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2007.05.18 22:51 |  診療  |  murajun  | 推薦数 : 2

誤診しましたョ

なんと今日は【誤診】しました。恥ずかしながら告白します。

日頃の僕は割と慎重に診るタイプでして、【誤診】とハッキリ言えるケースは稀だと自分では思っています。というか、『誤診ですよ・・』と突きつけられるケースは稀でした。誤診に気付かないのは悲惨ですから、悩む症例を紹介する際は、紹介先にも患者さんにも単一でなく2~3種類の鑑別診断すべき疾患を挙げて説明しています。たとえ専門外でも出来るだけ【バカな開業医】と見られたくありませんからね・・・

そんななか今日は2例の誤診が判明しましたので、外来看護師から『大丈夫ですか、先生?』といわれてしまいました。【院長の誤診が増えたら診療所は傾く】と敏感に鼠のように感じるんでしょうね、スタッフ達は。なにしろ、院長の臨床能力と経営状態、つまり職員の未来は密接な関連性があります。一生この診療所に看護師人生を捧げるか、それとも船が沈まないうちに隣の大きな船に乗り移るか?ゴキブリも鼠もスタッフも生きていくためには船頭の言動には常に注意が必要です。

さて、【誤診1】ですが・・

狭心症の患者さんが夜間頻尿で不眠。そのせいで朝が辛いとのことでした。色々考えましたが、最終的に【前立腺肥大症】以外考えられない・・と決め付けるかのように、エコー検査をしました。デブ系で膀胱内蓄尿量が少なく前立腺がよく見えにくかったのですが、なんとなく肥大してるように見えてしまいました。他の患者では前立腺エコーは得意なほうです。この方の前立腺は無理して測定すると横径45mm、話は合うな・・という事で、「フリバス」を処方しようかと思いましたが、僅かに引っかかる事があり、『専門医に診せに行きますか?』と聞きました。随分迷ったあげく、「いきます」とのことで、『45mmと肥大してます』よと紹介状に書きました。

程なくして帰ってきた患者さん、返事を持参しています。読むと、『横径は19mmです。肥大はありません。アビショットを処方しておきます』とのことでした。僕は、患者さんにも看護師さんにも自分にも恥ずかしかったですね。45mmと19mm、間違えようがありません。多分、「よくオシッコためて受診しなさいよ」と指導したのが良かったのでしょう。良い開業医でしょ?総合科の鑑かな?でも、前立腺の正常は30~35mmあるはずなのに19mmとは?70歳で19mmなら萎縮かな?ま、良いですが・・・ 

でも、「アビショット」と「フリバス」は同じクスリでした。結局、誤診した僕が処方しても、専門医が処方しても同じ処方とは・・・ こんな事もたまにあります。

さて、【誤診2】ですが・・・

これは、以前書いた患者さんです。確か5月2日夕方5時過ぎの初診の患者さん。四連休前の閉める直前で、僕に焦りが合ったんでしょうね。一目で重篤と判断される患者さんでした。DM>脱水>食欲不振>肺炎>全身状態不良といった流れだったと記憶しています。

歩けないほど弱っていて、玄関先で車椅子に乗せ、会話も上手く行かず、絶対入院間違いなし・・という80過ぎの女性でした。『連休直前で紹介しても受けてくれるかな?』という事ばかりを心配しつつ、『もっと数日前に受診しなきゃ・・』と「急げや急げ体制」でした。結局、CBCでWBC 22,000以上あり、胸写で肺炎らしき影を認めたため病院探しを急ぎ、時間外緊急入院をお願いしました。だれも「四連休直前の夕方時間外入院患者の主治医」にはなりたくありませんよね。でも、見るからに咳もひどくて重篤だったんです。『高齢のDMの肺炎でWBC二万以上です。お願いしま~す』と受話器を手に頭を下げた患者さんでした。急ぎすぎたため、検尿も聴診もしませんでした、告白します。

で、本日二週間ぶりに退院したとの手紙が紹介先から届きました。病名を見ますと・・・【肺炎】の病名がありません。詳しく読むと、【肺炎を疑われる所見は陳旧性で今回は無関係】とのことでした。結局、【尿路感染症からの敗血症】だったということで、肺炎以上に重篤な疾患で危ない状況だったことには代わりません。

時間外の初診の患者さん、特に連休前などは開業医では無理がありますね。一人で往診して聴診器だけでこんな人を「点滴しときましょ・・」としたら死んでしまいますよね。

 

久しぶりの【誤診連発】を反省し、謙虚に初心にかえり、スタッフの生活を守るために頑張ります。

でも、紹介のとき【断定して外れる】とカッコ悪いですね。多分、紹介先の若い勤務医さんは、【あそこの開業医ってバカだね】と笑いの種にしてるんでしょうね・・・ あ~恥ずかしい・・・

 

読んでくれてどうもありがとう。

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2007.05.18 21:01 |  開業 / 病院経営  |  murajun  | 推薦数 : 1

女子中学生からの手紙

昨日は【夜のバイト】をする看護実習生からの手紙を【無断掲載】しました。今日は【職場体験学習】をする女子中学生からの感謝状を【無断掲載】します。これも昨日発見しました。

13歳という若さゆえか、成人に達した(ちょっと女らしく成長中の)看護学生には及ばないものの、中学1年生でこの手紙を書くとは、うちの子供たちは負けちゃってますかな?

【実習の記事】は今年の「2月14日」に当ブログに書きました。良かったら読んでみてください。【推薦ゼロ】でしたけど・・・

 

拝啓

春一番も吹いて、日ごとに春が近づく頃になりましたが、皆様はお変わりありませんか。私達@@中学校一年生は、毎日学習や部活動に励んでいます。

私は先日【仕事体験】をさせていただきました、@@中学校一年の**です。三日間大変お世話になりました。その三日間で私が学んだ事は二つあります。

一つは笑顔です。病院に来られる患者さんはとても不安な気持ちなのに、その気持ちが吹っ飛ぶような元気な挨拶と笑顔が看護師には必要なんだと思いました。

二つ目は気配りです。一つの事をしながら周りを見ていなきゃならない。でも今していることを失敗したら命を落とす事につながる。なのにその仕事を淡々とこなしていく。私もそんな看護師を目指します。

お忙しい中、私達のために親切にご指導してくださり、本当に有難うございました。これからも元気に仕事に励んでください。

 

なんとなんと中学一年生に励まされちゃいました。子供と同じ年頃ですよ。感心ですね、厚生省のお役人や大臣より医療のことをヨッポド理解している。南野さんなんかは初心を思い出してくださいね。

実習を受け入れるのはパワーが要るのですが、本当にありがたいですね。子供は地域の宝、皆で育てましょう。でも今は【地方格差】が激しくて、東京・名古屋・大阪の都心以外は瀕死状態みたいですね。今夜のNHKの7:30からの横尾アナの番組をみて『東京の人、ちょっと考えてくださいね・・』と感じちゃいました。

 

読んでくれてどうもありがとう。

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