ経済優先の議論しかしてこなかった大きなツケだと思う。首相・厚労省大臣・厚労省官僚・県知事・環境保険事務所(保健所)・医師会・基幹病院・開業医・勤務医・マスコミ・住民・看護協会・・・・ とことんバラバラで信頼関係は次々に崩壊していく。

 

『ワクチン製造技術の向上があり、ひょっとしたらパンデミックにも間に合うかもしれない・・』という淡すぎる期待を僕も少しばかりは持つようになっているが、それにしても一部を除いて誰もが全てが今も非常に暢気な感じがする。勿論、病院をはじめ、そんな不確実でお金を産まない「未来の感染症対策」に情熱を注ぐ時間も金もない・・・という意見も承知はしているが、何と言っても強毒性の「H5N1」が本当に国内に流行しだしたら・・・

 

ずっとこれまで啓蒙活動の先頭を走り続けて来られている尊敬する小樽保健所長のTさんが、最近のモヤモヤとした心情を度々吐露されている。以下は23日と28日の日記の抜粋だが、現在の僕の心境と偶然にも似ているので(無断だが)紹介したい・・・ (Tさん、無断で大変申し訳ないです)

 

新型インフルエンザ対策は如何にあるべきか?

問題は医療機関だ。医局制度に封じ込められた若い医師達が日本の医療を担ってきた長い時代は去った。個々の抱く医の倫理に従って医療を選択してゆく時代だ。

病院でBCPなるものを作成しても、医師達は従わないだろうというのが大方の意見のようだ。社会全体に対する責任意識なんてないからだ。現在の自分の業務だけで手一杯だからだ。

そうした医療現場に向かって新型インフルエンザ対策としてのBCPを作成せよ、と誰が声をかけるのか?言うのは簡単だ。頭さえ良ければ全てを洞察出来る。問題はどうしたなら、社会の変容と医師達の変容を促すことが出来るのかということだ。

追記:要するに公立病院や救急医療が崩壊しつつある中での新型対策は、地域の行政機関だけでは無理で、社会が総ぐるみになって行わなければ無理だということだ。考えれば考えるほど疲れてきて、自分自身一般の医師へ戻りたくなっている。 

http://homepage3.nifty.com/sank/jyouhou/BIRDFLU/2008/DIARY/index.html 

多くの企業はある程度の知識を持っている。しかし、多くの医師達は関心を示さない。医師達は、論理的に展開された論文、または学会報告での研究結果でしか動かない。一般論や感情論で語りかけても反応は小さいのだ。

医療機関を動かすには、マスコミの力も必要だ。しかしマスコミは、起きた事件には興味を持つが、事件が起きる前の対策には興味を持たない傾向がある。それは一般社会(読者層)の影響もある。

日本社会は成熟していない。建築技術、医療技術は世界のトップになった。しかし、市民の精神構造は徳川時代のままだ。マスコミは”瓦版”のままだ。全ては”お上”の言いなりだ。
 

過去の活動を追ってきている人には判るだろうが、これだけ必死に国民の事を思い頑張っている医師でもある保険所長のこの悲鳴は、我々現場の医師もマスコミも看護師も政治家も須らく真摯に捉えるべきと思う。

 

先日、地元の保健所と医師会の動き(講演会?)を書いたが、「発熱外来」のコンセプトや治療方針などなど、多くの医師が実際に則した検討をして素人の国民全てに総がかりで啓蒙活動をして闘っていく覚悟がないと強毒性の「H5N1」に勝てるはずは無い。あの日、僕が保健所長に「もっと危機感をもってきっちりやりませんか?」という趣旨のことを言ったのも同じタイプの感情だと自分では思っている。

 

日本人の4人に一人が感染し、64万人が死亡するということは、医師を含め、国民全員が当事者になりうるということである。

なお、政府やマスコミや世間は、これまでの様に医療問題の議論の場から医師を排除する態度を改めて、こんな本当の危機のときこそ医師を中心に据えて新型インフルエンザと闘うべきだろう・・・・と僕は思う。今のバラバラな状況では日本人は新型インフルには勝てそうもない・・・

 

読んでくれてどうもありがとう

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2008.07.28 19:45 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 1

