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600日程度の期間に我ながらよく書いたものだ、これで第900回目の記事になる。読者各位にはくだらない記事ばかりでも、田舎中年医師の呆け防止と後世への言葉、日記がわりであるから真面目な文句は無用と願いたい。頓珍漢な政治屋や横暴な官憲や無能なマスコミ批判は少なからずあるが、病める患者と悩める医師の関係は本音で述べるよう心掛けてきたつもり。
僕が一番書きたかったのは「未来の日本と地球の危機」について・・・全ての記事がそこへ繋がると思いながら書いてきた。
さて、900回記念記事はなににしよう・・・タイムリーな記事と云う事で、最近書き並べている「微量採血器具使いまわし」の本音を書きたい。これも、未来の危機と深く関連する問題だから・・・ 多分、この件では明日以降は本音で書くことは無かろう。
明日、2008年6月30日に多くの自治体が「使い回し施設」を全部公表するという。これは歴史的な事と思う。もちろん、素晴らしい出来事の反対の意味でである。多分、国民生活の混乱と医療不信増大と医療崩壊促進と官僚汚濁促進と御用マスコミ凋落と環境破壊推進と日本式社会没落への大きな一歩と成る事だろう・・・・ちっとも大袈裟ではない。
微量採血には、開業前の頃は僕もスタッフも各病院で注射針などを利用していた。僕らの年代では勿論一回のみ使用で廃棄。無痛操作にはテクニックが必要で個人差があった。(過去の歴史)
開業した前後に各社から今問題となっている便利な器具が販売されだして全国で急速に使用が拡がった。患者使用が目的で誰でも簡単に使用可能。当時の添付文書は手元にないが、禁忌とされたのは2006年3月の通達文書発表以降。ただし、その「通達」は多くの医療機関には実際には通達されていない。(販売拡大と自治体内での通達ミス)
しかも調査は、何故か禁止以前の平成9年まで遡るとの事。しかし、昔の予防接種での針の再使用調査は無し。(禁止以前の遡り調査)
さらには、トイレや聴診器や、手術器具や内視鏡の「使い回し」など、同程度以上の問題事例は問題とせず。(禁止基準の曖昧さの問題)
2006年4月に問題なしとされる新製品が普及しだすが、壊れずモデルチェンジもないので以前購入した製品を継続使用する施設が多い。(途中での禁忌変更通達方法の問題)
メーカーからのシール添付指示の伝達が現場に上手く届いていないのに、厚労省へは全部適切に指導したと報告。(メーカーの厚労省への偽報告)
看護学校や医学部といった教育機関での誤った実習が継続的に行われていた問題。これでは医療現場はそれを「正しい使用法」と理解し、改めて添付文書を虫眼鏡で見ることはしない。学校で指導されて使用しているのだから。そうして若い世代が次々に現場へ出て行く。(間違った教育がなされた問題)
その現場には医療機関のほか、市役所や保健所の健康教室や採血サービスといったことが全国各地で頻回に行われた。採血を実行する保健婦や看護師や医師は「正しい使用法」と教育され、医療関係者でない市長も知事も誤った使用法とは夢にも思わない。(現場は誰も知らない)
これだけ健康教室や医療現場で普通に行われていた事だから、当然ながら厚労省の役人も自治体の担当者もメーカー職員も本人が検査を受けた人が全国には沢山いるはず、「通達違反」との認識があったであろう人々はどうして今まで放置していたかを説明すべき。(見逃していた責任)
2006年3月以降は偶然正しい器具を使用していた当院も今回の問題が出る最近まで「通達」は届かず知らない。納入業者やメーカーからの連絡も無し。だから、「不適切な使用」という認識は無し。「通達」があったなんて全然知らないし、読みにくい厚労省のHPを毎日チェックなんてしていない。当然、カルテに採血方法までは書かないし、そんな記載指示の「通達」があるかないかも知らない。(現場への周知徹底の問題)
断っておくが、不適切な器具購入と不適切な使用は同義ではない。販売リストにあっても正しい個人使用に限っている施設が少なくない。先述したように、購入した器具は個人使用目的に患者へと渡すだけ。(販売リストの問題)
低炭素社会、「エコ」とゴミ削減を騒ぎながら、一向に「使い捨て」医療器具と安全性を議論しない無関心なエコ学者やマスコミ、環境省関係者達の問題。(矛盾した行政とマスコミ)
これだけ騒いで、今まで全く「健康被害がない」という。既に各地で肝炎検査やHIV検査が無料で行われているが、もし感染者がいても、どこでどう感染したかを特定することはどう見ても不可能なのに。C型肝炎の抗体陽性者なんて少なく見積もっても国民の数%はいる。
遠い過去の予防接種や輸血歴、針治療、その他ありとあらゆる感染機会がある。母子感染を含め、あまりマスコミでは言われないが、性行為は非常に大きな感染機会である。風俗店へ通う人のウイルス感染率は明らかに大きい。性の乱れが恥ずかしいほど広く深く進む日本社会・・・ 検査後、その感染経路を特定する上で、どこまで個人のそのような過去の生活歴を調査するのか出来るのか?
