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午前の終了間際、透析回収時間にかかりそうな超多忙なときに救急車が・・・
当院で永らく診て来た心筋梗塞・糖尿病・パーキンソン病などの患者さんでした。一応、自宅で呼んだ救急隊から「かかりつけ医」の当院へTELが前もってあり、「朝から意識無く喉に痰が詰って全く起き上がれない」・・との事でした。
そんな時は、一応85歳ですから・・・・糖尿病から心筋梗塞の既往もあり、脳梗塞を最初に考えますが、何故か家族も救急隊も当院へ搬送したかったようです。信頼いただいて、ありがたいことですが、一刻を争う判断は難しいものです。
外来患者を待たせて、(転送も考えて)救急車内で救急処置を開始・・・イビキが聴こえ、昏睡に近く、広範な脳梗塞もありえそうです。
でも、手足を触り、その動きや触感から・・・脳梗塞よりも「低血糖」の方を強く疑いました。何もせず救急病院に転送願おうとしましたが、一応「血糖値」を測定しますと・・・やはり「20」しかありません。
ライン確保して糖を静脈注射し・・・それまでジッとしていた患者が少し暴れだしました。少し眼が動き始めました。いつの間にかイビキが止まりました。
そして、両手がガクガク・ビクビクと動き出し、頭が少し持ち上がったと思ったら・・・・
少し不穏状態でしたが、低血糖の昏睡から離脱して、何とかこっちに戻ってこられたようでした。
念のため脳梗塞の合併を判断願うため、意識が少し回復後に救急病院に転送願いましたが、低血糖だけのようでした。
85歳・・・昏睡からの最初が 『まだ 頑張るぞ~』という言葉・・・・ まだまだ「生」への強い意思を感じました。
僕も、あと少し頑張ろうかな・・・
読んでくれてどうもありがとう