パスポートが無い

少し前に 『家にはバスタブが無いんですよ・・』と苦悩を吐露された開業医がおられましたが、噂のM院長は 『僕はパスポートを持ってないんですよ・・』と恥ずかしい告発をされています。

 

M院長が得意としている妄想の世界旅行にはパスポートが不要ですが、実際の海外脱出ともなりますとパスポートは当然必要です。 

大学卒業以降、一人旅・新婚旅行・留学・学会・・・と開業前は海外に何度も出かけた旅行が大好きなM院長は、開業医になって以来10年間、実は夢の中以外では海外旅行には行った事がありません。ですから開業したことを少々後悔し始めているそうです・・・

世間では、開業医は時間もお金もあって羨ましいし海外旅行も出来て病院から逃げ出すはずだ~と言われているそうですが、トホホ・・・な開業医生活というのも現実にはアチコチにあります。

 

そんなM院長、なんと10数年振りに【成田国際空港】へ行ってきました。生まれて初めて乗る「成田エキスプレス」も楽しみでした。京成も乗ったことが無いので悩んだそうです。

しばらく「家族海外旅行」なんて全く計画すら出来ませんので、せめて「可愛い子には旅を・・」ということで成田空港まで付いて行くことにしました。「鰻やの前で臭いで我慢する・・」といった心境です。実際のところは、都内への出張業務が重なったので廻った次第です。

 

実は旅行前で興奮して寝付かれない子供以上に興奮して眠れないM院長でした。M先生は昔からスッチーなる職業婦人達が好きでした。旅行も好きでしたが、空港の雰囲気やスッチーの雰囲気?がもっと好きでした。ですから、10数年振りとなる国際空港の雰囲気を再び楽しめるという「この夏最大のイベント」に心躍らされ不眠症になった次第です。

 

着いた所は成田空港第一ターミナル北ウイングでした・・・が、なにやら昔の雰囲気が全く感じられません。どうしてでしょう? 夏休みですから利用客は多いはずですが・・・淋しいというか非常にスッキリし過ぎなんです。

 

あとで知りましたが、1978年開港の成田空港は92年に第2ターミナルを建設後、95年から11年間に渡って第一ターミナルの改修を行ったそうですね。

まだ第一ターミナルしかなかった当時に留学に旅立った際に、婚約中の美しき現妻が身を乗り出して手を振ってくれた秘密の場所の手前に非情にもゲートが出来て近づけず、当時の「恋人達の感動?の別れ」を現地で再現することは出来ませんでしたし、手荷物検査が高度化・効率化されたのでカウンター前での大混雑も解消したようです。

 

でも、あの混雑やワイワイガヤガヤの雰囲気が消えたことは淋しいです。それに、出国手続き後に登場直前まで互いに手を振り合えた距離感も国際空港の醍醐味でしたのに・・

 

それと、出発便の案内などを行う「館内放送」があまり聞けませんでしたが・・・・昔の様な『日本航空26便 6時30分発NY行きは・・・』なんていう趣き深いアナウンス、全然聞けませんでした。

   

かつて城達也さんの『ジェットストリーム』を涙を流しながら深夜に聴いていた頃とは全然違う印象でした。

 

あと、JALの「ワンワールド」が第2ターミナル、ANAの「スターアライアンス」が第一南ウイング、ノースウエストなどの「スカイチーム」が北ウイングにハッキリ分かれてしまったようですが、そのせいで北ウイングが淋しげだっただけなのでしょうか? 

 

全く予想外に機能的過ぎて、期待ハズレの成田空港でしたが、どうせパスポートを持ってませんのでM院長にはどうでも良かった話かもしれません・・・

いつになったらパスポートを手に出国ゲートをくぐれるようになるのでしょうか?

 

読んでくれてどうもありがとう

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2008.07.26 01:14 |  開業 / 病院経営  |  新型インフルエンザ  |  murajun  | 推薦数 : 1

新型インフル講習会?