今回のことで一番大きな問題は、「通達行政の限界」だと思う。勿論、医療関係者の責任もあろうが、届かない「通達」や誤った「教育実習」などに医療現場は全く無力である。
厚生省と労働省を統合したのは明らかに失敗であった。
官僚も大変だと本当に同情している(前述)が、間違った政策や間違った通達内容や通達方法を素直に速やかに改められる社会に改善していかねばならないと思う。誤ったこと治しても恥ずかしがることは官僚には必要ないし、それは許されることだ。
ただ、今の日本社会が非常に「不寛容な個人攻撃的社会」になって北朝鮮以上に生きていきにくい社会になっていきそうな危険性が見え隠れする。
成熟した成人社会ではなくて、大きな子供だけが住む社会・・・ 壊れ行く日本の黄昏を映し出している「使い回し」問題だと感じている。
さて、明日の発表後の日本はどうなるのか・・・? 官僚の保身で暗い社会へと突き進むのか? たぶん、この件での「本音吐露」はこれが最後・・・
読んでくれてどうもありがとう
6月23日の西日本新聞に以下の記事が載った。当然な内容なのであるが、なぜか医師会の動きは鈍い。実害の無い勤務医の反応も少なく、公立病院院長も自治体検診担当者も税金で償い自腹を全然傷めないので実にお気軽な対応である。要するに、個人開業医のみが不安を抱えリスクに怯える歪な「通達ミス問題」のようである。
採血器具の使い回し問題が発覚した医療機関から「器具に張り付ける『複数患者使用不可』のシールがメーカーから届いていない」との訴えが寄せられ、保険医協会が調査に乗り出す。使い回しが広がった一因にシールの配布漏れがあった可能性もあることから調査の実施を決めた。対象は県内の400超の加盟医療機関。
厚労省は2006年3月、器具の使い回しを禁じるとともに、メーカー8社にシールの張り付けを指示。既に器具を納入した医療機関にもシールを配布するよう求めた。8社は同年6月までに「販売記録にあったすべての納入先に配布した」と同省に報告した。取材に対し8社はいずれも「郵送や直接持参して配布した」と説明。ただアークレイ社は「記録が残っていない医療機関には配布できなかった可能性がある」と話している。
だが、メーカー8社には「全ての納入先にシールを配布したって本当ですか?」と問いたい。大手とは言いがたいアークレイ社だけが問題ですか? むしろアークレイ社だけが「バカをみている正直者」なんじゃないですか?
皆さんのところはどうですか? シールは届けられていますか?
実はうちは、2年前の「通達」以降は三和のジェントレットという「OK製品」のみを使用している。これは「通達」に従って変更したものではない。うちにも「通達」は間違いなく届いていない。ただ、納入業者が新製品の紹介に来たので安かったし採用しただけである。
患者の個人使用目的でそれまでの数年間、そしてその後も8社の一つであろう大手某社から「不適当製品」を購入し、地元の納入業者C社を通じて購入し、自己血糖測定してもらっている患者に渡している。某社の採血器具の本体を10個以上、針にいたっては数千本購入しているはずである。これらは基本的にインスリン導入した患者さんの個人使用である。
しかし、某社からは2006年6月までどころか、今までに全く担当者の来院もシールの送付もなされた様子がない。確かに2006年4月以降に納入された製品本体にはシールが貼られているが、それ以前の製品へのシールなど全く受け取っていないし、貼られていない。
どう考えても「シール」は納入業者が製作すべきではなく、製造業者が製造すべきだが、一応念のために納入したC社に製造某社からシールを貼りに行くように要請されたかを聞いてみたが答えは「NO」だった。当然だろう、それは製造業者の責任だろう。当然、うちも「納入先リスト」に載っているはずだ。しかし、いまだかつて某社からは何の連絡もない。それなのに厚労省には何と報告したのであろうか?
