murajun
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2007/08 >>
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

トップページ

Doctors Blog

新着コメント

新着トラックバック

2007.08.29 00:14 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 2

驚きのプラス 0.5%

ジャジャ~ン   今期の【決算報告】が上がってきました。当院は6月末が決算期で、先頃少しだけ「患者数の変動」などを診療所の分だけ記事に書いてました。全体を総合すると「マイナスかな~」って覚悟してましたが、驚いた事にナント【医業収益】は、『0.5%のプラス』でした。診療報酬が平均して3.2%下がってましたし、内科診療所の低下率はもっと多いといわれてましたから・・・『我ながら良く仕事した』と思います。これで、国民の義務である納税額を減らさずに社会に貢献できる幸せを感じています。

 

さて、経営者としましては【経営分析】が大切ですね。

【保険診療合計】は0.7%プラスですが、「介護」部門は介護保険制度と報酬の大幅改定が響きマイナス3.5%ですし、来年はもっと厳しそうです。健康診断や予防注射などの自由診療収入は田舎の景気が悪いからでしょうが、マイナス5.1%でした。今後も自由診療は予防接種料金の値下げも予測され更に落ち込むでしょう。検診制度の大幅な変更がダメ押しかもしれませんが、「ダンピングで多忙」より「暇」を選びたい心境です。

当院は院外処方内科ですが、職員給与を含む【医業原価】は【医業収益】の42.3%で、ここは昨年より5.3%のマイナスです。といっても経営努力には限界があって、単に帳簿上の「減価償却費」が大幅に下がっただけで全然喜べません。でも、常勤職員退職を非常勤で補ったので【給与費】はマイナス2.5%でした。勿論個々の職員の給与は上がっていますし、「法定福利費」や「福利厚生費」などの社会保障費の法人負担分は今後益々毎年あがって行きますので経営に負担になりそうです。経団連の気持ちも少しは分かりますが・・・

医業の場合に、患者数が増えつつ【一般管理費】も削るのは至難の業ですが、当院の場合には【広告宣伝費】を相当削り、年間54万円しか今年度は使いませんでした。随分少ないのではないでしょうか、年間ですから。透析施設ですから多くの医療機器をリースしてますが、年数がたって【リース代】が減ってきた事は嬉しいです。今年はマイナス7.1%でしたが、今後は新規のリースは多分しない方針です。理由があって【オリックスからは絶対リースしません】が、やはり購入の方が長期使用の場合には有利だと今では感じています。

このほか、「旅費交通費」、「交際接待費」、「管理費」、「新聞図書費」、「消耗品」なども可能な限り出来るだけ削減しましたが、もともと額が少ないので効果もホドホドですね。でも来年はこれ以上削減できそうもないので逆に恐怖ですね。逆に一番増えたのが「修繕費」でしたが、これは今後増えそうですね。

 

ということで、経費も増えたものの、なんとか昨年度と同じ【利益】を確保できました。

「忙しさ」は相当増えましたが、「利益が同額」というのは・・・喜んでいいんでしょうか? 職員の生活を守るためには更に精進しなければならないでしょうね。

来年4月の改定でどう変わるんでしょうか? そのころ倒産していなかったら、また決算報告しようかと一応思っています。

 

あ、それと【一番増えた収入】は、前年度比で8710%増、87倍と言う事ですが・・・・嬉しいことに【受け取り利息】でした。金利が上がりましたものね、持ってる人は嬉しいでしょう。といっても、当院の場合たったの「数万円」でしたが・・・残念。

 

読んでくれてどうもありがとう。

固定リンク | コメント (1)