昨日の午後にフランス~北アフリカを巡る旅から帰国した足で、地元の医療関係者向け【新型インフル講習会?】へ出席しました。

地元保健所の担当者(医師)が講習会をしてくれるとの事で、県の対策進捗状況を知れるいい機会だと期待して成田より会場に直行したわけですけど、少々僕には不満が残った講習会?でした。先ごろ「微量採血器具」問題で保健所の不正確調査を安易に公表してマスコミで晒し者状態にされた深い恨みが心の底にメラメラと湧き上がりながら聞いたのが悪いんでしょうが、何を質問しても具体的に納得出来る回答を得られない講習会?なんて実に久しぶりでした。

 

一口に保健所といっても、尊敬する小樽保健所長さんや品川保健所さんなどもおられますし、最近日経に出て「僻地の産科医」さんが取上げておられた宮古島の訓練などを見聞きした上で当県・当地区の対策(案)を聞きますと、『ホントに今頃この程度で大丈夫なんですか? 他の自治体とエライ違いですね・・』という気になってしまいます。

 

新型インフルエンザ対応には医師会と都道府県や保健所が強力に協力して対策を立てていくのが本筋でしょうし、僕の知らない間に医師会内でも何度も会合が行われていた様子ですが、それでも今頃になって 『この程度しか保健所は考えていないんですか? 微量採血管ではあんなに厳格に沢山の医療機関を晒し者状態にしたのに、64万人も死ぬと厚労省が言っておきながら肝心要の発熱外来すらこの程度なんですか?』という感じがしてならなかった。

 

そもそも何故中央政府が中心になって集中的に対策を考えないのであろうか? 厚労省から丸投げされた都道府県ごとに別々の対策を限られたスタッフでやるから進まないのであろう。全国どこでも同じウイルスが襲ってくるのであって、基本的な対策・方針は各地から担当者を寄せ集めて同一のものを集約して国レベルで策定してしまった方が効率的であろう。

 

また、【パニックを起こしたくない】という行政としての気持ちがわからないでもないが、こんな甘い対策では逆に現場がたちどころにパニックになるのは、普通の人間の心理状態を考えたら直ぐに理解できるはずだ。【パニックを起こしたくない】という本心が実は別のところにあるのではないか?という気がしてならない。

本音では、【国民だけではなく、肝心の医療関係者がパニックにならず従順にパンデミック対応をしてくれること】を望んでのことだろうと感じる講演会?だった。先の調査では、看護師の多くがパンデミック時に職を捨てて感染危機から身を守るという結果が出ていた。医師だってそうだし、事務職なんて死ぬ危険があるのだから逃げて当然だろう。

 

僕は【相互信頼関係】こそが良き医療の全てだと考えている。行政~病院~診療所~住民~マスコミ~政府(厚労省)の間の信頼関係が全てだと思う。これさえあれば、医師も看護師も自らの感染危機など苦にせず働ける。

しかし、昨今の医師イジメ・・・今まで散々苛め抜いてきたくせに「新型インフルエンザ対応」の時には下手に出て『命を差し出せ・・』って言われて、『はい、判りました。看護師3人差し出します』なんて素直に言えますか? 少なくとも僕の場合には「微量採血器具」問題以降、行政・マスコミに対する信頼関係がかなり崩れてきている。

政府もマスコミも行政も法的な整備、すなはち対策に協力する医療関係者が犠牲になっても、残された家族が不幸にならないような対策をまず立てて、それから依頼をしに来なさい。生命保険会社が疫病では保険金を出さないといっているらしいのに、多額の借金を残してボランティア精神で死ねるはずないでしょ?

 

今日の講習会?のメインテーマだった【発熱外来】一つとっても、『なんだ?現実無視のこの甘さは・・?こんな発熱外来じゃ地域は守れそうも無いゾ~』という気がしてならなかった。

 

保健所の担当者さん、医師会の担当者さん、意見を出し合って一緒に頑張りましょうよ・・・僕も色々調べて情報を追ってますから。(でも匿名なのでピント来ないだろうな・・・)

 

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日本に帰国する途中で少しだけですが【チュニジア共和国】に立ち寄りました。先日のモロッコと同じく北アフリカの国ですが、首都チュニスから程近い海辺の街 「シティ・ブ・サイド」の風に吹かれていますと、『地中海沿岸の国』としての印象がはるかに大きく感じられます。

 

ギリシャと見紛うばかりに街全体が白い壁と青い扉や窓で統一され、自然と爽やかな気持ちになってしまいます。馬鹿げた息苦しい日本の社会にウンザリしたらフラリと訪れてみたらいかがでしょう?