アークレイ社が正直に答えている。大手とは言いがたい様子だし、SA社から該当製品の販売先リストを引き継いだ会社のようだ。実は先日、うちにもアークレイ社から「シール」を貼ってくれと再確認のダイレクトメールが来た。
公表期日直前で、「何を今頃・・遅すぎだ~バカ野郎~」と怒ったが、実は写真に載っている製品を使用したことを全く覚えていなかった。当然、保健所の調査にもアークレイ社製品購入の報告はしていない。でも、「この郵便物は納入先リストにあった施設へ送っています」と書かれていた。
「うそ~、こんな会社、僕は聞いたこともないぞ。勿論、使ったはずもない。開業以来居る職員に聞いても誰も覚えていない。でも、うちが販売リストに載ってる?これが証拠として厚労省に廻るのか?」とどうにも解せず不安が募る。
あらぬ疑いは晴らさねば、きっと間違いだ・・・さっそく電話して調べてもらった。
担当者は時間外にもかかわらず実に丁寧に調べて答えてくれた。社員教育は某社の数倍良いと思う。
『2007年6月に販売記録があります。でも、「針」のみで250個、しかも一度だけです。本体の販売記録はありません。これだと恐らく・・・』
なるほど・・・ それなら合点がいく。
他の病院でアークレイ社製品を使用していた患者が当院に転院してきて、本体は自分専用で、転院直後に消耗品の針が切れたので当院で購入したが、うちの指示で某社製品に統一したためそれっきりになった模様だ。つまり、シールを貼ろうにも針しか購入してなくて、「存在しない本体」には貼れないのである。
でも、アークレイ社の記録は実にシッカリしている。2006年6月以前には販売実績が無くて、その時には連絡が無くて当然だったし、今回は「針だけ」にもかかわらず念のためと連絡を頂いて実にありがたい。沢山購入した大手某社は何も言ってこないのにである・・・
大手某社だから販売リストを調べればある程度は使用している可能性のある施設はわかるだろう。うちも載ってるはずだ。もちろん、使い回しかどうかは購入実績だけでは判らない。
しかし、ウソの報告はダメなんじゃないでしょうか? 大手某社さん・・・ アークレイ社が数段立派ですよ・・・
読んでくれてどうもありがとう
満10周年を機に昼休み時間を長くして休憩時間を増やし体力を保つつもりだったが、思わぬ「女性の罠」に嵌まってしまった。そう、今後さらに深く嵌まってしまいそうで恐いのである。
これまで頑なに「韓国ドラマ」を避けて?無縁で生きてきた僕であるが、最近お昼にやっている『19歳の純情』なる連続ドラマを最近筋も判らずなぜかしら無視出来ずに毎日の様に観ている。それも、一人の女優さんの表情を観るためだけに・・・
つい先ほどまで、ドラマの名前も女優の名前も知らなかったが、ネット検索で知ってちょっとドキドキ・・ 「ク・へソン」だったかな、とっても好みの女優さん。
何となく、ずっと一緒に居たくなる可愛い女性。明るく純粋で透き通る美しさ、穢れとは無縁の屈託のない見事な表情を見せる。特に笑顔が何ともいえず僕を魅了する。秘密だが、家内より少々可愛いのである。
何となく世間の人々が韓国俳優に嵌まるのが判らないでもなくなった・・・ あ~可愛い可愛い、貴方の奴隷にしておくれ・・・
ちょっとヤバイ 中年医師の独り言でした・・・
読んでくれてどうもありがとう
2008年8月8日、北京オリンピック開会式に隠れるように新商売の構想が発表された・・・ その名も、【厚衛省の医療機関向け通達を優しく解説して相談に応じるリスクマネージメント業】である。略して、【厚通リスク対応型コンサルタント業】である。
度重なる厚衛省の「通達」行政の陰で先頃全国で発覚した「通達事故」の数々。なかなか「通達」自体が自治体や医師会で止まって現場に届いていない悲惨な状況が2008年6月30日の「違反施設正直者晒し者事件」以来次々に明らかになっている。この件以降、医療現場と厚衛省との憎しみの溝が急速に深まり、もはや修復困難とも言われる中で、このままでは医療崩壊と厚衛省崩壊が同時進行してしまうという危機感が厚衛省内部や医師会でも芽生えている。
採血器具再使用など思わぬところに地雷が埋まる昨今の世の中では、医療界における最大のリスクは昨年までの「モンスター患者」を抜いて今年は「厚衛省通達」がトップに立ったとの調査結果が2008年7月30日に医師専用サイト「N3」で発表された。これまでに3系を除く各新聞は全く報道をしていないが、会員制のこの新商売には早くも問い合わせが殺到しているという。
セコイなどと共にオリックソが企画した新商売、実は厚衛省のキャリアの中で不祥事で退職した課長なども含まれているという噂がある。また、厚衛省改革の推進者の印象を持たれている元大臣もアドバイザりーボードに名を連ねてるという。
今回発表された「新商売」は全国各地の医療機関と年会費100万円(病院では、1ベッド当り1万円を追加)で契約し、過去から現在までの複雑怪奇な「厚衛省通達」の数々を現場のスタッフに分かりやすく解説したサイトへのパスワードが渡される。細かな疑問点に関しては、元厚衛省官僚が24時間のホットラインで答えるので、コンビニ診療所や救急現場でも意図せぬ「通達違反」によるリスクの回避が達成されるという。
