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約3週間前に自転車通勤に変えてから、まだ生活のリズムを掴みきれていない。おおよそ、週に3~4回の自転車通勤のペースなのだが、「行きはヨイヨイ 帰りはコワイ」なのが悩みである。
まず、朝の空を見ただけでは夜の天気を予想出来ない。天気予報も完全には当らないのだ。当たり前だが、自動車通勤と違って雨降りは深刻だ。一度だけ夜に雨になったが、小雨だったので片手で傘をさして帰ってきた。今どきの泥除けはビキニパンツみたいに小振りなので、ナニがピチャピチャはみ出して来るので困る。
朝は清らかな小川の脇を車に邪魔されずに走る。畑と田んぼを右手に、川を左手にスイスイと走れ気持ちは良いが、波状的に突然邪魔するものがいる。小さな虫の大群だ。ハーハー息せき切って走ると、名も知らぬショウジョウバエみたいな小虫の大群が、遠慮会釈もなく口や鼻や耳や眼に飛び込もうとする。まさか、オキアミを頬張る鯨みたいに虫を食べるわけにもいかない。いつの世も、綺麗な景色にゃ罠がある。
昼は往診にはあまり行かないが、保健所やら学校検診やら多少の用事がある時に突然困る。緊急の用事に自転車は対応出来ない。夕方の講演会や勉強会の予定確認を前日までにしなくてはならない。この歳になって覚える事が増えるのは嫌なものだ。まさかアリセプトを飲むわけにも行くまい。
夜、開業医といえども勤務時間というか在院時間は長い。勤務医プラス事務長の仕事が普通であるから、早くて20時、普通は22時過ぎに仕事が終わる。土曜は18時。最近は、夜の帰路が寂しいので21時過ぎに後をスタッフに任せて帰ることが多いが、夜間の診察を求める患者に捕まると自転車通勤には堪える。
兎に角、真っ暗な田舎道を開業医がリュック背負って自転車通勤するのは侘しいものだ。開業医がオヤジ狩りの餌食になれば、テレビ局の格好の餌食にもなろう。
そんなこんなで、自転車通勤を続けるべきか止めるべきか?悩みは日に日に増大していくが、中年開業医は楽しみながら自転車通勤しているのも確かである。その中での最大の楽しみは、「手放し運転」である。
僕は、手放し運転が得意である。診療所から家まで約3kmほど。中学高校時代にもほぼ同じルートを毎日通学していた。当時から手放し運転の名手であった僕は、約4kmの通学路を「完全」手放し運転した事があり、今でもスタッフに自慢している。当時は今より自動車が少なく、信号も少なく、危険が遥かに少なかったとはいえ、交差点も信号も踏み切りも坂道も・・・完全に手放しで、一度の停止もせずに制覇した。自動車とすれ違う際には、相手を不必要に怖がらせないように、一応ハンドルを握るフリをして離合したものである。
今でも多分完全制覇が出来ると思うが、自動車が増えたので一応離合の際にはハンドルを握り、信号では停車するようにはしている。何を隠そう、手放し運転は気持ちが良いし、爽快だ。そうかい?と聞かれても困るが、患者さんとすれ違っても、まだ皆さん気付かないようである。当たり前ですよね、開業医が手放しで自転車をスイスイ漕いで行くなんて想像する方がどうかしてますよね。。
読んでくれてどうもありがとう。
3月分のレセプトを昨日提出しました。
どなたかもブログで言われてましたが、時ならぬインフルエンザの遅い大流行のせいもあったでしょうが、診療実日数の多さが影響してか、3月の受診者数は非常に多かったようです。
ようです・・・というのは僕にほとんど実感が無いからですが、21日の祝日も当番医で診察したので、レセプト数は過去9年間でなんと最多でした。これまでの最多患者数は約2年前の冬でしたが、その数を約10%も上回っていました。
われながら良くやったと誉めてやりたいと思いますが、収入に関しては不思議と最高にはなりませんでした。つまり、患者単価、すなはち診療報酬が当院の場合には、マイナス10%を超えてしまった事を意味します。マイナス10%を回復するためには10%も患者増を期待する事になりますが、スタッフ数は増えてませんので、毎日かなりシンドイ労働になりました。幸い、緊張感からかインフルには罹患しませんでしたから乗り切れることになりました。
また、大幅削減改定のあった昨年はずっと対前年同月比割れが持続しましたが、今年に入ってからは昨年より少し多くて、6月のスタッフ昇給も少しですが可能のメドがたちそうです。
しかし、働けど働けど・・の感情がレセプト提出後にも渦を巻く感じです。
読んでくれてどうもありがとう。