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2007.12.31 16:01 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 2

年末ピンチ(最終回)

多分コレが今年の最終記事になろうか・・と思う。

実は書こうか書くまいか・・・大いに悩みに悩んだのであるが、このまま口に出さずに黙っていると逆に苦しみそうで、年内にキチンとけじめをつけておく必要性を感じたので書こうと決心した。

 

実は昨日の日曜日、僕は妻と長女を連れて菅原道真公に御参りに有名な某天満宮へ参拝に行った。塾に行っている今度受験予定の次女の代わりに僕らが悪天候の中を昨日参拝に行ったのは、診療の関係で昨日一日しか休みが取れない僕の事情によるものだった。

朝から雷が鳴り、雪やあられ、突風まで吹いており今年一番の冷え込みだった。それもあって何となく僕には不安が付きまとっていた・・でも可愛い次女のためだ、頭を下げてこよう。

 

前夜に2時まで同窓会を楽しみ、帰宅後にTVの深夜映画で「愛と青春の旅立ち」に涙し、4時に寝たものの30年ぶりの同窓会の興奮のためか一時間毎に目がさめて少々睡眠不足でボ~ッとしていたのは確かだった。

僕は美しい妻に近づこうとして思わず階段を踏み外してしまった。靴下が滑ったのだ。受験生のいる家庭で「滑る」などという言葉は厳禁であるが、何より悲しかったのは、妻が「何やってるのよ?」とは言うものの「大丈夫?」とは言わなかったことだ。階段の下でしばらく動けないフリをして妻の様子をうかがったのであるが、とうとう手を差し伸べたり「大丈夫? しっかりして・・」などという慌てた気配も感じなかった。ひょっとすると頭の中で生命保険の保険金の計算をしていたのかもしれない。しかし、この「滑った」ことは長女にははなしたものの次女には秘密になっている・・・

 

しかし本当のピンチというか災難はこの後の某天満宮で起こった・・・

なんという悲劇だ? いや喜劇かもしれない。

初詣では全国でも有数の参拝者で大混雑する菅原道真公ゆかりの某天満宮も年末には参拝者は多くない。悪天候でもあって少ないくらいだ。去年の正月と大晦日には北野天満宮へ行ってきて昇殿参拝をしてきたが、非常に造りが似ているが北野に比べて大らかな感じがする天神さんである。

 

昇殿参拝と言うのは本殿に昇って正座をして合格祈願などの祝詞をあげていただくものだ。混雑している時は省かれるが、暇な時期は事情が許せば個人個人が中央で玉串を捧げる事ができ、霊験あらたかな心境に浸れる。

足が痺れなければいいのだが・・・と思っているときに僕ら家族の順番が来た。来れなかった次女に代わり長女が中央で玉串を奉納した。全家族が捧げ終わって・・・突然・・・その悲劇が起こり・・・神主さんの顔色が変わった。悲鳴こそ上がらなかったが周囲の誰もが呼吸するのをためらい、凍りついた・・・何と言うことだ。

 

中央の台には根元を向こうにキチンと並べられた玉串が7~8本並んでいた。いずれも「菅原さん、頼みますよ。合格祈っててね・・」という皆さんの願いが込められたものであろう。

そこへ・・・おリからの悪天候が悲劇をもたらした。

 

突然の冷たい突風がByu~nnと吹いてきて、先程の玉串を全部吹き飛ばしてしまった。つまり、願いをこめた玉串が「落ちた」のだ・・・

僕は反射的に神主さんの顔を見た。確かに慌てていたようだ・・ つかつかと急ぎ近づき玉串を拾い台に再び乗せて、それらに対し「お祓い」と思しき儀式を始めたのだ。縁起が悪いのであろうから念には念を入れての再度のお祓い・・・

 

でも考えてみると二度も祈願して頂いたので二倍のご利益があると考えることにした。吹きさらしの本殿での突風なので仕方ないことと思うが、何とか「いかなる場合も玉串が落ちないよう」に天神様にお願いしたい・・・

 

再び階段を落ちないように慎重に拝殿を降りて、「お口直し」じゃないが、次女の代わりに絵馬を書いて奉納したいと長女が言い出した。それも良かろう。でも、何処に下げようか・・と何故か悩んでいる長女。まだまだ空きが多くて何処でも下げれるのであるが、逆に選択肢が多すぎて色々悩んだようだ。