ある田舎の診療所のM院長に聞いた・・・
『当院も以前は厚衛省からの通達がなかなか届きませんでしたし、問い合わせるとアホかと怒られるし、通達の前にまで遡って謝罪を要求されました。これでは地雷どころか北朝鮮のノドンミサイル並みに恐いので、オリックソと年間100万円で契約を結びました。平安時代のような難しい役人言葉も電話一本で解説してくれますし、今ではのびのびと診察に打ち込めます。五分間なんてあっと言う間です・・』
この院長の廻りでも契約を考慮中の医療機関が急速に増えているという。確かにオリックソは厚衛省元官僚を巻き込んで利益率の高い新商売を考え出したと思われます。
最後に元厚衛省官僚の原社長にお尋ねしました・・・
『素晴らしい企画だと経財連のお手洗い会長にも誉めて頂きました。なにしろ5年位前から熟慮して仕込んでいた計画ですから、まず今後もドンドン発展すると思います。でも、たった五分程度の電話説明で年会費100万円ですから・・・笑いが止まりません。難しい言葉といわれてますが、私達には扱いやすい言葉なんです。現職の後輩たちに居酒屋ハイヤーでも配車してあげないと・・・』
な~るほど~ そうでしたか・・・
【2008年9月15日 3系新聞 青木産科記者】
読んでくれてどうもありがとう
本日の西日本地方の某新聞に「通知違反なし」と題する小さな記事がのった。小さかったものの、友人の医師も非常に気になった様子で、あちこち内情を問い合わせて僕の方に、『どう思う?』と先ほど電話してきた。
その記事というのは、真空採血管用のホルダー再使用問題の件であり、記事には次に様に書かれている・・・
「通知違反なし」 @@県%%%学**
厚生労働省が所管する公益法人・@@県%%%学**が同省の通知に反し、採血管に針を固定させるホルダーを使い回ししていたとされる問題で、通知違反をいったんは認めていた同**は二十&日、「再調査の結果、違反はなかった」と説明した。同**によると、採血ホルダーには一回使用するごとに廃棄すべき「単回式」と、洗浄して使い回しができる「再使用式」があり、同省は二〇〇五年一月、単回式について使い回しをやめるよう通知。同**で使い回していたのは、再使用式だったという。
一見、何のことはない「訂正記事」にも読めるが、少々奇妙なものを僕も確かに感じるのである。友人も随分とひっかるものを感じたらしく、「**」やホルダー大手メーカーのN社とT社の支社、医療機器納入業者各社、更には掲載した新聞社にも内容を問い合わせたらしい。そして『やはり奇妙だ・・どう思う?』と僕に電話して来たわけである。
友人が電話した理由は、「単回式」のディスポホルダーが全国的に品不足で入荷予定が立たずシリンジ採血をしているが職員の針刺し事故が心配で、そんな厚労省関連施設が認める「再使用式」があるなら購入したい、という気持ちからだったらしい。しかし、業者やメーカーからは「再使用式」製品販売の情報が得られず、仕方なく「**」に直接訊ねたそうだ。
「**」の電話の相手は、『今現在は単回式を使用してます。以前は再使用できるホルダー(再使用式のことか?)を使ってました。でも今は廃棄して実物は手元にありません。ですから、どこのメーカーかも判りません。新聞に載ったかもしれませんが、私は良く知りません。記事にした記者さんに聞いてください』と云う事だったらしい。
再使用式というのが思い浮かばない友人が更に詳しく聞くと、「単回式」と見た目がソックリでもっと硬い我々がこれまで普通に使用してきた「単回使用であるべき通常ホルダー」の事を言っているとの印象を得たようだが電話なのでハッキリしなかった。相手も医師ではなかった雰囲気だったそうだ。そこで友人は、「どこのメーカーの製品ですか?」と聞くと、『どこのメーカーでも出してたと思いますよ。例えばN社とかT社とか・・ そう、ベ@ジェ@*とか・・』
友人が、「最近マスコミで問題になっているのはその通常品の使い回しの件なんじゃないですか? あれとは別のものですか?」と重ねて聞くと、『あれは再使用してはいけないとは書いてないと思いますよ。それにここには通知は来てませんから・・』との返答だったそうです。
「通知が来てないって、そちらは厚労省の関連施設でしょ? 厚労省が認めてる再使用式ホルダー製品を当院も是非購入したいのでメーカーと製品名を教えてください」と重ねて訊ねたところ、『厚労省といってもここは労働省の方ですから・・』との事で、『あの通知は業者向けで、ここには来ないですよ・・』との見解だったそうです。
記事に疑問を抱いた友人からの又聞きですから、言葉のやり取りは少々不確か(でも相当正確)かもしれませんので匿名にしておきます。
そこで友人は名前の挙がったN社とT社に問い合わせると、「再使用式」と謳っているホルダーは当社にはありません、という予想どうりの答え・・・実に奇妙です。
一体全体どうなっているのでしょう?
