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2007.03.16 15:23 |  生活 / くらし  |  murajun  | 推薦数 : 0

首都機能移転と都知事選

昨晩の報道ステーションを観た。東京都知事候補の主要4候補の初生討論会だったが、少し面白くもあり残念でもあった。東京都知事は「東京都の知事」だが、日本全体を考えるべき「第二の首相」である・・というのが非都民としての私の考えだ。

 

まず、石原さんは、非常に言葉数が多く、しょうがないとはいえ相当言い訳がましい。防戦一方の感もあったが貫禄だけはさすがに一番だ。小泉総理の「ジジイ版」といった感じ。小泉さんよりは、少し暖かそうで少し誠実そうだが。東京バンザイ派には良い候補であろう。

浅野さんは、真面目なんだろうが受けない芸人みたいで、政治家にしては軽い感じで完璧に地方人の雰囲気。東京都民の大多数は地方出身者の子孫でしょうから、ちょうど良いといえなくも無いが、東京に対する地方人の不平不満を訴えたそうで訴えられない苦悩が随所に滲む。国政での方が似合いそうだが、大物の雰囲気も鋭さも無い。

吉田さんは、共産党で当選可能性ゼロながらも雰囲気はよい。理屈も通るし、なんとなく品川区長経験者というのは理解できる。浅野と吉田をプラスして共産党が引けば可能性ありそうな人物だが実現性ゼロ。

黒川さん、最後の「イジケ」が見ものだった。しかし、資料もキチンと用意し、討論会にかける意気込みはよかった。それだけに司会者にも異端視されて相当悔しかったに違いない。内容的には鋭く、想像以上に切れ者だ。

 

ところで、非都民から言わせて貰うと、首都機能移転問題の対応をTVで聞くところが馬鹿馬鹿しい。

石原さんは、東京総取りで首都利権を絶対渡すものか・・・の立場。理解できなくは無いが、「移転には12兆かかりますからダメです無理です」と言われても、東京大震災で東京壊滅したら日本中の損失は100兆では済まず、危機に乗じて近隣諸国の侵攻があれば国家存亡の危機である。チンケな独占的考えを捨てて国家安康の事を考えなさい。

吉田さんも反対派だった。共産党は全員が反対派らしい。さすが、中央による地方搾取の考え方が徹底した共産党。共産党と石原さんの共通点は「中央独裁と地方搾取」という点だろうか?石原さん自身がいっていたが、非常に興味深い。昨年の郵政選挙みたいに、「首都移転の是非」で選挙したらどんな構図になるか興味深い。

浅野さんは、移転賛成派なのに移転賛成を表明すると東京都民に総スカンを喰らいそうで恐れながらの発言だった。ただ、直下型大地震の問題は先延ばしできる小さな問題ではない・・という事だけは繰り返し勇気を持って発言すべきだ。それすら言えないならば、地方人が都知事になる資格は無い。

黒川さんだけは、昔の石原さんの大臣時代の移転計画書を持ち出して「首都移転進めるべし・・」と発言していたが、移転反対論者の司会者に充分に発言を与えてもらえなかった。東京都民の殆どは東京が首都である故に享受できる贅沢を放棄したいとは思わないだろう。世界的な建築家は伊達じゃなかったと思う。しかし、知事になる可能性はゼロなので、惜しい。

 

東京が何故潤うのか? それは都民が頑張っているからではない。地方が怠けているから寂れていくのでもない。社会の仕組み、税金の仕組み、人の習性などが複雑に絡み合って、冨が中央と権力に集中できるようになっているからだ。資本主義と共産主義の行き着く共通項である。江戸時代の延長線上にあるだけで、仕組みは変わっていない。

本社の場所に収入も集中し、税収も本社地で納税される。大学も東京に集中させる意味はほとんど無い。しかし、地方の若者をお金を背負わせて東京へ送り出す。テレビ局も東京である必要は無いが、広告収入も東京へ集中する。電波や仕組みでお金が中央に集まる仕組み・・ヤクザとかわらんやん。

 

最近ではすっかり道州制で誤魔化されてしまっている地方自治体だが、『首都固定の道州制』はダメですね。国民投票法で採決したらどうでしょう?「首都は東京に固定させますか?」 90%の非都民がいますから、60%ぐらいで移転賛成派が多いと思いますよ。

浅野さんも言ってましたが、今の東京は首都じゃなくても、NYや上海やシドニーやトロンドンやリオやムンバイやフランクフルトみたいに充分にやれますよ。それより、日本全体の繁栄を考えましょうよ。

そもそも都知事候補に首都機能移転の賛否を問う事自体が間違いで、国政で決めればいいんです。 

 

読んでくれてどうもありがとう。

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2007.03.16 12:10 |  旅行 / 宿  |  murajun  | 推薦数 : 0

ガンジス川の沐浴

今日は両親のインド旅行3日目。昨夜はベナレスに宿泊して、早朝から朝ごはんも後回しに、母が最も楽しみにしていたガンジス川の沐浴を見物に行っていることだろう。今回のインド旅行を主張した母の最大の目的地にしてハイライトが“聖なる河”として信仰を集めてきたガンジス川だった。ボートで川の中から川岸を眺めるだけのようだが、自分も沐浴するつもりで母は出かけていったのかもしれない。添乗員に駄々をこねて、ガンジスに飛び込んで溺れ死んでもらっても困るので、老人夫婦らしく静かに雰囲気に浸るだけにして欲しい。

今回のベナレスは中流域の交通の要所にあたり、シバ神を祀る町として古くから栄えたヒンドゥー教の聖地だそうだ。川岸には約6kmにわたり、沐浴場(ガート)が点在するという。どこでもOKというわけでは宗教的にも安全面でもないのであろう。

調べてないので何にも知らないが、多分沐浴はヒンズー教の習慣なのだろう。市内の沐浴場は一般に開放されており、信者と世界中からの観光客で早朝からにぎわうようだ。早朝じゃなければ、臭くてダメなのじゃなかろうか?と心配するが、インド人にとっては余計なお世話なのだろう。しかし、仏教徒の日本人が大勢行きたがるのはどうしてだろうか?現地にたつと霊験新たかな雰囲気を感じられるのだろうか?何となく臭くて汚くて、動物や人の死体も流れてそうな気配が写真などでは感じられるが、相当に広い川なのだろうし、透明でないのが逆に良いのかも知れない。

 

ヒンドゥー教では、現世の行いで来世の幸せが決まるため、ヒンドゥー教徒なら誰もが一度でいいからガンジス河で沐浴し、現世での罪を洗い流し、身を清めたいと願っているらしい。また、輪廻転生の業から解放されるという教えから、ここで火葬した灰がガンジス川に流されることでも有名とのことだ。

 

私の家も3方を掘割に囲まれている。小さい頃からよく泳いだし、その昔は人も馬も堀で身体を洗った時代もあろう。今は味気ない護岸工事で消滅したが、小さい頃は近所に「馬洗い場 ウマレバ」というのが有って、沐浴じゃないが農作業帰りの清め場があった。

全然規模が違って宗教色も皆無だが、今でもお盆の船や大綱を川に流す習慣は残っていて、人間にとっての川、特に大河はシンボル的な大きな意味合いがあるのであろう。古来より大河の周りに都市が出来るのは、生活に有利なためばかりでは多分有るまい。精神的な意味合いが大きいのであろう・・・

今夜は満足してグッスリ寝るのだろうか? それとも、興奮して眠れなくなるのだろうか? 

 

読んでくれてどうもありがとう。

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