そこで僕が考案した「絵馬下げの法則」を伝授したが、妻と長女からは馬鹿にされただけだった。でも僕は来年から全国に「絵馬下げの法則」をマジで広めたいと願っている。まずはm3読者の皆様に賛同願って・・・よろしく。

その「murajun流 絵馬下げの法則」とは・・・

 

出来るだけ右から5番目あるいは9番目に下げましょう。でも「9は苦労」でイヤでしょうから五番目が良いですね。別に右からでも左からでも好きなほうでいいです。どうしてかって言うと・・・

 

五 か 九 (ご~かく)、つまり 合格 だから・・・です。

 

は~い、以上の記事で、今年は多分最後になるでしょう。途中一ヶ月、休憩というか恋愛小説家になる夢の挫折しましたが、世間的には恵まれた一年を過ごさせていただきました。

今日は全国的には寒くて荒れた天候でしょう。二年連続で「除夜の鐘」をついた京都の年越しを今年は諦めましたが、患者さんの体調を心配しながら年越しをするのも医者冥利に尽きますね。患者さんのほうは知らないでしょうが・・・

 

では皆様、良いお年を・・・だぶん明日もm3の賑わいのために努力してブログ記事を書くでしょうが、また来年お会いしましょう。

 

読んでくれてどうもありがとう。

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2007.12.31 14:14 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 1

年末ピンチ③

先程、12月31日正午をもちまして正面玄関を閉めました。今年の外来診療は終了です。本日は流石に20名ほどの患者さんにしか必要性が無かったようですが、「明日から旅行です」という患者さんや「一週間我慢してました」という患者さんに「開いてて良かったワン」と言っていただけて僕は良かったです。年中いつでも保険証を持って名医?の受診が簡単に出来るなんて日本人って幸せですね・・・

しかしながら、僕もスタッフ(現在院内には14名ほど?)もお仕事は更に続きます。何しろ馬や鹿から「暇のハズだ」とレッテルが貼られてる開業医ですから、外から見ると暇なんです。貧乏だから門松もありません。今夜の予定は10時22分頃の終了でしょう。その時刻までのスタッフは3名ほどですが、当院に雇われたバッカリに家庭を犠牲にして可哀想に・・・ 明日もご一緒ですね。

そんなスタッフの熱心さに甘えてか、透析患者さんも体重増加が著しく、年末年始の食事制限をお忘れか?と疑うほどです。しかし、年末年始に「急変」になると病院の勤務医の方々にもご迷惑をおかけしますので、気が抜けません。オマケに年末年始は入院透析等の一部の方が里帰り臨時透析で御来院され返って混雑をして医業繁盛の狐のお稲荷様に感謝しつつ除夜の鐘を聞くのでしょうか?

 

で、話をもどしましょう。年末ピンチ③ですが、当然たいしたピンチではありません。m3ブログ記事がへってるので配慮したまでです、感謝はいりませんm3さん。

29日は夕方から高校卒業30年ぶりの同窓会がありました。予想通り、多忙プラス①の労務関連、更にはレセプト業務で遅れましたが、レセプトその他を全て放っておいて参加しました。もっと遅れそうな年末ピンチ状態でしたが、同窓会は大切です。でも親友だったのに顔も分からず、30年の月日は相当な重みがありました。年があけたら30年前に戻った僕の気持を書き残そうと思います。(匿名ってのが難しいのですが・・バレテもバラサナイで下さいね)

 

今日の透析、職員が必死なのに血圧低下でショックレベルになる人が同時に2名でて少々慌てました。昼食前の魔の時間帯、もう一人同時に血圧下がったら困難でしたね。でも、あれだけ食べ過ぎ厳禁って注意してるのに、ネエ~

で、ですよ・・・ 前回の診療報酬改悪時から「時間外・休日加算」が半減されました。一時はゼロにされかかりました。理由は、『透析は年中やるのが当たり前だから盆正月も祝日も普通と同じですよ、加算しませんよ』だって・・・ 馬や鹿の考えに似てますね。正月に働いてもらうのに正月手当てをつけない、休日出勤なのに手当てもつけない・・・労基署は勿論、世間の常識ってものがないのでしょうか?

 

そんな可哀想なスタッフ達と一緒に患者さん達の幸せや経済財政諮問会議の不幸せを祈りつつ今日も明日も明後日もその次の日も働きたいと思います。

日本の医療は素晴らしい・・・自分で思います。

 

読んでくれてどうもありがとう。

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