僕はホルダーは、全国どこでも以前は通常品を使用していたハズですから何も全部を単回使用で廃棄する必要もないし、環境面でもマズイと思っています。ですから、他の施設(たとえ厚労省関連の同**)が通知違反をしていたとしても批判を受けなくても良いんじゃないかと思うんです。ですから、とりたてて調べる必要もないし、公表しなくても良いと思うし、通知自体を撤回して欲しいと思うんです。
ところが、この記事を読んで問い合わせると・・・
通常型を再使用式と混同しているのでは?と感じるし、厚労省の公益法人が「違反あり」から「違反無し」と訂正しながらも再調査してシロになったばかりの当該製品を示せないようだし、通達が厚労省内部でも適切に伝わっていないようだし、メーカーも再使用可能な普及品は販売してないというし・・・実に奇妙な感じなんですね。
今後、マスコミで沢山の違反施設が公表されるでしょうが、厚労省内部での正確な調査が行われているのか?そこが非常に危ういと感じさせる記事だと感じました。
僕の「お願い」ですが・・・・
どなたか再使用式とはどんなものか教えてください。
追記)本日、厚労省から「一律に禁止したものではない」という回答があったそうですね。つまり、そのために**は「違反なし」へと変更したのでしょうか? それならそれで、全国一律に公平な報道をお願いしたいものですね。
さっさと、「安全ですから今後も再使用OKです~」という明快な通達を厚労省に変更して出して欲しいですよね・・・
読んでくれてどうもありがとう
診療終了時刻を少し過ぎたところだった。僕は近くの街での勉強会へ向うため車に乗ろうとしていた。ふと携帯電話が鳴った。画面に表示された名前は、基幹病院に心不全コントロール目的で入院してもらっている透析患者のAさんの登録電話番号だった・・・
Aさんは透析歴20年、全身の動脈硬化も進行し慢性心不全で外来透析が相当困難になっていた。僕が循環器専門なので苦心惨憺してなんとか外来管理をしていたが、胸水が引かず低血圧で数年前からはペースメーカーも装着していた。
電話が鳴った時、僕は『もうじき退院になりますよ先生・・また来週からよろしく・・』という優しい上品なAさんの言葉を想像した。しかし、予想に反して電話の相手は涙声の娘さんからだった。
『先生、先ほど母が亡くなりました。大分元気になっていたので近く退院出来ると喜んでいたんですが、本当に突然のことで・・・ 先生の顔が思い浮かんだので・・・』と泣きじゃくる娘さんの言葉は途切れ途切れです。
僕は予想外の報せに驚いて最初は言葉が出ませんでしたが、『先生の顔が思い浮かんだので・・』という言葉を聞いて、つい貰い泣きをしてしまい、お悔やみをキチンと伝えられなかった。Aさんには沢山の思い出があったから・・・
以前も書いたが、透析患者さんと医師・看護師・事務を含めて全スタッフは深く関わっている。週三回、4~5時間、盆正月祝日も無し・・ 体外循環という危険な医療行為を強い信頼関係のもと行っている。妻子や両親と過ごす時間より遥かに長く関係していく・・・
今年に入って心不全が増悪していった時期、Aさんの胸中には何かがあったのかもしれない。寒さが厳しいころ、Aさんから頼まれた。笑顔だった・・・
『先生、娘の結婚式が3月下旬にあるんです。その時は是非とも元気な姿で出たいんですよ。その後はどうなっても仕方ないですが・・』
実際、Aさんの透析は難しいものだった。中2日がどうしても持たない。時間を調節して丸2日空かないようにしたり、時々週4回にしたり工夫していた。特に、結婚式を控えた3月には、保険点数を度外視して週4回の透析をしながら体調を維持した。その甲斐あってAさんは子供さんの結婚式を無事に乗り切った。何度も感謝され、実に嬉しそうだった・・・
その後、週3回の通常透析に戻すとやはり心不全コントロールがつき難くなり、『もう家では無理かもしれません・・』というAさんの言葉で入院を勧めることになった。
