murajun
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2008/04 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

トップページ

Doctors Blog

新着コメント

新着トラックバック

2008.04.23 21:41 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 3

院内暴力

昨今、院内暴力がクローズアップされそうでされないムズムズした時期を迎えていますが、比較的平和な地域の当院でも年に何度か「院内暴力」が生じます。今日もそんな一日でした・・・

 

先日の東京新宿区の透析施設での首切り殺人未遂事件は、同じ透析施設の当院としても職員間で相当話題になりました。広い東京、どんな患者(人間)が暮しているか分かりませんし、警備の甘い診療所では労働環境改善が急務です。でも、なぜ江東区の患者が新宿区に通院していたんでしょうか?

 

しかしながら、滋賀県成人病センターでの「名ばかり管理職」のNHK報道を見ても、医師は余りにもリスクを背負いすぎだと感じます。これに続くか否かが大切なんですが、三六協定さえ締結していない公立病院を野放しにするなんて厚労省は馬鹿以下ですね。この場合、厚生省が悪いんでしょうか? 労働省が悪いんでしょうか? 滋賀県が悪いんでしょうか? 政権与党が悪いんでしょうか? 

 

さて、本日の「院内暴力」・・・看護師から、『先生、久しぶりに大きな声出してましたね。当らなくて良かったですね・・』と言われてしまいました。

10年前に急性心筋梗塞の超急性期を救って、患者から「命の恩人」と思われていたと、僕は勝手に勘違いしていたようです。

耳に痛い「生活指導」を真面目に患者にしていたら・・・プッツン切れたようで、もともと感情失禁のある方で奥さんもDVで毎日泣きはらしている方ですが、その奥さんの眼の前で、突然立ち上がって、坐っていた椅子を掴んで僕に放り投げてきました・・・

 

幸か不幸か、僕の診察室の患者用椅子は高級で重量があって、患者は上手に僕にぶつけることが出来ませんでしたが、もし足の上に落ちてきていたら、足の甲を骨折していたでしょう・・・

思わず診察室を見渡して危険なものが無いことを確認して、患者をキッと見据えましたが、ワーワー喚いてもやはり高齢者です。腕力では僕がうえですから、低い声で『警察呼びましょうか?』と僕が言うと、捨て台詞を言いながらドアを蹴散らして出て行きました・・・

 

10年間も一生懸命難しい管理や患者の我が儘を聞いてきてたつもりなので、とっても残念ですが、奥さんにDVを繰り返すような人ですから医者も毅然とした態度が必要でしょう。こっちも骨折で診療できなくなれば死活問題ですから、今までも(年に1~2度でしょうか)患者の横暴は絶対に聞き入れませんでした。

ヤクザも議員も・・怪しげな人も患者としてきますし、権威を笠に凄んでも来ますが、負けているようでは開業医なんて長くは出来ません。病院と違って、事務長や警備員なんて居ませんから、院長自らが闘うべし・・・です。

 

それにしても、幾ら重症患者を死の淵から救い上げても・・・表彰もされなければ、暴力も受けてしまうし、不当逮捕もありえるなんて・・・命の値段なんて一体どうなってるんでしょうね?

 

読んでくれてどうもありがとう

固定リンク | コメント (0)

2008.04.23 18:06 |  海外留学  |  murajun  | 推薦数 : 2

オバマの限界、彼では負ける

先日期待を込めてヒラリー・クリントンにエールを送ったが、今日のペンシルベニア州の結果を受けて、僕もヒラリーも元気を取り戻しつつある。

55%の得票率、オバマ候補に10%の差を付けた。圧勝には程遠いが、オバマを狼狽させるほどの威力はあろうと思う。

選挙結果分析はアメリカの各メディアが既に詳細に出してきているし、今後も次の5月6日のインディアナとノースカロライナ州選挙に向けて多くの予想も出てくるであろうが、とりあえずヒラリーの大統領選挙戦は継続されそうだ。

 

大きかったのは、「白人票」と「女性票」、「低所得者票」の多くがオバマを嫌ったことだと思う。オバマが民主候補となれば、ヒラリー以上に共和党に鞍替えする人々が増えそうだ。

ペンシルベニア州の白人は80%、全米の65%より遥かに多い。オバマは黒人票の90%を獲得するが、これが逆に今後の問題点となると僕は思う。

ブームに乗ってオバマが快進撃を続けてきたが、大統領選挙の共和党との本選ではまず通用しないと予測する。多くの政治評論家が小泉ブーム風のオバマ有利とコメントを出しているが、本選ではオバマは恐らく勝てない。アメリカ人の、特に白人の心理や合衆国の歴史を考えてみれば容易に分かりそうなものだが、何故日本の評論家達はオバマを推すのであろうか?

 

ペンシルベニア州に三年以上も居住すれば今回の選挙結果を予想するのは難しくなかったが、オバマの底の浅さ・・・これはアメリカの危機、ひいては世界の不安定化要素となりかねないので他人の家の話とは言っておれないので去年から何度も書いてきている・・・が、賛同者は多くは無い。

 

民主党が確実に勝ちを狙うとすれば、クリントン大統領・オバマ副大統領のコンビしかないと思う。逆はありえないし、オバマは経験を積むべきだ。世界政治はケネディーやビル・クリントン時代の様に単純な構造の時代ではない。

立花隆氏推薦のオバマ著「合衆国再生」なる全米ベストセラーを途中まで読んだが、いまの感想は・・・『彼はアメリカ大統領職を簡単に考えすぎ・・』と云う事だ。オバマ大統領はアメリカ、そして世界を危うくする。そのことにアメリカの有権者は早く冷静に気付いてほしいと僕はずっと思っているが、今のところ異端の意見と思われているようだ。

 

マケイン大統領候補が副大統領候補にライスを選んで、クリントン・オバマ陣営と本選を熱く戦ってこそ、アメリカ合衆国再生の道だろうと思う。

 

とりあえず、ヒラリーがペンシルベニア州で勝って良かったヨカッタ・・・

 

読んでくれてどうもありがとう

固定リンク | コメント (0)