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土曜の深夜に『蒼き狼』を観に行った。最近は邦画の勢いが良いというが、前に何を観たか覚えていない位日本映画は久しぶり。ひょっとしたら、映画館で何か観たかもしれないが・・認知症のため覚えていない。
さて、その松嶋奈々子の憎き旦那が「チンギスハーン」に扮して主演する『蒼き狼』・・・2時間30分以上の長い上映時間を感じさせない素晴らしい出来だった。一応、拍手喝采。なにより、お約束通りのモンゴルの大平原風景がよろしい。
モンゴルと言えばアレ・・・という遠くが見渡せるあんな盆地的な大平原の中で戦闘が繰り広げられたら、きっと単純な「数の勝負」になって全然面白くなさそうだが、映画で見ている上では観光気分で心地好い。しかし、途中からのハーンは朝青龍みたいな太め悪役の雰囲気が嵌まりそうなのだが・・・戴冠式の際の精悍な細身の反町と、変てこなシャーマン?津川雅彦と、お惚けハーンの松方弘樹には参ったが、その他の若手男女の俳優達は皆さん見事だったと思う。特に、テムジンの親友のファッションモデルさんは感じよかった。非対照的に崩れた顔でもモデルになれるのが少々驚きだったが・・・・まあ良かろう。海坊主の妻となられた美女の「老け顔」もお綺麗であった。女性陣の言葉が少々きつかったが・・・
それに、実際のチンギスハーンの戦闘の史実とはかなり違うタイムテーブルのようだと映画HPを拝見して感じたが、そんな事は日本人にはドウでもよかろう。でも、モンゴル人にはあんなんでいいのでしょうか?時代考証なんて不要なんでしょうか?まず一作・・・といった感覚の映画なんでしょうか?
あと、「人間ドラマ」に重点を置きすぎているのは、森村誠一の原作のせいでしょうか?井上靖の「蒼き狼」の方もこんな描き方なんでしょうか?
松山演じる息子にメルキド族の血が混じる事を非常に忌み嫌うかのような態度をテムジンは見せるのだが、若村演じる母もメルキド族で、多分自身の父もメルキド、可愛い韓国高校生女優Ara演じる寵愛される第二婦人もメルキド族。まるでメルキド出身ともいえるチンギスハーンはチョッとメルキドの血にこだわり過ぎ。単に父の胤が異なるだけの本能的嫉妬であろうから、出生直後に赤子を殺す事の方が自然のような気がしますし、正妻を大切にし過ぎの印象で、僕の中のハーンらしくないと感じました。
でも、僕の興味は何と言ってもモンゴル乗馬です。最近は沢山の乗馬ツアーが企画されているようだけど、何時の日か開業医を辞められたら是非モンゴルに行ってみたいですね。その時には腰が痛くて乗れないかもしれませんけど・・・。
大学ではブリテッシュスタイルの馬術部でしたのでウエスタンは邪道に感じてしまうのですが、モンゴルにはモンゴル馬が良く似合う。足が太く短く、体高が低くて体ががっしりとしているため、いかにも丈夫そうだ。俳優さんたちも上手に乗ってありましたけど、多分乗りやすそうですね。弓を使う戦闘には向いているのかもしれません。西部劇以上の迫力ある騎馬戦でした、拍手拍手。
旅行者も“乗馬体験ツアー”に申し込めば、草原を馬で移動して、夜はゲルに泊まる生活を体験することができるそうだ。草原の野生動物に出会い、満天の星空を仰ぐ。きっと、モンゴルを肌で実感することができるだろう。
しかし、開業医を辞めるためには、まず莫大なる借金を先に返さなければならないのが気がかりだが・・・
読んでくれてどうもありがとう。
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