『子供の結婚式にもちゃんと出れたし、ちょっと入院して体調を整えてきますね、先生・・ それと、この室内履きは先生へプレゼントです・・』というのがAさんとの最後の会話になってしまった・・・
Aさんがペースメーカーを入れる切っ掛けは忘れようとしても忘れられない。数年前、Aさんは深夜に自宅で失神・痙攣を繰り返した。前日に強い動悸があったのでホルター心電図をちょうど着けていた。翌朝、娘さんの運転する車で当院の玄関前に到着した直後、恐怖に怯える娘さんの声がし、僕を含めて数名が車に駆け寄ると、座席に坐ったままAさんが失神し激しい痙攣が起こっていた。
僕も長いこと循環器科医をやっているが、あれほど激しいアダムス ストークス失神・痙攣を診たことはない。波状的に数回繰り返して数分後やっとAさんは意識を回復したが、その一部始終がホルター心電図に記録され、今でも大事に僕の手元に保存されている。それは、どんな教科書にも無いような激しい心電図所見だった・・・
VPCの散発の最中、VTが生じ、明らかなVFへと移行した。そして・・・どう見ても、一直線となり心停止の状態が20秒ほど続き、かろうじてSRへと復帰しているのである。ちょうど痙攣中に心臓マッサージを車内の座席上で行っていた時に戻ったようである。
緊急処置中に到着していた救急車に移し変え基幹病院へ急いだ。Aさんの意識は車内では混濁・混迷しており、清明になるには20分を要した。
これまでVTからVFで除細動後にSRへは幾度も経験したが、長い心停止を経由しての完全回復は数回しか経験が無い。そして当然ながら全ての心電図経過を記録したのはAさんの例だけだった。僕にとって貴重な経験だったし大変感謝されたが、「稀有な例を記録したことを内心喜んでいる」ようで循環器科専門医として少々恥ずかしく、Aさんに大変申し訳なく感じたことを今も覚えている。
その時以来、何度も危機を乗り越えて来ていたAさんを僕は不死身だと何故か感じていた。きっと元気に退院して再び当院の透析室に明るい上品な姿を見せてくれると思っていた。だから、余計に悲しい・・・
確かに限界が近かったかもしれない。ペースメーカーがICD仕様でなかったことも不運だったかもしれない。
念願の結婚式には出席されたが、もっともっと長生きして欲しかったと胸を詰らせながらスタッフ皆で話をした。患者さん仲間も僕らスタッフも、誰もがAさんを好きだった・・・
読んでくれてどうもありがとう
インターネットが普及して以来、官僚の皆さんも大変なんだろうと思います。誤魔化しが通用しない時代になりました。現在進行形のことで言えば、保団連と医政局医療課との「抗議文」を巡るバトル・・・明らかに保団連の方が有利な展開です。
医療課の課長といえば我らが原課長、あまり弄くっては可哀想になってきます。彼も一応は仲間であるべき医師なんですから、権威を笠に着た「官喝」くらしか出来ないんだと思うんです。自治医大を出てまで霞ヶ関で公僕として国民に奉仕するなんて普通の精神では出来ないことですよ、立派じゃないですか。素晴らしい志です、なかなかマネ出来ません。課長補佐の森@女史も同じです、虐めたら可哀想です、頑張っておられるんです。決して文系官僚の連中みたいには巧妙には行動できないんだと思います。
それをネットで掲示板で寄ってたかって政策や通達文書の粗探しをすれば綻びがボロボロ出て、データ捏造の一つや二つが露わになってくるのは仕方ないですよ。悪意がないからこそ捏造が直ぐにばれるようなやり方をしたんだと思いますよ。本当の悪党ならばれたりはしませんよ。
原課長も森@課長補佐も好きで全国の医師達を困らせようと画策したんじゃないと思いますよ、僕は。多分、経済界や財務省やゴロツキみたいな委員どもに無理やり医療費削減目標達成を強要されたんだと思います。本当は原課長は良い人らしいですよ、人格者らしいですよ。順当に行けば、医系技官から事務次官もありえる人材という噂もあるそうですよ。みなさん、温かく見守りませんか?
