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医療事故関連の呆れた不当判決をいつも下して頂ける裁判所の裁判官の皆様、今日は北海道の高速道路で凄い判決が出たそうです。曰く、『高速道路にキツネが侵入できるのは公団の管理が悪いので、起こった事故の責任は公団にある・・』
これだと、高速道路にはキツネや狸、鹿や猿、蛇や鷲・・・何にも侵入をさせてはいけませんね。どんなに柵を高くしても、猿や鷲、蛇などは高速道路への侵入を防げないでしょう・・・全く裁判官はどうしちゃったのでしょう?
で、かねて大反対の裁判員制度・・・ 職業によって参加義務に差が出たようです。これは最高裁判所の判断だそうですが、反論続出ではないでしょうか?
最高裁は昨年9月~今年1月に全国調査を実施。762人の対象者を、職業や居住地などに応じて建設業、経営者、主婦、青森市の漁業など127のグループに分類し、裁判員になった時に(1)悪影響があるか(2)代わりの人がいるか--を分析し、選任が困難かどうか評価した。
その結果、以下の例を辞退を配慮すべきケースとして挙げた。
裁判員法などによると、辞退が認められるのは▽70歳以上▽学生▽重い病気▽同居親族の介護・養育--などのほか、裁判員になることで精神上、経済上の重大な不利益が生じる場合。裁判員候補者は、初公判当日に裁判所に呼び出される前の段階でも、調査票や質問票で辞退を申し出ることができるため、裁判官が書面だけで一定の判断をできるよう事例集が作成された。【毎日新聞】
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▼北海道美深町(遠隔地)=降雪・積雪で裁判開催都市への移動が困難
▼広島・カキ養殖業=種付け時期がずれると翌年の仕事がだめになる
▼鹿児島・種子島(離島)=祭りの際は参加者が少なくなり盛り上がりに欠ける
▼経営者=株主総会にトップがいない事態は想定できない
▼情報処理SE=システムトラブル発生時に対応が求められる
▼営業職=ゴルフや旅行などの接待は担当者の不在が認められない
▼食料品製造業=異物混入や誤表示の場合はマスコミに報道される事態に
▼鉄道業=ダイヤ改正時は担当者が繁忙
▼コンビニエンスストア=初詣でや海水浴場などに近い店舗の書き入れ時
▼一般診療所=インフルエンザ流行時や花粉症の時期は医師が繁忙
▼学校担任教師=学年初めや学年末は指導計画作成や入試指導で繁忙
いかがですか? 要するに、まともな仕事を一生懸命している人々は皆辞退可能なわけですよ。もし、辞退しなくてもいい人は、重要な仕事をしていないと逆にいえるかもしれません。
でも、開業医は辞退できない時期もあるんでしょうか? 忙しくない時期って、不在でいい時期っていつでしょうか? お薬外来なんてダメでしょ? おかしいですよね、これは・・・
言い換えると、開業医は裁判員になる権利が大きくそこなわれていませんか? 僕なんか裁判員になって、『オイコラ、裁判官ども・・しっかりマトモな常識的な裁判をしろ・・アホな判決するんじゃないぞ・・』と説教したくてたまらないのに・・・
面白いことに、NO1ホステスは辞退可能らしいです。NO1ってどう証明するんでしょう? ホステスやホストやソープ嬢や風俗嬢のトップ争いで死人が出そうです。
最高裁判所のクオリティーって凄いな・・と改めて感じました。
読んでくれてどうもありがとう
『恥を知れ・・』って海の向こうではヒラリーとバラクが遣り合っていますが、今朝の読売TVを観て、僕は竹中平蔵に『恥を知れ・・口裂け男芸者』って思いっきり罵りたい。
診療直前だったので冒頭部分しか観ていないが、後期高齢者医療の混乱に関して司会者も他のコメンテーターも批判している時に、当時の小泉内閣の重要閣僚であり経済財政諮問会議を主導していた悪の枢軸とも噂される竹中平蔵は平然とこういってのけた・・・
『当時は国民の皆さんの多くが(後期高齢者医療)法案に賛成だったわけですね。 でも、ホントに(年金にしても)ひどいのは厚労省ですよ。厚労省は国を破壊する省かと私は思いますよ・・・』
馬鹿も~ん、竹中・・・口裂け男芸者め 『恥を知れ』
コイツが言うので小泉も同じ考えなのに違いない、もし何かを考えているとしたらだが・・・
しかし、よくもいけしゃーしゃーと、国民が賛成したので俺は悪くないといえたものだ。
一体どこの国民の多くが賛成したのかい? 郵政選挙で多数派になった議員が良く考えもせずに党議拘束で賛成しただけで、郵政賛成と他の賛成をゴッチャにして数の論理で誤魔化そうという馬鹿の論理である。
さっさと解散しろ バカ・・ ヒドイ野郎、恥を知れ
厚労省が悪いんでなく、小泉内閣が悪いんで内科医? バカ野郎~ アホ 悪党 恥知らず・・・ 反省して頭丸めてチン毛も全部剃って東京タワーの上から全国民にお詫びしろ。
マスコミも当時の報道姿勢を反省しろよな。今頃になってなんだ?
