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9月25日は「十五夜」、中秋の名月でしたが御覧になりましたか? 「十五夜」は旧暦の8月15日ですから毎年少し変わります。ここ10年間でも9月11日~10月6日と幅があって、今年は9月25日が「十五夜」でした。
十五夜といいますといかにも「満月」を思いますが、少々ズレのある年もあるようで、今年の満月は27日の午前5時だそうです。ですから、「十六夜」の26日深夜に南天に達する月が本当の「中秋の名月」かもしれません。
でも今年は暑い秋ですから「中秋」って感じはしませんよね。ススキの穂なんかも見当たりません。でも、日本人にとして星座よりも月を愛でる心は大切にしていきたいと思います。
さて、美しい月を仰ぎ、2冊の月に関する本をご紹介したくなりました。少々古い本ですし、「名月」とも関係がありません。
まず一冊目は、【人類、月に立つ】です。【A MAN ON THE MOON】という原題の邦訳がNHK出版から1999年に上下2冊900ページで出版されました。
今ではアポロ計画や月着陸を知らない世代が多くなり、若者の間には「月着陸は捏造だ」とする説まで広まっているそうです。様々な陰謀説が大好きな僕でも「アポロ月着陸」は信じています。小学生の時にリアルタイムで寝ずにTVを眺め育った世代としましては、アポロ計画の全貌をヒューマンタッチで描き尽くす本書は素晴らしいの一言です。NHKBS10周年記念海外ドラマとしても放映されました原作ですが、「プロジェクト XXXXX 」位の格別の冒険でした。月着陸を知らない世代、僕の子供たちにもいずれは読ませたい本です。
次の二冊目は、【月の裏側】という恩田陸さんのホラー小説です。でも「月」は不思議な事に登場しません。既に幻冬社から文庫本が出ていますが、不思議な「人間もどき」の登場する傑作です。九州のある実在の街がそのまんま?登場します。
むかし、「月の裏側には宇宙人の秘密基地が存在する」という説を少し信じた僕としては、惹かれた題名と内容のギャップに怒りを覚えそうになりましたが、その怒りが簡単に収まる面白い作品でしたので皆さんにもお勧めしたいと思います。「中秋の名月」を見ながら読んでみてください。
先頃、日本の月探査ロケット「かぐや」が月の裏側を調べに飛び立ちました。折角なら「かぐや姫」と命名すればよかったのに・・・とセンスの無さを嘆いております。でも、月の裏側・・・あんまり綺麗じゃないですね。ニキビだらけの高校生の顔のようです。ウサギはいそうも無いですね。
読んでくれてどうもありがとう。