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2008.03.28 23:59 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 0

懐かしさに時を忘れて・・

開業医の朝一番、色んなことが待ち受けていてスリリングな時間でもある。

今朝は診療室の机の上にメモ・・・ある透析患者のドタキャン。満床を調整して引き受けた患者、ドタキャンは初めてではない・・・

昨日入院を勧めながら帰宅した心不全の老人、やはり呼吸苦で早朝から入院依頼、直ぐに対応・・・

尿路結石疝痛発作患者の紹介状をせかされて・・・

入院させていた透析患者が退院連絡、受け入れ調整・・・

合間に数名の外来をこなし、再び電話が入る。

 

時おり紹介する病院の放射線科から・・・聞きなれないドクター名を受付が告げる。そこの放射線科には肺癌の患者を数ヶ月前に放射線治療で依頼はしていたが、今は思い当たる患者が居ないが何だろう?

 

電話に出ると、女医さんらしい・・・

『murajun君・・ 元気?今いい? (旧性) Kよ・・ 今、この病院にいるの』

「あれ~Kさんなの? 久しぶりだね。今の名前聞いてもワカンナカッタヨ」

『最初に言ったほうが良いかと思ったけど、ごめんね』

「いいけど、どうしたの? 僕に電話くれるなんて、しかもこんな朝の時間に・・」

『ごめん、忙しかったでしょ? 実は・・・』

 

卒業してから20年以上になるが、同級生のKさんだった。別に深い関係ではなかったが、親しいとまではいえないまでも何となく気になる関係だった懐かしい旧友。凄く大人びて美人の彼女は多くのファンを持っていたが、何の縁か他大学の奴にさらわれてしまっていた。美人はずっと美人だし、数年ごとの同窓会でも人妻ながら人気者のKさんからの突然の懐かしい電話に嬉しくなってしまった。考えてみれば、僕と同じでオバサンなのだが・・・

彼女の相談内容なんて上の空でとっくに忘れてしまったが、同時に待合室の患者も忘れて話し込んでしまったようだ。医学的、それも僕の専門に関する話だったので無駄話では絶対にないのであるが、周囲の看護師やスタッフにとっては、鼻の下を伸ばして目じりを下げてデレデレしている院長がアホに映ったらしい。少なくとも「早く診療してください」という声なき声が診療室内に渦巻いていたのは確かなようだ・・・

 

僕が医学部の学生だった頃は、女子学生は10%程度しかいなかった。みんな凄い美人ぞろいだった・・・と、一応いっておこう。

その中の人気者のKさんからの突然の電話・・・忙しい外来の時間の合間だったが、時を忘れて話し込んでしまった。ちょっと幸せな気分であった・・・

旧友が勤務医として近所の病院にやってくるのも何となく良いもんだが、こっちの苦難の状況が丸裸になるのも何となく恥ずかしいとも感じる。

 

読んでくれてどうもありがとう

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