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2008.03.31 22:08 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 4

パニック前夜の心境

【パニック前夜】・・・といっても、巷に言うガソリン暫定税率廃止の話ではない。非常に静かであるが、m3でも静かだが、医療の話である・・・

 

明日から4月1日、大きく制度が変わる。

まずは、【外来管理加算】問題・・いわゆる「原の5分ルール」

今日の外来も随分と長期処方を増やしてきたつもりだが、有り難い事に80名も来院して頂いた。明日から「値上げ」と勘違いして駆け込み受診でもされたのか? というわけでもないだろうが、午前中の三時間で45人だったので完璧にアウトの様だ。45人全員アウトと30人全員セーフとでは後者の方が利益が大きくなるが、診療拒否も出来ず、震えるコメカミと手に将来を憂えた。将来と言っても半日後の話だ。ちょっと狂ってる・・・

 

次は、【後期高齢者】問題・・主治医問題、姥捨て問題ともいう

これは、僕は「原をくくる」ことにした。いや、腹だった。周囲の医療機関の動向と無関係に、僕は少なくともこの半年は「主治医」とはならず、全例これまで通りに出来高算定で行くことにした。経営的に生き延びることが出来れば継続したい。もしも他の診療所で主治医となられた方は、基本的に他へ行って頂いて結構・・という姿勢をとることにした。結局、出来高と包括の移動や患者選別の手間は大変で、かつ医療内容に対する哲学を放棄してまで「原理論」が素晴らしいとは信じられないのである。医師の魂を宿していない奴らに僕は魂を売るつもりは無い・・・と言ったら言い過ぎか?

 

最後に【ジェネリック】問題・・

これは、前回の改定から当院の処方箋は全例変更可能になっていたので、僕としては何ら抵抗が無い・・・といえば嘘だ。実は、ジェネリック薬の名前が全然覚えられないのだ。全く、患者が飲んでいる薬が判らなくなった。電話で話しても意味不明・・・明日以降は更に酷くなりそうだ。しかし、全部のジェネリックの名前を覚えれる人がいればお目にかかりたい。「原の政策」だから・・・責任は原にあると思うようにした。

 

他にも【メタボ検診】問題・・・これは行政が遅れて準備不足・・・お陰で、スタートがずれて結果オーライとは何たる皮肉。

 

医療破壊・・・原課長の責任は大きい。対馬委員の責任も大きい。唐澤会長の責任も大きい。政府・与党の責任も大きい。

 

しかしながら、【医療パニック前夜】の心境は、語るも悲しいし考えるのも辛い。開業して10年、ずっと診療報酬が下がり続けてきているが、今日まで何とか生き延びてきた。しかし、このような文化大革命の如きおぞましい年度末を迎えることになるとは、国民の一人として、厚労省と政府の無策に腹立たしい思いだ。そしてとうとう、半日後には4月1日を迎え、いつもの様に外来が始まる・・

それまで、もう少し、いつもの様に病院で夜間透析のお仕事を続けよう・・・

 

読んでくれてどうもありがとう

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