でも、最近の厚労省の皆さんはどうしちゃったんでしょう? 臨床経験が少ないのは規則なので仕方ないのです。でも、知らないことは知らない、教えて欲しい・・と、どうして素直に言えないんでしょうか? その辺が可哀想ですよね。
本人達は、「自分達が日本を変える・・、俺様が変える・・」という公僕としての真摯な意識なんでしょうが、自信過剰は誰しもよくないと思うんです。謙虚に自省する時間を持ちたいものです。
それと、官僚は「評論家と同じ」じゃいけません。今朝、微量採血器具に関するある医療評論家の話を聞きましたが、厚労省と同じ物言いでした。いや、厚労省の方が「評論家と同じ」でした。下手すると、官僚も評論家以下の時もあるやに感じられてしまいます。その辺は「評論家より素敵」と言われるように努力を重ねて頑張って欲しいと思います。
「自分で日本を変えてみせる・・」という公僕としての熱い気持ちは分からないでもないですが、出来れば官僚の皆さんには「何も変なことはしないで欲しい、評論家以下の発想はしないで欲しい」とお願いしたいと最近は感じています。
「微量採血器具」とか「真空採血ホルダー」の件なども馬鹿馬鹿しい発想は止して欲しいですね。「行政の通達ミス」を「医療機関の悪行」と置き換えるなんて、マスコミも行政も業者も一様に最低だと思いますが・・・
読んでくれてどうもありがとう
全30巻の【世界の車窓から DVDシリーズ】も第15巻の「イギリス編」で折り返しを迎えた。1987年に始まった長寿番組も既に20年以上が経過したそうだ。ナレーションは石丸謙二郎さん、今回の記念番組のために英国を訪れ、自身でロンドンからマレイグ(スコットランド)まで旅をした。近代的で快適な列車・・・邪魔な電柱がないのが嬉しいが、どうして日本は電柱だらけなのだろう。「美しい国」には電柱は不要なのだが・・・
さて昨日は、1984年、85年、86年という古い年賀状をご覧頂いたが、あの頃に番組はロンドンのキングスクロス駅を出発したという。上は、古きよき時代のリバプール駅、もちろんロンドン市内のリバプール駅。本当のリバプール市内には宮殿の様なセント・パンクラス駅がある。ロンドンには13ものターミナル駅があって、ロンドン駅というのは存在しない。20年目の番組もキングスクロス駅を出発する列車を見送るところから始められた。
僕がロンドンに一人で最初に出かけたのは、多分1989年夏のこと・・各地で共産国家の崩壊が起こっていた時期だった。前に書いたが、翌90年夏には崩壊直後の東欧を旅した。その2年も前に番組が始まっていたなんて・・・やっぱり凄い。ちなみに、佐野元春がロンドンで「カフェボヘミア」をレコーディングしたので僕も行かざるをえなくなった?ことを告白する。
僕はその旅では鉄道をほとんど利用しなかったが、鉄道が好きで、ビクトリア駅にあるホテルに一週間滞在して、毎日駅構内を散策した。実はバスに便利で、ミュージカルにも便利、色々便利で大変気に入った。
どこの国でも駅は実に楽しい、駅は文化の交流地点である。
そして、英国こそは鉄道発祥の国・・・ ロンドン市内の科学博物館内の鉄道展示は歴史を感じさせてくれた。
でも、悔やんでいるのは、これまで2回、各一週間も旅をしながらイングランド以外には行った事がないことだ。
スコットランドもウェールズもアイルランドも・・・ イングランドすら南半分だけ、これでは死んでも死に切れない。湖水地方もネス湖もセントアンドリューズゴルフ場も見たい・・
今回のDVDで特に行きたくなったのがスコットランド、ハイランド地方・・・ ハリーポッターのロケ地でもあるグレンフィナン高架橋には是非とも行ってみたい。別に空飛ぶ自動車じゃなくてもOKだ。
荒涼としたイギリスの大地を駆け抜ける列車・・何とも味がありますね。
ハリーポッターといえば、魔法学校の最寄の駅(ゴースランド駅)が人気だとか・・覚えてます、覚えてます。そうですよね、夢があります。これが作り物じゃなくて本物なのが素敵です。
テーマパークじゃなくて本物の味わい・・イギリス人はこんな風景に似合いますよね。
あ~、今度一週間の休みが取れれば・・・英国を鉄道で思う存分旅してみたいものだ。
読んでくれてどうもありがとう
前回記事の経緯の様に、僕の元に「僕の出した古い年賀状」がW君のもとから舞い戻ってきた。
恥ずかしながら、今回お見せするのは1985年と1986年の年賀状、いわゆる「ウラが写真」のオリジナル年賀状です。
ちょうど写真年賀状が出始めの頃だったと思いますが、今やってるようなブログ感覚の年賀状みたいだと自分で感じます。この二枚、小物を並べて写真撮影して葉書にしたものです。もらう相手は恐らく迷惑ですが、自分では実に意味が満載された年賀状です。
でも捨てずに持っててくれた人がいるということは・・・
まずは、1985年元旦・・・
この頃は恐らく卒業試験前でした・・・ 当時の趣味だったヨットの写真とダイビング用の水中眼鏡です。右下のリボン付きのメッセージカードには 「夏はまだか~~?! 注:その前に国試があるらしいのです。」と書かれています。きっと作者はバカですね~、年賀状に夏の写真・・・ バックの青い線が入った白いのは、実はシーツなんです。寝るときのシーツ・・・ふざけてますよね、沁みが着いてそうですし臭そうです。構図は「年賀状」というより「暑中見舞い」ですよね。まあ~、でも構図は素敵です。
次は、1986年元旦・・・
これは非常に「モロ」です、やばいです。誰あろう、佐野元春さまです。
医者になって最初の年でしょうね、何にもコメントを書いていません。観れば分かる・・と出した自信作だったでしょうね。卒業旅行でパリに行った話はしましたが、「パリの地図」の上に、「佐野元春のレーザーディスク」を被せて置き、黄色い「メトロの使用済み切符」と、オペラ座横の「CAFE de la PAIXの使用済みコースター」を配置した構図です。色合いといい、角度といい、雰囲気といい、とにもかくにも素晴らしすぎる「年賀状」ですね。
とても年賀状とは思えないところが何とも素晴らしい。もらう相手の事を全く考えてない・・・という雰囲気の前衛的年賀状。「賀正、昭和・・」の崩れた文字との対比も計算ずくで恐れ入ります。いったい誰が作った年賀状なんでしょうか?
