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7月29日のパリ、シャンゼリゼのゴールで今年の【ツール・ド・フランス】も終わった。
このブログのお陰で、今年は久しぶりに【Le Tour】を少し注目していたのだが、期待と裏腹に何となく僕にはつまらなかった。途中で有力選手が次々にドーピング疑惑や契約問題などで脱落していった。昨年のアメリカ人の優勝者にまでドーピング疑惑が再燃してしまう最近の状況は、世界中のツールのファンを非常にガッカリさせる結果になったのではなかろうか?
自分の体力・脚力だけが頼りの過酷な自転車競技。特に山岳ステージでの体力消耗は想像を絶するものであろう。しかし、だからこそファンはそんな山道を選手が喘ぎながら頑張る姿に感動して、ツールの勝者を【国の英雄】として永く称え続けるのである。【ベルギーのメルクス】や【フランスのイノー】、かつての僕の神様たちだ。F1の英雄とは違うのであるが、商業主義の魔の手は忍び寄ってきているのであろう・・・

彼らには「悲壮感」と「華やかさ」と「素朴さ」と「強さ」が上手く同居していた。国の誇りを背負ってフランスを周回していた。しかし、こうもアメリカ人の活躍が続くと・・・・ 100年を超える【Le Tour de France】の栄光の歴史も心配したようにやはり翳りだしているのではなかろうか? 僕の心に響く【英雄】は、もう二度とツールには現れないのであろうか?
ただ、14ステージと15ステージ。ピレネー山脈のフランス側の山岳ステージコースは、13世紀の悲劇、アルビ十字軍に滅ぼされた【カタリ派】の旧跡を巡る素晴らしいコースであったようだ。この事は、「読書」カテゴリーの【聖灰の暗号 ②】に書いてみたい。自転車ファンの皆さん、読んでみてください。
読んでくれてどうもありがとう。
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