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2007.04.24 19:07 |  車 / バイク/ 船  |  murajun  | 推薦数 : 0

雨にも負けて・・・ 300回記念

実は、この記事が第300回目であり、何か記念すべき記事を書こうかな?と少し思いもしたが、日常生活をそのまんまかくことにする。 

自転車通勤を開始して一月になるのであるが、なかなか毎日というわけには行かない。近所の保育園の送迎バスの運転手さん(友人の奥さん)には、とうとう自転車通勤がバレテシマッテ、すれ違いザマに会釈をされるが何となく恥ずかしい。匿名ブログ同様に、匿名自転車通勤だったのであるが・・・

 

今日は、なんと一週間振りに自転車通勤をしてみた。コレまでの達成率は40%以下で、4連続が一度きり・・・

何が問題かと言うと、まず天候。今日も朝の天気予報では雨は降らないはずだったのに午後からずっと雨。これで、帰路に雨は早くも二度目だ。まだ、雨は肌寒く、開業医が風邪を引くのはカッコ悪い。天気予報も小雨と曇天の区別には弱そうだ。

次に問題なのは、講演会など。僕は、講演会や研究会は比較的好きで出席率は悪くない。自動車や電車で一時間圏内であれば、興味あるテーマの場合には出かけていく。他の街では滅多な事では同じ医師会の先生方には合わないので、珍しい方かもしれない。しかし、近所の場合には自転車でOKだが、少し遠いと自動車が必要だ。

例えば今宵は地元医師会で脳外科主催の講演会がある。循環器関連テーマなので当然出るが、自転車でOKなので今日は自転車通勤だ。明後日は車で一時間の距離の泌尿器科主催の講演会でコレも出るつもりだが、こいつは自転車は流石に不可能なので自動車通勤という具合だ。それ位は前夜に確認して気にしていたのであるが、今日は中学校の検診の出務であったことを完全に忘れていた。

 

スタッフが、「先生、自転車で中学校の検診に行くとはダイエットも本気モードなんですね。凄いですね、生徒に受けますよ。でも新品の自転車をとられないように気をつけてくださいね」と言うので初めて検診日に気付いてビックリした。そうまで言われたので、美しいスタッフ達に送られて颯爽と半袖白衣で直行したが、少々恥ずかしかったので裏道を辿った。裏道とはいっても、江戸期の参勤交代にも利用された「往還」であり、明治時代に出来た表道の方が国道でありながら新道である。

そんな事はドウでもよいが、生意気盛りの「男子」検診を猛スピードで終わらせて、ユックリズムで帰還しようとしたら、外は雨降りだった。生徒や先生の眼をきにしつつ、車に乗りますかと声をかけてくれた看護師にも強気を見せながら、雨の中にペダルを漕ぎ出した。みるみる白衣が濡れる。着替えはあったかな?少しでも濡れまいと、裏道を全速力で突っ走る院長先生。さぞや水も滴る良い男であったに違いないと信じる者は救われる。

次に嫌なのは、夜の闇。田舎の夜は暗くて寂しい。煩く吼える犬も厄介だ。開業医も週三回は10時過ぎまで働いてますし、遅いと自転車通勤が寂しくなります。寒さはヤットすぎましたが、真夏でも夜10時は暗いですから嫌ですね。厚生労働省の仰る「5時終了の開業医」なんてどこ探せばいるんでしょうか?田舎にはいませんがね。

いまのところ、「痔の恐怖」は襲い掛かってきませんが、夏になると「蚊の恐怖」が襲い掛かってきそうで、今から心配です。

 

読んでくれてどうもありがとう。

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2007.04.24 11:41 |  映画 / 音楽 / 読書  |  murajun  | 推薦数 : 1

行きずりの街

先日から総合診療開業医の「携帯電話」公開・必携?の話が出ています。それでジャないんですが、先日読んだこの本を思い出してしまいました。というか、携帯電話を思いながら本を読んでしまいました。タイトルは、新潮文庫の志水辰夫の『行きずりの街』です。

この文庫、帯に“ミステリー史に燦然と輝く大傑作!「このミステリーがすごい!」第1位 売れてます!!

なんて書いてあるもんだから・・・・思わず買いました。もともと国産ミステリーは大好きなんです。しかし、この作品を読み終わると非常に複雑な心境でした。今風に言うと、「ビミョウ~」でした。帯に騙されたのかもしれませんが、国産ミステリーの歴史の勉強にはなりました??(笑)

だいたい第1位と言っても「1991年度」なので、そうとう前の本です。松本清張くらい古いと歴史物でOK牧場なんですが、この1991年というのが非常に「ビミョウ~」なポイントです。古そうだけどバブル以降なので新しいともいえる。とにもかくにも、一応ミステリーですから、ハードボイルドタッチですから確かにスリリングなんですが、何か変なんです。そうなんです、携帯電話が無いんです。誰でもが携帯電話やGPS装置を利用できる以前の作品なんです。

携帯電話の無い時代のミステリーとしては大傑作と思います。志水作品を初めて読みましたが、文章は巧みで表現も素晴らしい。リアルタイムで読んだならば凄いと感じる出来栄えです。そこは否定しません。他の最近の作品も読んでみたい気もします。2005年にテレ朝でドラマ化されたらしいですが、その時は携帯電話は登場したんでしょうか?僕の今の興味はソコにあります。

携帯電話の有無でミステリーは大きく変化します。プロットもトリックもスピード間も空間移動も人の繋がりも・・・普通の生活以上にミステリーの場面ではキーポイントになるわけです。でも、読み物としては携帯電話が無いほうが面白いですね。一気に物事が進まないもどかしさがいい。映像なら「24」ばりに何でもありすぎるくらいにあった方がいいかもしれない。

でも、水谷豊は全然似合わないですね、この主人公にはイメージずれまくりです。渡辺謙みたいな、ちょっとダイハードじゃなきゃ似合いません。水谷の場合、助平さも上滑りと思います。エロスがない・・・雅子との交合シーンは小説の方がエロいでしょう。

 

それにしてもなんで、1991年の本を大々的に宣伝してたんでしょうか?志水作品の最新作が馬鹿売れでもしたんでしょうか?思わず宣伝に釣られて読んじゃいましたが、携帯電話のことを考えさせてくれる良い作品でした。

チョット変な読書感想でしたね、今回は。

 

読んでくれてどうもありがとう。

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