それと、最大の問題は・・・医療問題を論ずる時には良く分かった医療関係者を数名加えるべきだ。医師を排除してクダラナイ話を幾らしても無駄な努力でしないほうがマシだ。
こんな事を書いていると、たった今、診療所の前を市?の広報車が走り抜けていった・・『四月から始まりました後期高齢者医療制度は・・・』
こんな広報車が走るような大失敗は今まであっただろうか? それと、そろそろ、『主治医制反対』を議論してほしい・・・医師を交えてな。
読んでくれてどうもありがとう
昨日書いたAlden Park Apartment の完成が1928年だったが、その年に野口英世はアフリカのガーナ、アクラ(accra)で、研究していた黄熱病に罹患して死去した。昭和3年5月のことである。
この写真には1925年と記されている。既に彼の「過ち」が度々指摘されだしたころで、穏やかそうな表情だが悩みも少なくなかっただろう。
野口には蛇毒血清の研究や、梅毒スピロヘータの培養や脳内での検出などの偉大な業績があるが、後半の大きな仕事であった黄熱病の研究は、彼が共同研究者を持たずに一人で研究を重ねてきた性格が災いしたようだ。
黄熱病が光学顕微鏡で観察できない原因物質(ウイルス)で感染することは1901年にリードが発表していたようだが、野口は知らなかったのか、さらには稲田が発見していたワイル病(出血性黄疸レプトスピラ)の原因のスピロヘータを黄熱病の原因と誤認していたようだ。稲田は野口から確認を求められたが、既に偉大過ぎた野口に対して『これはワイル病と同じです・・』という言葉を発することが出来なかったようだ。
上が梅毒で、下がワイル病のスピロヘータであるが・・・得意分野が仇になったのか?

ワイル病と黄熱病は原因が全く違うにもかかわらず臨床像が酷似していて、野口が間違ったのも無理はない。いや、間違ったのは血清採取した人だったのだが、野口の精力的な仕事が間違いを訂正するスピードを上回っていたためだと思う。
当時の野口は現代の我々が想像出来ないほどの医学研究界の巨人だったようだ。上はエクアドルへ乗り込んだ時、下はガーナのアクラへ最後の研究の旅に赴いた時の写真だ。まさに人類のために戦う研究者の姿であろう。現代の留学生とは全く異質なプロフェッショナルの雰囲気が漂っている。
世界中が野口を招聘したがり、野口もまた伝染病あるところは何処へでも赴いて精力的に研究した。だからこそ、間違いが訂正されにくかった悲劇が生まれたようだ。
1914年、15年、20年に野口はノーベル賞候補になっているが、受賞出来なかったことが良かったのか悪かったのか・・・ 少なくとも、現代のノーベル賞受賞者よりも遥かに濃密な研究人生を送ってきたようだ。
先日も書いたように、「遠き落日」は時間を置いての再読なのだが、医学部の学生の頃には分からなかったことが色々と感じられるようになった。伝記なのか小説なのか・・・伝記小説としては「まるで見てきたかのような想像逞しい記述の連続」に僕は喝采を送りたい。野口の人生に喝采を、渡辺の筆力に喝采を・・・
53歳という年齢は、それほど僕にとって遠いものではなくなってしまったが、人生の意味とは何か・・・まだまだ良く分からない。医者になって良かったのか? 他の人生を選択すべきだったのか? どのような人生の最期を僕は迎えるのであろうか?

アクラで死去する直前に野口は自らの黄熱病の研究の「失敗」を自覚していた模様であるが、それでもなお前に進もうと必死だったようだ。それと共に、早くNYに戻りたがっていた様子だ。
ウイルスが電子顕微鏡で観察できるようになったのは、野口の死後30年近く経過してからだが、野口の「失敗」が果した役割は決して小さくはないと思う。梅毒研究の偉大さが「スピロヘータ」を野口の頭から離さなかったのであろう。皮肉なものである。
医学生、研究者を目指す若者達に「遠き落日」を是非お奨めしたい。
読んでくれてどうもありがとう