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暗い気持ちになりそうな世紀末風の年度末の日本を抜け出すには列車の旅が一番ですね・・・昨日はオーストラリアの旅から帰国し、今日は南米アルゼンチンに来ています。
まずは・・・オーストラリア大陸です。大陸横断鉄道は数あれど、大陸縦断鉄道というのは極めて少ないとか・・ここの「The Ghan」という有名な長距離列車の名前が、建設などの労働者として多く大陸に渡ってきたアフガニスタンの国の名前に由来するとは知りませんでした。確かに、ひとこぶらくだに跨る遊牧民の姿が描かれていて面白いですね・
「ザ・ガン」に限らずオーストラリア大陸の長距離列車は民間の運営になっていますが、寝台サービスの素晴らしさは世界有数と感じました。三泊四日の長旅・・二人部屋の「ゴールドカンガルー寝台サービス」を是非体験したいものです。
縦断も、インデアンパシフィック号という名前の横断も北米横断鉄道とほぼ同じ距離、4300km程あります。
半分ほどの行程は単純すぎて少々飽きるかもしれませんが、人が少ないことを認識できて日本人には幸福かもしれません。勿論、それに耐えられる人だけですが・・・
アボリジニー(と言っても純血は絶えたそうですが・・)の姿も確かにオーストラリア大陸の内陸部では似合います。先に、タスマニア島での絶滅史の記事を書きましたが、DVDを見ながら複雑な心境でした。
でも、もしも病院を放り出して、三泊四日の長距離寝台特急にガールフレンドと乗り込んでしまったら・・・ 身体も揺れる、心も揺れる・・・きっと幸せな気持ちでしょうね。
さて、所替わって同じ南半球のアルゼンチン。かつては経済破綻を来たして人々の心も荒んでいるかと言うと・・・さにあらず。チンケな規制と書類でガチがちの硬直した勘違い官僚の支配する国、ニッポンよりも遥かに幸せな国のようであります。高い税金ばかり取りあがって・・・「さらば財務省、さらば厚労省、さらば国交省」だ~あ~
南米のパリ、ブエノスアイレス。さすがに駅舎も古くて歴史を大切にしていて、イトヨロシ・・・ 何処の国か判らないような日本の駅舎は嘆かわしい・・・

テナ訳で、列車の中で歌を歌いだす幸せな国の幸せな列車・・・それが、Old Patagonia Express であります。
なんとも長閑なアンデスの風景・・・エクスプレスという名前の意味が判らなくなりそうなノンビリ列車・・・これが厚労省の医療のカリスマであらせられる原課長の提唱された「ノンビリ五分」のモデルなのでしょう・・・って事はない。それじゃパタゴニア急行に申し訳ない。
どうしてこうも日本と雰囲気が違うんでしょう。もっとノンビリ、暢気に、気軽に人生を楽しみましょう。医者を逮捕して医療崩壊なんかさせる暇があったら、しっかり本物の殺人鬼を監視して未然に逮捕したらどうですか?
それにしても、日本の官僚制度はなんとかしないといけない。
道路特定財源の一般財源化を成し遂げた後は、全ての特殊法人・天下り官僚を「改革」するぞ~お~だ。
読んでくれてどうもありがとう
【たかが五分 されど五分】シリーズも本当に飽きてきましたから、最後に少々薮医者の4月以降の決断をご紹介して終わりにします・・・
厚労省の医療の神様であらせられる原課長には、今回の「五分ルール」策定により、診療とは何か、医師患者関係に関しての再考の機会を与えて頂けたことを心より感謝して、第六回目の最終章を始めます・・・
鉄則④ 外来管理加算を算定した患者のみ 長期処方を認める
これが、僕のクリニックの四月以降の基本方針です。小細工は一切無しです。
外来における慢性疾患の外来管理とは一体なんでしょうか? 数年前に解禁された長期処方・・・これは痛手でした。患者さんにしてみれば長期処方は安上がりで歓迎なのかもしれませんが、次の外来までの期間が長ければ長いほど不確定要素が増大し、患者の体調変化が来易いのが普通です。従って、外来診察と言うものはその場限りの時給ではなく、本来は処方期間の健康管理料であるべきで、二週間処方なら5,000円、4週間処方なら10000円とか従量制を取るのが普通と思われます。三日処方と2ヶ月処方が同じ外来管理加算料というのがそもそもおかしいのです。
そこで、少なくとも五分間の診療を受けた人のみ外来管理加算をする代わりに、管理加算を算定しない短時間の患者に対しては最高二週間までの処方しかいたしません。
この場合、患者さんの行動は下のいずれかになるでしょう。
まずは、素直にそのまま二週間処方で帰り、次は長いほうが結局安いので自分で五分滞在を希望する・・・
次に、長期処方をしてくれないなら他所へ行くと言って二度と来ない人・・・
前者になるか後者になるかで、患者さんの見極めをしようと思います。そもそも忙しすぎ、クレームの多い嫌な患者に使う時間を病気に悩む他の素直な患者への丁寧な診療時間として使いたいのです。これくらいで文句を言うような患者とは結局良好な医師患者関係の構築と末永い信頼関係の維持は難しいと感じます。
丁寧に診察して長期管理をいたしましょう・・・
我が儘な患者はどうぞ他所へ転院してください・・・
少々患者数が減ることでしょうが、本来の適正外来患者数になるだけでしょうし、当院を信頼してくれる患者さんだけを診療することは、ストレス解消のみならず、医療の喜びを再認識させてくれると信じます。
無駄な小細工はせず、正しい診療態度でこれまでの様に真摯に患者を診ていけば、信頼を寄せてくれる患者さんたちと良質な診療空間が醸し出されると思います。後期高齢者に関しても同様です。
そんなこんなで、四月以降も基本スタイルは変えず・・・
これで、【たかが五分 されど五分】シリーズも一応終わりにいたします。
【たかが五分 されど五分】シリーズも五回目を迎え、我ながら少々飽きてきました。
そこで、本日は診療の原点に回帰することを考えて見ます。
鉄則③ 正しい血圧測定を行なおう
皆さん、学生時代に戻り、正しい血圧測定とは何かをもう一度真剣に考えてみてください。血圧測定が正しくないと正しい診療は出来ません。コピペしてみます・・・
血圧をもっとも厳密に測定する方法は、動脈に針を挿入して、直接、圧力を記録することです。もちろんこれは一般的ではなく、腕帯型水銀血圧計による間接的な測定法が広く用いられています。
この測定方法では、測定の条件をできるだけ一定にすることが必要です。そこで、医療機関においては、正確な測定を行うために、血圧測定のガイドラインに沿った測定を行っています。ガイドラインでは、15分間以上の安静座位の状態で測定する、測定30分以内にはカフェイン含有物を摂取したり喫煙をしない、といったようにきめ細かく規定されています。
でも、やはり15分はいくらなんでも長すぎですから、診察室に入り挨拶を交わした後は、診察室の椅子に坐って頂き、黙って五分間の安静座位を保った後に「正確な血圧測定」を行なうことです・・・・・。さあ、これで「五分ルール」は完璧です。何も恐れることはありません。
幾らなんでも五分の安静座位が長すぎと感じるあなた・・・、三分でもいいですが、脈拍を1分測定し、聴診を1分程行なえば、あっと言う間に五分が過ぎ去ります。
読んでくれてどうもありがとう