 

暖かな地中海気候で、国土の南半分は「サハラ砂漠」が占めていますが、世界中の観光客にも人気の「イスラム国家」です。

 

しかしながら、この国の独立は非常に遅く、なんと1956年のことでした。宗主国フランスから独立後も、王政廃止後に大統領制の社会主義化し、ようやく現在の自由主義路線に辿り着いたのが1970年のようです。勿論、この国の数奇な運命は古くからず~っと続いています。

下の地図のピンクが【ローマ】、グレーが【カルタゴ】の領土ですね・・・

 

現在のシリア付近で誕生した【フェニキア人】が、交易拠点として紀元前814年頃に「フェニキア人の村」の意味の【カルタゴ】を建国し地中海貿易で繁栄しましたが、新興勢力のローマと3度にわたる【ポエニ戦争】を戦ったのち紀元前146年に滅亡しています。

  

この時のカルタゴの総大将が有名な「ハンニバル」であり、象の大群と共にスペインからフランス南部、冬のアルプス越えでイタリアへ攻め込んだことはあまりにも有名です。義経の奇襲なんて比較になりません。

数日前に書きましたが、今年の「ツールドフランス」のアルプス越えのルートと近いのでしょう。凄いですね。

 

ローマ支配下では優良な属州としてローマ化が進みキリスト教も伝来し北部を中心に多くのローマ遺跡も残っています。

 

7世紀にはイスラム教のもとに糾合したアラブ人が侵入し、北アフリカ土着の遊牧民族ベルベル人を支配し、イスラム世界に入りました。

 

やはりイスラム文化が中心的な香りのようで、国中いたるところに芸術的な風景をみることが出来ます。特に旧市街のメディナにはアラブが溢れています。

ここのお店、僕にはちょっと・・・評価できません。(行ってませんから)

その後、1878年のベルリン会議でフランスの宗主権が列国に認められると、フランスによる侵攻が行われ、事実上の統治はフランス人総監が行い、さらに政府および地方自治の要職もフランス人が占めました。

 

あのサルコジ大統領が美しき夫人を連れて真っ先に訪問していましたね。

 

ああそうそう、本当は【世界の車窓から DVD編】による妄想旅行ですから、鉄道の旅を少々書かないといけません・・・

 

美しいオリーブ畑がひろがるんですよね・・・ アーモンド畑も・・・ Extra Virgin Oil ・・・美味しそうですね。

 

 

でもこの国の鉄道の旅で最も魅力的だったのは、何と言っても中西部の「メトラウイ」を出発し往復90分の【レザー ルージュ】という観光列車ですね。

 

この峡谷の中を走る列車には一度は乗ってみたいものですね。「インディージョーンズ」の場面みたいですね・・・

 

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2008.07.25 00:41 |  開業 / 病院経営  |  世界の車窓から  |  murajun  | 推薦数 : 1

Morocco 便り

暑苦しい、息苦しい医療崩壊の日本でお暮らしの皆さん、お元気ですか? 僕は爽やかな「フランス・アルプス」から、レジスタンスの都、「カサブランカ」に今日は来ています。カサブランカといえばジュリー(沢田研二)・・、ジュリーといえばザ・タイガース・・、タイガースといえば大阪じゃなくて京都・・ てなことは冗談です。【世界の車窓から DVD】を鑑賞しての妄想の旅です・・

 

日の沈むところ「マグレブ」におけるレジスタンス活動の対象は勿論、日の出ずる亡国の荒牢省でありますが、ここモロッコ最大の都市は1912年以降にフランスの影響で急成長したモロッコらしからぬ街です・・・ でも、当時のイングリッド・バーグマンは美しかったですね。彼女が精神科医になった映画は知っていますか? 彼女なら狂った僕もカウンセリングに通い詰めたいと思います・・・

 

そんなボギー風の哀しみを胸の奥に抱えても絶対に生き抜いて不死鳥のごとく再びやり直す・・・フィラデルフィアのロッキー・バルボアの魂をどこかで読んでくれているであろうtakaちゃん先生に今宵は捧げます。