ま~、「人の性格はなかなか変わらない・・・ アホはずっとアホ」という見本を本日は読者の皆様にご覧頂きました。
僕はこんな感じで20年以上も佐野元春を師匠と仰いでいます。いつかきっと佐野元春さん本人からコメントを頂けると期待しています。
再度申し上げますが・・・成りすましメールは厳禁です。
読んでくれてどうもありがとう
『オマエは Mだろ? 簡単に勤務先も住所も特定したゼ、そのうち手紙をだすから 首を洗って静かに待ってろ・・』 というギクリとしてしまう様なコメントを先日貰いました・・・
確かに僕はWなる人物に特定されてしまったようです、ドキドキドキ・・・・
そして数日後、そのWから手紙を貰いました。文章は短かったですが、なぜか印刷された写真が6枚も一緒です。う~あ~わ~げ~あちゃ~ これらは僕の「年賀状」や「暑中見舞い」の葉書か? どっかで見た記憶はあるが、実物は手元には無いぞ。なんで?なんでこんなに?
そうなんです。医学部は別々ですが、予備校で仲の良かったW君は僕の年賀状を大事に持っていてくれたようです。有難いですね、持つべきものは友達です。
僕のほうは? 申し訳ないです。多分、一枚も残っていないようです。捨てたハズは絶対に有りませんが、行方不明です(同じ?)。そしてそれを印刷して「特定した証拠」に送ってくれたようです。いや~嬉しいですね。もう直ぐ30年ですよ。
で、そのうちの最も古い一枚が下の写真です。多分、1981年頃の僕の写真・・・この際、恥ずかしながらブログで初めての「顔出し」です。どうですか、痩せてて凄くハンサムでしょ? 何、小さすぎて顔が全然見えない? まあ、良いじゃないですか。観たら全国の女性が興奮してしまいそうです。ジャニーズ真っ青ですから・・・
これは、大学1年の終わりの紀伊半島から四国周遊のサイクリング一人旅の写真だと思いますが、どこの灯台でしょう? 潮岬でしょうか? 忘れてしまってます。でも、よく観ると凄いですよ。
まず、ズボンは膝下までの「ニッカーボッカー」です。若い人は知ってますか? ただし、母親に細工してもらったコーデュロイの元長ズボンの自家製ニッカーです。そして、今や死語の「チェック柄のウールのハイソックス」。同じくチェックのスプリングセーターから白いエリを出してます、可愛いですね。頭に被ってますのはヘルメットではありません、「ハンチング帽」です、お洒落ですね。つまり、ほぼ完璧な英国紳士風の正統派サイクリストだったわけですが、ワケアッテこれ以上のアップは自己規制です。
あと一枚、1984年元旦の年賀状をついでに載せときます。ちょうどダイビングに嵌まりだした頃の年賀状です。「ヨットやダイビングを始め、も少し、ノンビリしようと思っている」と書いていますね。なんかオジサンみたいなコメントですね。名前も忘れかかってますが、この魚は「はなびらオコゼ」でしょうか? 筆跡鑑定はご遠慮下さい。自筆の初公開です・・・麗しき「筆おろし」ではありませんが。
ブログを書いてて嬉しいことは昔の仲間に再会出来る事・・・
出来れば、懐かしき女性からも 『@@です、覚えてますか? あの日に戻りたいわ・・』といったコメントが欲しいところですが、成りすましのイタズラは絶対にしないで下さい。
次回は、残りの写真を少し・・・ ヒトの性格は決して変わらない、という見本をご覧頂こうかと思います。
読んでくれてどうもありがとう