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2008.04.25 22:00 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 2

泣いた・・こそっと

今日は自分で自分が情けなくなりました。薬剤庫の中に硫化水素を探したくらいです。どうせ使用するなら最後は花の東京の最高級ホテルのスウィートルームで・・って思っていたら、先を越されてしまいました。

 

そんな大袈裟なことかどうか分かりませんが、循環器科専門医としては切腹(は痛いのでパス)ものです・・

 

月に一回の患者さん。もう9年も外来フォロー中ですが、会社検診で高血圧と高コレステロールを指摘されて内服管理中です。まだ若く、会社検診の結果を参考にしながら診て来ました。

医療費高騰を避ける為に、当院の方針は「出来るだけ検査は少なく、検診結果は大いに参考にする」・・ことを心がけ、合併症が少なく通院コンプライアンスの良好な患者さんには出来るだけ検査を控えてきています。

それでも、採血は副作用の問題や効果判定目的でダブりを避けながら定期的に行っていますが、今回の場合には「胸部レントゲン写真」と「心電図」検査でした。

 

実際に随分やっていませんでした。あまりにも少なすぎでしたが、職場検診で年に一度は心電図とレントゲン撮影はあって、「異常なし」のコメントが確かにあります。これで患者さんには充分なようです。

しかし、・・・もう初診時以来、どちらも<9年間も>検査を行っていません。自分でもビックリで、「時効回避」みたいに数年毎に勧めてますが、反応は・・・ でも、前回受診日には「次回しましょうね・・」に対し、ウナヅキがあって「OKサイン」と僕が勝手に勘違いしてしまったようです。

 

今回も、検査は検診でしてるからしません・・とのことでした。心電図とレントゲンは、高血圧や高コレステロールだと「実物」を年に一度くらいは見たいのですが、9年振りの「おすすめ」にも・・・検診でやってるので必要性が理解出来ない、とのことでした。心電図の読み方を詳しく説明すればよかったんでしょうが・・・ そこまで解説する時間には恵まれてませんでした。ごめんなさいね・・・

 

確かに異状のスクリーニングに「会社検診制度」はいいのですが、数字で出る血液検査と違って、心電図やレントゲンは視点の違いや検査目的の違いもあり、処方管理する立場の医師としては「実物」を時には見たいのです。特に心電図は・・・実物を見せてください、と専門医としては感じます。どうか、ご理解してくださいね。随分お安くしていますから・・・

 

これじゃ、なんだか薬局みたいで・・・医者じゃないみたいで・・・

硫化水素はどこだ~?

 

読んでくれてどうもありがとう

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