実は貴方が他のブログ記事にコメントを残したのは僅か数名だったようですね。その中に僕がいたことを初めて知り嬉しく思いました。ただ以前、貴方の記事に対して『ホントの話ですか?』って安易なコメントを書いて傷つけたようで反省しています。

 

僕は、いつもウソというか冗談っぽく記事を書いて憂さ晴らしをしています。もちろん、騙されたフリをしてくれる読者に甘えて書いているフランスとかモロッコとかウソですし、僕が賢くてハンサムで名医で盛業中だなんて全部ウソです。でも人生は気楽に行きましょう・・・ 僕も最近、健康のため診療時間を減らしましたよ、これは本当です。

ブログで気分転換、妄想も夢想も憂さ晴らしも精神衛生には大いに結構でしょう。ただ、ちょっぴりユーモアのスパイスをお忘れなく・・

例えば、先日のtakeちゃん先生の「あ屁あ屁」記事を大きな声を出して読んでみましょう。僕はスタッフに笑い声が聞こえてしまって大変でした。院長が壊れた・・と噂になりました。

 

ま、先に進みましょう。モロッコでの休みは長くは取れません。

【世界の車窓から】ではイスラム圏は初めてでしたが、車掌さんが例の白いイスラム服を着ていたのには驚きました。

 

古都マラケシュ~聖地カサブランカ~首都ラバト~古都メクネス~帽子フェズで有名な7世紀の素晴らしい城壁に囲まれたメディナを抱くフェズ・・・北モロッコの雪景色には驚きました。 

 

列車の旅は北モロッコだけでしたが、旧市街「メディナ」の雰囲気は素敵ですよね。実際にはゴチャゴチャして暮しにくいんでしょうけど、セコセコした日本人には理解出来ない暮らしがあるんでしょうね。

 

水売りのオジサン、ペットボトルなんてダメですよね。水売りが正解ですよ、鴨下さん。

 

でも、時がユッタリと流れていて所得水準や医療水準とは逆に豊かな感じがします。日本の暮らしはどこかおかしい・・・

 

 

さて、北モロッコの旧市街「メディナ」も素敵ですが、モロッコといえば『カスバの女』にも出会いたい、な~んちゃって。若い人達は知らないでしょうが、『カスバの女』って日本だけの歌のようです。勿論、「カスバ」はモロッコにある要塞・砦って意味ですけど・・・

 

マラケシュの東に「オート・アトラス山脈」が走っており、その南側にはオアシスに「カスバ」という要塞都市が連なる【カスバ街道】なる全長250kmの地域があります。

 

何となく、カサブランカさえなければ南モロッコの風景こそ【Morocco】だと僕は思うんですが、アトラス山脈には雪も積もるんですよね。ここはアフリカなんですが・・・

 

「カスバ」って響き、いい感じですよね。眼のキリリと輝く裸足の美女が鮮やかな布で顔を隠しながら現れそうで・・・ でも、実は泥レンガの砦遺跡なんですよね・・・

 

しかし、かの有名なベルベル人の故郷ですから、勇者と美女の産地です。

 

モロッコというと何となく砂漠の駱駝を思い浮かべる方が多いでしょうが、実は僕のイメージでは「ベルベル勇者の騎馬」の方が強く刷り込まれています。これも馬術部時代の影響でしょう。

 

ローマとアラブの融合にフランスの香りの北モロッコ・・・

ベルベル人が砂漠とオアシスを馬で駆け回るカスバの南モロッコ・・・

 

どっちも素敵なモロッコであります。

 

これを書いていて、南モロッコの名物「クスクス」料理を思い出しました。留学時代にユダヤ人の上司が家庭に招いてくれた時、窓辺にハニュカ(蝋燭)、テーブルに奥さんの手料理の「クスクス」という奇妙な組み合わせを思い出します。

 

クスクスがイスラム料理と思い込んでましたが、「クスクス」はアラブ料理というよりベルベル料理なんですね。14年前の謎が解けて、今夜はグッスリ眠れそうです。

 

どなた様も気分転換には睡眠が一番・・・ 明日の朝は鬱陶しい日本へ一旦帰国して、日曜日には再び成田空港へ向う予定です。

 

読んでくれてどうもありがとう

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